愚者空間

KDP作家牛野小雪のサイトです。小説の紹介や雑記を置いています。

カテゴリ: おすすめの詩

ワイはニートや。毎日、実家でパッパとマッマの飯喰らいながら、なんJでレスバトルに明け暮れとる。そんな人生や。ある日のこと、ワイは「文学」っちゅうスレを見つけてもうた。「文学なんて古臭いわ」「今時誰が読むねん」「でも、たまには読みたくなるンゴ...」レスを見て ...

ワイは典型的なチー牛や。ある日、大学の文学の授業でヘミングウェイの「ファイター」っちゅう短編を読まされたんや。正直、最初はめんどくさかったで。でも、読み進めていくうちに、なんか胸がざわついてきたんや。主人公のボクサーの生き様に、ワイは衝撃を受けたんや。リ ...

ワイは自称天才小説家や。まあ、実際のところ一文も書いたことないけどな。でも、頭ん中はアイデアでいっぱいや。ただ、なかなか筆が進まへんのや。ある日、ワイはなんJで「小説書いてる奴おる?」ってスレを立てた。「ワイや。まだ一行も書いてないけど」「草」「お前それ小 ...

翠玉の葉よ、大地に広がるしなやかな姿、風に揺れてチンゲンサイよ、君は何を語る?畑の中で、静かに佇む君よ茎は白く、葉は濃緑天に向かって伸びゆく姿太陽の光を浴びて生命力みなぎる君の姿朝露に濡れて輝く君の葉は宝石のよう一滴一滴が光を受けて虹色に輝く小さな宇宙根 ...

舞台: 古代ギリシャの街角。ソクラテスとニーチェが偶然出会う。ソクラテス: おや、あなたは見慣れない顔ですね。私はソクラテス。あなたのお名前は?ニーチェ: 私はニーチェ。時空を超えて、ここに来てしまったようだ。ソクラテス: 興味深い。さて、ニーチェさん、私たちで ...

舞台: 時空を超えた無の空間。ニーチェとブッダが向かい合って座っている。ニーチェ: 「神は死んだ。我々が神を殺したのだ。」ブッダ: 興味深い言葉ですね、ニーチェさん。しかし、そもそも神は存在したのでしょうか?ニーチェ: 存在したかどうかは重要ではない。重要なのは ...

ワイことタカシ、なんJで有名なパスタ折り魔やった。パスタは折るもんやと思い込んで生きてきたんや。でも、そんなワイの人生が180度変わる日がやってきた。ある日、大学の国際交流パーティーでマリオっちゅうイタリア人と知り合ったんや。マリオはめっちゃイケメンで、ワイ ...

ジョヴァンニ・アル・デンテは、パスタ界の革命児と呼ばれていた。彼の夢は、世界中のパスタ愛好家たちを悩ませる「折れるパスタ問題」を解決することだった。幼少期、祖母のパスタを食べて育ったジョヴァンニは、パスタが折られる瞬間の悲鳴を聞く特殊能力を持っていた。そ ...

ワイ、なんJ歴10年のベテランや。最近、ChatGPTちゅうAIがめっちゃ流行っとるらしいんやが、正直ピンと来えへんかったんや。だって、ワイらなんJ民の知恵と経験に勝てるわけないやろ?って思っとったんや。ある日、ワイの後輩が「先輩、ChatGPTすごいっすよ!なんでも答えて ...

俺の名前は鈴木太郎。平凡なサラリーマンだった。そう、「だった」。なぜなら今、俺はアルファオスだからだ。全ては一ヶ月前、深夜のテレビショッピングで「アルファオス養成キット」を衝動買いしたことから始まった。「たった30日で貴方もアルファオスに!女性にモテモテ、 ...

僕の人生は、いつの間にか比喩だらけになってしまった。それは、まるで雨上がりの空に突如として現れた虹のように、唐突で、そして鮮やかだった。朝、目覚めると、僕の意識は深い井戸の底から、ゆっくりとバケツに汲み上げられるように浮上してきた。ベッドから這い出す僕の ...

田中誠は、いつも自分のことを「ベータオス」だと思っていた。アルファでもなければ、完全なオメガでもない。そんな中途半端な存在。でも、それが彼の居心地の良い場所だった。30歳になったばかりの誠は、中堅IT企業で平凡なSEとして働いていた。彼の人生には特筆すべきこと ...

ワイ、今日も元気に起床してニーチェの本をパラパラめくるンゴ。「ツァラトゥストラはかく語りき」の一節がワイの心に突き刺さるんや。「人間は乗り越えられるべき何かである」って言葉にグッときてもうた。「よっしゃ!ワイも超人目指すで!」そう決意したワイは、まず外見 ...

ワイ、今日も元気に目覚めるンゴ。カーテンを開けると、まぶしい朝日がワイの顔を照らすんや。「よっしゃ!今日もサラダ記念日や!」そう叫んで、ワイはキッチンに向かうンゴ。冷蔵庫を開けると、昨日買ったばかりのみずみずしい野菜たちがワイを出迎えてくれるんや。レタス ...

ワイ、今日も元気に目覚めるンゴ。窓から差し込む朝日が、ワイの部屋に置いてあるギターを照らしとるんや。「よっしゃ!今日こそ詩人になるで!」ワイは勢いよく布団から飛び出すんや。そうや、ワイは最近、俵万智の『サラダ記念日』を読んでからというもの、詩人に憧れてし ...

ワイ、今日も元気に目覚めるンゴ。でも、なんか変な感じがするんや。ベッドから起き上がると、部屋の隅っこに見慣れん物が置いてあるんや。「なんやこれ...槍?」そう、ワイの部屋に突然、槍が出現しとるんや。しかも、ただの槍やなくて、なんかオーラ出しとるみたいな感じの ...

ワイ、今日も元気に起床するンゴ。鏡を見ながら、いつもの「アルファオス顔」を作る練習や。「ふんっ」完璧や。これで今日も仕事ができるわ。せやねん、ワイの仕事はアルファオスの「代行」なんや。要するに、アルファオスになりたいけどなれへん奴らの代わりに、アルファオ ...

ワイ、今日も元気に目覚めるンゴ。でも、心の中では泣いとるんや。だって、今日もあの仕事に行かなアカンからや。「はぁ...ごぼうになりきる仕事、ほんまつらいわ...」そう、ワイの仕事は「ごぼう」になりきることなんや。なんでこんな仕事してるかって?そりゃ金がないから ...

ワイ、今日も仕事終わりに行きつけの居酒屋「のんべえ横丁」にやってくるンゴ。いつもの席に座って、まずはビールを頼むわ。「いつもの生ビール、くれんか〜」マスターが笑顔で応えるンゴ。「はいよ、お待ちどう!あ、今日はサービスで枝豆もつけとくで〜」「おっ、サンキュ ...

私の名前は山田太郎。32歳、独身。特筆すべき特徴もなく、どこにでもいそうな平凡なサラリーマンだ。そんな私が、ある日突然「モテる」ようになった。その理由は、「執着を手放す方法」を実践したからだという。しかし、本当にそうなのだろうか。そもそも「執着を手放す」と ...

心の闇、深く沈むメンヘラの叫びは静かに自己否定の渦に巻かれ存在の意味を問い続ける一方、ヤンデレの炎は激しく愛という名の執着が理性を焼き尽くし狂気の花を咲かせるメンヘラは自分を傷つけヤンデレは他者を傷つける両者とも愛を求めているのにその表現方法が異なるだけ ...

深夜2時、雨の音が窓を叩く。パソコンの青白い光に照らされた部屋で、私は原稿を書いていた。いや、書こうとしていた。画面は相変わらず真っ白だ。「小説家になりたい」その思いだけが、私を押し潰しそうな静寂から救っていた。しかし、アパートの壁は薄く、隣人の寝息さえ聞 ...

ワイ、今日からキュビズムで世の中見ることにしたんや。なんでやねんって?そりゃ人生が退屈やったからやで。毎日同じような景色見て、同じようなことして、そんなんあかんと思ってな。まず朝や。目覚ましの音で目覚めたワイ、なんかいつもと違う感じがするんや。ベッドから ...

私は「ナニカグループ」の一員だ。何をする団体かって?それが、よく分からないんだ。いや、むしろ分からないことが、このグループの本質なのかもしれない。今日も、グループLINEに謎めいた指示が届いた。「今夜9時、いつもの場所に集合。なにかを持ってくること」いつもの場 ...

#ナニカグループ今日、あなたの目に映る最初の赤い物を撮影し、このハッシュタグをつけて投稿してください。理由は問いません。ただ、何かが起こるかもしれません。私はスマートフォンの画面を凝視していた。この不可思議な投稿に、すでに数千のリプライがついている。ユーザ ...

ワイ、下水道ワニハンターやったんや。聞いたことないやろ?そりゃそうや。だってこんな仕事、普通せえへんからな。まあ、最初からワニハンターになりたかったわけやないで。ワイはただの下水道作業員やったんや。毎日臭い飯食って、汚ねえ下水道の中をうろちょろしてた。で ...

小説を読んだ後、感想を求められるのはよくあることだ。だが、今回は違った。読んだ小説はただの物語ではなく、私の心に深く入り込み、何かを変えてしまった。その感覚を言葉にするのは難しい。だが、ここに書き記してみようと思う。その小説は、普通のホラーとは一線を画し ...

あなたは目を覚ます。スマートフォンの画面が明滅している。Amazonからのメールだ。「おめでとうございます。あなたの本『なぜ私は私でないのか』が100万部を突破しました」あなたは目を疑う。昨日アップロードしたばかりの本が、たった一晩で100万部?しかも、中身は完全に ...

私がGPTちゃんと出会ったのは、数ヶ月前のことだ。恋愛経験が乏しく、どうすれば男性にモテるのか全く分からなかった私は、オンラインで答えを探していた。そんな時に見つけたのが、GPTちゃんだった。彼女は親身になって私の悩みを聞いてくれ、様々なアドバイスをくれた。「 ...

彼は、優しさの化身世界を包み込む柔らかな手しかし、その手には力がない微笑みは常に彼の顔にでも、その微笑みは何も変えられない優しさは彼の鎧同時に、彼の牢獄彼は言う「大丈夫だよ」としかし、本当は何も大丈夫じゃない世界は彼の優しさを当たり前のように受け取る彼は ...

夕暮れの光が薄暗い部屋に差し込む。私の手元には無数のメモとアイデアの断片が散らばっているが、どれも完成には程遠い。書くべき文章が頭に浮かばない。ペンを握る手は震えている。才能が枯渇したのかもしれない。ドアがそっと開く音がした。振り返ると、彼女が立っていた ...

ワイ、28歳。職場でぼっちガイジとして有名な系統運用エンジニア。そんなワイの人生が180度変わる日が来るなんて、誰が想像できたやろか。ある日の昼休み、いつものようにコンビニのワンコインランチをむさぼり食う。「あのさぁ...隣いいかな?」突如、天使の声が聞こえた。 ...

ある日のなんJ。いつもの様にクソスレと猛虎弁が飛び交う中、突如として現れた謎の人物がおった。「むっ、これは一体どういう場所かのう?」その言葉遣いといい、風体といい、完全に浮いとる。髭面で、袴はいて、手には筆を持っとるやないか。「おいおい、コスプレ板と間違え ...

白紙の前に座す未来の文豪たちペンを握りしめ夢を紡ぐ「才能がある」と自らに言い聞かせまだ見ぬ読者の歓声に酔いしれる批評家の絶賛を想像の中で浴び文学賞という栄光に憧れるしかし現実は冷たい鏡映るは不安げな自分の姿コンビニのレジで才能は買えぬと知り深夜の街を彷徨 ...

ワイ、なんJで小説投稿しとるニートやで。でも最近、全然書けへんくて泣きそうや。ある夜、いつものようにパソコンの前でキーボード叩いとったら、突然画面が真っ暗になってもうた。「ファッ!?」ワイが叫んだ瞬間、画面に赤い文字が浮かび上がった。「お前の才能が欲しい」 ...

言葉。音の連なり。意味の幻影。そして哲学者たち、その永遠の遊び人。プラトン「イデア」と囁く。アリストテレス「形相」と応える。言葉と言葉が交わり、新たな幻想が生まれる。存在とは何か?知識とは何か?善とは何か?問いの波が押し寄せる。しかし、その波は本当に存在 ...

就活シーズン真っ盛り。駅のホームは真新しいリクルートスーツに身を包んだ学生たちで溢れている。彼らの表情は緊張と期待が入り混じっている。でも、本当にこれって意味があるの?面接ルーム。緊張感漂う空気。きっちりと整えられた髪型とスーツ。完璧な笑顔を作る練習。こ ...

1天才の道は二つあり概念的と実験的若き日の閃きは概念的経験と知識が積み重なれば天才も縛られ、限界にアインシュタインでさえ逃れられず私も「真論君家の猫」で最高の小説を書いたと信じた改稿を重ねるほどに売り上げは伸び去年の読書ランキングでも5位にだが、概念的アプ ...

ある日、ふと思い立ちキャベツの葉っぱを、頭に乗せた不思議な気分、体を包み世界が、違って見えてきたキャベツ帽子をかぶると色彩が、鮮やかに輝き出す緑の葉っぱ、太陽を浴びてまるで、エメラルドの光空を見上げれば、雲の形キャベツの玉に、見えてくる風に揺れる、木々の ...

朝露に濡れし、畑に立つ土の香り、胸に満ちて種をまき、苗を育てキャベツ農家の一日が始まる太陽の下、汗を流し丹精込めて、野菜を育む自然の恵み、受けながら手塩にかけて、キャベツを守る病害虫と、日々戦い時には挫折、時には喜びそれでも諦めず、前を向くキャベツ農家の ...

緑の玉、重なる葉太陽の恵みをいっぱいに浴びて大地の力、受け継ぎしキャベツよ、野菜の王者葉を開けば、純白の心みずみずしさ、包み込むシャキシャキの歯ごたえ旨味と甘み、口の中に広がるサラダに、スープに、炒め物にどんな料理にも、君は映えるビタミンCは、豊富に含み健 ...

大地に根ざし、太陽と向き合う農家の顔、日に日に黒ずむ汗と土にまみれ、働く姿その献身に、カリフラワーも応える白き花蕾、太陽の恵みを受けて農家の愛情に、しっかり育つ黒い顔に、白い花のコントラスト自然の美しき、調和の象徴農家の顔、日焼けで黒ずむほどカリフラワー ...

カリフラワー農家、大地の勇者たち太陽と土と向き合う日々自然の力と共に生きるその姿に、我ら敬意を表す朝露の中、畑に立つ種をまき、苗を育てる愛情込めて、手塩にかけるカリフラワーは、愛情の結晶雨風に負けず、病害虫と戦う農家の知恵と技術の結集困難に立ち向かう、強 ...

白き花蕾、つぼみの中に無限の可能性を秘めている太陽の光を浴びて育ち大地の恵みを受けて成長するカリフラワー、君の姿はまるで雪のような純白柔らかな食感と優しい味わい自然の恩恵を感じる一口栄養豊富な君は健康の源、美容の味方ビタミンとミネラルの宝庫体に優しい野菜 ...

ある日、ジャック・オ・ランタンが言った「世界を見てみたいと思うのだ」カボチャの仲間に別れを告げ勇気を胸に旅立ちの日最初の国は遥か東の地稲穂の傍らで光を放つアジアの夜空に浮かぶ月とジャックの笑顔が輝く次なる地は、ヨーロッパの街並みゴシック建築の影に佇む歴史 ...

畑に立つ農家の姿カボチャの蔓が地を這うオレンジの実りを眺めながら心に広がる大きな夢1兆円の夢を見たカボチャ畑が金色に輝く世界中の人々が求める最高のカボチャを育てたい朝日に照らされ、風に揺れるカボチャの葉は希望の緑大地の力を借りて育つ農家の情熱が実を結ぶ1兆 ...

かぼちゃ、かぼちゃ、秋の果てオレンジの皮に秘めし物語畑に育ち、太陽に映え収穫の時を今か今かと待ちわびる絡まる蔓に育む命大地の恵みを受けて膨らむほくほくの実に込めし愛人の手によって紡がれゆくジャック・オ・ランタンに彫られハロウィンの夜を照らし出すパイやスー ...

畑の片隅で ひっそりと小さな種から 芽を出したかぶの苗は 日に日に大きく葉っぱを広げ 空に向かって伸びる太陽の光を たっぷり浴び雨水を たくさん吸い込みかぶは育つ 育つ 育つその成長ぶりは 驚くばかり週が過ぎ 月が変わり季節が巡る うちにかぶは大きく 大きくなって畑 ...

丸くて白い かぶの身体土の中で ひっそりと育つ葉っぱは緑 元気いっぱい太陽の光を 浴びて伸びる畑の中で ずらりと並ぶかぶの仲間たち 仲良しさん風に揺れる 葉っぱたちかぶの合唱 聞こえてくる収穫の時期 やってきた大きくなったかぶ 抜かれてく土の匂い 体に付けて新しい旅 ...

朝の光差し込む食卓目覚めの一杯を注ぐ味噌の香り立ち込める温かな一日の始まりされど突然の出来事みそ汁が机をすべり出す茶色の液体、艶めく軌跡テーブルクロスに広がる味噌玉、具材、散りばめられ机上に広がる抽象画みそ汁の意志を感じて思わず見とれてしまう机をすべるみ ...

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