真論君家の猫
『真論君家の猫』が描く、猫と人間の特別な絆
猫たちが見せるさりげない仕草や、そこに込められた心の機微に癒された経験はありませんか?牛野小雪氏の傑作『真論君家の猫』は、そんな猫たちの視点から描かれる物語で、多くの読者の心を掴んで離しません。この作品は、単なる猫小説にとどまらず、人生や愛情、孤独に触れる深い物語でもあります。
あらすじ:猫の目線で描かれる成長と旅路
主人公のミータンは、黒一色の毛並みを持つ猫。兄弟たちと異なる外見のため、最初から孤独を感じながら育ちます。そんな彼が新しい主である少年、真論君と出会い、次第に信頼を築きながらも、さまざまな困難に直面します。
捨て猫としての孤独な旅、野良猫たちとの出会い、そして真論君の家族との新たな生活――ミータンの視点を通して描かれるこれらの物語は、猫たちの冒険譚でありながら、読者の心に深い感動を与えるものです。
心に残る感動のエピソード
1. 孤独からの再生:新しい主との出会い
ミータンが真論君に拾われ、新たな生活を始めるまでのシーンは、捨て猫の悲哀と希望が織り交ぜられています。真論君が心を開き、ミータンに愛情を注ぎ始める姿に胸が熱くなります。
2. 野良猫たちとの葛藤と友情
一方で、野良猫との出会いを通じてミータンが見せる成長も見逃せません。仲間と絆を深める一方で、猫社会ならではの厳しさに直面するシーンがリアルに描かれています。
3. 命の尊さを感じる別れの場面
物語の後半では、猫たちや人間との別れが描かれます。それらのシーンは涙なしには読めませんが、同時に命の美しさや尊さを教えてくれる重要なポイントです。
作品の魅力:猫だからこそ描ける視点
『真論君家の猫』は、猫の視点だからこそ描ける繊細な感情や、日常の中のさりげない温かさが詰まっています。
ミータンが真論君の家庭で感じる「居場所の安心感」、野良猫たちと触れ合う中での「自己発見」、そして外の世界を旅する中での「未知への挑戦」。これらのテーマは、私たち人間にも通じる普遍的なメッセージを持っています。
読後に残る優しさと温もり
この物語を読み終えたとき、きっとミータンの物語があなたの心の中に静かに残るはずです。それは、私たちが日々の生活で忘れがちな小さな幸せや、そばにいる誰かへの感謝を思い出させてくれるでしょう。
こんな方におすすめ!
- 猫好きの方
- 感動的な動物小説を探している方
- 家族や生命について考えたい方
- 心温まる物語で癒されたい方
おわりに
『真論君家の猫』は、猫好きだけでなく、多くの人にとって心に残る一冊となる作品です。ミータンの冒険と成長の物語を通じて、人生の中で本当に大切なものについて改めて考えるきっかけを与えてくれるでしょう。この冬、一匹の猫が紡ぐ温かい物語を手に取ってみてはいかがでしょうか?
以下に「真論君家の猫」を中心にしたおすすめ記事を書き直しました。
猫好き必読の感動作!
『真論君家の猫』が描く、猫と人間の特別な絆
猫たちが見せるさりげない仕草や、そこに込められた心の機微に癒された経験はありませんか?牛野小雪氏の傑作『真論君家の猫』は、そんな猫たちの視点から描かれる物語で、多くの読者の心を掴んで離しません。この作品は、単なる猫小説にとどまらず、人生や愛情、孤独に触れる深い物語でもあります。
あらすじ:猫の目線で描かれる成長と旅路
主人公のミータンは、黒一色の毛並みを持つ猫。兄弟たちと異なる外見のため、最初から孤独を感じながら育ちます。そんな彼が新しい主である少年、真論君と出会い、次第に信頼を築きながらも、さまざまな困難に直面します。
捨て猫としての孤独な旅、野良猫たちとの出会い、そして真論君の家族との新たな生活――ミータンの視点を通して描かれるこれらの物語は、猫たちの冒険譚でありながら、読者の心に深い感動を与えるものです。
心に残る感動のエピソード
1. 孤独からの再生:新しい主との出会い
ミータンが真論君に拾われ、新たな生活を始めるまでのシーンは、捨て猫の悲哀と希望が織り交ぜられています。真論君が心を開き、ミータンに愛情を注ぎ始める姿に胸が熱くなります。
2. 野良猫たちとの葛藤と友情
一方で、野良猫との出会いを通じてミータンが見せる成長も見逃せません。仲間と絆を深める一方で、猫社会ならではの厳しさに直面するシーンがリアルに描かれています。
3. 命の尊さを感じる別れの場面
物語の後半では、猫たちや人間との別れが描かれます。それらのシーンは涙なしには読めませんが、同時に命の美しさや尊さを教えてくれる重要なポイントです。
作品の魅力:猫だからこそ描ける視点
『真論君家の猫』は、猫の視点だからこそ描ける繊細な感情や、日常の中のさりげない温かさが詰まっています。
ミータンが真論君の家庭で感じる「居場所の安心感」、野良猫たちと触れ合う中での「自己発見」、そして外の世界を旅する中での「未知への挑戦」。これらのテーマは、私たち人間にも通じる普遍的なメッセージを持っています。
読後に残る優しさと温もり
この物語を読み終えたとき、きっとミータンの物語があなたの心の中に静かに残るはずです。それは、私たちが日々の生活で忘れがちな小さな幸せや、そばにいる誰かへの感謝を思い出させてくれるでしょう。
こんな方におすすめ!
- 猫好きの方
- 感動的な動物小説を探している方
- 家族や生命について考えたい方
- 心温まる物語で癒されたい方
おわりに
『真論君家の猫』は、猫好きだけでなく、多くの人にとって心に残る一冊となる作品です。ミータンの冒険と成長の物語を通じて、人生の中で本当に大切なものについて改めて考えるきっかけを与えてくれるでしょう。この冬、一匹の猫が紡ぐ温かい物語を手に取ってみてはいかがでしょうか?
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『真論君家の猫』――感動の中に見出す生きる力
動物の目線で世界を見ると、私たちが普段気づかない繊細な美しさや感情が浮かび上がります。牛野小雪氏が手掛けた『真論君家の猫』は、そんな感覚を呼び覚ます特別な作品です。本作は、猫と人間、猫と猫の関係を描く感動的な物語で、読者の心を強く揺さぶります。
物語の概要と魅力
本作の主人公は、黒一色の毛並みを持つ猫「ミータン」。その生い立ちや成長を通して、彼の視点から描かれる世界は、猫たちの生き方や価値観、人間との触れ合いによる変化を情緒的に伝えます。
黒猫として生まれたミータンは、兄弟猫たちや周囲との違いから孤立することも少なくありません。それでも、彼は母猫からの教えや、自らの体験を糧に成長していきます。そして新しい主である真論君との出会いが、ミータンの人生を一変させます。
この作品の魅力は、猫たちの目線を通して描かれる深い感情の機微と、人間社会を反映したドラマティックな展開にあります。
注目のエピソード
1. 捨て猫としての過酷な旅路
ミータンは最初の主に見放され、孤独な体験をします。
2. 真論君との心の交流
新しい主である少年、真論君との出会いは、ミータンにとって人生の転機です。はじめは互いに距離を置いていた二人が、少しずつ信頼関係を築いていく過程が温かく感動的に描かれています。特に、真論君が心を開き、ミータンに名前を付けるシーンは涙を誘います。
3. 他の猫たちとの絆と葛藤
物語の中では、ミータンが野良猫や隣家の猫たちと交流するシーンも数多く登場します。それぞれが異なる背景を持ち、それぞれの生き方を貫いている猫たちとの交流は、ミータンに新たな視野を広げ、生きる力を与える重要な鍵となっています。
深まるテーマ:猫を通じて考える生命と共存
この物語の根底には、動物と人間の関係や生命の尊さといった普遍的なテーマが流れています。猫たちの視点で描かれる人間社会の姿は、時に滑稽で、時に切なく、私たち自身を見つめ直すきっかけを与えてくれるでしょう。また、猫たちが示す「自分らしさ」とは何かを考える中で、私たちも共に問いかけられるのです。
『真論君家の猫』を読むべき理由
-
猫好きにはたまらない描写の細やかさ
本作では、猫たちの行動や感情が詳細かつリアルに描かれています。猫好きの方なら「うちの猫にそっくり!」と思わず共感してしまう場面も多いでしょう。 -
人生を見つめ直す物語
「命とは何か」「愛とは何か」。本作を読み終えた時、きっと心の中に何か温かい灯火がともるはずです。猫という小さな存在が教えてくれる、大きな人生の教訓がそこにあります。
こんな方におすすめ!
- 猫が好きな方
- 感動できる動物物語を探している方
- 生きることの意味や生命の繋がりを考えたい方
- 子どもから大人まで、幅広い世代で楽しめる物語を求めている方
おわりに
『真論君家の猫』は、猫たちの心情を丹念に描きながら、人間社会への深い洞察を織り交ぜた感動的な物語です。心温まるひとときを過ごしたい方に、ぜひ手に取ってほしい一冊です。

読書会が活発になる議題5つ
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(2018年3月31日 牛野小雪 記)
それに影響力も抜群で、今まで改稿するたびに何かしら閃きが降りてきたのだけれど、これを改稿している時に降りてきた物で全部吹っ飛んでしまった。思えばこれを書いた後なんて、もう何も書けないと思っていたのにターンワールドが書けてしまったし、これを改稿した後でどうしても聖者の行進を書かなければならないと思い至ったわけで、きっと何かしらのパワーがこの小説にはあるのだろう。それなら新しい小説を書く前に真論君家の猫を改稿するようにしたら、何かしら凄い物を吐き出せるようになるのだろうか。
ようやくseason1の改稿が終わった。時間がかかるとは分かっていたけれど実際にやってみるとしんどいものだ。改稿してから反応は良いようだし、コーンと叩けば高い音が鳴るようなもので、まだあと一歩はどこかに進めるんじゃないかと感じている。そうしたらまた改稿か。う~ん、でもまぁ、season2を終わらせたキリの良いところなので、ここらで全作品締め直しておくのもいいかな。

(2018年2月3日 牛野小雪 記)
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やっぱり今年書いた物だとドアノッカーと比べて全然違うと感じた。改稿の手応えもかなりある。次に書いた蒲生田岬でも上手くなったなとすぐに分かった。という事は過去作の改稿なんかしてないで、新しい小説を書いた方が割が良いんだけど、世に出してしまったからには少しでもマシにしてやらなければという責任感で改稿している。
まぁ、でも誰に急かされるわけでもなし、世間的には存在していないのと同じで、過去作の改稿といっても実質は新作を書いているような物だ。そう考えると面白い。
でもさ、何かしら小説で掴んだ物があるたびに改稿していたら、改稿だけで何年もかかっちゃうわけで、どうしようかなと思っている。今のところは半年で済みそうだけど、今の三倍四倍と出していけば、改稿の手間も三倍四倍になる。本当の意味でリリースしていないのかな。それとも電書だからそうなってしまうのだろうか。
全作改稿は去年からやっていて、でも真論君家の猫の改稿が終わった後に、どうしても聖者の行進を書かなければならないという気持ちになったので中断している。結果的にはこれで正解だった。あのまま全作改稿していれば聖者の行進を書いた後に、また改稿したくなっただろう。
ああ、そうだ。聖者の行進の後は何も書ける気がしなくて、真論君家の猫を書いた時と同じなので、そこからどうやってターンワールドを思いついたのか知りたくて日記帳を読んでいた。どうやら真論君家の猫を出した二週間後、散歩中に突然ひらめきが降ってきたらしい。何の参考にもならない。
と、思っていたのだが、聖者の行進を出してちょうど二週間後、散歩中にひらめきが降ってきたので、ちょっと恐くなった。
どの小説も自分で書いたと思っているけど、実は目に見えない、耳に聞こえない不思議なリズムに操られているような気がする。自由意志なんて本当にあるんだろうか? 実は誰かに書かされているのいるのかもしれない。たとえば神とか。あるいは悪魔とか。
メフィストフェレスと契約した覚えはないんだけどなぁ。
(おわり 2017/12/09 牛野小雪 記)
追記:ブラッドエグゼキューションでLINEが出てくるのだが、もうダサい感じがする。こういうのは流行を追いかけずにメールぐらいにしておく方がいいのかもしれない。

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最近は罫線も使えることを発見したので、ミータンが新聞の切り抜き記事を読んでいるところは記事ごとに罫線で囲んだ。まだ少しうまく変換できていないような気もするが、まぁ良しとしよう。
(もう少し贅沢を言えばルビを挿入した字の前後に空く隙間をなんとかして欲しいな。それとは逆に罫線は文字との隙間を少しだけ開けて欲しい)
Amazonの修正版更新申請はちょっと変だったりする。
(修正版更新申請とは既にKindle本を買った読者が最新版に更新できるようにすることである)
誤字脱字、表記ミスは速攻で申請が通るのに、描写や言い回しの変更だとまず受理されない。加筆もたぶん駄目だろう。Amazonにとって修正とは、皿のふちについたソースを拭うことであって、味付けや、盛りつけ方を変えることではないのだ。ヘルプにもそう書いてある。
1.「Kindle コンテンツの品質ガイド」に含まれない変更の場合
- 例:
- 誤植を修正する目的ではない文や章の追加・削除
- 言い回しの変更
- 内容の変更 (ストーリーや登場人物等)
向こうも商売があるのだから、作家の版変更にいちいち対応していたら手間もかかるし、お金もかかる。明らかな瑕疵でなければ版の更新なんてしたくないのかもしれない。
この前来たKDPのアンケートにもっと修正版が気軽に更新できるようにしてくださいと書いておけば良かった。
(2016/12/09 牛野小雪 記)
本音:というわけで『真論君家の猫』を既に購入している人は最新版に更新できないよ、という言い訳。あえてAmazonに更新申請すればできないこともないんだけど、そこまでする人はいないよなぁ。とはいえ統合版と分冊版、両方買っている人はいないだろうから、unlimitedなら最新版が読めますよ。どちらも中身は一緒。もちろん買ってもOK。でもunlimitedの方が容量取らないし、再読する時は最新版で読めるので、こっちの方が良いと思う。
疑惑:『真論君家の猫』の読みが分からない人は意外に多い?
発見?:プレビューファイルをmobiファイルのままKindle端末に移すと、なかなかホーム画面に表示されないが、空の新しいフォルダを作って、その中にmobiファイルを入れて移すとすぐにホーム画面で表示されるような気がする。
体験談:『幽霊になった私』の初版では看護師が看護士となっているのだが、それを看護師に修正した時はすぐに修正版更新申請が通った。
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最近何かと騒ぎになっているオリンピックエンブレムのパクリ問題だけど。パクリと影響を受けたの違いってどこにあるんだろうかと考えてしまった。私には『真論君家の猫』という『吾輩は猫である』にモロ影響を受けて書き始めた物がある。私自身はあれをパクリだとは思わないが(めちゃくちゃ影響は受けていると思う。そもそも『吾輩は猫である』が冒頭にちょろっと出てくるし、書く前は二番煎じでも良いとか書いていたし、そのつもりだったし・・・)、ガーッとこれはパクリだと問い詰められたら反論できる気がしない。
でも、でも、それでも『真論君家の猫』は牛野小雪の物語だし、上で言及したまだ名前の無い物語でもそう思う。ついでいえば夏目漱石が猫で『雄猫ムルの人生観』をパクったとも思わない。うん、でもパクったと指摘されれば言葉ではっきりと否定はできないなぁ。もう声のデカイ方が勝つという世界になってしまう。
現実にパクリがあるというのは分かるけれど、その線引きはどうやって決められるんだろう?
丸写しならパクリ、登場人物を変えただけなのもパクリ。そこぐらいまでなら分かるが、『雄猫ムルの人生観』と『吾輩は猫である』と『真論君家の猫』(ひゃー畏れ多い!あくまで例だよ)は猫が喋って考えているのは同じ。でも年代順にパクられてきたとは思えない。そう思いたいからなのだろうか。
一応『吾輩は猫である』もパクリ疑惑はあったそうだ。だからというわけではないが『真論君家の猫』を交えて三者を比較してみようと思う。
生まれた場所
ムル 自分でもしかと決着がつかない場所
吾輩 頓と見当がつかぬ場所
真論 全てが真っ暗な場所
つまりどこだか分からない
飼い主
ムル 音楽家
吾輩 英語教師
真論 農家の息子
精神的ゆとりのある生活をしているのは同じ
心の恋人
ムル ミースミース
吾輩 三毛子
真論 シラコ
みんな美猫
猫の末路
ムル 死ぬ
吾輩 死ぬ
真論 死ぬ
みんな死ぬ
うわぁ!牛野小雪とかいうやつが気に入らない作家で、私に発言力があったら絶対にパクリ騒動を起こすと思う。
それでもしツイッターが炎上したらアカウント閉じると思うなぁ。ブログのコメント欄は閉鎖。わざわざ徳島まで来ないとは思うが、マスコミが来たらカーテンを閉めて外には出ない。でも閻魔様の前でなら胸を張ってパクリじゃないと言える。あっ、こんなことを言うと余計パクリストっぽいや。でもそう思う物は仕方がない。
猫の話を離れて無人島物でもこういう話はある。デフォーの『ロビンソン漂流記』、ジュールヴェルヌの『十五少年漂流記』、ゴールディングの『蠅の王』。もう面倒くさくなったので比較はしないが、作品の一部分だけを抜き出せばパクリのそしりを免れない。彼らが現代に生きる作家で、言及した人が口のうまい人なら廃版にまで追い込めるだろう。
でも誰かが『こいつらはパクリストだ』なんて実際に言っていたら、(こいつ、頭おかしいんとちゃうか)と思うのも事実だ。誰かが「お前の言っていることはおかしい」と声を出せば「そうだ、そうだ」と便乗するだろう。
でもそこは穏便に「イデアは同じだが別の物」とくればすぐに頷ける。たとえるなら自動車というアイデアは同じだけど、ベンツとフェラーリが違うみたいなもので、まさかここをもってパクリだという猛者はいまい(フェラーリとランボルギーニでもいい)。
今回の騒動でアイデアが同じとパクリの境界線はどこにあるんだろうかと考えてしまった。どうも釈然としないものを感じている。
追記:ギターのコードはAからGまでの7つ。今まで発表された楽曲は数知れず。それなのにパクリ騒動なんて起こらないのだろうか? それとも早い段階でコードの組み合わせが出切ってしまったから被るのが当然という世界? 門外漢には分からないんだな。
ちなみにだがオリンピックのエンブレムも図形と崩したアルファベットの簡単な組み合わせにしか見えない。組合せは無限にあるだろうが、そこから見映えのするデザインとなると種類は絞られてくるはずだから、探せば類似するものがあると思う。
ちなみにあのデザインはちゃんとした技術で計算されて作られているそうだ(そして理屈っぽいからダサいらしい。全然そう思わないところがヘタウマの理由か・・・)。日本と外国で感性の違いはあっても、デザイン技術の知識には違いがないはずだ。それなら被るのはなおさらじゃないか? (色の組み合わせにも理論がある。それに関しての本なんてたくさんある。ターンワールドの表紙を作るときはそれを参考にした。あのぐじゃぐじゃしたデザインも本に書いてあった技。これならできるぞ!とすぐに試した。類似のデザインは探せばあるはず)
追記2:喩えが悪かった。「アイデアは同じで別の物」とは、二人の人間が同じ対象をスケッチしたようなもので、そこから出来上がったものはやはり別物と言うしかないのではないか? 仮にその二つがそっくりだったとしても。
それとも同じものを見て絵を描くのはパクリなんだろうか?
元の表紙に上下を打ち込むだけだと芸がないので、執筆を中断して表紙を作ってみた。
その作成の流れを書いていきます。参考になればありがたい。
表紙の縦横比は黄金比ではなく白銀比 1:1.414。
KDPのヘルプなんて知ったことか。どう見たって黄金比は細いように見える。

1.牛野君の家には3台のパソコンがある。1つは執筆&エイジオブエンパイア用のpc”A”フォトショを使って表紙も作る。2つめはネットにつながるPC”B”、3つ目は壊れて動かなくなったノートパソコン。文章だろうが表紙だろうが、たいていは使い慣れたひとつめのパソコンで作って、2つめのパソコンで確認をする(スペックはこっちが上。Aの方だと広告の動画でフリーズする。回線は切った)。
上の画像は上の最初の案。Aで見たときは結構いけると思ったが、Bで見ると色が弱いように感じた。でも言い訳すると古いパソコンで見ると本当に良い感じに見えたんです。こんなんじゃないんですよ・・・・・・。

2.黄色い部分を増やして目立つようにする。グラデーションをなくして色をはっきり出すようにした。

3.アスファルトの色が薄いので濃くする。真論君のシルエットも下の方が薄かったので黒く塗りつぶした。ここでひとまず上は完成ということにした。舞台は日本だが、ちょっとアメリカっぽい。

4.下の素案。右上のシラコさんが見えづらい。
とある事情で何かに目覚めたので、青い部分は帯を意識した。

5.境界線を太くしてシラコさんをはっきりさせた。
帯を意識して作ったのだから、下の青い部分にテキストを挿入する。
新時代の猫小説と大書きしてあるが間違ってはいない。世紀の初め頃に書いたのだから間違いなく新時代の猫小説だ。けっして嘘は言っていない。

6.思うのだが、絵も文章と同じで必要の無いものは削ってもいいのではないか?
とりあえず消してみて意味が分ったら、それは正しいみたいな。
3匹の猫に名前を振っていたが、消すことにした。たぶんこっちがいい。
USHINO syousetsuまで消すと寂しくなるので残しておいた。

7.KDPの管理画面で上下の雰囲気が違うと変だったので、上を変更。
気に入っていたんだけどな・・・・・・。

8.下の時とおなじでミータンが入っていたダンボールから文字を削除。
題名が右によっていたので真ん中に寄せる。名前部分も下と同じにした。

旧版の表紙。元々は一冊だったが上&下巻になった。
なかなか気に入っていたけれど、上下と雰囲気を合わせるためにあえなく変更。

こちらが新しくなった上&下巻。蝶3匹は細かい作業で思い入れがあったのでこっちに引っ越した。
水平方向に反転して黒く塗っただけである。
右上にあるのはそれぞれ上下巻からコピーしてきた。題名と著者名は下巻からの流用。
足したのは猫と&ぐらい。それと帯文句か。
上巻は半日がかりだったが、こちらは半時間もかからなかった。ちなみに旧版の表紙は一週間かかっている。
以上終わり。
表紙を作り直して感じたのは絵も小説と同じで、拙いうちは何でも詰め込もうとしすぎる傾向があるのではということ(どちらもエラそうに言えるほどではないが)。元々の上巻表紙(道路際にミータンが捨てられている画)はフォトショップのファイルで17MB、旧版の表紙は36MBもある。サイズでいえばちょっと小さいはずのに容量が2倍以上もある。
作り直した上巻は8MBまで削れた。たぶん見た目も8MBの方が良いはず。上&下はかなり横着な造りなので4MBしかない。とてもスムーズにフォトショップが動作した。
これを書いている途中でいくつか足したものもある。ほんのちょっとだけ。
これが誰かの役に立てば幸いです。
2015年 6月 18日 牛野小雪より
ある日突然主さんに捨てられたが、偶然そこを通りかかった真論君に拾われる。
名前はミータンに変わり、首には赤い首輪が付いた。エサは毎日くれるがカツオブシはケチり気味のようだ。
しばらく真論君家の猫として暮らしていたが、それにも飽きて家を抜け出したある日、ミータンは隣の家で飼われているサバ猫のサバトンさんに導かれて家の裏山で開かれている猫の集会へ行き、そこで新たな猫達と出会う。
『真論君家の猫』が他の小説と異なる点は、その独特な視点とテーマにあります。主に以下の三つの要素が際立っています。
真論君家の猫 上をAmazonで見る
レビュー
試し読み
1 吾輩とはどんな猫?
以下、これを見ながら執筆したチラシの裏篇(ルーズリーフだが)
創作ノートを見ながら時に書き足し、あるいは削り、そして変更する。
1クロスケが真論君に拾われるまで
一章ミータンが真論君と出会うまで、2000字で終わらせたかったのだけれど丸々一章使ってしまった。クロスケという名前は後に再利用される。この章を書き終えたときにはもう最後の形はイメージできていた。

2ミータンが成猫になるまで
ミータンがマートンの遺影を見たときに戒名があるのを見るというのがあったが長くなるのでやめた。真論君は禿げないが(小六だし)、ミータンの体毛は禿げてしまう。

3ミータンが平成町を旅立つまで
本来は3章だけ。ミータンが平成町を旅立ってすぐに、大化町の猫又アラーニャンと出会う。でもほんの短い数行にミータンの長旅を書き表せることができなかったので、話を追加した。
この時はまだ大化町の猫達がアラーニャ、マーニャ、カラマーニャとなっている。

4ミータンが猫又のアラーニャンに会い、平成町に帰るまで
明治町から始まって大化町までの長い旅。ターンワールドに通ずるものがある。というかこれが意外に良かったので、書こうと思った。

5シラコさんの七変化
シラコさんの七変化(たぶん七つは無いけど)、各章で最後に語られる不定の世界というわけだ。

6最期のミータン+3匹目ムートン
3匹目ムートンの種が播かれ始める。ミータンの物語は猫又のアラーニャンと出会い、平成町に帰ってきたところで実質終わりだと思うのだが、読んだ人はどう思っただろうか。少なくともミータンという花は枯れ落ちる方向に向かっている。ミータンが死んだ後は、ムートンの芽が出てくる。そこで真論君家の猫は終わり。

ターンワールドは本当に余裕がなかったので、『真論君家の猫』の創作ノートを公開できなかった。
やっとやっとの休息なのでここに公開する。
画像加工の腕が多少上がったので、写真には書き込みがある。
その前に撮影の腕を上げろと言われそうだけど。
1真論君家の猫の原案
ルーズリーフ11枚分。間違いなくこれで書けるという確信を持つ。
元々の話は真論君と虚頓君(まだこのときは名無し)が真論君の部屋でああだこうだと屁理屈をこねるだけの話。
最期は真論君が虚頓君の妹を妊娠させてしまって、責任を取って結婚する。
子供が生まれてミータン(この時名無し)が赤ん坊を覗き込み、人間とは生まれたときから猫より大きくて態度がでかいと考える所で話が終わる。
2没案にした話
直接は関係ないのだが、影響はしている。
5章のシラコさんが死ぬ話は立場が逆転しているが、同じ様な話がある。
鳥はなじみがないから、猫になったのかもしれない。
ノートに3枚ぐらいは書いた。ちっとも物にならないのでやめた。
3真論君家の猫の一生
真論君と虚頓君のふざけた話がずっと続く。それを猫が見ている。そんな話だった。
つまりは物語の主人公は実質真論君だったわけだ。
あの時はこうだった。あれはどうなったと
部屋でする会話の中で物語が進んでいく。
4プロットの作り直し
実を言うと、真論君家の猫を書き始めるまで猫の一生は3、4年と思っていた。
ネットで調べると野良猫の一生はだいたい3、4年だが、飼い猫は普通に10年単位で生きると知って驚く。
私の記憶では飼い猫でも3、4年だった気がするが、よくよく考えてみると、昔は(今でもそういう家があるが)飼い猫をその辺に歩かせていたのでエサは家で食べていても、実質は野良と変わらないわけだ。
高校の頃、友達の猫が5年以上生きていて、まだ生きているのかと内心思っていたけれど、ずっと室内で飼っているならそれぐらいは余裕で生きるのかもしれない。ことによるとまだ息をしている可能性がある。
さて、原案では3、4年の想定で考えていたので早速予定が狂った。猫の月齢表を見ながら案を考える。
5.10年スパンで話を考える
ミータンの寿命を10年にして、一年一万字で話を練り直す。
真論君が頭髪の薄さを気にして、虚頓君から熱したこんにゃくを頭に載せればハゲが治るという話を真に受け(試したわけじゃないが、たぶん治らないと思う)、両親が不在の間にこんにゃくを鍋で煮て頭に載せるという話があった。猫がそれを食器棚の上から見ている。
当然こんにゃくは熱過ぎて、真論君は頭からこんにゃくを落とす。落ちたこんにゃくは弾力があるものだから床を跳ねる。それが足に当たった真論君は驚いて足を上げる。まるで踊っているようだった。という落ちだ。ちなみにそのこんにゃくは両親が帰ってくる前に、からしとしょうゆで真論君が食べてしまう。
この話は形を変えて、ミータン自身が禿げる事になる。こんにゃくは出てこないけれど。
6特にまだ形はできていない
まだ全体像はできていない。とにかく色んな案を書いていた。
7サバトンさんが宇宙の話をする
ミータンがサバトンさんにこの世界の事について尋ねるのだが、その時に無限の宇宙を語らせようとした。しかしそれは有限の存在である牛野小雪には扱えないものだった。頭がふわふわして気が狂いそうになる。論理ガバガバのドーナツ理論でお茶を濁した。
8大体の形ができてくる
今まで書いてきた案をまとめて整えて形になってくる。
主客転倒して真論君の物語から猫の物語へ。
9真論君家の周辺地図
作中では明言されていないが、ミータンが歩いていた場所はほとんどが真論君家の敷地。
彼は真論君家に根を生やしているわけだ。
10.3章と4章が合わさったところ
屋根党員には知識派と遊行派がいるが、作中では知識派しか出てこない。
では遊行派はどこに? きっとその辺で遊んでいるのだろう。
この時点では3章でミータンが平成町を出てから、次の章ではすぐにアラーニャンと出会っている。
11 5章6章
白紙のときは無限の可能性があるが、書くごとにその幅は狭まってくる。
可能性が狭まってくると書くことはおのずと決まってくる。
物語は終わろうとしているのに新しい猫ばかり出てくる。 
12最期のミータン
結局ここまできて、蒲生田岬の頃から半年以上書き溜めてきた原案は一つも使われなかった。
あるとすれば真論君の部屋で4人が語り合うという状況だけ。
でも、元々似た様なことを考えていただけに、この部分だけはあっという間に書けた。あそこは結構長いが一日の執筆で書きあがっている。その意味では無駄ではなかったのかな。
続くー創作ノート 真論君家の猫 チラシの裏篇
牛野小雪の小説はこちらから→Kindleストア:牛野小雪
ちなみにこの話に出てくる猫のモデルはこの神社猫である。大傑作を書けないのは猫を誘拐していないせいだろうか?
カウフィールドは牛野小雪の別人格。
ー読み切り短編 猫との密約/T・S・カウフィールド
真論君家の猫もよろしく。
Amazon の商品紹介ページと被るところはあるのですが、ここで紹介しておきます。
『あなたの猫を探してみませんか?』
ミータンは金目の黒猫。ヒゲや肉球まで黒い。普通の猫より手足や尻尾が長く、
首には赤い首輪を巻いている。以前はクロスケと言う名前だった。
ある日突然捨てられたところを真論君に拾われて彼の猫となる。
真論君家の猫になったミータンはやがて青天井の世界を歩き始める。
(約24万字)
○こんな人にオススメ
1 過去に猫を飼っていた人
2 現在猫を飼っている人
3 将来猫を飼おうとしている人
4 猫が嫌いな人
5 自分は猫だと思う人
6 そして何より猫好きな人
【作中より抜粋】
○月△×日から家の猫が見つかりま
せん。特徴は金目の黒猫。肉球やヒ
ゲまで黒い。普通の猫より足や尻尾
が長く、赤い首輪をしています。見
かけた方、あるいは保護された方は
ここに連絡してください。栗林より
連絡先○○○―△△△△―××××
目次/
二匹目 ミータン
1.ぼくはミータン
2.子猫から成猫へ
3.屋根から野良へ
4.野良から屋根へ
5.恋心が恐怖心へ
6.最期のミータン
三匹目 ムートン
1.真論君家の猫
(終わり)
各章のあらすじ
○二匹目 ミータン
ミータンは金目の黒猫。ヒゲや肉球まで黒い。普通の猫より手足や尻尾が長く、
首には赤い首輪を巻いている。以前はクロスケと言う名前だった。
ある日突然捨てられたところを真論君に拾われて彼の猫となる。
(1 ぼくはミータン)
真論君家(芋と野菜を育てる家)の猫となったミータンが不定の世界を歩き始める。
隣の猫のサバトンさんに裏山で開かれる竹林集会に導かれて様々な猫と出会う。
知識派の猫達と交流して知識を深めるミータンだが、最古老チャトランさんの死を
きっかけに自分の死について考え始める。そんなミータンに死の影が迫る。
(2 子猫から成猫へ)
死の淵を脱したミータンは知識派から離れて野良の真似事を始める。
狩猟派のジロスケに教えを乞い、畑のスズメを狩れるようになる。
やがて、ジロスケとも肩を並べられると称されるようになるが、
竹林集会に猫を食う凶暴な黒犬が現れる。その犬はミータンとジロスケでも敵わなかった。
ミータンは黒犬を退治するためにアラーニャンを訪ねる旅に出る。
(3 屋根から野良へ)
旅の途中で黒猫と白猫の争いに巻き込まれたミータン。
白猫達は5年前に風鈴公園から猫達を追い出した暴虐な猫達だった。
ヨリサブロウとツネクロウは河川敷に猫達を集結させて戦機をうかがっていた。
そんな中、白猫を束ねていたキヨカズが謎の死を遂げる。
これを機にヨリサブロウは河川敷の猫達に風鈴公園を攻める号令を下す。
保元町で黒猫と白猫の運命が決まろうとしていた。
(4 野良から屋根へ)
ミータンは平成町に帰りふたたび真論君家の猫になる。
黒犬の脅威が無くなった竹林集会で旅を完遂させたミータンはその名を上げる。
思いを寄せるシラコさんとも仲良くなった。
チャコさんに誘われてシラコさんとバーガー屋へ行くと、
帰り際にミータンはシラコさんと三日後に二匹だけで逢うことを約束した。
(5 恋心が恐怖心へ)
物語はいきなり数年後に飛ぶ。
ミータンも老猫となり、竹林集会の猫も年下ばかりになった。
ある日、変わらない風景を探しに散歩中へ出かけたミータンは
名前も主さんも自在に変える雌猫に出会う。
猫の集会から足が遠退いたミータンは人間の集会を観察することにした。
(6 最期のミータン)
○三匹目 ムートン
ムートンは全身灰色の雄猫。生まれたときから名前はムートンだ。
ピアノの音に包まれた優雅な生活をしていたが、ある日突然真論君家の猫にされてしまう。
一杯食わされてアジの唐揚げを食えないようにされ、缶入りのエサも食わせてくれない。
ないない尽くしの困った家だがこれも何かの縁なので、この家で暮らすことにしたムートンであった。
(1 真論君家の猫)
三回目ともなると徐々に憎しみを覚えてきます。
直したところは多数、段落ごと消したところもあります。
さて、いつもは三回回せばリリースするのですが、今回はまだ納得がいきません。
出しても良いとは思うのですが、ここはあえてもう一回だけ回してみようかと。
自分の腕が拙く気になるところもあるのですが、やれるところまでやりましょう。
四回目ですから、かなり時間がかかりそうです。
多分、次は『真論君家の猫』より凄いのは出せない気がします。
前作が自分史上最高の力み作なら、カツオとコンブの合わせダシみたいなものです。
私なんかはもうダシの抜けたカツオ節状態です。二番ダシも出ません。
一回通しで読んだ感想では、今作はかなりさらっと読めるのではないでしょうか。
さて、その『真論君家の猫』ですが、出版するにはもう少し時間がかかりそうです。
推敲というよりも別の作業に取りかかるつもりなので、三回目は後回しになりそうです。
別の作業とは別に隠すようなことではなくて、別のブログを作ってそこに過去作のサンプルを置いておこうかなと考えているわけです。一つぐらいは全文置いて結果を観測するのもいいかもしれません。まあそれもKDP セレクトの期限が切れてからですが。
八幡さん提唱の無料版というのもありますが、同じような商品が2つあるのはどうかなと思うわけですよ。それはサンプルダウンロードで済ませれば良いんじゃないかななんて。
えっ、それじゃあブログにサンプル載せるのは?ってことですがAmazon とは別方向からのチャンネルがある方が良いんじゃないかなって思ったわけです。
まあ、とりあえずやってみますわ。
ああ、そうだ。『真論君家の猫』のリリース時期ですが9月5日を予定しています。それがまにあわなければ9月12日になりそうです。
これを読めば実際読まなくてもいいかも。
読むときの道しるべになれば幸いです。
○二匹目 ミータン
ミータンは金目の黒猫。ヒゲや肉球まで黒い。普通の猫より手足や尻尾が長く、
首には赤い首輪を巻いている。以前はクロスケと言う名前だった。
ある日突然捨てられたところを真論君に拾われて彼の猫となる。
(1 ぼくはミータン)
真論君家(芋と野菜を育てる家)の猫となったミータンが不定の世界を歩き始める。
隣の猫のサバトンさんに裏山で開かれる竹林集会に導かれて様々な猫と出会う。
知識派の猫達と交流して知識を深めるミータンだが、最古老チャトランさんの死を
きっかけに自分の死について考え始める。そんなミータンに死の影が迫る。
(2 子猫から成猫へ)
死の淵を脱したミータンは知識派から離れて野良の真似事を始める。
狩猟派のジロスケに教えを乞い、畑のスズメを狩れるようになる。
やがて、ジロスケとも肩を並べられると称されるようになるが、
竹林集会に猫を食う凶暴な黒犬が現れる。その犬はミータンとジロスケでも敵わなかった。
ミータンは黒犬を退治するためにアラーニャンを訪ねる旅に出る。
(3 屋根から野良へ)
旅の途中で黒猫と白猫の争いに巻き込まれたミータン。
白猫達は5年前に風鈴公園から猫達を追い出した暴虐な猫達だった。
ヨリサブロウとツネクロウは河川敷に猫達を集結させて戦機をうかがっていた。
そんな中、白猫を束ねていたキヨカズが謎の死を遂げる。
これを機にヨリサブロウは河川敷の猫達に風鈴公園を攻める号令を下す。
保元町で黒猫と白猫の運命が決まろうとしていた。
(4 野良から屋根へ)
ミータンは平成町に帰りふたたび真論君家の猫になる。
黒犬の脅威が無くなった竹林集会で旅を完遂させたミータンはその名を上げる。
思いを寄せるシラコさんとも仲良くなった。
チャコさんに誘われてシラコさんとバーガー屋へ行くと、
帰り際にミータンはシラコさんと三日後に二匹だけで逢うことを約束した。
(5 恋心が恐怖心へ)
物語はいきなり数年後に飛ぶ。
ミータンも老猫となり、竹林集会の猫も年下ばかりになった。
ある日、変わらない風景を探しに散歩中へ出かけたミータンは
名前も主さんも自在に変える雌猫に出会う。
猫の集会から足が遠退いたミータンは人間の集会を観察することにした。
(6 最期のミータン)
○三匹目 ムートン
ムートンは全身灰色の雄猫。生まれたときから名前はムートンだ。
ピアノの音に包まれた優雅な生活をしていたが、ある日突然真論君家の猫にされてしまう。
一杯食わされてアジの唐揚げを食えないようにされ、缶入りのエサも食わせてくれない。
ないない尽くしの困った家だがこれも何かの縁なので、この家で暮らすことにしたムートンであった。
(1 真論君家の猫)
ネタは今作のために去年の10月からちびちびと貯めてきたものを満を持して出す感じだった。
本格的に取りかかったのは5月からだが、本腰を入れていない期間をはめるとほぼ1年構想の話だ。
ここまでためてきたのを消化していくだけだから、書くことはほぼ決まっている。あとは気力の問題。今書いている章の最後1行はすでに頭の中にある。
正直な話、その1行が頭に閃いたときは声を出して泣いた。
いよいよあと4千字でそこへ行くとなったとき、はたと手が止まった。
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