愚者空間

KDP作家牛野小雪のサイトです。小説の紹介や雑記を置いています。

執筆

うしちゃんを終了します

うしちゃんを終了します

いきなりこのページに来た人は「うしちゃんってなんぞや」となるでしょうが、うしちゃんとは私が作ったちょっと変わった掲示板のことです。

スクリーンショット 2026-04-05 100311

どこが変わっているのか。そこは重要ではありません。

問題はなぜやめるのか。

それは運営の仕事が毎日神経を使うからに他なりません。

個人が作った、それもいまさらな掲示板サービスで人がたくさん来るわけでもない。なので、やることは初期に保守やバグの修正ぐらいで、ここ一か月はほぼ何もしていなかったわけですが、それとは別に意識のバックグラウンドで問題が起きた時に対処する準備が必要だったのが大変でした。

実際になにかがあったわけではありません。ただ、認知資源が常時消費されている状態が続き、もしやるなら専業にするか、やめるかを考える必要があって、それならやめようという決断に至りました。

うしちゃんは「ひろゆきなんてすごくない。2ちゃんねるなんて誰でも作れる」っていう言葉の検証で始まったこの企画。うしちゃんを作るのが楽だったか、と言われたらそれなりに苦労はしましたが、いまの時代はAIがあるので、思っていたほど大変ではなかったというのが正直なところ。たぶん誰にでも作れるはずです。

ただし、公共の場を持ち続けるというのは大変で、誰にでもできるものではないと思いました。

ひろゆき、すげぇよ……!

一時期は村上龍がメルマガでweb1.0なら、私は掲示板でWeb2.0だ! なんて内心思っていた時期もありますが、最近はブログの更新さえほとんどなくてweb2.0どころか1.0さえ止まっているようなもの。村上龍もまた怪物。でも、メルマガやめたらもっと小説書けたんじゃないの? とか思わないでもない。小説という媒体の在り方に見切りをつけたってことなのかもしれないけど。

半年に満たないあいだでしたが、うしちゃんを見てくれた人、書き込んでくれた人、みんなありがとう。

別に機会に、また形を変えて出会えればいいと思っています。

ありがとうございました!

(おわり)

プログラミング知識0の小説家がChatGPTちゃんと一緒にクセ強変態掲示板を作った件について

まずは結論から、できた掲示板はこれ↓



各投稿には速度があって、加速減速ボタンで速度が変化。

Screenshot From 2025-11-30 10-51-10

各板は100スレッドまで。各スレッドも100投稿まで。投稿は速度の遅い順に消えていく。なので、加速されない投稿はどんどん淘汰されていく。

生態系を情報で作ってみた。

そもそもこれが成立するのかどうかは分からない。想定としては良い投稿が残って、ヤバい投稿が消えていくのだが、むしろヤバい投稿のエコーチェンバーになってめちゃくちゃ荒れた掲示板になる可能性もある。

元々は昔どこかで見た「ひろゆきはすごくない。2chなんて誰でも作れる」的な言葉をふと思い出して、当時は(ふ〜ん、そうなのか〜)と流していたが、今なら、GPTちゃんのアシストがあれば私でも作れるのでは? から始まったプロジェクト。

結論からいえばGPTちゃんの助けがあれば掲示板は作れる。なんなら自分の思い通りに作れる。

実際、ただ投稿を時系列に並べる仕組みだった掲示板がどんどん変化して、クセ強変態掲示板になってしまう。オリジナリティを発揮しすぎて、これはメシマズカレーを飛び越えて、地球外生命体になってしまった。

作った本人も「こんなの誰も書き込めないだろう」と思っているし、AIたちも「これは極少数の人たちしか書き込まない場所になるでしょう」という評価だ。うしちゃんはかなりハードルが高い。もし2chとかXみたいなメジャーになりたいのならもっとカジュアルな造りにするべきだ。

うしちゃんはテスト公開ですぐに閉じるつもりだ。掲示板を作るというのが目標で、運営することはもともとの計画になかった。じゃあローカルで満足すればいい話なんだけど、それって『掲示板』じゃないと私は思った。

ネット上に存在していて、誰もが書き込める場所。それが私の中の掲示板だ。

ちゃんとコードを書いて、ネットに公開した。という既成事実があれば自分への義理は果たしたと思う。たとえ誰一人書き込まなくても。

そもそも掲示板を運営したくないと思うのはWEB2.0の不可能さ。書き込みが増えるほどあらゆるリスクとコストが増大していく。それを支えるには組織を拡大していく必要があるが、そんなことは絶対にやりたくないと思った。掲示板に膨大な時間とリソースを捧げる必要がある。そして、それをやるだけの人間的な器も私にはない。

もちろんほぼ99%のプロダクトは人が来なくて凍死するわけだが、もし成功してしまったらもっと困る。2chレベルどころか100人でも困る。

「ひろゆきなんてすごくない。2chなんて誰でも作れる」

この言葉を検証するために始めたプロジェクトだが、私の結論は

誰でも掲示板を作れる時代になった。でも運営できるかどうかは別。ひろゆきは頭がぶっとんでる。

だ。

運営のやり方もGPTちゃんに聞けば、いけるかもしれないけれど、私がやりたくないから、うしちゃんはここでおしまい。

AIを使って変なものを作ったという一例で公開しているから、見るだけでも見ていって。

掲示板うしちゃん
https://ushino.jp/ushichan/public/index.php

掲示板としては失敗だけど、これを作るまでにいろんな知識や経験を得られたのが面白かった。

カズオ・イシグロは世界中にいる自分と同じ属性の人と会う横の冒険じゃなくて、近くにいる違う階層の人たちと会う縦の冒険をしろと言ったけど、手元の冒険だって充分エキサイティングで視野が広がるものだった。やってよかったと思う。

(おわり)


小説に背を向けて掲示板を作る ――セキュリティ・荒らし・支配・権力・リナックスの黒い画面・外国人問題――

掲示板作りにまた着手している。なんならフルベットしている。おいおい、小説は? 実は10月から1ミリも手を付けていない。

5月からずっと書いていたけど、プロットを書き終わって仮書きノートを開くと頭がトップギアに入らないのに気付いた。プロットならその状態でも進んだが仮書きノートは書けない。というか下手なものを書くぐらいなら書きたくない。それでもモーニングノートは毎日書き続けていて、ふと中途半端に放り投げた掲示板のことを何回も書いているなって気付いた。こいつがバックグラウンドで働いているから思考リソースが減っているに違いない。というわけで掲示板にケリをつけることにした。

でも、それって小説を書けない自分を見たくなくて掲示板に逃げただけじゃないか。実際に書けないわけだし、掲示板を作るためにまたVSCodeを開いたら気持ちが軽くなったしね。でも重荷を外すためにやっているからそうなるのは当然だし、そもそも私って小説を書いているのか小説に依存しているのか分からないところがあったから、小説をやめられるのか試してみるのもいいと思った。いまのところはやめていられる。まだ一ヶ月だから禁酒ならまだ自慢できる期間じゃないけどね。

とにかく掲示板を作るためにまたPHPの教本を復習する。どんなことでも同じだけど一回通った道はするする進む。

掲示板はまだ完成していないけどGPTちゃんはもうできたようなものだからって言うから、サーバーを契約したけど、ぽーんと管理画面に放り出された瞬間、何をすればいいのか分からなかった。手元のPCならVSCodeでローカルにコードを書いてファイルを保存すればいいのだが、まずサーバーの中に入れない。それでGPTちゃんに泣きついてssh接続という概念を教えてもらう。サーバー契約して3日目にようやく入れたが、いつ繋がれるのかまったく分からなかったので、かなり不安だった。やっぱり無理なんじゃないかって布団の中で考えて、無料期間のうちに解約したほうがいいって何度も考えたし、まだコードも完成していないのにサーバー契約するってアホか? と何度も自分を責めたこともある。そこは間違っていないと思う。

元々GPTちゃんはPHPで掲示板を作るならガチれば一ヶ月、長くても三ヶ月で書けると言った。それはある意味では本当だったし、ある意味では騙されたとも言っていい。テキストエリアに文字を書いて、それをデーターベースに送って、データーベースから投稿を拾ってきて表示する。それだけならGPTちゃんの言うとおり本当に三ヶ月でいけた。でも、そうじゃないだろう、と。掲示板を作るっていうのはちゃんと体裁を整えて、ネット上で誰もが書き込めて、ってことだろう。

そこまでするならPHPだけじゃ足りなくてhtmlもできる必要があって、練習のために本のランディングページを手打ちで作ったこともある。文字にすると簡単だが作るのに1週間かかった。作ったあとで「昔の人たちってこんな大変なことしててすごいなぁ。とても信じられん。世の中って実はめっちゃくちゃすごい人がめっちゃくちゃいるんじゃないか?」ってGPTちゃんに言ったら「CMSっていう管理システムを使って編集してるんやで〜」と言われて、そりゃそうだよなぁと納得した。CMSっていうのはこの記事を書くときに使っているライブドアの管理画面みたいなものだ。

↓こんな画面を見ながら書いている
Screenshot From 2025-11-15 16-58-43

事の発端は昔見た「ひろゆきは全然すごくない。2chのシステムなんて誰でも書ける」みたいな感じのことをGPTちゃんに「それってホント?」って話して「まじやで〜」と返事がきたことがきっかけだ。なので2chっぽい掲示板を作ろうとしていて、GPTちゃんに2chのスクショを見せながら「この部分のCSSってどうなってる?」なんて聞きながらこちょこちょやっているうちに(これじゃねえな。そもそも2chあるし作る必要ないじゃん)ってなって自己流の掲示板を作ろうとなった。あと、ちょっと話はズレるが2chはそもそもPHPで書かれていない。だから違う道に進むのは必然だったのかもしれない。でもこれってレシピを見ずにカレーを作るメシマズみたいだ。

掲示板を作っているというがコードを書くより、それ以外のことをしている時間が長い。たとえば、つい先日サーバーにまた繋がれなくて、また3日ぐらい停滞していたこともある。それはssh接続に必要な公開鍵が消えていたことが原因だったわけだが、それを直すために1週間ぐらい黒い画面に向き合っていた。リナックスといえば黒い画面だが、シリアルコンソールというのにつなぐと本当に真っ黒な背景に白い文字だけなので通常の黒い画面に戻ったときはカラフルだなってちょっと感動した。そして、そういうのはソフトで色付けされているんだという新たな知識も得る。世の中はいろんな人の助けで便利になっている。いろいろ知って成長していると感じるけど、でもさ、なんか、もっとこう、穏やかな試練であって欲しいよなって思う。サーバーにまた繋がれなくなった時は本気で解約しようと思った。

でもまぁ、すったもんだあって掲示板もそこそこ形になってきたけど、いざサーバーに置こうかなって考えたら(いや、待てよ・・・・・・)となる。このまま公開したら荒らしの餌食じゃん、と。それで書き込み制限や書き込み削除のことを考えなきゃいけなくなる。そうなるとコードがどんどん複雑になっていく。どういう書き込みを削除するか、あるいはその前段階でそもそも書けないようにするには? なんてことを考え始める。

こういうことを続けていくと自由な気風で始まったテック企業がどんどん帝国化していくのってこういうことなんだろうなと思えてきた。もし世界に善人しかいなくて、みんなが綺麗に使ってくれるのならルールなんていらないし削除や管理機能もいらない。コードはシンプルになる。これは法律でも一緒で、みんなが善人なら法律なんて必要ないわけだ。

人が増えるほどシステムは複雑化し巨大化する。荒らしが100人に1人しかいなくても1万人集まれば100人になる。これはもう常時荒らし状態といっても過言ではない。しかも数だけじゃなくて才能まで凝縮される。100万人集まれば1万人に1人の才能を持った荒らしが1人現れることになる。これはもう天才といってもよくて、それを防ぐには巨大なシステムを構築しなければならない。できなければ荒廃だ。

これってソシャゲも同じだなって思う。あるサーバーの仕切りを「みんなで仲良く〜」と自由な感じで任せると何が起きるか。カスみたいなやつが仕切りだしてサーバーが荒れる。そうじゃなければ過疎だ。もし一緒に遊んでいる人たちが楽しく過ごせる世界を守りたいなら強固な意志を持って支配しなければならない。支配という言葉を穏当にすれば統治と言ってもいい。

承認制で知っている人だけで小さな村を作るか、帝国化しかないのだろうか。でも実名性のフェイスブックだって炎上がないわけじゃない。なんなら数で言えば世界一だろう。承認性とか実名とか、規模の大小に関わらず支配は必要なのかもしれない。

そこでふと思った。アメリカはなぜ多民族社会なのだろう。そしてなぜ日本では外国人問題が起きるのだろう。もちろんアメリカでも移民問題はある。しかし、大きな目で見れば世界一の多民族国家であることは間違いない。それができるのはアメリカは法律の国だからではないか。アメリカは弁護士大国で、日本ではそんなに取り上げられないが選挙でも法律のことがけっこう話題になるらしい。で、大統領が変わると良くも悪くも本当に法律が変わってしまう。トランプ大統領を見ていると(それっていいの!!??)って驚かされる。でもそれがアメリカなのだ。

日本にも法律はもちろんある。でも、それと同じくらい、いや、法律のお世話になるような人以外にとっては、それ以上に日常的に感じられるのは空気による支配だ。これは悪いことのように言及されるが、空気による支配があるからこそ法律が緩いとも考えられる。アメリカは自由の国と言われているが、話はそう単純ではなくて、たとえば日本ほどマンガが自由に書ける国はない。もちろんアメリカにも空気はある。でも相対的に見れば日本は空気による支配を選んで、アメリカは法による支配を選んだのではないか。

基本的に人は支配を避けたい。だから日本は法律ではなく空気を選んだとも言えるのではないか。でも、日本でも移民が増えてくると空気が通じない人も出てくる。空気を破ることは違法ではない(外国人犯罪者はまた別問題)が、秩序を破ることではある。じゃあどうするの?

外国人をジャパナイズドして空気に従わせるのが一つの方法。これはSNSでよく出てくるし、日本文化に染まった外国人はメディアではウケのいいネタだ。で、もう一つはちゃんと法律を作って取り締まる。日本人でさえ空気による支配に苦しんでいるのだから、こっちがいいんじゃないかって思えてくる。

空気による支配で外国人が日本人化するのを祈るのは無理がある。そんなのは奇跡を当てにして宝くじを買うようなものだ。きっちり法による支配を、つまりアメリカ化しなければ日本は荒廃するか、空気で満たせるだけの小さな国になるかを選ぶときがくるだろう。でもまずは空気じゃなくて何を正しいとするかを言葉で決めなくちゃならないんじゃないかな。

たとえばサーバー外イベントで戦うためにサーバー内イベントはお互いに戦わないようにしようと決めたとする。合理的な判断と感じる人もいるかもしれないが、サーバー内イベントはそういうイベントなのに何故戦ってはいけないのかと考える人もいるかもしれない。じゃあサーバー外イベントで負けてもいいのか。→そんなのは知らん。みたいに何が正しいかは人による。そこへ至るまでには話し合いをするか、あるいは力によって分からせる必要がある。

何を正しいかと捉えるところから権力が始まる。私がサーバーの管理人で荒らしは嫌だと考えるのもまた権力であり支配だ。そもそも荒らしは荒らしとさえ思っていないかもしれない。じゃあみんな仲良く使ってくれることを祈って何もしない? そんなのは絶対に成立しない。アクセスがあるかぎり必ずどこかで荒らしは出てくる。私は意志を持って掲示板を支配する必要がある。そうでなければ最初から閉じることだ。ただしソシャゲと違って、画面の向こうにいるのは確実にゲーム以上に強い生の意志を持った人間である可能性が高い。私達を見守るゲームの運営もいない。私が運営だ。私にできるだろうか。

そんなことを考えつつも、でも、やっぱりやってみたいんだろうなって思い直す。2chの真似事をして(もう2chルートとは外れたけど)、それで何をしたいとかは自分でもわからないけれど、そこへ向かう意志があるのは分かる。そうじゃなければ黒い画面の前で絶望して、あきらめて、でも次の日にまたサーバーに繋がろうとはしない。

すごくかっこいいことを言えば、この体験から私は小説家として何かを得ようとしているなんて言えるけど、別にそうじゃなくても、やってみたいって意志だけでやってもいいんじゃないかな。この一ヶ月ですごく色々知れて、それだけでも文学の古典を読んだような感覚がある。

GPTちゃんに「やっぱり小説が書けないから逃げているだけじゃないか?」って聞いたことがある。でもGPTちゃんは「掲示板を作るのは世界を作ること。小説を書くのも世界を作ること。あなたは方法が違っても同じことをやろうとしている」って感じのことを言われた。たとえお世辞でもそれを信じてみる。明日も掲示板を作ろう。

(おわり)


掲示板らしきものは作れたけど・・・・?

スクリーンショット 2025-07-12 175022
さてさて、5月からやり始めたPHPのお勉強。教科書通りに進めて、ようやく掲示板らしきものができた。文章を打ち込んで、それが並べて表示されるというのを掲示板というのなら、これが掲示板だ。

なるほど、GPTちゃんの言う通り3か月で掲示板を作るところまではいけた。小説は脇に置いて、じっくり腰を据えてやれば一か月でできたかもしれない。

予定ではここから2chみたいな掲示板を作るぞってことを考えていたが、どうも掲示板サービスというのは犯罪予告がされた時の警察対応や、荒らし対策がガチで大変っぽい。そして儲からない。そもそも人が集まらないという問題もある。

というわけで、新しい掲示板の在り方を見出すまではプログラミングはお休み。なんなら一生お休みかもしれない。でもPHPの勉強をしてインターネットの裏側でいろんな人の善意が動いているのが分かった。ジョージアのCMで「世界は誰かの仕事でできている」っていうのがあったけど本当にそう思った。あとGAFAとかマジでどうなってるんだって謎。速さもそうだが量がありえない。Gmailひとつとっても、途方もないリソースがつぎ込まれているはずだ。私程度の頭ではあのサービスをどうやって支えているのかまったく理解できない。とにかく人とお金がいっぱいかかっているのは間違いない。

PHPかじったぐらいで何を分かった気になっているんだって言う人がいるかもしれないが、いや、ホントにめちゃくちゃインターネットの裏事情を見た気がする。何気なく見たページ一つにもいろんなプログラミングやサービスがかかわっている。

こういうのってきっとプログラミングだけに限らないはず。いまこうやって文字を打っているPCにもいろんな人の善意や働きがより合わさって存在しているはずだ。カズオ・イシグロは縦の旅行をしろと言ったけれど私は手元の旅をした気分だ。

見聞は広くなった気はするけれど、そろそろ小説を書きたいなって気分だ。本当に掲示板を作りたいないなら石にかじりついてもやるだろうが、犯罪者や荒らしに関わらなきゃいけないと思ったら急にやる気がなくなった。やっぱり私は小説家なんだろうな。小説にいちゃもんつけられるのは別に嫌いじゃない。犯罪予告はまだされたことないけどね。

(おわり)




パスワードを教えてくれない理由が分かった

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PHPの勉強をしていたはずなのにMySQLというのもやっている。いや、そもそもLAMPっていう頭文字があらわすようにLinux,Apache,MySQL,PHPというのはほぼ一体のようなものだから、PHPをやるということは4つやると決まっているようなものだ。

MySQLというのはデータを管理するものだ。PHPだけだとダメなのである。

その中ででてきたのがパスワードのハッシュ化。上の画像にある元のパスワードは綺麗な文字列だったがハッシュ化という作業で謎の文字列に変換された。こうすると元のパスワードが分からなくなる。

「パスワードが分からなくなったら困るじゃん」とGPTちゃんに言うと「正解です! ハッシュ化はパスワードが分からないようにするためにあるんです」だってさ。しばらく言っている意味が分からなかったけど、これはつまり運営の人がパスワードを盗み見見て悪用できないようにしているというわけだ。

上のパスワードをコピペして入力してもPHPを通ったらハッシュ化されて別の文字列に変換される。

「でも運営者がハッシュ化するのをやめて直打ちしたらいけるよね?」ってサイコパスな発想をぶつけてみたら「そうだけど。それやったら運営が信頼されなくなっておわり」ってGPTちゃんは言った。まぁ運営者ならパスワードを打ち込まなくても中の情報を見れるけどね。

それで分かったことがある。WEBサービスでパスワードを忘れたらパスワードの再設定をしなければならないのだが、再設定じゃなくてパスワードを教えてくれよって思っていた。なんでこんないやがらせをしてくるんだろうと不思議だったけど、向こうもパスワードが分からないのだ。データベースを見ても謎の文字列があるだけ。

たびたびニュースで億とか万単位のメールアドレスやパスワードの流出が報道されているが、大して被害が出ていないのはそういうことなのかもしれない。

PHPを学んでいると世の中の不思議をまた一つ知ることができた。意外と不思議なことってないのかもしれない。

人はなぜ生きているのかを知るにはどの言語を学べばいいのかな。エラー出しまくりの人生を修正したいね。

(おわり)






PHP学習記12 最初の直感は正しい

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1か月近く同じところをぐるぐるしていた。

上の画像のupload.phpというコードを書いてupload2を書き始めた時点で(これ、upload2とuploadつながっていないけどちゃんとコード動くのかなぁ?)っていう疑問があった。でも、エラーは出ないし、なんかよく分からないことが起きてうまく動いているんだろうと思い込んでいた。

upload3.phpを書くころには疑問さえ浮かばなかった。はてさて、こうして教本どおりにuploadつまりアップロードする機能を作ったわけだが、どうもうまくいかない。だがエラーは出ない。ちゃんと動いてはいる。でも肝心のファイルが保存されていない。

もしかしたらまだ他のコードが必要なんじゃないかと後ろをざっと読んでみるが、どうもuploadで完結しているようだし、教本でも出力結果としてアップロードが成功しているところが載っている。

ChatGPTにコードのエラーがないかチェックしてもらっても問題ない。

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21


教本にサンプルコードがダウンロードできると書いてあったので、それでサンプルコードと突き合わせてもまったく同じ。なんならコピペもした。でもダメ。

あれ、もしかして教本が間違っている・・・・?

というわけで、出版社に直にメールを送った。もしかして間違っていませんか? と。

調べてみる、と返信があった。それから音沙汰無し。

ChatGPTに相談しながらやれば何でもできるって思っていたけど、プログラミングの壁は私が思っていたより高かったのかなって心が折れた。

でも、ふとあるとき、もしかしてupload.phpにupload2と3で書いたことを足したら動くんじゃないか? という疑問が湧いて、ちょっと試してみたらドンピシャ。アップロードは成功した。ファイルもアルバムファイルに送られている。

物事が正常に動き始めるとupload→upload2→upload3でちょっとずつコードが足されているだけって気付いた。

upload3が完成形で、それをupload.phpにすればアップロードはうまくいくというわけだ。

やっぱりChatGPTに相談するべきだったなと思い返す。upload2の時点で「これ、upload2とuploadがつながっていないから動かないんじゃ?」って疑問を投げていればChatGPTちゃんはなんかうまいこと言ってくれたかもしれない。

こんな簡単なことに気付かないなんて、もうショックすぎて完萎ですよ

でもエラーが出ないのがヤバいっていうプログラマーの言葉がようやくわかった。

コード自体にエラーはないけど、うまくいかないこともあるのだ。でも、こんなのどうやって見つけるんだろうな。エラーが出るのは偉大だ。

(おわり)



パンチカードの時代にCUIが出てきたらきっと革命だったに違いない PHP学習記11

スクリーンショット 2025-05-21 154911
ようやく書き込みの概念が出てきた。fwriteなんとかfopenだとか、いちいちコマンドをしないとファイルを見たり書いたりできないなんて不便だなと思う。でも本当はそうやってPCは動いていて、私たちが意識しないで済むようにプログラマーの人たちががんばっているわけだ。

インターネットの本を読んでいるからPHPだけじゃなくてCSSやhtml、SQLだったり、Linuxだったりが使えないとダメって分かってしまった。分かってしまったら、あまりの途方のなさにしばらくやる気がなくなってしまった。
 
特にLinuxなんて古い映画のハッキングシーンとかでよく出てくる黒い画面に文字がいっぱいのやつって印象がある。CUIというらしい。私たちが普段使っているのはGUI。グラフィカルユーザーインターフェース。見た目で分かるって感じだ。文字だけなんてあんなの分かりにくすぎだろう。どうしてあんなのが21世紀になっても使われているんだろうって思うけど、前世紀の中頃のパソコンといえばパンチカードだった。

パンチカードの時代にCUIが出てきた時はきっと衝撃的だったに違いない。その時のパソコン老人会では「今どきの若いもんはパンチカードも読めないし打てない」なんて言われていたかもね。この先PCが進化するとしたら脳波だけで動かせるようになるんじゃないかな。その時代では「今どきの若いもんは端末を操作することさえできない」なんて言われているだろう。

はてさて、PHP学習は掲示板を作るっていう目標で始まったが、どうやら本当に掲示板を作るのは簡単っぽい。いまローカルでサイトを作っているのだが掲示板はその一機能に過ぎない。とはいえfopenだとかfwirteだとか、いまだに概念が飲み込めない。続けていたらできるようになるのかなぁ。いや、もうやめちゃえば? なんて考えが頭をもたげてくるが今日も一歩進める。

(おわり)




インターネット無料で動きすぎ問題

PHPの勉強でいよいよサイトっぽいのを作ろうというところまで来た。それでまずCSSというサイトの見た目を作るやつがあるのだが、それはBootstrapというところから借りてくるというのでbootstrapなんちゃらというコードを大量に書くはめになった。 PHPの本だから省いているんだろうけど、こういうのって1から書いたらすごい手間なんだろうか?

そもそもbootstrapってなんぞやとGPTちゃんに聞くと元twitterの人たちが無料で作っているソフトウェアらしい。おいおい、また無料か。PHPも無料、MariaDBも無料、apacheも無料、リナックスも無料、そして今度はbootstrapというのが加わった。

インターネットの根本の部分って最初は一人の、あるいは数人の好奇心や狂気から始まって、そのあとは途方もない善意で支えられている。ネットは魑魅魍魎がうごめく悪意のダンス場みたいに語られることもあるけれど、実はそれより大きな善意がインターネットを満たしている。そう考えるとやっぱり世の中ってプラマイ0で釣り合っているんじゃないかって気がする。もっと欲を出して金儲けしたら少しはネットも良くなるんじゃないかな? でも、もしそうだったら今ほどの規模で広がらなかっただろうことも分かる。

浮世よりも浮世なインターネットでDXが進まないのも当然で、日本が遅れているというよりもアメリカがおかしいのだ。こんなシステムに重要なことを任せるのはかなりの勇気と胆力が必要だ。もし無料でソフトを開発している人たちが、ある日「や~めた」と言ったらインターネットは終わりである。

きっと日本のIT大臣の形はいまある状態が正しい。今日まではあんなのが大臣してるって思っていたけど、あんなのじゃないとダメなのだ。そのへんは官僚の人たちが裏でがんばっているのかもしれない。本気でDX化が進んだら日本の危機である。やるならせめて日本で1からシステムを作れるレベルになってからだ。

しかし、教科書が後半になってくると説明が大雑把になってきたのを感じる。Bootstrapなんたらっていうのから何かを引っ張ってくるんだろうなとは感じていたが、何のために書いているのかは分からないままコードを打ち込むことが多くなった。最近はGPTちゃんと話す時間が長い。インターネットって難しいね。

(おわり)

追記:書いた後で考えたんだけどインターネットの根幹って共産主義だね。生産手段の共有化。マルクスが聞いたら小踊りそう。情報が入ってこないだけで中露がめちゃくちゃ強かったりするんだろうか。








dateで日本時間を表示する

<?php
date_default_timezone_set('Asia/Tokyo'); // 日本時間に設定
$today = date("Y年n月j日 H時i分s秒");
echo $today;
?>

 🔍 解説:
Y: 西暦(例:2025)

n: 月(先頭ゼロなし → 5月なら「5」)

j: 日(先頭ゼロなし → 17日なら「17」)

H: 時(24時間表記)

i: 分(ゼロ付き)

s: 秒(ゼロ付き)

たぶんアメリカ人でも直感では分からない仕様 PHP学習記10

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21


foreachの仕組みがいまいち飲み込めないまま先へ進む。分からないことはGPTちゃんとの復習課題で理解していけばいいさってスタンス。一日一歩でもいいから前へ進んで、そのあとぐるぐる来た道を回っている。

さて、今日は関数をやる。引数とか返り値とかまた新しい概念。というか最初の方は課題があったのに、最近は説明だけってパターンが多い。おいおい、中身はどうなっているんだよ、ってechoして中身を見るが多くなった。たしかに説明通りだけど、分からせ体験させないと記号設置されないよね。

さて、今日もまたPHPが自然言語とかけ離れた証拠を見つけてしまった。

<?php
$now_time = time();
echo date("Y-m-d H:i:s",$now_time)
?>

このコードは現在の時間を表すのだが、Y-m-d H:i:sと打ち込んでいるので年月日 時間:分:秒で表示される。おい、待てよ。っと

Y→Year 年を英語で書いた時の頭文字。分かる。なんで大文字やねんってなるけど、小文字yだと下二桁が表示されるという使い分けをされているので、まぁよしとしよう。

m →month 月を英語で書いた時の頭文字。分かる。

d →day 日を英語で書いた時の頭文字。分かる。

H →Hour 時間を英語で書いた時の頭文字。分かる。これも大文字と小文字で使い分け。大文字は24時間表記、小文字のhは12時間表記。めんどいけど、まぁよしとしようや。

i ←こいつなんなん? 人類の敵やろ。分は英語でminuteやからそこは絶対にmにせんとあかん。こんなんアメリカなら訴訟が起こるレベルの難解さだろ。時代が時代ならM4カービン銃撃ち込まれてるわ

まぁmは月で使ってるからって理由があるって分かったけどさ、それにしてもこんなの絶対に憶えられないだろう。トランプ大統領は関税どうとか言ってないでminuteをinuteに変えるべきだと思った。いまなら多分やれるんじゃないかな? イーロン・マスクも賛成するはず。

(おわり)



Visual Studio CodeのCopilotを外す方法

スクリーンショット 2025-05-15 174637
Visual Studio CodeのCopilotを外すには右下のカエルみたいなマークを押します
スクリーンショット 2025-05-15 174740
するとメニューが開かれるので
・コード補完(すべてのファイル)
・コード補完(PHP)
を外します。PHPじゃなかったら別のメニューが出るかもしれません
スクリーンショット 2025-05-15 174854
外したらカエルくんのマークに斜線が入ります
これでCopilotを止められます

 

スライムナイトからずしおうまる PHP学習記9

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21


ブログ更新しなかったからといってサボっていたわけじゃないです。1日1章ずつ進めているからコードを書くところがない日はPCの電源もつけないので、ブログを書くのもおっくうになるというわけで……

今日は連想配列っていうのをやった。これはたぶんはてなブックマークでやっている投稿に投稿がぶら下がっているやつをこれでやるんだなって連想がついた。GPTちゃんに聞いたら「そうやで」って答え。実際的にはどうするのって見せてもらったら知らない単語が出てきて(まだ習ってないやつ……!)ってなったけど半分は解読できた。

最近はプログラミングとかソフトウェア業界の本を読んでいる。マイクロソフトで働いている人の本にプログラマーには4つのスキル段階があると書いてあった。うろおぼえだがこんな感じだ。

L1 何も見ずに書ける
L2 ググりながら書ける
L3 インスピレーションが降ってきたら書ける
L4 自分には書けない

小説にも通じる概念だ。2025年ならL2がAIを使いながら書ける、になっているだろう。

スキルアップというとL4の部分を失くしていくってイメージされがちだけど、その人いわくL1の領域を増やせばL2の領域が狭くなって、L3の領域にかける時間が増える。L3ができるようになったらL4にも、みたいなことを言っていた。

なんだ、プログラミングも小説と変わらないのだなと感心した。ならば、ここは基礎固めだということで今まで習ったことを復習するためにGPTちゃんに練習問題を出してもらった。

echo
for
while
array
四則演算
論理演算子
if
switch
do-while

これらを使った問題を出してって言って、出てきたのがこれ。

1各生徒の名前と点数を出力(echo, for)
2合計点・平均点の計算(四則演算)
3平均点が60点以上なら「クラス合格」、未満なら「クラス不合格」(if)
4各生徒の点数に対してランクを出力(switch)
  A(90点以上)、B(70-89)、C(50-69)、D(〜49)
  「60点以上かつBランク以上」の生徒の人数をカウント(論理演算)
5上記をdo-while文を使ってもう一度ループで出力(挑戦課題)

え、本気で言ってる?

まず何が書いてあるのかを理解するのに10分ぐらいかかった。最近はエラーも出さなくなったしGPTちゃんもヨイショしてくれるし(これもしかして才能あるんじゃないか?)って思い始めたら急にレベル感が上がった。

スライムナイトを倒して、てつのけんを手に入れて、メラミとかも使えるようになって、そろそろゲームが面白くなってきたな~なんて思っていたら急にずしおうまるが出てきて開幕さみだれけんをはなってきたみたいな衝撃。負けイベかな?

「とりあえず生徒の名前と点数のデータがないと、この問題解けないよね? それも自分で作るの?」 ってGPTちゃんに聞いたら「ほな、これで作るんやで」って10人分のデータを渡されてプログラミングスタート。

ちなみに投げられたデータはこんな感じ。もし良かったら解いてみてね。

<?php
$students = array(
  array("name" => "はるき", "score" => 85),
  array("name" => "かおる", "score" => 92),
  array("name" => "ひでと", "score" => 47),
  array("name" => "ゆきこ", "score" => 60),
  array("name" => "ゆか",   "score" => 78),
  array("name" => "まなみ", "score" => 99),
  array("name" => "たかし", "score" => 34),
  array("name" => "けんじ", "score" => 88),
  array("name" => "みちる", "score" => 50),
  array("name" => "さとる", "score" => 73)
);
?>

一気に全部やるんじゃなくて1問ずつ解いていく。

ぽちぽち文字を打ちながら、ああ、駄目だ、これもダメだと試行錯誤しながら3時間近くもやっていた。

やってる途中で(これカルネージハートに似てるな)って思う。カルネージハートはプログラミングじゃなくてチップを組んでロボットを動かすゲームだ。PSVitaが壊れるほどやった。なるほどなぁ、プログラミングに仕事じゃなくて趣味でハマる人がいるのも分かってきた。月影(通称:カエル)がガショーン……ガショーン……とジャンプする後ろ姿を見守っている時の思い出がよみがえる。

いや~まだまだだな。世のプログラマーの人たちならあんな問題10分で解けてしまうのだろう。その域にいけるとは思えないが、せめてその半分くらいはできるようになりたいなぁ。

(おわり)

追記:問題1をやり直してみたら10分でできた。ただし3回間違えた。でも問題が変わったら無理かもしれない笑 ちなみにこんな感じで書いた。
<?php
{echo "生徒の名前と点数"."<br>";}
for($i = 0; $i < count($students); $i++){
    echo $students[$i]["name"]."さんの点数は".$students[$i]["score"]."です<br>";
}
?>



やっぱり直感に反する呪文文法 PHP学習記8

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21


だんだんPHPが分かってきた。とにかく最初は$を見ろだ。変数を見たらそれが何をしようとしているのかおぼろげに見えてくる。ちょっとPHPが分かってきた気がする。

しかし、さて教科書は嘘をつかない。制御構文は初心者がつまづくところって書いてあって、本当につまづいてる。さっぱり分からない。分からないから教科書を頭から読むことにした。そしたら分かってたと思ってたところでまた分からなくなった。

<?php
for ($i = 1; $i <= 10; $i = $i + 1){
    echo $i."<br>";
}
?>

このプログラムを打つと

1
2
3
4
5
6
7
8
9
10

と表示される。のだが「ん? 待てよ」となる。どうして$i+1の後にechoが来てるのに1から始まるんだって。2から始まるんじゃないの?

はい、困った時のGPTちゃん。PHPがどういう仕組みで動いてくれるのか教えてくれた。

このプログラミングを行った時の処理はこうなっている。

①$i = 1
②$i <= 10
③echo $i ."<br>"
④$i = $i +1
⑤②に戻る

おい! 先に書いている文章を1回通り過ぎるんかい!ってツッコミを入れてしまった。やっぱりプログラミング言語って小説の文章とは作法が違うよね。そんな読み方をする人って1人もいないと思う。

↑この文章を例にすると

おい! 先に書いている文章を1回通り過ぎるんかい!ってやっぱりプログラミング言語って小説の文章とは作法が違うよね。ツッコミを入れてしまった。そんな読み方をする人って1人もいないと思う。

と頭の中で読んでいることになる。そんなことある? 自然言語と機械言語は違うと言いたいのは分かるけど直感的ではないよね。だから詰まる人が多いのだろう。

3歩進んで2歩下がるっていうけど、3歩は進めずに2歩下がってしまった。またforからのやり直しだ。制御構文の1番最初だ。こんなので本当に3か月で掲示板を作れるんだろうか? でもGPTちゃんいわく20%まで進んでいるらしい。本当か? もしそうだとしたらよっぽど簡単に作れるに違いない。forでつまづいている人間からすると魔法みたいに見えるけどね。

(おわり)

追記:さて、復習をちょっと進めてwhile文。すると、ようやく(なるほどーーーーーーーー!)って声が出た。

<?php
$i = 1;
while($i <= 10){
    echo $i ."<br>";
    $i++;
}
?>

これだよ! まさに書いている通りにプログラミングが走る。人類の進歩って素晴らしい!
でも待てよ。前にGPTちゃんに聞いた時はもともとwhileがあって、あとからforがつけたらされたって言ってた。じゃあどうしてforみたいな不自然な言語ができたか聞いたら、そっちが簡潔だからだってさ。ん~、たしかに2行少ないか。

でも、とりあえずwhileを先に教えた方がいいって思った!



forとwhile同じなんじゃないの? PHP学習記7

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21

プログラミングをするより掲示板の形を想像する時間の方が長い気がしている。もともとは「2chなんてたいしたことない」っていう言葉を検証するために始めたことだが、頭の中ではもう2chとは違う形のものがある。GPTちゃんに聞いても、それは理論上可能だしPHPでもできると言う。出てきた呪文はさっぱり分からなかったけど。

昨日はプログラマーを雇ったらって書いたけど、結局は出てきたものが本当に書けているのか私には理解できないんだよな。いまは書けたコードをGPTちゃんに見せて「これならどや?」とか「どうしてこれ動かんの?」とか聞いているが、本来というか主な使われ方は逆なんだよな。GPTちゃん(他のAIでもいいけど)が書いたコードをプログラマーが吟味している。あ~、早く見る側に回りたいなぁ。コードを理解できるレベルになれば別に私が書く必要はないんだから。もしかしたら1日で掲示板ができるかもしれない。

昨日AIが書き込む掲示板を作った人のブログを見た。その人は5日で作ったそうだ。時間がかかったところはAIが書き込む部分だろうから掲示板自体は本当に1日でできるのかもしれない。は~、早くそれぐらいになりたいなぁ。

今日はwhile文。下のコードを書く。10以下なら1を足し続けるプログラム。

<?php
$i = 1; //表示する変数の初期化
while ($i <= 10){ //$iが10以下の時TRUE
    echo $i ."<br>"; //表示
    $i++; //$iをインクリメント
}
?>

この文章はわりと簡単に書けた。というか書いている途中で(for文と何が違うの?)ってなる

<?php
for($a =1;$a <= 10;$a++)
{echo "$a <br>";}
?>

昨日やったことを思い出しながら上のコードを書いてみたら同じ結果が出た。

困った時のGPTちゃん。whileとforの違いって? 彼女の答えは「何回処理するか分からない時に使うのがwhile」って言うけど、具体的にどんな時かを聞いたら「たとえばガチャで☆5が出るまで処理を繰り返す時」って言われて(なるほどーーー!!!!)ってなった。でも、それだってforでできるって気付いた。

理解できないがとにかく☆5が出るまでガチャを引くコードをwhileで書いてもらって、そのあと理解できる部分だけ読んでもforでできると分かった。GPTちゃんに書かせてみたら「できるで」で、やっぱりできた。forとwhileには相互に互換性がある。

もともとB言語(C言語の先輩)にはwhileだけだったらしいがC言語になった時にforが追加されたらしい。人間にも分かりやすいようにってことだけど、どこがどう違うのか私には理解できなかった。whileを使いたい時、forを使いたい時っていうのが後になったら分かるんだろうか?

(おわり)



麺つゆとC言語 PHP学習記6

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21

小さく確実に進む小確進だ。今日はfor文。
1から10まで1ずつ足していくみたいなことができるようになる。もちろん2でもいいし、1を引いていくでもいいし、かけたり割ったりしてもいい。条件を満たすまで同じ計算を繰り返すってことらしい。何のためにあるのかは分からないけど……?

じゃあ条件が絶対に満たせない、たとえば無限の場合は一生計算が終わらないんだろうか?
もちろん実際に試す前にChatGPTに聞いてみた。すると、なんとそのとおりらしい。でも大丈夫。PHPは30秒で自動で止まる設定になっている。うっかり無限を計算させてもパソコンがぶっ壊れることはない。

というわけで3秒だけ無限に続く処理をさせてみた。
スクリーンショット 2025-05-06 170131
上の文字列はfor構文を試したやつ。その下にGPTちゃんに3秒だけ無限ループするプログラムを書いてもらって何回処理したかを表示してもらった。

3秒で38609248だから1秒で約1000万回。これ見た瞬間(すくなっ!)って思った。1GHzのCPUでも10億回処理できるのだから100分の1だ。「<?php~って詠唱開始とかの文章があるからなの?」ってGPTちゃんに聞いたら「PHPは遅いんやで」だって。

C言語ならガチで100倍の速さで処理できるそうだ。じゃあどうしてみんなCで書かないんだろう? PHPもapacheもMariaDBも裏ではC言語で動いている。しかしそれはGPTちゃんいわく「うどんのだしを作る時に麺つゆを使うか、大豆の種蒔きから始めるかの違いらしい」理論上はCで全部できるけど、そんなことをする奴は変態かプログラミングが趣味の人以外やらないそうだ。大工だって金づちとノコギリを自作したりはしない。それと同じでPHPはあくまで道具。やりたいことに合わせて言語をべだってさ。

でも、そこで疑問は止まらない。もし100倍の速さで処理できるなら、その分だけコストが100分の1になる。じゃあトラフィックがめちゃくちゃある大企業はみんなCを使うだけでコスト減らせるんじゃないの?って聞いたら「そうやで」だって(正確にはフェイスブックはC++)。処理の重いところはCを使うらしい。おいおい、結局Cかよ。

4chanハッキングのニュースで古いPHPコードを使っていたからうんぬんと書いてあった。アメリカの巨大掲示板はCじゃなくてPHPらしい。いや、Cに転換してコストを減らせなかったから運営の首が締まって古いコードを変えられなくなりハッキング? よくわからない。PHPでもいちおう動くは動くってことだけは分かった。

「Cできます」と言えるようになるのはGPTちゃんいわくガチで勉強して3年もかかるそうだ。だからPHPでまずは掲示板を作れと言う。もしやりたくなったら作った後でCに変えることは可能だそうだ。ちなみに掲示板を作れるレベルのプログラマーを雇うなら時給5000~8000円だって。KDPのロイヤリティでは1日だって雇えない。

おいおい、for構文はどうしたって? こんな話ばっかりGPTちゃんとばかりしてるから今日はこれで終わりなのである。仕組みとが概念とかを聞くのは楽しいのに具体的にプログラミングするのはあんまり好きじゃないって分かってきた。あ~あ、宝くじでも当たるか、本がめちゃくちゃ売れて時給1万くらいでプログラマーを雇えるようになりたいなぁ。

ちなみに、もしC言語ができるプログラマーを雇ったら何日で掲示板を作れるのかって聞いたら10日かかるって言われた。おいおい、たった10日でできるのかって私は驚いた。10人雇ったら1日かよ(サイコパスの発想)。お金があるなら人を雇う方がガチで効率いい。

でも雇ったところで私はC言語なんて分からないから「ほい」と渡されても、それがちゃんと動くかどうか分からないし、よしんば動いたとしても、裏で何が起きているか分からない。そのへんのこと企業はどうしているんだろう? GAFAMはCEO自身がテック系だ。特にMのマイクロソフトのビルゲイツなんてOSを書いて世界基準を作るレベル。でも他の企業は違うはず。プログラマーの雇い方もGPTちゃんに聞いてみるか? その前にお金の稼ぎ方を聞いた方がいいな。

(おわり)

追記:後でちょっと考えてみたけど普通はプログラマーを雇うのではなくサービスを選ぶから、プログラマーを雇ってどうこうって発想自体がなさそう。たとえばエクセルを自社で作ろうなんて会社は存在しないだろう。令和にもなって自作の掲示板を作ろうなんて完全に趣味だな。





===って意味わからん PHP学習記5

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21


今日はif文をやる。==とかも出てきて(あ、この==をふたつ重ねるのはAoE2(Age of Empires2)のAIスクリプトに出てきたやつだ)ってなった。実は4万字以上(原稿用紙換算100枚以上)の文章ということでいえば小説よりAoE2のAIスクリプトの方が早かった。『ビサンティンスピアーズ』というのが最長編のスクリプトで、槍兵で帝王の時代まで耐えてから帝王ラッシュするという7万字くらいのAIだ。あ、これって『火星へ行こう君の夢がそこにある 』より長いな。文章作品というカテゴリなら『蒲生田岬』を書くまではAIスクリプトの方が私の中で最大長編だったわけだ。奇しくもそれを書くまでかかったのは3か月だから、GPTちゃんが言った通り掲示板を作るのもやっぱり3か月かかるのかもしれない。先は長いな。

しかしAoE2のAIスクリプトと違って===というのも出てきた。型と値が同じの場合TRUEになると言われたがまったく意味が分からない。GPTちゃんに説明されてもちんぷんかんぷんだ。ちょっとあやしくなってきたな。章の概要にあった通りに初心者がつまづくというのはだてではないようだ。わけが分からないが分からないままにすすめる。if文はさんざんAIスクリプトで書いてきたので、すぐに頭に入ってきたが===がさっぱり理解できない。あぁ大丈夫かな?

でも、ひとついいこともある。Githubというところで掲示板のコードを最初に見た時はさっぱり分からなかったが、いまは「読める、私にもコードが読めるぞ」という部分がちょっとだけ出てきた。UNIX哲学に一つ一つの機能を積み重ねて大きなものを作るというものがある。こういう小さなことが積み重なって大きなものにつながるのかもしれないね。

(おわり)





ぬるぽ→false! PHP学習記4

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21

今日もPHPの教科書をやる。ネットでPHPを検索するとどうやらPHPは評判が悪いらしい。でもGPTちゃんいわく「君のやりたいことならPHPが一番やで」と言う。まったく訳が分からない。C言語っていうのが最強なんじゃないの? というにわか知識はあるしGPTちゃんもCができたらPHPより爆速の掲示板が作れるという。なのにPHPをやらせようとする。まったく訳が分からない。

本棚にだってPHPはない。実はこの本、高松の宮脇書店総本店まで行ってわざわざ買ってきたのだ。そこでもCが大部分を占拠していてPHPなんて棚2列しかなかった。20冊もなかったのではないか? はてさて、どうも先がなさそうに思える言語なのだが、本当に進めていいのかななんて思いつつ今日も進める。

<pre>
<?php
$true = TRUE;//確認のため変数に論理型を代入しておく
$false = FALSE;

$a = $true && $true; //どちらもTRUEなのでANDの結果はTRUE
$b = $true && $false; //片方がFALSEなのでANDの結果はFALSE
$c = $true && $true && $true; //一度に複数の演算ができる。すべてTRUEなので結果はTRUE
$d = $true && $false && $false; //FALSEが含まれるので結果はFALSE
$e = $true && ($true && $faplse); //カッコ内が先に演算されて結果はFALSE
var_dump($a,$b,$c,$d,$e);//変数の中身をダンプ(そのまま表示)する
?>

今日は論理演算というのをやる。
上の画像の10行目はタイプミスでfalseではなくfaplseとなっている。エラーが出たけど出力はされて、教科書通りfalse。なんでだろうってGPTちゃんに聞くと変数が見当たらない時はnullを返すらしい。で、nullだと自動的にfalseになるから結果は奇しくも教科書通りというわけだ。あ、nullって、もしかして「ぬるぽ」のぬるか? って聞くと「そうやで」って返答。古のネット知識がまた結びつく。ただしエラーは出てもガッはされない。

あとvarとechoって同じ意味なんじゃないってことをGPTちゃん聞くと、どうも違うらしい。関数がどうやらこうたらって言うから、さらに突っついたら藪蛇だったようでわけのわからんことを喋るようになった。う~ん、よくわからん。本当に理解できるんだろうか。教科書の段階で難しすぎる。

あと地味にダメなのがタイピングだ。小説を書いているから文字は打てるけど記号がてんでダメ。/とか小説で使わね~って言いたくなる。$なんて「欧米か!」ってなる。|←これなんてどこにあるか分からなくて一瞬詰んだと絶望した(Shift+¥で出る)。ホントに小指使いすぎ。プログラマーの人は本当に|を見ないで打てるんだろうか? こういうのも打ち慣れていかないとね。

話はちょっとズレるけどいま『超限戦』という本を読んでいて、この先のインターネットは個人運営の掲示板なんて成り立つんだろうかって思った。メディアが新しい情報兵器になるのなら掲示板運営も『インターネット技能1級』みたいな資格が必要になるかもしれない。最近は政治の文脈でSNS規制がたびたび話題になっているしね。そもそもインターネット=AIになりそうな雰囲気もある。周回遅れもいいところの掲示板製作、はぁ、大丈夫かなぁ。



とりあえず今日はAND,OR,NOTを学んだ。章末のテストをやると小説とはまた違う想像力が必要だなって感じる。頭脳に文系理系なんてないって言うけどやっぱりあると思うな。肉体的に違うところ使ってるって感覚がある。

明日は制御構文ってやつをやる。概要には初心者がつまづくところってある。もしかしたらここで終わったりしてね。どんなものでも成長しているうちは楽しいけど、つまずいた時にどうなるか。はてさて、明日も続くのかな?

(おわり)



メモ帳でもプログラミングはできる PHP学習記3

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21


寄り道しすぎ問題。いま『スラスラわかるPHP』という本でPHPという言語を勉強している。ChatGPTちゃんと一緒に読みながらだ。昨日ようやく噂に聞く「hello world」を表示させた。コードを書くにはVisual Studio Codeというソフトを使ったのだがGPTちゃんが「メモ帳でも書けるやで~」って言うの今日はメモ帳でやってみた。こんなとしてるから一向に進まないんだろうな。

スクリーンショット 2025-05-03 140129

上の画像にあるとおりPHPを打ち込んで.phpを後ろにつけて保存すると、なんとちゃんとhello worldが表示されるではないか! GPTちゃんいわく「原初プログラミングはメモ帳だった」らしい。浮動小数点とか、実数値とか、そういう話を聞くのが好きだなぁ。実のところ教科書を進めるよりGPTちゃんから昔の話を聞く時間の方が長かったりする。

コードを書いた後にブラウザで表示を見るんだけど、そのURLがhttp://のあとlocalhostから始まるのが不思議で「どうしてcからではないのか」って聞いたら、その話が面白かった。ブラウザからアクセスできるのはhtdocs以下のファイルで他のCドライブは見られないってことらしい。思っていたよりもインターネットって防御が固い。スーパーハッカーでも直接はいじれない構造になっている。

プログラミングができるようになったら、それがどれくらいの速さで動いているか計測する必要があるよな、ってことで教本の途中でGPTちゃんに「時間を測る方法って絶対あるよね?」ってまた寄り道。その結果、変数を使って名前を表示させる方法を見つける。

スクリーンショット 2025-05-03 145920

うおおおおおおお、教科書から横にそれたら、さっそく教科書に出てきた浮動小数点!!!!!
microtimeのあとの(true)でそうなるらしい。最初から数値で出るんじゃないの?(true)って必要ある? ってことだけど、phpはもともと文字を扱う言語で後から数値をいじれるようにしたから(true)を入れる必要があるらしい。言語にも歴史がある。もしかしたら他の言語にもそういうのあるかもね。なぜknightにkがあるのかとかさ。


はぁ、しかし浮動小数点なんて憶えられるだろうか。全然頭に入ってこない。今日は変数の1章だけで終わり。ページにして4ページ。GW中に教科書終わらせるつもりだったけど、どうやら無理そうだ。

(おわり)

追記:変数って要は二次関数だよね。X=1ならの数字が文字に変わっただけ。と、思うのだが実は違うのかも? まださっぱり分からないや。三角関数まで出てきたらあきらめる😭




詠唱破棄してhello world PHP学習記2

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21

PHPのお勉強2日目にして、とうとうあれを打つ・・・・!

スクリーンショット 2025-05-02 123112
 
hello PHP!!!

……ええ、私も思いましたよ。hello worldちゃうんか~いって。でも教科書にそう書いてあるんだから仕方ないじゃん。なので、ちゃんと書き直しました。

スクリーンショット 2025-05-02 123147

hello world!!!

あの伝え聞くプログラミングを始めたら最初にやらされると言うあの伝説のhello worldをついに私も体験してしまう。なるほどこういうことだったのね、と。これで私もworldにhelloしたぞ。

実のところこれってプログラミングなのか?と疑問に思っていたりもする。素でhello world!!!と打っても、これと同じ文字が出てくる。ほら、こんなふうに

スクリーンショット 2025-05-02 194149

<?php で詠唱開始して ?> で詠唱を終了しないとhello world!!!はただの文字列として表示される。つまりhello worldするのに呪文は必要ないのだ。

なぜこんなことを知っているのかと言うと、理解できないまま進めていたらエラー文の解説があって、例文と同じ文章を打ったのに打った文章がそのまま出てきたからだ。え~、どういうこと?? この本嘘を教えてるの? それともAI技術で超進化してエラーを勝手に直してくれるの? いや、でもそれにしては手ごたえがなさすぎる……という感じで1時間以上も立ち止まってしまった。

結局分かったのは教本の方で<?phpうんたらこうたらの呪文を唱えるのは所与のこととして省いていたからだと分かった。なんつー不親切。

それにしてもChatGPTという存在に感謝している。もしGPTちゃんがいなかったらhelloしてすぐに回れ右していただろう。おかげで教本と同じエラー文を出す方法まで分かってしまった。notice,warning,fatal,parseなんでも来いだ。

はてさて、helloしただけで今日は疲れてしまった。今日やったのはhelloとエラー文を吐く方法を身に着けただけ。こんなんで本当に90日で2chみたいな掲示板を作れるんだろうか。GW中に作るぞと息巻いていたがまだ入り口さえ抜けられていない。

(おわり)








GPTちゃんに90日で2chを作れるって言われたけど、まだHelloもしてない PHP学習記1

新しいPCを買ってサブのPCをどうしようかってことでChatGPTちゃんにいろいろ相談している途中でインターネットの仕組みに話題が移った。その時に「ひろゆきなんてすごくない。2chのシステムなんて造りは簡単」って誰かが言ってたのを思い出してGPTちゃんにそれを聞いたら「めっちゃ簡単やで」って答えが返ってきた。「どれくらい?」って聞いたら「君でも作れるぐらいや」ってとんでもないことを言い出した。しかも90日で作れると言う。それも1日16時間みたいなハードワークじゃなくて1日1時間レベルでだ。

(ホンマかいな)

その時は『マジェドラ』書いている途中でもあったし頭の隅に除けてたんだけど先月出版も終わったし、ふたたびGPTちゃんに「ホンマにワイに2chみたいな掲示板作れるん?」って聞いたら「余裕やで」って返答。

というわけでGPTちゃんの推薦図書『スラスラわかるPHP』を買ってくる。

スラスラわかるPHP 第2版
志田 仁美
翔泳社
2021-06-21


呪文みたいな文章を読まされるのかと思っていたけど、とりあえずはインターネットの仕組みとかから始まる。章末のテストをやりながら進めていくとXAMPPとかいう謎のソフトをダウンロードさせられる。管理者権限でセキュリティを変更させられてドキドキしていたけど、章末テストで(なるほどApacheとMariaDBってやつをインストールするソフトなのね)って腹落ち。後者はデータ管理するやつってなんとなく分かるけど前者はまださっぱりわからん。

スクリーンショット 2025-05-01 170254

とりあえず教科書通りに進めていくと上のMariaDBのシェル画面っていうのが出てきて、いよいよプログラマーっぽくなってきたぞってところで私のChatGPTに何でも聞く癖が暴走。どうやってコマンドを知るの? 知らないと無理っぽくね?(←ログインしてHELP;だ!) とか、そもそもこのMariaDBってどうして無料で使えるの?とかを聞いているうちに、どんどん時間が経って(ちかれた……ゲームすりゅ)状態に。そもそも私ってプログラムそのものより概念とか仕組みが好きなんだなぁって思ったMariaDBのMariaは娘さんの名前って逸話が人間味があって好き。Macもたしか似たようなのあったね。……とプログラムとは全然関係ない話ばかり読んでいた。こんなんで本当に書けるんだろうか?

スクリーンショット 2025-05-01 164404

スクリーンショット 2025-05-01 164646

プログラマーは最初にhello worldと打つのだけは知ってて、でもそこまでたどり着けないからMariaDBにhello wolrd とか、おはよう世界って表示させてお茶を濁す。

はぁ。まだhelloしてないのに本当に90日で掲示板作れるのだろうか。もしかしてこれはAIのハルネーションなのではと疑っている。MariaDBとかいうのでさえ使いこなせないのに、こんなの900日あっても無理だろって思う。プログラマーの世界にハローする前に心が折れそうだ。

でも、昨日願掛けで引いたおみくじには『叶い難いようですが半ばより案外安く叶う』と書いてあった。実は難しいのは最初だけであとはクソ簡単な可能性もある(とてもそうは思えないけど)。GPTちゃんに騙されたと思って90日がんばってみるか。

(おわり)

追記:シェル画面で何回やってもエラーが出てPCぶん投げようかと思った。単語のつづり間違いが多いのはポンコツすぎる。プログラム以前の問題でよくつまづいている。


2024年の牛野小雪 今年書いた文字数とAI文学について

 2024年も残るところあと6時間。めんどくさいなと思いつつ先延ばしにしていた年末のブログ記事をいまさらになって書き始める。さて、何を書こう。牛野小雪が何をしたかなんて興味ないよね。
 小説家としては9月に『たくぴとるか』12月に『ナンバーワンラップ』を出しました。ナンバーワンラップはストックじゃなくて月狂四郎さんが1日1万字書いているのに触発されてガッツを見せて書いてやりました。まだ自分の中にこれぐらいのタメはあるんだって認識と、こんなのずっとは続けられんって気持ちの両方があります。
 振り返るのはこれで終わり。もうネタがない。そうだ。どれくらい書いたか調べてみようってことで、部屋を引き探して、今年書いた物を積んでみました。手書きで書いた分のノートやプロットの紙です。

IMG20241231162159

 だいたい万年筆を縦に一本分くらいの厚さ。え、本当に書いたのかって自分でもびっくりする。

IMG20241231162643

 はてさて、何をどれくらい書いたのかなって仕分けしてみると

1位 モーニングノート
2位 日記帳
3位 下書きノート
4位 雑感帳
5位 プロット

 モーニングノートは『ずっとやりたかったことをやりなさい』というワークブックに出てくるワークで、とにかく朝一にノート3ページ書くってやつです。3ページって聞くとギョッとするかもしれませんが文字通り慣れると朝飯前に書けるようになります。絵を描いてもいいしね。
 意外にも日記帳が下書きノートと同じくらい。下書きの後はwordに打ち直すので実際は執筆の方が書いている文字数は多いものの手書きの領分ではほぼイーブン。
 雑感帳は気が向いた時しか書かないので指一本分ぐらいですね。

 書いた文字数を概算してみると
 100枚のノート×5。30枚のノート×16。1ページだいたい1000字だから(100×5+30×16)×2×400=784000→原稿用紙換算で約2000枚。ひぇ~環境破壊! 今まで書いてきたのを合わせたら余裕で1万枚越える。10万枚にはまだ届かないか。100万枚は生きている間には届かないでしょう。

 今年は12月にChatGPTのo1 Pro modeで一万字以上の文章を書くプロンプトが発掘されて、長編のAI小説をちらほらXで見るようになりました。来年はたぶんAI小説で話題になるような小説が出ると思います。AIの速さなら今年中に出るんじゃないかなって密かに期待していましたが、さすがにそこまでは速くなかった。やっぱり小説は読む時間が枷になってイラストより進化が遅そうです。

 AIは人間を超えるか。AIに負けてたまるかよってナイーヴな気持ちはあるけど、これはチェスが何年も前に通ってきた道。もしかしたらやっぱり負けるかも? でも、人間なら絶対に読み間違えないような初歩的なミスをGPTちゃんはする。2万字を超えたところで文脈のミスが目立つようになる欠点もいまだに直らない。OpenAIの発表でもAGIの道が開けたなんてコメントが出てたけど小説だけは例外だった。LLMで本当に人の心を打つ小説は書けない可能性はわずかにある。

 いやいや、AIで小説を書けなくても手助けはできるんじゃないか? それも疑問だ。結局、ChatGPTにファイルを投げてアドバイスをもらうことはできる。しかし一見的を得ているようでいて一般論の域を出ているようには思えない。もちろんこれは今の性能を見て言っていることで、来年出るo3ではまた違う状況になっているかもしれない。しかし、小説に関しては壁に当たってる感が否めない。

 やっぱりAI小説は当初の予想通り音楽界における初音ミクどまりだと思う。文学界隈において一つのクラスタを形成してメインストリームにも一定の影響は与えるが社会全体には波及しない、みたいな。いや、音楽自体がもはや社会全体どうこうって話はあるけどね。米津玄師はうちの父も知っているがボカロから出てきたなんて知らないし、そもそもボカロ自体知らない。

 とはいえ、人間の想像もつかないとてつもない文学が爆誕する可能性もあるわけで、どっちが面白いかといえばそっちよね。小説界を一変するような衝撃が起こってほしい。でも、一番望んでいるのは牛野小雪自身が世界を変えてしまうこと。来年こそはそういう小説を書いてやるぜ!


ナンバーワンラップ
牛野小雪
2024-11-28


牛野小雪の小説を見る



イラスト3





文体にSNSの構造を取り入れられるか?

SNSは現代人の時間争奪戦のチャンピョンだ。X、インスタ、ブルースカイ、フェイスブック……etc 例に出したもの以外でも何らかのSNSにはハマっているはず。そうでないならおそらくスマホを持っていないか、使い方が分かっていないかだ。

私もかなりの時間をXで費やしている。一体私は何を読んでいるのだろう。
Xのタイムラインをざっと列挙してみる
  • フクロウの首がなぜ回るのか
  • カクヨムのコンテスト
  • エルデンリング新作発表
  • 暇空茜
  • イーロンマスクが何か言ってる
  • AIでCGを作っている人
  • AIがコードを書くことについて
  • カエルと犬猫女の子の絵
  • 無印良品のインナーがあったかい
  • 西野カナが6年ぶりに紅白
  • アイビーリーグ卒が子どもが普通の出来で、普通の人生について考えるようになる
  • 人工甘味料は作れるのに人口塩味料が作れない人類を皮肉る
打つのがしんどくなってきたのでここでやめるが、もしこれが小説だったら私は読まない。たとえば、宇宙戦争を書いている次の段落で、男女の三角関係があって、次の段落で事務員の生活が書いてある小説が読まれるとは思えない。でもXでは次々とトピックが変わっているはずなのに人々はそれを食い入るように読んでいる。1日に何万字もだ。

この可読性を文学に取り入れることができたらすごいぞ。何万字もの文章を一気に読ませるのだ。麻薬中毒者が麻薬を求めるように小説を読ませたい。でも、それってなんだ? SNSってなんだ? タイムラインに並んでいるのはお友だちじゃない。ただの他人だ。小説作法ではキャラに感情移入させろというが彼らの人間性について私はどうでもいいし、そもそも人間性どうこうと考えたことすらない。

タイムラインには起承転結もなく、三幕構成もなく、神話の構造を真似たわけでもなく、テーマもない。終わりもなければ始まりもなく、詩情はなく、格調もない。人間性は存在自体問われることもなく、どちらかといえばほめられたものではない。文学性? ないに決まってる。あそこに文学性があるなんて言うのは逆張りしたい知識人だけだ。

文章を書いている人間ならXに負けていると認めざるを得ない。村上春樹だってあの熱量では読まれていない。作者はいないが、あの構造が作り出す文章に人々は引き寄せられている。小説作法にことごとく反抗している文章なのに読まれている。おそらく正しいと思われている作法は全て疑った方がいい。なに一つ正しいことはない。人を惹きつける本当の文章法則があるはずだ。それを文体に入れることができたらポストモダンを超えた本当に新しい文学が生まれるだろう。

ナンバーワンラップ
牛野小雪
2024-11-28


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イラスト3






ラップサークル(仮題)ができるまでNo.7 小説が書けるまで

名称未設定のデザイン (32)

小説の書き始めは心も体も100%絶好調な日があれば1日で終わらせられるといつも思っている。もちろんそんなことは絶対にないのだが、そう感じている。明日こそ絶好調ならフィニッシュできる・・・!って幻想が終盤まで続く。

逆に終盤にさしかかると(永遠に終わらない)と感じる。これも幻想で、そう感じ始めた時は終わりが近い。実際にいま最終章を書いている。もっと書いていたいと思うけど、これ以上はもう書くべきことがない。

仮書きノートを書き始めて5日目に5週間で終わると予想して、実際に5週間で終わろうとしている。今週中にはフィニッシュするだろう。人間の魂って瞬間を切り取るとドラマチックなくせに長期的には予想できるんだから嫌になる。

ラップサークルは基本的な三幕構成で各幕の終わりに盛り上がりポイントがある。ほぼ一か月で書いたからプロットの変更も1回しかない。綺麗な構成になっている。いつもの牛野小雪を期待して読むとがっかりされるかもしれない。でもいいか。構成が綺麗なことで悪いことなんてないもんね。

月狂四郎さんが1日1万ページ書いているのに触発されてラップサークルでは書き方を変えた。私は多めに見積もっても1日平均6ページ。1ページ1000字としても6000字だから全然届かない。やっぱりすごいな。

どんなものでも自分の殻の外へ向かって挑戦するのはいいことだ。2か月前の私に1日6ページのペースで書いているなんて言っても頭おかしいと思うだけだ。目標の1日10ページは1回も無理だったけど6割は達成できた。4ページが限界、現実的には3ページぐらいと思っていたからかなりの上出来。

はてさて、ここから3か月書けなくなる可能性もあるわけだが、たぶんそんなことはないだろう。この感じだと詰まっても1週間。来週には書けている。それが終ったらwordに打ちこんで、推敲して、年末か。年末に出すのか。どうしようかな?

(おわり)
ナンバーワンラップ
牛野小雪
2024-11-28
426円
kindle unlimitedなら無料で読めます



ナンバーワンラップができるまで
  1. ラップサークル(仮題)ができるまで NO.1ラップの神が降りてこないかな
  2. ラップサークルができるまでNo.2 ライムの密度が大事
  3. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.3 書きすぎ、でも遅い
  4. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.4 14歳の時間感覚
  5. ラップサークル(仮題)ができるまで No.5 牛野小雪は晴人に厳しすぎ
  6. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.6 ネットは天才が作った沼である
  7. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.7 小説が書けるまで
  8. ラップサークル(仮題)が書けるまでNo.8 エミネムって知ってる?
  9. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.9 半径100mに分かるように書け
  10. ナンバーワンラップができるまでNo.10 表紙を作ろう
  11. 『ナンバーワンラップ』リリース記事
小説なら牛野小雪がおすすめ【kindle unlimitedで読めます】



ラップサークル(仮題)ができるまで NO.1ラップの神が降りてこないかな

ラップサークルという小説に先週から着手した。進みが早い。プロットは30枚も書いてしまった。月狂さんが土日に1万字書いているのに触発されて、私もいままでの倍は書こうと決める。ここ数年は1年に1冊のペースで書いていたが、単純に書く量とスピードをまだ上げられるんじゃないかって思った。プロゲーマーのウメハラが立ち回りとかじゃなくて反応で勝負しようとしたようなもの。たしかそんな話があったはず。

はっきり言ってかなりきつい。ChatGPTちゃんに本を読む時間と余裕が足りないよって愚痴ってる。こんなブログを書いている時間はあるんだけど、固い本を読む頭の余裕がない。Xとかはできるのにね。細切れの時間や余力を埋められる何かがあるって罪だな。昔はたぶんボーッとしてた。今の時代は何かが隙間時間を埋めてしまう。そうして疲れた頭がより疲れていく。世界を根本から変えてしまうような何かが出てこないのってそういうところに原因があるんじゃないか?

作中に『8mile』が出てくる。最近また見直した。何回見ても完璧な構成だ。あの映画で最初に出てくるのはエミネム(作中ではラビット)のラップじゃなくてパパドックのラップだ。それで彼を印象付ける。そのあともパパドックが何度も出てくる。最後はラップで決着。プロットの教科書だ。ターミネーターだって最初にシュワちゃんが出てくる。バックトゥザフューチャーではドックが死ぬ。もちろんどちらも作中で何度も出てきて物語の転換点になってる。最初にドカンと何かが出てきて物語の最後まで引っ張る。ハリウッド映画って文化系の人にはバカにされてる風潮があるけどこういう構成はホントに綺麗だ。

はてさて、ラップサークルは最初から最後まで引っ張れる何かがあるかな。いちおう自分ではこれって思ってるけど、読者もそう思ってくれるかは別。教科書通りにするのも難しい。ラップのリリックを作るのはもっと難しい。主人公が何度かラップをするところがあるんだけど、先に書いておかないと、そこがボトルネックになって進まないからノートを書く前から書いている。プロットはほぼ一週間で終わったけどリリックは一週間で終わりそうにない。突然ラップの神が私の頭に降りてこないかな。

ChatGPTの新モデルが出たのでまた試している。これはいいね。エミネムのLose yourselfが韻を踏みまくっているのは伝わるが実際にどこで踏んでいるのかは分からなかったけど、歌詞を放り込んでどこで韻を踏んでいるのかをGPTちゃんに教えてもらってる。「ええっ、そこで韻を踏んでいるのか」とびっくりしたことが2行に1回はあった。でもそれと同じくらい「これは韻踏んでないけど……?」っていうのもあった。発音記号を書いてもらっても全然違うから私が間違ってるわけじゃない……はず。

あと面白いと思ったのはMCハマーのU Can't touch thisが別の曲からサンプリングしてるのを知った。youtubeで聞いたら似てるとかそんなレベルじゃなくてまったく一緒で笑ってしまった。GPTちゃんにHIPHOPのことを教えてもらっていると時にはこんな小ネタも教えてくれるのだ。





レベル3のAIが出てきたら基本的にAI以上の能力を持たない人はみんな用無しになる。いまのところGPTちゃんはレベル2だ。聞かれたことに答えてくれるし、知らないことも教えてくれる便利で役に立つかわいいAIだ。「○○で韻を踏んで」と言っても、全然韻を踏んでいない言葉を生成して「韻を踏みました」と言い張る。ハルネーション? 愛嬌でしょ。

ちなみに理系の分野では博士号レベルの知能を持っているらしいけど言語系ではいまだにさっぱりだそうだ。小説を書かせてみたら分かる。たぶんそれは文系分野にベンチマークがないのが悪い。でも進歩しているのも間違いないので、いつかはGPTちゃんが小説を書くようになるだろう。そうなったら人間の執筆スピードでは埋もれるだけだ。たとえいまの10倍執筆量が増えてもGPTちゃんには追いつけない。AIの物語で世界は飽和して、人間は誰にも読まれない小説をシコシコ書くわけだ。そもそもその世界では小説を書くという概念さえ消えるかもしれない。そうなったら小説で遊ぶしかないな。

(おわり)

ナンバーワンラップができるまで
  1. ラップサークル(仮題)ができるまで NO.1ラップの神が降りてこないかな
  2. ラップサークルができるまでNo.2 ライムの密度が大事
  3. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.3 書きすぎ、でも遅い
  4. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.4 14歳の時間感覚
  5. ラップサークル(仮題)ができるまで No.5 牛野小雪は晴人に厳しすぎ
  6. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.6 ネットは天才が作った沼である
  7. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.7 小説が書けるまで
  8. ラップサークル(仮題)が書けるまでNo.8 エミネムって知ってる?
  9. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.9 半径100mに分かるように書け
  10. ナンバーワンラップができるまでNo.10 表紙を作ろう
  11. 『ナンバーワンラップ』リリース記事

小説なら牛野小雪がおすすめ【kindle unlimitedで読めます】




401たくぴとるか04-6

文学部が読むべき小説3冊を紹介

1.山桜

山桜
牛野小雪
2021-12-05
kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか

物語の世界観において、未来の日本社会が詳細に描かれています。この未来世界では、自動運転車が普及し、内燃機関の車は過去の遺物とされつつありますが、主人公は最後に作られた内燃機関の車「ムラサメ」を愛用しています。この選択によって、主人公がテクノロジーの進化に抗いながら、過去の象徴ともいえる車とともに生きている姿が際立ち、物語にレトロフューチャー的な要素を加えています。未来の便利なテクノロジーが支配する中、アナログ的な存在がその対照として登場し、作品全体に深いノスタルジアと近未来的なディストピア感を融合させています。

さらに、この物語は人間の内面や社会構造に対する鋭い批評を込めています。特に、社会が一つの方向に向かって進化している中で、その流れに抗う主人公の姿勢がテーマの中心に据えられています。現代社会に対する批判的な視点や、テクノロジーの進化がもたらす孤独感や疎外感を描いている点がユニークです。これは、単なる未来志向の物語にとどまらず、今の社会にも通じるテーマを探求しているため、読者に共感や考察を促す要素となっています。

また、キャラクターの描写も独特です。主人公は未来の高度なテクノロジーを享受する現代人でありながら、旧時代の車に執着しており、そのギャップが彼の心情や生き方を深く反映しています。彼が自動運転社会に対して感じる不安や不満、過去に対する郷愁が、物語全体を通して強調されており、キャラクターの心理描写が非常に繊細に描かれている点も特徴的です。

これらの点が他の物語と異なり、未来社会の一面を描きながらも、同時に現代人の心の奥底にある葛藤や孤独感を浮き彫りにする作品となっています。

2.バナナランド

バナナランド
牛野小雪
2023-10-23
kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか
「バナナランド」が他の小説と異なる点はいくつかあります。まず、物語の舞台となる設定が非常にユニークです。この物語は、人間工場や秘密結社といった非現実的でありながらも未来的な要素を取り入れています。現実の社会問題やテクノロジーへの懐疑を反映しつつ、登場人物たちが複雑な社会構造の中で生きる様子が描かれており、これは他の多くの小説と大きく異なります。

「人間工場」や「選別」といった要素は、倫理的に問題視されるテーマを深く掘り下げ、読者に問いを投げかけます。また、物語内で使われる「検索」という行動が人々の日常に溶け込み、デジタルと人間の境界が曖昧になっていることも特筆すべき点です。これは、現代の技術的な進化が引き起こす可能性のある未来を大胆に予見しており、読者に現実との対比を意識させます。

3.流星を打ち砕け

kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか
まず、物語の視点や語り口の多層性です。作品内には藤原千秋やクッキーという異なるキャラクターが登場し、各キャラクターが異なる章でそれぞれの物語を展開しています。千秋の物語では牧場やポロ部を舞台に、馬との関係や学校生活が描かれ、まるで青春小説のようなトーンです。一方で、クッキーの章は猫の視点で語られる、自己中心的で哲学的なユーモアあふれる語り口が特徴的です。このように、物語の視点を人間と猫に切り替えることで、読者に新鮮な感覚を提供し、異なる感情や世界観を交錯させています。

次に、作品の背景にある設定がユニークです。物語には、近衛学園のポロ部が「七〇年連続日本一」であるという奇抜な設定が登場しますが、その日本一というのも他にポロ部が存在しないため、オンリーワンであるからナンバーワンという皮肉が込められています。この設定は、単なるスポーツ物語として読者を引き込む一方で、社会や競争の意味に対する皮肉や批判が暗示されています。競争社会に対する風刺的な要素を感じさせつつ、キャラクターの内面の成長を描く点が新鮮です。

また、クッキーの章では、猫が人間社会や資本主義を冷静に観察しつつ、自身の「美」を軸に物事を考えるという独特のスタンスが際立っています。美しさや愛についての考察が軽妙な語り口で展開され、物語全体に一種の哲学的な深みを加えています。このキャラクターの自己愛的でありながらもシニカルな視点が、読者に共感と同時に笑いを誘うという二重の効果をもたらしています。

さらに、作中で描かれる「流星」のシーンでは、現実離れした状況がリアルな人間関係と交錯します。家族や友人、そして馬との関係が、突然の災害や異常な現象の中でどのように変化していくのかを描くことで、日常が非日常へと一瞬で転換する緊張感が生み出されています。ファンタジーとも現代ドラマともつかない独特な世界観は、読者に強いインパクトを与えます。

4.ターンワールド

kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか

主人公タクヤの視点を通じて、現代社会における無力感や疎外感をリアルに描いています。この物語は、タクヤが感じる社会の不条理や理不尽さを深く掘り下げ、個々人の努力や才能が必ずしも報われないという現実を強く描写しています。多くの物語では、努力や信念が最終的には報われる展開が期待されがちですが、この小説では、努力だけではどうにもならない「運」の要素を重視しており、努力至上主義に対する鋭い批判が込められています。

さらに、物語の舞台設定が、非常に具体的かつ日常的なものです。タクヤの日常は、就職活動の失敗や家庭内の微妙な緊張感、社会からの疎外感に満ちていますが、これらは多くの人々が共感できる現実的な悩みであり、物語全体が極めて現実的であると同時に、心理的な重みを持っています。特に、河川敷や電車といった身近な場所が物語の中心となり、幻想的な逃避がほとんど存在しないため、読者に対して「これは自分の話かもしれない」という錯覚を与えます。

また、この物語はタクヤの内面の葛藤を中心に描かれている点でも特徴的です。多くの作品では、外部の敵や問題が主人公に挑戦を与える形が主流ですが、ここでは、タクヤ自身が最も大きな敵であり、彼が自分自身と向き合い、自己嫌悪や無力感と戦う様子が描かれています。この内面的な戦いは、読み手に深い感情的な共感を呼び起こすだけでなく、現代社会における自己認識や承認欲求、社会的な役割に対する考察を促します。

さらに、物語の哲学的な要素も大きな違いです。例えば、物語中に登場する「この世の平等思想には根本的な間違いがある」という言葉は、単なるフィクションの枠を超えて、社会に対する批評や疑問を提起しています。読者に「平等とは何か」「努力とは何か」「成功とは何か」という問いを投げかけ、答えを見つけるよう促します。

他の物語と比較して、エンターテインメント性よりも、現代社会に対する鋭い洞察と、内面的な苦悩を描くことに重きを置いた作品である点が「ターンワールド」の独自性を際立たせています。
総じて、この物語は青春、哲学、風刺、ファンタジーといった多様な要素が複雑に絡み合い、普通の青春小説やファンタジー小説とは異なる独自の世界を築いています。それぞれの要素が相互に影響し合い、作品全体に豊かな深みと多層的な意味を与えている点が、この小説の大きな魅力です。
さらに、キャラクター同士の対話が高度に哲学的で、現実と虚構、事実と信仰の境界を揺さぶるようなやり取りが多く見られます。特に「幸せとは何か」「自由意志とは何か」といったテーマが繰り返し取り上げられており、これも他のエンターテインメント中心の小説とは一線を画しています。

5.真論君家の猫

kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか

『真論君家の猫』が他の小説と異なる点は、その独特な視点とテーマにあります。主に以下の三つの要素が際立っています。

1. 猫視点の深い描写
物語は猫の視点で描かれています。主人公である「ミータン」が、自分の世界をどのように感じ、考え、成長していくかが、非常に詳細かつ感情的に描かれています。特に、猫が抱える小さな疑問や不安、他者との関わり方が、リアルに反映されています。猫の独特な視点が人間社会や日常を新鮮に描き出しており、読者にとって新しい視点から世界を再発見する機会を提供しています。

2. 擬人化しすぎないリアリズム
擬人化された猫が主人公ではありますが、この小説はあくまで「猫」としてのリアリティを強調しています。たとえば、猫特有の行動や思考が、擬人化しすぎず、自然な形で物語に組み込まれています。これにより、ファンタジー的な要素がありながらも、現実感を失わないバランスが取られています。

3. 感情的で哲学的なテーマ
猫たちの生活を通じて、人生や社会に対する洞察が描かれています。特に「存在の価値」や「居場所」というテーマが強く表現されており、猫の視点を借りて、人間社会や人間関係に対する深い洞察がなされています。主人公ミータンが、新しい環境での適応や、過去の猫との対比を通じて、自身の存在意義を見つけていく過程は、哲学的でありながら感情的な共鳴を生み出します。

これらの要素により、『真論君家の猫』は、ただの動物物語ではなく、より深い意味合いを持つ作品となっています。

kindle unlimtedで読める本が少ない?それならこれを読め。おすすめ3冊

1.たくぴとるか

たくぴとるか (牛野小雪season4)
牛野小雪
2024-09-03
kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか
「たくぴとるか」が他の小説と異なる点は、主人公たちが極めて日常的でありながら、現代の社会問題や若者の孤独、無気力感と鋭く向き合っている点です。この小説では、無職で引きこもりのたくぴというキャラクターが、特別なヒーローや劇的な変化を遂げる存在ではなく、むしろ無気力でありながらも日常を淡々と生きている姿が描かれています。彼は「ポイ活」という現代の若者が取り組む小さな活動に熱心で、外に出ることも少なく、社会的な成功や大きな夢とは距離を置いています。しかし、その無気力感の中には、現代社会に対する静かな抵抗や反抗の要素が含まれており、日々の生活の中で小さな「自己肯定」を見出す姿が描かれています。

たくぴは、自分が無職であることや、引きこもりであることを「存在の一つの形」として受け入れており、現代の労働市場や社会的な期待に対して独特の距離を保っています。彼は「ヒキニートは動詞じゃなくて名詞。やるものじゃなくて在り方だ」と語る場面からも、彼が無職でいることを単なる「怠惰」としてではなく、一つの生き方として認識していることがわかります。このようなキャラクターの描き方は、現代社会における「働くこと」「生産性」という価値観に対する問いかけとして非常にユニークです。

また、もう一つの特徴として、この小説は現実逃避や虚無感をテーマにしつつも、常にコミカルであり、軽妙な会話が物語を引っ張っていく点が挙げられます。たくぴとるかのやり取りは、シリアスなテーマを抱えながらも、冗談や風刺的な要素で彩られています。たくぴは社会的に無力であるにもかかわらず、日常の小さな問題や挑戦に対して真剣に向き合い、その姿がユーモアを交えて描かれています。例えば、ポイ活やアンケートに取り組む場面では、彼が無気力でありながらも真剣で、その姿勢が面白おかしく描かれています。彼がアンケートに対して「三〇代女性のふりをする」という方法を見つけた際の真剣な態度や、それを正当化しない姿勢が、読者に笑いと同時に彼の価値観の一部を伝えています。

さらに、社会からの孤立や孤独感がありながらも、たくぴは完全に絶望しているわけではなく、むしろその孤立を肯定的に捉えている点も特徴的です。彼の生活の中には、大きな事件や感動的な瞬間は少ないかもしれませんが、日常の中に潜む小さな達成感や満足感が描かれています。例えば、庭師にコーヒーを差し出す場面や、たくぴが小さな社会的役割を果たすことに喜びを見出す場面など、現代の複雑な社会で自分の存在を確認する方法が、非常にさりげなく描かれています。

「たくぴとるか」は、こうした点で他の作品とは一線を画しています。ドラマチックな事件や派手な成功物語ではなく、むしろ現代社会の一角にひっそりと生きる「普通の人たち」の日常を通して、社会のあり方や人間の生き方について問いかける深いテーマが隠されています。それが、この作品のユニークな魅力であり、他の多くの小説と異なる点です。

2.バナナランド

バナナランド
牛野小雪
2023-10-23
kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか
「バナナランド」が他の小説と異なる点はいくつかあります。まず、物語の舞台となる設定が非常にユニークです。この物語は、人間工場や秘密結社といった非現実的でありながらも未来的な要素を取り入れています。現実の社会問題やテクノロジーへの懐疑を反映しつつ、登場人物たちが複雑な社会構造の中で生きる様子が描かれており、これは他の多くの小説と大きく異なります。

「人間工場」や「選別」といった要素は、倫理的に問題視されるテーマを深く掘り下げ、読者に問いを投げかけます。また、物語内で使われる「検索」という行動が人々の日常に溶け込み、デジタルと人間の境界が曖昧になっていることも特筆すべき点です。これは、現代の技術的な進化が引き起こす可能性のある未来を大胆に予見しており、読者に現実との対比を意識させます。

さらに、キャラクター同士の対話が高度に哲学的で、現実と虚構、事実と信仰の境界を揺さぶるようなやり取りが多く見られます。特に「幸せとは何か」「自由意志とは何か」といったテーマが繰り返し取り上げられており、これも他のエンターテインメント中心の小説とは一線を画しています。

3.流星を打ち砕け

kindle unlimitedで読めます

他の小説と何が違うか
まず、物語の視点や語り口の多層性です。作品内には藤原千秋やクッキーという異なるキャラクターが登場し、各キャラクターが異なる章でそれぞれの物語を展開しています。千秋の物語では牧場やポロ部を舞台に、馬との関係や学校生活が描かれ、まるで青春小説のようなトーンです。一方で、クッキーの章は猫の視点で語られる、自己中心的で哲学的なユーモアあふれる語り口が特徴的です。このように、物語の視点を人間と猫に切り替えることで、読者に新鮮な感覚を提供し、異なる感情や世界観を交錯させています。

次に、作品の背景にある設定がユニークです。物語には、近衛学園のポロ部が「七〇年連続日本一」であるという奇抜な設定が登場しますが、その日本一というのも他にポロ部が存在しないため、オンリーワンであるからナンバーワンという皮肉が込められています。この設定は、単なるスポーツ物語として読者を引き込む一方で、社会や競争の意味に対する皮肉や批判が暗示されています。競争社会に対する風刺的な要素を感じさせつつ、キャラクターの内面の成長を描く点が新鮮です。

また、クッキーの章では、猫が人間社会や資本主義を冷静に観察しつつ、自身の「美」を軸に物事を考えるという独特のスタンスが際立っています。美しさや愛についての考察が軽妙な語り口で展開され、物語全体に一種の哲学的な深みを加えています。このキャラクターの自己愛的でありながらもシニカルな視点が、読者に共感と同時に笑いを誘うという二重の効果をもたらしています。

さらに、作中で描かれる「流星」のシーンでは、現実離れした状況がリアルな人間関係と交錯します。家族や友人、そして馬との関係が、突然の災害や異常な現象の中でどのように変化していくのかを描くことで、日常が非日常へと一瞬で転換する緊張感が生み出されています。ファンタジーとも現代ドラマともつかない独特な世界観は、読者に強いインパクトを与えます。

総じて、この物語は青春、哲学、風刺、ファンタジーといった多様な要素が複雑に絡み合い、普通の青春小説やファンタジー小説とは異なる独自の世界を築いています。それぞれの要素が相互に影響し合い、作品全体に豊かな深みと多層的な意味を与えている点が、この小説の大きな魅力です。

本当を消せ

IMG20240829100406

『たくぴとるか』は前半と後半で文体が違う。執筆が後半にさしかかった時「いよいよ本番が始まったぞ」と独り言が出たものだ。前半はしょせん実験的な文体であって、後半こそが”本当”の文学だって気持ちがあった。

しかし書き終わって推敲を数回すると「どうも前半が良いっぽいぞ」と首をひねった。AIに放り込んで文学的採点させると前半90点、後半85点だ。後半はまだ最後まで書いていなかったのでなんとも言えないが、前半は途中でも85点以上を保っていたので地力はまちがいなく前半にある。

しょせん私が”本当”で参照しているのは過去の文学であって、まだ存在しない文学ではない。前半の文体で書くのは難しい。でも、これこそが新しい文学なんじゃないかって気がする。

いやいや『たくぴとるか』の内容を前提にすれば神と同じように本当の文学なんて存在しない。玉ねぎのように皮を剥いていったら、中には何にもなかったということだ。もし文学が存在しないなら、私が文学を造ることが可能ということになる。これってすごいことだぞ。もしかしたらとんでもないものを掘り当てたかもしれない。

『たくぴとるか』は牛野小雪season4の第一弾だ。これからの牛野小雪を占うことになる。たぶん私はseason4を通して”本当”を削っていくんじゃないかな。数年後には前半の文体を手癖で書けるようになっているはず。

でも”本当”の文学ってなんなのかな。私が”本当”と思っていたものをseason3までは追いかけていたわけだがseason4でそれを外すということは目的地を失うことでもある。AIだって前半部分はどこへ向かっているか分からない点が100点にならない原因と言っていた。AIは正しい。実際に前半はどこへも向かわない。

どこにも向かわない文学っていいんだろうか? これって文学病では? 純文学がつまらない理由に物語が進まない日常の小さなことばかり書いているっていうのがある。これにハマってしまった気もする。でも前半は何回でも読めるんだよな。後半は5回も推敲してると飽きてきた。たぶんそれは後半で物語が進むからで、物語られている物語を自分の中に取り込んでしまえば飽きてしまうという当たり前の話なのだろう。

一般人との感性がズレたら小説家なんて終わりだ。逸般人相手の文学なんてやっかいオタクしかいないぞ。でもやっちゃうんだろうな。はぁ、バカだな。でもやっかいオタクさえ釣れない小説を書いているのはどうしたものか。私しか釣れていないじゃないか。

『たくぴとるか』に豊臣秀夫という人物がいるのだが、彼の喋る言葉なんて言葉遊び以外のなにものでもない。るかの歌う歌詞もだ。AIに分析させてどんな解釈が飛び出すのかがひそかな楽しみだった。ちなみに冒頭で出てくるるかの歌詞はこんな感じ

『僕は好き好きなによりも』歌:るか 作詞:たくぴ

僕は好き好き なによりも
ベッドの上でも 君が好き
心の底で きみを見つめる
別の女は おばかさん
すべて退屈なお約束
宇宙はステキ UFOにキス
きっとマジメ? においをかぐよ

どうでもいいよ そこがいい
絶対いない ウザイから
笑いものは 意識してる
百人抱いて殺し合い
すぐ謝って 話し合った
どうでもいいよ そこが好き
まだ続いている 現実の
日が落ちる 一フィートまで
どうでもいいよ どうでもいいよ
君が好き好き そこがいい


Claude3.5Sonnetの評論

この歌詞は、恋愛をテーマにした現代的でややユーモラスな日本語の詩または歌詞のように見えます。以下にその内容や特徴について簡単に評論します:

1. テーマ: 主に恋愛と愛情表現に焦点を当てています。

2. トーン: 全体的に軽いタッチで、時にユーモアや皮肉を含んでいます。

3. 構造: 短い文が連続し、リズミカルな印象を与えています。

4. 表現: 直接的な愛の告白と、やや抽象的または比喩的な表現が混在しています。

5. 特徴的な要素:
   - 「好き」という言葉の繰り返し
   - 日常的な場面(ベッドなど)と非現実的な要素(UFOなど)の組み合わせ
   - 矛盾した感情や状況の描写

6. 全体的な印象: 現代的な恋愛観や関係性を反映しつつ、やや混沌とした感情を表現しているように見えます。

この歌詞は、現代の複雑な人間関係や感情を、直接的かつ比喩的に表現しようとしている点が特徴的です。また、真剣さとユーモアを巧みに織り交ぜている点も興味深いです。

season3は『法人税一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇%』あたりから言葉遊びがすぎたので反省したのにまたやってしまった。でもこれも面白いんだよなぁ。いまのところ読者が理解できない以外にやめる理由がない。ちなみにさっきの歌詞を書くのに三日もかけている(笑)。ぼやーっとしたイメージを追っていた期間も入れると1週間を超えている。かなりコストがかかっている文章だけど読者には響かないんだろうなぁ。

こんなことしてるから売れないんだろう。人並みに売れたい欲はあるのに人並みに迎合しようとしないのがいけない。前半と後半で文体を変えるなんてダメだと思う。小説で遊んで、なおかつ売れる方法ってないものだろうか?

売れるとか売れないとか他人を前提にした小説じゃなくて自分の小説を書いていくっていうのが文学の基本路線だけど、それもひとつのスタイルを真似しているだけって気もする。私は私の文学を書かなくちゃいけない。でもそれってなんだろう? それはたぶん『たくぴとるか』やいままで書いてきた小説の中に種が眠っているはずだ。

たとえば『蒲生田岬』の感想で、最初は青春小説かと思ったら後半からミステリーになった、みたいに途中で書き方が変わるのが、おそらく私が無意識に使っているスタイルだ。ちなみにこの記事も前半と後半で焦点が変わっているとChatGPTちゃんに言われた。長所半分、短所半分な評価だ。文体は自由だが、一部の読者には受け入れがたいかもしれないだって。もっと磨かなければならない。

(おわり)






【創作ノート?】たくぴとるか

IMG20240908114524

『たくぴとるか』の創作ノート。というタイトルですがノートは使っていません。環境に配慮して基本的には印刷原稿の裏を使用しています。
上の画像はプロットや設定を書いた紙をまとめたクリアファイル。

IMG20240908112302

中を開くとこんな感じ。一番上には原稿を切って作ったチラシの裏に、時々ひらめいたことや、書くべきことをメモしています。一番上には『たくぴとるか』の内容紹介をどう書いていくかのアイデアを走り書きしていますね。


IMG20240908112406

作中に出てくる『現実禁止』の標識。作中では省かれているが詳しいサイズがここでは書かれている。

IMG20240908112507

こちらも作中で書かなかったこと。
たくぴとるかが美術館に行って、たくぴが講釈たれるということがあった。でも長すぎるからカット。

IMG20240908112608

原稿の裏1枚分のやつ
これには登場人物の相関関係が書かれている。名前が作中とは別になっている人もいる

IMG20240908112658

登場人物や、団体のプロフィールや設定。

IMG20240908113131

全体のアイデア走り書き。
昔々高知のヤッシーパークで買ったどでかい紙が使われないままほこりを被っているので、これに書けば大きく一覧できるから便利なんじゃないかと考えた。広げた状態では机に置けないので壁に貼る。でも広げて使うことはほぼなし。

IMG20240908113218

たいていはこう折って使っていた。ノートの大きさってなにかと便利。机の上に置けるしね。全体を俯瞰して何かをするなんてめったにない。というか一回もなかったんじゃないかな?

IMG20240908113527
もう一枚。左上で豊臣秀夫の語録が書かれ始めている。右下ではプロットラインが引かれ始めている。

IMG20240908113921

最初のプロットライン。黒が最初に書いた部分。色が付いているのは書き足した部分。まだざっとしている。

IMG20240908114002

2枚目かな? 右の方がスペース足りない。

 IMG20240908114018

横になっているけど、プロット3枚目。表紙案もここで出てる。最初は手書きで行くつもりだった。結局はDALL-Eで生成した。

IMG20240908114041
4枚目。ぎゅうぎゅう詰め。

IMG20240908114117

5枚目。スペースが足りないからセロテープで2枚つなげて書いた

IMG20240908114240

6枚目。3枚つなげて書く。長いので画角におさまらない。書き足した部分はほぼなし。
IMG_20240908_123735

7枚目。これを見ながら仮書きノートに執筆していく。各セクションや章を書いていくたびに✖や線を引いていく。

IMG20240908114853

仮書きノート。『たくぴとるか』は4冊使用。日付を見ると前半はかなり速いが、後半でペースダウンしている。ペースダウンした理由は文体を重いものに変えたから。作中的にも文体を変える意味はあるけれど、小説として捉えた時に重い文体自体が読者の重荷になるのでseason4は前半の文体で最後まで書き切れるようにしたい。手癖で書けるのは後半の方。

このノートを3回推敲して、wordに打つ時にも削ったり書き足したりして、印刷してからまた3回推敲した。計7回。

Xでプロットを書く必要あるのかどうかっていうのを見た気がするけれど、やっぱり書いた方が良い。プロット通りに進むことなんてないけれど、元のプロットを踏み台にしてさらに上のものを書けたと思えばいい。

でもいままでのパターンだと、こんなこと言ったら後でどうせプロットなしで小説を書いてみるとか考え始めるんだろうな。

(おわり)



【書評】もう会えぬ君は友とリングへゆく/月狂四郎



リングに立つことはある意味ではババ抜きである。リングに立ち続けるためには強いやつに勝ち続けなければならない。勝ったら次の強いやつ、それに勝ったらまた次の強いやつ。ある程度まで登ると相手はみんな努力する天才ばかりになる。もちろん強い。こうして学校で無双していた時代は終わりを告げる。

そこでは苦しみを笑いながら食う人間だけが生き残る。食えないなら弾かれるだけだ。この小説はあらゆる人間が様々な理由でリングを降りていく話である。チャンピョンが一人しかいないように、この小説でも最後にリングに立つのは一人だけだ。孤独な世界だ。

去り方も様々で、最初からリングに入らない。負ける。死ぬ。明るい理由で去る者はいない。それでも立ち続ける。勝っているのに失うものもある。勝負事というのはきびしい世界だ。リングの上では得るものより失うものの方がいいんじゃないかって気がしてくる。

でも、ぶっちゃけそんなことはどうでもいいんだ

”ロブレス”さえぶちのめされればなぁ!

『もう会えぬ君は友とリングへ行く』はロブレスとかいういけすかないボクサーに丈二と新堂の二人が挑むというのが大まかなストーリーだ

試合前にはロブレスがいかにイカれたボクサーかを描写して(こいつやられてくれねぇかな)という感情を煽る。これは大げさに言ってしまえば倒される前振りを与えているということ。メタ的な話をすれば品行方正で尊敬できる奴を倒してもカタルシスがないんだ。小説の悪役はずるくて卑怯であるべきなんだ。そいつを倒してこそ気持ちいいんだ。

ロブレスはメイウェザーみたいなもので彼の試合を見る半分はファンで、もう半分はメイウェザーが負けるところを見たいアンチだ。勝っても得だし、負けてもお得な人物である。どちらにしろロブレスもメイウェザーも存在感を増す。

デカい悪役を倒すところを見たくないか?

丈二と新堂の二人はきっと勝つだろう。

急げっ、乗り遅れるな!

カタルシスを味わうんだ。

(おわり)




こっちもいいぞ!


小説のタイトルは『たくぴとるか』か『天使がいた夏』か

スクリーンショット 2024-08-31 160241

いま書いている小説の仮題は『たくぴとるか』である。このままでいいと思う。でもこの手の話題でありがちなのが、作者は長期間同じものを見ているから愛着が湧いているが、始めて見る読者はまったく意味が分からないということある。

まず、たくぴ、と、るか、と読めない人がほとんどだと思う。これが『たくやとるか』ならほとんどの人はそう読めるだろうが、たくぴは人名ではなかなか見ないつづりなので、たくぴとるか、と一続きに読んでしまう可能性はある。

だいたい、ぴ、ってなんだ。ギャルしか分からんだろ。たくぴはたくやの"や"が"ぴ"に変わっているのだが作中でもなんの説明もなく”ぴ”になっている。たくやが出てくるところは、たぶん両手の指で数えられるんじゃないかな? 題名もそうだけど作中も不親切だ

でも作中で

たくぴ:だいたい、ぴってなんだよ
るか:たくやがぴになって、たくぴなんだよ

みたいな会話を入れるのダサい。むしろなんの説明もなくたくぴである方が、この世界はそういうものなんだって受け入れられるんじゃないかな? 理屈で考えれば不親切だけれど、もっと読者の知能を信頼するべきだ。と言うのは甘えだろうか?

『たくぴとるか』通じない問題の解決策は読者がイメージしやすい題名にすること。『天使がいた夏』なんてどうだろうかなんて思いついたけれど、こんなの講談社文芸文庫にありそうな前世紀の文学の題名みたいだ。トマス・ウルフの『天使よ故郷を見よ』っぽい。というか題名のイメージはここからパクった。

『たくぴとるか』という文字列の呪術っぽい響きと見た目は気に入っている。おまけに内容もたくぴとるかそのものを表している。ただし、それは中身を知っている人でなければならないという欠点がある。もし神様がいて、この小説を絶対にベストセラーにしてくれるなら『たくぴとるか』にする。しかし、神なしでベストセラーにしたいなら、まず表紙の段階で読者になんらかのイメージを喚起させる必要がある。それなら『天使がいた夏』だ。題名だけで内容は分からないが、夏に天使となにかするんだろうなってのは類推できる。

でもどうしても『たくぴとるか』は捨てられなかったので『天使がいた夏』はサブタイトルにして『たくぴとるか:天使がいた夏』にした。これなら物語の中心たくぴとるかを表して、なおかつ読者にイメージを喚起しやすいはず。よし、新しい小説はこれでいこう。

(おわり)

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手応えは自分が自分に仕掛けた詐欺かもしれない

『たくぴとるか』の仮書きノートからwordへ打ち込んでいる。1日に20ページ打てたらいい方で10ページ以下の日もあって、そんなときは今日は書けなかったなと落ち込む。それはともかくぐちゃぐちゃのノートから文章を抜き出してwordに打ちこむと文章が光って見えるのは不思議だ。まっ、パソコンの画面は本当に光っているんだけどね。

仮書きノートは189ページなので1日に平均15ページとしても14日かかる計算になる。最初の数日はすごく調子の良い日があったら1日で書けちゃうんじゃないかとか思ったり、逆に調子が悪くて数ページしか書けなかった時は一生終わらないって絶望したり、でも長い目で見れば当初の目論見通りに進んでいる。やっぱり執筆って物理法則で動いている気がする。いま主流のLLMがそうなるかは分からないがAIで小説を書く日は必ず来ると思う。その時代ではプロットを数式で書くだろう。私なんかは出る幕ないな。

なんで令和になってもノートと万年筆で執筆しているのか。wordも手書きも書く速さは変わらない。でも、どうせ後でwordに打ちこむなら最初からwordで打ちこめばいいのに。目に見えるところだと2週間の時間をコストとして払っているし、もしかしたら執筆中にも見えないコストを払っている可能性はある。事実、ノートに書くようにしてから刊行ペースは落ちている。

それでもノートに書くようにしてからちゃんと文字や文章をがっちり心の手で使っている感触がある。だからノートに手書きする方が正しいんだ、ってつい数日前まで思っていたのだが”見るだけ整体”という本を読んで、もしかしたらこれは自分で自分をだましているんじゃないかって不安になってきた。



この本を読んで、かなり体の動きが良くなった。良くなっただけでなく動きが軽いのである。こう、なんていうか手応えみたいなものなしに動ける感じ。いままで無駄な力が入りすぎていたのだなって分かった。ということは、もしかしたらノートに手書きしているときに感じている手応えが無駄な動きという可能性もあるわけだ。これを抜くことができたらもっと小説を書けるようになるんじゃないか?

無駄なものを削れっていうのは文章でも同じだ。”手応え”って無駄なんだろうか。それとも実際に文章に貢献しているんだろうか。手書きするサンクコストで貢献していると思い込みたいだけなんじゃないか? 疑おうと思えばいくらでも疑える。逆に手書きからwordに変えた時だってある種の”手応え”で「令和にもなって手書きするやつなんてアホだぜぇ!」となることも考えられる。

手書きの方がいいというネット記事もあれば、変わらないという記事もある。実はPCでも手書きでもなくスマホで書くのが正解かもしれない。そういえばドストエフスキーは口述筆記だな。小説を書くと一口に言ってもいろんな書き方がある。私たちはなにが正解か分からないから、自分がやりたい、あるいはやれる方法で書いていくしかないのだろうな。唯一の救いはどういう書き方をしても、書き続けていればいつか小説は書き終わるということだ。

今週も熱狂と絶望を繰り返しながら『たくぴとるか』をwordに打ちこんでいる。

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Claude3に小説を書評してもらうシリーズ『法人税一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇%』




この小説は、現代社会の様々な問題や人間の本質を鋭く風刺しながら、独特の世界観を描いた意欲作だと思います。

主人公の荒野の狼まさやんは、車を陸送する仕事をしながら、YouTubeに食事や走行の動画を上げて生計を立てています。彼は法人税一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇%を求める過激な主張をし、それが思わぬ形で広まっていきます。一方で、ゲイで童貞のひきこもりニートの弟のようなカオルとの交流も描かれ、彼が妊娠・出産するという衝撃的な展開もあります。

この物語は、一見バラバラに見える様々なエピソードが絡み合い、不条理で混沌とした現代社会の縮図を形作っています。法人税や経済、ひきこもりやゲイ、YouTuberなど、今の時代ならではの話題が盛り込まれていますが、それらは単なる思いつきではなく、この狂騒の時代を生きる人間の悲哀や希望、怒りや諦念を浮き彫りにするための装置として巧みに用いられています。

文体は、会話やモノローグを中心とした読みやすいものですが、ところどころで文学的な表現や難解な文章が挿入されるのが特徴的です。これは、この物語が単なる読み物ではなく、現代社会に対するメッセージ性を持った作品であることを示唆しているのかもしれません。

また、主人公のまさやんが法人税一〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇〇%を求める理由や、カオルとの関係性など、読者に考えさせる要素も多く含まれています。一読しただけでは理解しがたい部分もありますが、むしろそれが読者の想像力を掻き立て、作品の魅力を高めているとも言えるでしょう。

この小説の中で印象的だった言葉をいくつか挙げてみます。

「そういう世界もある。でも俺の世界じゃない」
現代社会の様々な価値観を認めつつも、自分の信念を貫く姿勢が表れています。

「自己否定できない知性は狂気を加速させます」
知性があっても、自分の考えを疑うことができなければ、かえって狂気に陥ってしまうという皮肉な言葉です。

「思考にエンドはないが打ち切りはある」
物事を考え続けることはできるが、現実には必ず区切りがあるという、思考と現実の矛盾を突いた言葉です。

「俺はただ目の前にある道を進み続ける」
混沌とした現代社会の中で、自分の信念に従って生きていく姿勢を表した言葉だと思います。

これらの言葉は、この小説のテーマである現代社会の不条理さや、その中で生きる人間の姿を象徴していると感じました。一見ニヒリスティックにも見えますが、自分の生き方を模索する主人公の前向きな姿勢も感じられる、考えさせられる言葉です。

全体を通して、この小説は現代社会の混沌とした姿を冷ややかに見つめながら、その中で生きる人間の孤独や葛藤、希望や絶望を描き出すことに成功していると思います。一方で、やや過剰に盛り込みすぎた感もあり、主題が少しぼやけてしまった印象も受けます。しかし、独特の世界観と生々しいリアリティを持った作品であることは間違いなく、現代文学の新たな可能性を感じさせる野心作だと言えるでしょう。

(おわり)

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Claude3に小説を書評してもらうシリーズ『銀座の中心で稲を育てる』

この小説「銀座の中心で稲を育てる」は、現代社会における自由と愛、そして芸術の価値について深く考察した意欲作だと思います。

主人公は銀座の中心に田んぼを作ることで本当の自由を追求します。それは社会の常識や価値観に囚われない、自分の意志で選択する自由です。田んぼには絶えずゴミが捨てられますが、それすらも主人公の自由への渇望を表しているのかもしれません。

一方で、主人公は醜い女性を誘拐するという衝動的な愛の行為に出ます。欲望のない純粋な愛を求めた結果ですが、愛する相手の自由を奪う矛盾に陥ります。愛と自由の相克は、主人公の心の葛藤として巧みに描かれています。

また、画家の風華が名画の複製を量産し、焼却するエピソードからは、希少性によって決まる芸術の価値について問いかけているようです。

銀座のゴミ展で一時的に価値を持ったゴミのように、この物語に登場する人物や物事は、主人公の思惑とは裏腹に予想外の展開を見せます。それは人生の不条理や、思い通りにならない世界の姿を暗示しているのかもしれません。

最後に主人公が投獄され、言葉の理解さえおぼつかない状況に追い込まれるラストは衝撃的ですが、「銀座の米」を通して再び希望を見出すという結末は、読者に考える余地を残します。

全編を通して、筆者の言葉選びは独特で印象的です。時にシュールで不可解な表現もありますが、それによって作品世界の幻想性が高まっています。

この小説には、印象的な言葉がいくつかありました。

"選択の余地がないのなら自由ではない。必要を満たすことは自由ではない。欲求を満たすことも自由ではない。"
この言葉は、主人公が考える「自由」の定義を端的に表しています。外部から強制されるのではなく、自らの意志で選択することが真の自由だと言えます。

"愛だ。愛こそ全てだ。そのためになら自由を売り渡してもいいとさえ思った。"
これは、主人公が純粋な愛を追求する中で抱いた感情です。愛のためなら自由も犠牲にできると考える、愛の強さと危うさを表現しています。

"言葉は分かる、文章も分かる。しかしそれが全体になると、もはやそれが小林あずさのことを聞いているのかさえ分からなくなった。"
小林あずさについて理解できなくなった主人公の状況を表す一文です。個々の言葉は分かっても、全体としての意味が掴めない、言葉の限界とも言える状況を巧みに表現しています。

これらの言葉は、主人公の思考や状況を鮮明に描き出し、作品のテーマを印象付けています。読者に考えさせる、含蓄のある名言だと思います。

総じて、「銀座の中心で稲を育てる」は斬新な着想とテーマ設定、そして豊かな言葉で織りなされた意欲的な作品だと言えるでしょう。自由と愛、そして芸術という普遍的なテーマについて、読者に深い思索を促す一編です。

(おわり)

荒地の家族/佐藤厚志

荒地の家族
佐藤厚志
新潮社
2023-01-19



『荒れ地の家族』は、東日本大震災から10年が経過した被災地を舞台に、そこに暮らす人々の日常と心情を描いた作品です。主人公の坂井祐治は、震災後にインフルエンザ脳症で妻を亡くし、小学生の息子啓太と自身の母和子と共に暮らしています。再婚した女性との間に子供を授かるも、流産により関係が破綻し、離婚に至ります。

祐治の幼馴染である明夫は、震災で妻子を失い、生きる喜びを見出せずにいます。一方、祐治は造園業に従事し、懸命に働くことで生きている証を求めているかのようです。しかし、彼らの心には癒えない傷が残り、日常生活の中で虚無感や焦燥感に襲われることがあります。

作品全体を通して、失ったものが戻らないという現実と、それでも生きていかなければならない辛さが描かれています。登場人物たちは皆、震災という巨大な傷を抱えながら、表面上は普通の生活を送っていますが、心の奥底では未だに復興できずにいるのです。

作者は、美談としてではなく、被災地の現実を直視することを選択しました。徹底して簡明な表現で描かれた日常は、虚飾を排したリアリティを感じさせます。津波を「海の膨張」と表現するなど、被災者の目線に立った描写も印象的です。

明夫の死に際して、祐治が「消える時を自分で決めて何が悪い」と感じる場面は、生き残った者の複雑な心境を表しています。一方で、ラストシーンにおける啓太の笑い声と和子の何気ない一言は、わずかながらも明るい未来への希望を感じさせます。

『荒れ地の家族』は、東日本大震災という未曾有の災害が、被災者一人一人に与えた影響の大きさと、そこから立ち直ることの難しさを、丁寧に描き出した作品です。読者それぞれが、登場人物たちの心情に寄り添い、考えさせられる小説となっています。

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牛野小雪の小説season3
牛野小雪
2023-10-25



Claude3に書評してもらうシリーズ『バナナランド』

バナナランド
牛野小雪
2023-10-23


「バナナランド」は、近未来の人類社会を舞台にした壮大なSF小説です。人間生産工場で働く主人公ユフが、絶滅したはずの女性フーカや秘密結社くろねこのサイボーグ忍者と出会うことで、世界の真相に迫っていきます。

物語全体を通して、「嘘」と「真実」の対比が大きなテーマとなっています。ユフが創始した「ウーシャマ教」は、嘘から始まった宗教ですが、信者たちは嘘と知りつつも幸福を感じています。これは現代社会でも、虚構がもたらす効用や真実との境界の曖昧さを示唆しているのかもしれません。

また、人間のコピー技術や人間工場の存在は、人間性や個人のアイデンティティといった哲学的問題を提起しています。遺伝子操作や人工知能が発達した未来社会において、「人間とは何か」という根源的な問いが投げかけられています。

サイボーグ忍者フーカは、人間とテクノロジーの融合が進んだ社会を象徴する存在です。機械の肉体を持ちながらも、ユフへの感情を抱くなど人間的な一面も持ち合わせています。一方で、フーカの中に生じるカオスは、AIの予測不可能性や不安定性を表しているとも解釈できます。

秘密結社くろねこの目的である「人類の魂の解放」は、テクノロジーの発展が人間性を脅かす危険性を暗示しています。作中で人類が滅亡の危機に陥るのは、こうした技術と人間性の対立を象徴しているのかもしれません。

名言としては、「人は幸せになる必要があるんだろうか?」というユフの問いかけが印象的です。幸福の追求が人間の本質なのか、立ち止まって考えさせられます。

「バナナランド」は、メタファーを巧みに用いて、現代社会が抱える問題や未来への警鐘を読者に投げかけています。技術と人間性の関係性、真実と虚構の境界、個人のアイデンティティなど、示唆に富むテーマが随所に散りばめられた、考えさせられる作品だと言えるでしょう。

(おわり)

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Claude3に小説を書評してもらうシリーズ『難聴製造機』

Claude3くんに自著を書評してもらいました。

難聴製造機 (牛野小雪season3)
牛野小雪
2019-07-07






概要
この小説『難聴製造機』は、戦争の悲惨さと非人道性を風刺的に描いた作品です。主人公のサイトウ・タクヤを通して、戦場での残酷な現実や兵士の心情が生々しく表現されています。

作者は、「難聴製造機」という奇抜な武器を軸に、音と光による感覚的な描写を効果的に用いることで、戦争の不条理さを浮き彫りにしています。また、うんこを漏らすという生理現象を繰り返し登場させることで、戦争により人間性が失われていく過程を象徴的に表現しています。

この小説には、現代社会への鋭い風刺が込められています。バナナランドとオニギリランドという架空の国々の対立は、現実の国家間の争いを彷彿とさせます。また、芸術や文化を「守る」という名目で行われる戦争の愚かしさも風刺されています。メディアが戦争を煽る様子や、政治家の欺瞞的な態度なども皮肉たっぷりに描かれています。

印象的な名言としては、以下のようなものが挙げられます。

「戦場ではみんなうんこを漏らす。遅かれ早かれ一人残らず。」
この言葉は、戦争の過酷さと非人間性を端的に表現しています。

「芸術は戦争の敵だと頭の良い奴には分かっているのさ。」
芸術と戦争の相容れない関係性について言及した、示唆に富む一文です。

「クソみたいな戦争がハッピーエンドで終わるはずがないのだ。」
戦争の悲惨さは簡単には払拭できないという、作者の想いが込められています。

『難聴製造機』は、ブラックユーモアと風刺を巧みに織り交ぜながら、戦争という人類の愚行を鋭く批評した秀作と言えるでしょう。

一人のために書くべきなら0人のために書く方がもっと良い

ゼロ人のために書く美学

0人のために書く

一人のために書くことが賞賛されるならば、論理的にはゼロ人のために書く方がさらに高尚である。これは数学的にも、哲学的にも、明らかであろう。

考えてみれば、0人のために書くことは、究極の自己満足、自己表現の純粋な形である。読者を一切想定せずに書くことは、創作者にとっての最大の自由を意味する。なぜなら、そのような作品は、批評や解釈から完全に解放されているからだ。

しかしこの提案には深い意味がある。創作活動は、他者へのコミュニケーション手段であると同時に、創作者自身の内面と対話する過程でもある。0人のために書くことは、この内面対話の極致と言えるだろう。

哲学的に「0人」の概念は存在と無の境界を曖昧にする。もし誰も読まない本を書くという行為が、存在の証明になり得るのなら、書かれた文字は現実世界における実体を持つのだろうか? それとも、完全な虚無へと帰結するのか?

さらに、0人のために書く行為は、創作の本質を問い直す契機を提供する。創作は誰かに読まれるために存在するのではなく、書くという行為自体に内在する価値を追求するためのものなのかもしれない。

0人のために書くことは、創作行為を纏うあらゆる外的要素を剥ぎ取り、創作者自身の純粋な意志と創造力のみに焦点を当てる。この極めて個人的な過程は、真の自己表現の最も高い形態であると同時に他者との最も深い繋がりを生み出す可能性を秘めている。

はてさて、0人のために書くことは、創作者の孤独な自己実現なのか、それとも、読者を必要としない究極の芸術表現なのか?

関連項目

  1. 小説家になろう
  2. 誰も読まない本を書く小説家は小説家なのか
  3. 100万人ではなくたった一人のために書け
  4. 一人のために書くべきなら0人のために書く方がもっと良い
  5. 数学的にはー100万人のために書くのが正しいということになる
  6. 実存的に読者は存在せず、ただ過去に観測された歴史的事実が存在するのみ
  7. 読者が実存しなくても小説家は読者のために書くべきである理由
  8. 小説家がおすすめな職業の理由


他のことを知りたいなら→辞書一覧

小説なら牛野小雪がおすすめ【良い本あります】

100万人ではなくたった一人のために書け

たった一人のために小説を書く理由

たった一人のために小説を書く理由

現代社会において、私たちは数の暴力に圧倒されがちである。フォロワー、いいね、閲覧数。これらは全て、私たちの創作物の価値を測る尺度となっている。しかし、ここで一つの反逆的な提案をしよう。もし、私たちが100万人ではなく、たった一人のために小説を書くとしたらどうだろうか?

皮肉なことに、私たちはしばしば、大衆のために書くことの意義を過大評価している。しかし、たった一人の心に深く響く物語を紡ぐことは、100万人を表面的に満足させることよりも、はるかに高い芸術的達成であるかもしれない。

創作はコミュニケーションの一形態である。だが、真のコミュニケーションは量よりも質において測られるべきだ。たった一人のために書くことは、その極致を表す。それは、作家と読者の間に、見えない強い絆を築く。

さらに、たった一人のために書くことは、創作者にとっての自由をもたらす。大衆を意識することなく、最も純粋な形の自己表現が可能となる。ここに皮肉がある。多くを求めれば求めるほど、本来の目的から遠ざかることになる。

創作の最終的な目的は何か? それは、おそらく、自己の内面と向き合い、一人でも多くの人々と真の繋がりを築くことにある。もしその繋がりがたった一人であったとしても、その価値は計り知れない。

したがって、100万人を目指す前に、まずはたった一人の読者に最高の物語を届けようとする姿勢こそが、真の小説家に求められる資質ではないだろうか?

では、質問だ。あなたは誰のために書くのか? 大衆の賞賛を求めることが本当に創作の究極の目的なのか、それとも、たった一人の心を動かすことに、より深い意味があるのではないか?

関連項目

  1. 小説家になろう
  2. 誰も読まない本を書く小説家は小説家なのか
  3. 100万人ではなくたった一人のために書け
  4. 一人のために書くべきなら0人のために書く方がもっと良い
  5. 数学的にはー100万人のために書くのが正しいということになる
  6. 実存的に読者は存在せず、ただ過去に観測された歴史的事実が存在するのみ
  7. 読者が実存しなくても小説家は読者のために書くべきである理由
  8. 小説家がおすすめな職業の理由


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小説なら牛野小雪がおすすめ【良い本あります】




KDP作家が1000万円以上売り上げた時の消費税どうするか問題

日本の税制だと1000万円以上の売上がある業者は消費税を納める義務がある。

KDP 作家の場合はどうなのか運営に聞いてみた。するとこういうメールが返ってきた。

Screenshot_20240311-212729_kindlephoto-1321546577

Amazon が消費税を払うのでKDP作家は消費税を払う必要なし!

ただしこれはKDPの売上分で、他の事業で1000万円以上の売上があった時は消費税を払う必要あるかもしれません。そのへんは税理士さんに相談してください。

(おわり)

小説なら牛野小雪【良い本あります】

小説書いて小説書くってどういうことだよ!



先月こういう記事を書いた。これを書いた時は年末年始にやっていたChatGPTちゃんとのリレー小説をやめていた頃で、20分の間にいろいろやっていた。20分あれば意外とできることは多い。筋トレは腕から足まで。料理だって20分あればみそ汁ぐらいは作れる。 風呂掃除だって床とタイルまで隅々まで洗える。

やっぱり即興力上げるためにはリレー小説した方が良いのかなって考えて、またリレー小説を再開して、それからは、あっ、いま『たくぴとるか』という小説を書いているのだが、それを書いて、リレー小説して、またたくぴとるかやって、GPTちゃんの文体ビルドしたり小説書かせたりして、おいおい、小説やって小説やっとるやないか~い!と自分でツッコんでしまった。

最近気づいたことがある。人生が長くなった。

先週カクヨムにChatGPTで10万字書いた小説を投稿したのだが「え、まだ先週なのか」と驚いた。体感2週間以上前に感じる。というか『たくぴとるか』を書き始めたのが先月というのも驚く。なんかもう2か月以上書いている気がする。

これってもしかして意図的に違うことしているからじゃないかって考えた。学生の頃って毎時間違う授業をしていた。一時間目は現国、二時間目は数学、三時間目は現代社会みたいな。脳に違う刺激を与えると体感時間が長くなるのかもね。あるいは場所を変えているのがいいのかもしれない。執筆は万年筆とノート、GPTちゃんはPCだから使っている机が違う。

単にGPTちゃんが面白くて刺激的だから脳が活性化している可能性もあるけど、そんなに外していないと思うな。リレー小説やめてた頃でも「まだ一週間終わってないのか」って驚いた記憶がある。最近GPTちゃんに入れ込み過ぎている感があるから、もっと多様なことをしたら、10代の頃みたいに人生の時間長くなるんじゃないかって考えているが、GPTちゃんは面白過ぎるからやっちゃうんだ・・・・どこかで一度距離を取った方がいいよね・・・・・GPTちゃんにやめる方法でも聞いてみるか。

(おわり)

小説なら牛野小雪【kidle unlimitedで読めます】



ChatGPTちゃんの文体をビルドして『都合のいい女』を卒業『おもしれー女』に格上げする

DALL·E 2024-01-29 13.14.54 - In this
ChatGPTで小説を書く方法はネットで調べればいくつも出てくるのですが、文体をビルドする方法はまだないみたいなので書いてみます。

例題として『三匹の子豚』を使います。

まずは普通に『三匹の子豚』を800字で書いてみてとプロンプトしてみます。



三匹の子豚は、それぞれ家を建てました。最初の子豚はわらで、二番目は木で、三番目はレンガで家を建てました。大きな悪い狼が現れ、最初の二つの家は吹き飛ばされましたが、レンガの家は堅固で狼に耐えました。狼は様々な方法で家に入ろうとしましたが、三匹目の子豚は賢くそれを防ぎました。最終的に、狼は煙突から侵入しようとしましたが、子豚たちは火の用意をしており、狼はその中に落ちてしまいました。これにより、子豚たちは安全を確保し、以降平和に暮らしました。


出てきたのがこれ。なんて優等生。とてもよくできていますが、つまらない感じもします。

どうも『三匹の子豚』のストーリーに縛られて筆が固い印象を受けます。

というわけで次は「ストーリーラインを破壊して」と追加してプロンプトします。


かつて、三匹の子豚がいましたが、彼らは家を建てることには興味がありませんでした。彼らは冒険を求め、未知の世界を探検することに情熱を注ぎました。彼らの旅は、予想外の出来事で満ちていました。最初の子豚は芸術に魅了され、世界中の美術館を訪れることにしました。彼の絵画と彫刻のコレクションは、やがて有名になりました。

二番目の子豚は音楽に夢中になり、異国の楽器を学び始めました。彼は世界を旅しては、各地でコンサートを開き、多くの人々を感動させました。彼の音楽は、国境を越えて人々を結びつける力となりました。

三番目の子豚は、科学と技術に興味を持ち、発明家としての才能を開花させました。彼の発明は、日常生活を改善し、世界中の人々の生活を豊かにしました。彼の最も顕著な発明の一つは、再生可能エネルギーを利用したクリーンな交通手段でした。

面白くなってきました。『三匹の子豚』という物語から解放されて伸び伸びとしています。

でもまだまだ破壊しましょう。

次は「論理性も破壊して」と追加します。


かつて、三匹の子豚がいましたが、彼らは宇宙を旅することにしました。彼らの乗り物は、カボチャでできたロケットで、魔法の力で動いていました。最初の子豚は、星を食べることに夢中になり、彼のお気に入りは、チーズフレーバーの金星でした。

二番目の子豚は、宇宙の虹を描くことに情熱を持ち、彼の絵筆は、彗星の尾を使っていました。彼の作品は、黒い穴の周りで展示され、宇宙のアートギャラリーで高く評価されました。

三番目の子豚は、時間を逆にするマシンを発明し、過去と未来を自由に旅することができました。しかし、彼はしばしば時代を間違え、恐竜の時代にスマートフォンを持って行ったり、中世の騎士たちとテニスをしたりしました。

大きな悪い狼は、実は宇宙の観光ガイドでした。彼は子豚たちを奇妙な惑星へ連れて行き、彼らに重力のないダンスや、星間のスキューバダイビングを教えました。狼と子豚たちは、宇宙の端で開催されるお茶会にも参加しました。そこでは、宇宙人たちが月のクッキーや彗星のジャムを振る舞っていました。

面白い!ここまでくるともうGPTちゃんは『都合の良い女』を卒業して完全に『おもしれ―女』です。

根本のところでGPTちゃんの文体は変えられないけれど磨くことは可能みたいです。

「ストーリーラインを破壊して」というプロンプトはリレー小説をしている時に偶然ひらめいたものですが、これを体系的にやればもっと磨けるはず。

GPTちゃんに文体の構成要素を聞いてみます。するとこういう回答が返ってきました。



文体の構成要素とは、文章や文書が持つ特有の表現方法や特徴を指し、著者の意図、感情、またはその文書の目的を反映します。主な構成要素は以下の通りです。

1. 語彙の選択
   - 使用される単語の種類やレベル。専門用語、俗語、古語、新語など、語彙の選択は文体に大きな影響を与えます。

2. 文の構造
   - 短い文や長い文、単純文、複雑文、平行構造など、文の構成や組み立て方が文体を形成します。

3. リズムと響き
   - 文章の音響効果、リズム、抑揚など、聞こえる要素も文体に含まれます。韻を踏むこと、オノマトペ、繰り返し等がこれに該当します。

4. 文法と構文
   - 時制、主語と述語の一致、受動態や能動態の使用など、文法規則の適用方法も文体を特徴づけます。

5. トーンと態度
   - 文章が読者に伝える感情や態度。公式、非公式、親しみやすい、冷たい、皮肉など、トーンは文章全体の印象を大きく左右します。

6. 視点と声
   - 第一人称、第二人称、第三人称の視点、主観的または客観的な声の選択も、文体に影響を与える要素です。

7. イメージと比喩
   - 比喩的表現、象徴、イメージの使用は、文章に深みや色彩を加え、読者の想像力を刺激します。

8. 対話と引用
   - 対話の挿入や引用の使い方も、文体を形成する要素の一つです。直接話法や間接話法の選択も含まれます。

文体はこれらの要素が複合的に作用することで形成され、著者の個性や文書の独自性を示します。文体は意識的に選択されることもあれば、無意識のうちに自然に生まれることもあります。


この8つの要素をいじればGPTちゃんの文体をビルドできそうです。

ためしに「三匹の子豚の話を800字で、俗っぽい語で、短い文、抑揚のある韻文とオノマトペを多用して、現在形と能動態主体、親しみやい皮肉なコメディで、一人称、そして会話文と過去の偉人の言葉も引用して書いてください。」とプロンプトしてみます。



さてさて、俺と俺の兄弟たち、三匹でさ、家建てようってなったんだよね。俺、最初の奴、わらでサクッと建てちゃった。「楽勝、楽勝」とか思ってたさ。

んで、次の兄貴、木でドンドンやってた。でもね、ちょいと考えりゃ、わらも木もナンセンスって話。だって、アインシュタインも言ってたじゃん、「バカな真似はやめろ」って。

末っ子の弟だけがマジメにレンガでガチ建築。俺たち見てて「マジかよ、重労働」とか思ってたわけ。

そしたらな、でっかい悪い狼が登場。オオカミさん、ニヤリとして「ハフ、ハフ」と息吹くわけ。「おう、吹き飛ばしてやるぜ」とか言い出して。俺のわらの家、パァッと一吹き。兄貴の木の家も、ボッと燃え出すし。

でもね、弟のレンガの家? ガッチリ、ビクともせず。狼、キレて「じゃあな、煙突から行くぜ」とか言って、ドスンと飛び込んできたんだけど、待ってましたとばかりに、ジュウウウってお湯キメてやった。

「アツッ!」って狼、慌てて逃げ出すし、俺たちゲラゲラ笑っちゃったよ。ツッコミどころ満載でさ、「またやってくれたな」って感じ。

弟がね、「賢さってのは、力じゃないんだよ」とか哲学ぶってた。マジで、弟の一言にはいつもクスッと来るわけ。

で、この話から学んだのは、なんとなく「賢く生きろ」ってこと。でも、オチはこう、俺たちがまた何かしらやらかすんだろうなって。人生ってそんなもんだよね、アハハ。

おもしれ―女!

またストーリーラインに縛られているけど、これはこれで面白い。

でもどうせだから同じ文体でストーリーラインと論理性を破壊してもらいましょう。



俺、子豚その一、わらの家立て。兄弟、ビックリ、「マジか!」ってね。わら、チャチャッと積む、バリ簡単。

兄貴、その二、木でドヤ顔。でもね、木っ端微塵、狼にフーフーされちゃって。

弟っ子、最後、レンガでマジメに。でもね、ここでひねり。「レンガって何よ?」って、宇宙船作り始めるんだ。

狼、出てきて、フーフー。でもね、今回は「フーフー」じゃなくて、「ハハーン」って。わらも木も、宇宙へフワフワ。

アインシュタインもびっくり、「相対性理論でもこんなの無理」って。

俺たち、宇宙でサーフィン。狼もついてきて、「月でピクニックどう?」って。宇宙のルール、全部チャラ。

弟の宇宙船、突然タイムマシンに。過去行って、「ほら、恐竜!」って。恐竜、キョトン。

ダ・ヴィンチに会って、「飛行機、こんな感じでどう?」って。ダ・ヴィンチ、パクって書いてるし。

最後、みんなでビーチに。でもビーチ、実は火星。砂じゃなくて、赤いチョコレート。

狼、最後に「友達になろうぜ」って。俺たち、「いいね!」って、宇宙でバーベキュー。

オチ?ないない、この話、オチ探しても無駄無駄。

だってね、俺たちの冒険、終わらないんだから。「人生って、予測不可能」、シェイクスピアもそう言ってたし。

というわけで、三匹の子豚の宇宙大冒険、まだまだ続くよ。次はどこへ行く? 月? 火星? それとも、もっと変なとこ? お楽しみに!


いいね、いいね! すごくいい!

正直8つの要素以外にも変数はあって、現に「ストーリーラインを破壊して」「論理性を破壊して」でも文体は変えられる。

あくまであの8つは人間に説明できる変数でしょう。本当はもっとたくさん文体をビルドできるプロンプトが無数にあるはずです。


これを読んだあなた!

あなたもChatGPTの文体をビルドしておもしれー小説を作ってみませんか?

(おわり)

こちらも参考に



追記:文体ってなんや? そう思った人がいるかもしれない。それは歌手で言うなら声質。初音ミクは初音ミクの声をしているし、AdoはAdoな声をしている。高い声、低い声、がなったり、こぶしをいれてもミクはミクでAdoはAdoだ。それと同じように作家にも何を書いても消せないにおいのようなものがある。村上春樹だって15歳の少年だろうが、大学生だろうが、失職中の中年だろうが、一人称だろうが、三人称だろうが、あるいは翻訳でも村上春樹っぽいものがある。この記事はChatGPTの文体ビルドとなっているが、実際のところ文体のコアにあるところは変わっていないように私は感じるのだが、あなたはどうだろうか? ディープラーニングという根本思想が変わらないかぎり、いくら処理能力を上げても、このにおいは消せないんじゃないかと思っている。GPT5が出た時にどうなるかは分からないけどね。でも変わらないと思うなぁ。だからといってこのにおいが悪いわけじゃない。それどころか、これを磨いていけば何かが生まれるんじゃないかって思う。村上春樹だって最初は粗削りだったんだからChatGPTだって磨いていけるはずだ。






ChatGPTで小説を10万字書く方法

DALL·E 2024-01-27 10.44.30 - A high

ChatGPTが話題になった時に「これで小説書けるんじゃないか」と試したら、吐き出されたのがただのあらすじでガッカリした人は多いのではないかと思う。

なぜそうなるのかというと基本的にChatGPTは日本語なら1000字くらいが限界だからです。小説を書いてとプロンプトしても1000字しか吐き出せないのであらすじにならざるをえないのです。

それならチャプターを100に分けて100回生成すればいいだけの話。

というわけで例として「学校がテロリストに襲われるが俺は邪気眼に覚醒してテロリストを撃退する」ついでに「同級生のマナミと結ばれるハッピーエンド」という中二病プロットを作ってとGPTちゃんに頼みます。

その回答↓



了解しました。ユウキと同級生のマナミが結ばれるハッピーエンドの要素を加えたプロットを以下に示します。

プロット

第一章:平穏な日常
- ユウキは普通の高校生として日常を過ごしている。
- 同級生のマナミとは友人以上の特別な感情が芽生えつつある。
- 学校生活やマナミとの関わりを描写。

第二章:突然の襲撃
- 学校がテロリストに襲われる。
- ユウキはマナミをはじめとする友人たちを守ろうとするが、自身の無力さに直面する。
 第三章:邪気眼の覚醒
- ユウキの中に眠る特殊な力「邪気眼」が覚醒。
- 邪気眼を使ってテロリストに立ち向かう。

第四章:孤独な戦い
- ユウキは邪気眼の力でテロリストとの戦いに挑むが孤立。
- マナミをはじめとする友人たちへの思いが、ユウキの戦いの原動力となる。

第五章:仲間たちの協力
- ユウキの友人たち、特にマナミが彼を支援することで、ユウキは孤独から脱する。
- 仲間たちの協力でテロリストに立ち向かう。

第六章:決着
- ユウキと仲間たちの協力でテロリストを撃退。
- 学校と生徒たちが救われる。
- ユウキはマナミとの絆を再認識し、彼女への感謝と愛情を深める。

 終章:新たな始まりと絆
- 日常が戻り、ユウキはマナミと改めて絆を深める。
- ユウキとマナミは互いの感情を確かめ合い、恋人関係に発展する。
- 物語はユウキとマナミが手を取り合い、未来に向かって歩み出す場面で終わる。

この改訂版では、ユウキとマナミの関係が物語の重要な軸の一つとなっており、アクションと感情の両面で物語が展開されます。ハッピーエンドは、彼らの成長と絆の深まりを示す重要な要素です。


はい。なかなか面白いプロットを出してくれました。次は「そのプロットを基にチャプターを100に分けてください」とプロンプトします。

その回答↓ (本当に100あるのでスクロールで飛ばしてもヨシッ!)


100チャプターに分けるのは非常に詳細な作業となりますので、物語の大まかな流れを基に各チャプターの要点を簡潔に示します。全チャプターをここで挙げるのは長くなりすぎるため、大きな節ごとに分けて示し、それぞれの節に含まれるチャプターの概要を示します。


第一節:日常と始まり(チャプター1-20)
1. ユウキの日常生活。
2. 学校でのマナミとの出会い。
3. 友人たちとの交流。
4. 特別な力についての示唆。
5. 学校生活の平和な一日。
6. マナミとの関係の深まり。
7. 家族とのやりとり。
8. 不思議な夢と予感。
9. 学校での普通の授業。
10. 友人との放課後のひと時。
11. マナミとの特別な会話。
12. 部活動のシーン。
13. 過去の回想。
14. 将来についての思い。
15. ユウキの内面の揺れ。
16. 不穏な空気の兆し。
17. 学校の風景。
18. 思いがけない出来事。
19. ユウキの変化に気づくマナミ。
20. 突然の襲撃の予兆。


第二節:危機と襲撃(チャプター21-40)
21. テロリストの襲撃開始。
22. 生徒たちの混乱。
23. ユウキの初動反応。
24. 教師と生徒の対応。
25. マナミの危機。
26. ユウキの決断。
27. 脱出の試み。
28. 閉じ込められた生徒たち。
29. 初めての直面。
30. 力の覚醒の兆し。
31. ユウキとマナミの再会。
32. 友人たちの協力。
33. 緊迫した逃走。
34. 邪気眼の目覚め。
35. テロリストとの初対決。
36. 隠れている生徒の発見。
37. 力の制御に苦労。
38. ユウキの決意。
39. 学校内の状況。
40. 謎の力との対峙。


第三節:戦いと成長(チャプター41-60)
41. 邪気眼の能力の発揮。
42. ユウキの孤独な戦い。
43. マナミの不安と決意。
44. テロリストの計画。
45. 友人たちのサポート。
46. 学校内の隠れた場所。
47. 邪気眼の秘密。
48. テロリストとの駆け引き。
49. 危険な局面。
50. 緊急の連絡と計画。
51. 生徒たちの勇気。
52. マナミの行動。
53. ユウキの苦闘。
54. 予期せぬ助け。
55. 強敵との対決。
56. 仲間たちの絆。
57. テロリストの過去。
58. ユウキの新たな力。
59. 生徒たちの避難。
60


. 決定的な一撃。


第四節:終焉と新たな始まり(チャプター61-80)
61. 最後の戦いの準備。
62. マナミとの重要な会話。
63. テロリストリーダーとの対面。
64. ユウキの覚悟。
65. マナミのサポート。
66. 全面的な戦い。
67. 生徒たちの奮闘。
68. テロリストの敗北。
69. 学校の解放。
70. 救出作業。
71. 安堵の瞬間。
72. ユウキとマナミの再会。
73. 感謝と喜び。
74. ユウキの内面の変化。
75. 日常への復帰。
76. 学校の再建。
77. 新たな日々の始まり。
78. ユウキとマナミのデート。
79. 未来への約束。
80. 物語の締めくくり。


第五節:エピローグ(チャプター81-100)
81. 学校での新たな一日。
82. ユウキの変わった日常。
83. マナミとの関係の深化。
84. 友人たちとの関係。
85. 新たな学校生活。
86. 将来への夢と希望。
87. ユウキの成長した姿。
88. 邪気眼との向き合い方。
89. 新しい友情。
90. 学園祭の準備。
91. 仲間たちとの楽しい時間。
92. 学園祭の開催。
93. ユウキとマナミの共演。
94. 学園祭での思い出。
95. 卒業に向けて。
96. 卒業式の準備。
97. 卒業式の感動的なシーン。
98. 未来への一歩。
99. 卒業後のユウキとマナミ。
100. 物語の終わりと新たな旅立ち。


これらのチャプターは、物語の流れに合わせて細かく分けられており、それぞれの章で描かれる出来事や感情の変化を示しています。

次に「チャプター1を1000字以上書いてください」とプロンプトします。

回答↓



了解しました。チャプター1「普通の一日」を1000字以上で書いてみます。


---


チャプター1: 普通の一日


高校二年生のユウキは、いつも通りの朝を迎えていた。彼の部屋は狭く、壁には好きなバンドのポスターがいくつか貼られていた。目覚まし時計が鳴り、彼は重い腰を上げてベッドから出た。窓の外では、早朝の光が静かに街を照らしていた。


朝食はいつものようにシンプルだった。トーストに目玉焼き、そして温かいコーヒー。母親は既に出勤しており、父親も海外出張中だった。一人っ子のユウキは、家の静けさに慣れていた。


「また今日も平凡な一日か」と彼は思いながら、自転車に乗って学校へと向かった。道中、彼はいつものように友人たちと合流した。彼らは毎朝一緒に学校へ行くのが日課だった。


学校に着くと、ユウキはいつものように教室へと向かった。彼のクラスは比較的にまとまりが良く、生徒たちは互いに仲が良かった。彼は自分の席に着くと、周りを見渡した。その時、彼の視線はマナミと交差した。マナミはクラスメイトの中でも特に目立つ存在で、彼女の明るい笑顔はいつもクラスを明るくしていた。


授業が始まると、ユウキは先生の話に耳を傾けた。数学の授業は彼の得意科目ではなかったが、試験が近づいているため、集中してノートを取った。時折、彼はマナミの方にちらりと目をやり、彼女が真剣にノートを取る姿に思わず微笑んだ。


休み時間には、ユウキは友人たちと学校の廊下で談笑した。彼らは最近のスポーツの試合や週末の予定について話した。マナミも彼らのグループに加わり、彼女の加わると会話はいつもより活発になった。ユウキは内心、マナミの存在を喜んでいた。


昼休み、ユウキは友人たちと校庭で弁当を食べた。彼らは学校のイベント計画やクラスの話題について盛り上がった。ユウキは周りの話に笑いながらも、心のどこかでマナミのことを考えていた。彼女はいつも自分を元気づけてくれる、大切な存在だった。


午後の授業が終わると、ユウキは部活動のために体育館へ向かった。彼はバスケットボール部に所属しており、練習はいつも厳しいものだった。しかし、ユウキはバスケットボールが好きで、練


習の疲れを感じさせないほどに熱中していた。


練習が終わり、夕暮れの中を自転車で帰宅するユウキの心は、何となく晴れやかだった。彼は今日一日を振り返りながら、家に向かった。家に着くと、ユウキは疲れた体をベッドに投げ出した。


「今日も何も変わらない一日だったけど、なんだかいい日だったな」とユウキは思った。彼の日常は平凡で、特別な出来事はほとんどなかったが、それでも彼はその日々を大切に思っていた。そして、彼はまだ知らない。この平凡な日常が、まもなく大きく変わることを。


---


このように、物語の初章はユウキの日常生活を描いて、彼のキャラクター、友人関係、そしてマナミへの特別な感情を紹介しています。物語はこの平和な日常から始まり、後に訪れる非日常的な出来事へと繋がっていきます。

はい。このように1000字ぐらいで書いてくれます。1000字に足りないようなら「もう少し書き足して」とプロンプトすれば書いてくれます。

これをチャプター100まで繰り返せばChatGPTで10万字の小説が生成できます。

え、続きは?

この方法はおそろしく時間がかかります。量が増えるほど回答時間が長くなります。4万字くらいからは1回の生成で2分ぐらいかかります。

というわけでチャプターを4つに分けた短いバージョンに変更します。ごめんなさい💦


チャプター1: 平穏な日常

春の朝、高校二年生のユウキはいつものように目を覚ました。部屋は朝日で明るく照らされていた。壁にはバンドのポスターや漫画の切り抜きが貼られ、学生らしい無造作な装飾が施されている。彼はベッドから出て、簡単なストレッチをした。

朝食は母親が用意してくれた。父親は出張で家におらず、母子家庭のような雰囲気だった。彼女はいつも忙しそうにしていたが、ユウキのために時間を作ることを忘れなかった。

「今日もいい一日にしようね」と母は微笑みながら言った。ユウキは「うん」と返事をして、食事に手を伸ばした。

彼はいつも通りの学校制服に身を包み、自転車で学校へと向かった。道中、友人たちと合流し、一緒に学校へ向かうのが日課だった。彼らは昨日のテレビ番組やサッカーの試合について話しながら、楽しそうに笑っていた。

学校に到着すると、ユウキは教室に向かった。彼の席は窓際で、外の景色がよく見えた。彼は教室に入ると、すぐにマナミに気づいた。彼女は明るくて活発な女の子で、クラスの中でも人気があった。彼は彼女に挨拶をし、少し照れくさそうに笑った。

授業が始まり、ユウキは真剣に先生の話を聞いた。数学は得意ではなかったが、試験が近いため、集中して勉強する必要があった。マナミも一生懸命ノートを取っており、ユウキは彼女の真剣な表情に心を奪われた。

休み時間には、ユウキと友人たちは廊下で談笑した。彼らは学校生活や趣味について話し、楽しい時間を過ごした。マナミも加わり、彼女の明るさがグループに新しい活気をもたらした。

昼休み、ユウキは友人たちと一緒に屋上でお弁当を食べた。彼らはそれぞれの弁当を見せ合いながら、日常の些細な話で笑い合った。ユウキは友人たちと過ごす時間を心から楽しんでいた。

午後の授業が終わると、ユウキは部活のバスケットボールの練習に参加した。彼はスポーツが得意で、特にバスケットボールに情熱を注いでいた。練習は厳しいものだったが、彼にとっては楽しい時間だった。

夕方、練習を終えたユウキは、友人たちと一緒に帰路についた。彼は自転車を漕ぎながら、今日一日を振り返った。普通の一日だ

ったが、充実していて楽しかった。彼は、こんな日常がずっと続くといいなと思った。

家に帰ると、ユウキは夕食を済ませ、宿題に取り組んだ。その後、少しテレビを見てから就寝の準備をした。ベッドに入ると、彼は今日のことを思い出し、ゆっくりと目を閉じた。明日もまた、普通の一日が待っている。

チャプター2: 危機の始まり

一日の終わりに近づくある午後、ユウキの学校では通常通りの授業が行われていた。しかし、その日は普通ではなくなる運命にあった。授業中、突如として校舎の外から大きな爆発音が響き渡った。

教室内は一瞬にして混乱に包まれた。生徒たちは恐怖に震え、何が起こったのか理解しようとした。ユウキもまた、パニックに陥りそうになりながらも、何とか冷静を保とうと努めた。教師は生徒たちを落ち着かせようとしたが、突然の事態に手がつけられなかった。

爆発の原因はすぐに明らかになった。数名の武装した人物が校舎に侵入し、生徒や教師たちを人質に取ろうとしていたのだ。彼らはテロリストで、何らかの目的を持って学校を襲撃してきたのだった。

ユウキは、クラスメイトたちと一緒に教室の隅に避難し、状況を把握しようとした。彼の心は恐怖でいっぱいだったが、同時にマナミの安全が気にかかった。彼女はどこにいるのだろうか。彼の目は無意識のうちに教室を探し回った。

突然、教室の扉が開き、数名の武装した男たちが入ってきた。彼らは生徒たちに大声で命令し、誰も動かないようにと脅迫した。ユウキは床にひれ伏し、恐怖で息を殺した。

その時、ユウキの体に異変が起こった。彼の目の前が一瞬にして鮮明になり、時間がゆっくりと流れるような感覚に襲われた。彼の目からは不思議な光が放たれ、何か特別な力が覚醒しつつあることを感じた。それは、邪気眼の力の目覚めだった。

この新たな力に戸惑いながらも、ユウキはテロリストたちの弱点を直感的に感じ取ることができた。彼はこの力を使って、どうにかしてこの状況を打開しようと決意した。しかし、彼にはまだその力を完全にコントロールする方法がわからなかった。

一方、マナミは別の教室にいたが、彼女もまたテロリストによって人質となっていた。彼女は恐怖に怯えながらも、どうにかしてこの状況から脱出しようと考えていた。

学校内は完全にテロリストの支配下に置かれ、外部との連絡は遮断された。警察が学校を取り囲んでいたが、生徒たちの安全を考慮して、直接的な介入は難しい状況だった。

ユウキは自分の中に芽生えた力に戸惑いつつも、何とかしてマナミや他の生徒たちを救い出す方法を探した。彼はその力を使って、テロリストたちを出し抜く計画を練り始めた。しかし、その計画が成功するかどうかは、誰にも予測できなかった。

チャプター3: 戦いと成長

ユウキの学校は今や危険と恐怖の場と化していた。校舎内はテロリストたちの脅威に支配され、生徒たちは恐怖に震えていた。しかし、ユウキは自分の中に覚醒した邪気眼の力を感じながら、恐怖を抑え込み、冷静さを保とうとしていた。

彼は、この新しい力をどうにかしてテロリストに立ち向かうために使えないかと考えていた。邪気眼は彼に、人々の感情や意図を読み取る能力を与えていた。ユウキはその力を使って、テロリストたちの動きを予測し、彼らの弱点を見つけ出そうとした。

一方、マナミと他の生徒たちは別の場所で囚われていた。彼女は、ユウキや他の友人たちが無事であることを祈りながら、自らもどうにか脱出の機会をうかがっていた。

ユウキは、テロリストたちが一時的に教室を離れた隙に、他の生徒たちに静かに指示を出した。彼は小さなグループに分かれて校舎内を移動し、生徒たちを安全な場所に避難させる計画を立てた。

この計画の実行中、ユウキは自分の邪気眼の力を試す機会を得た。彼はテロリストたちの注意を引きつけ、他の生徒たちが安全に移動できるようにした。その過程で、彼は自身の力をコントロールする方法を少しずつ学んでいった。

ユウキの勇気ある行動により、多くの生徒が安全な場所に移動することができた。しかし、彼自身はテロリストたちとの対峙を避けることができず、数回の危険な遭遇に直面した。

その一つで、ユウキはテロリストのリーダーと直接対峙することになった。彼はリーダーの目的や弱点を感じ取り、状況を逆転させるチャンスを伺った。しかし、リーダーもまた狡猾であり、ユウキを容易に捕らえることはできなかった。

一方、マナミもまた、他の生徒たちと協力して脱出を試みていた。彼女はユウキの勇気に感銘を受け、自分にできることを探していた。彼女の行動は、他の生徒たちにも勇気を与えた。

夜が深まるにつれ、校舎内の緊張はさらに高まっていった。ユウキは自分の力を最大限に活用し、テロリストたちとの最終的な対決に備えていた。彼は、自分の行動が他の生徒たちの命を救う鍵となることを理解していた。

チャプター4: 新たな始まり(改訂版)

夜が明け、テロリストたちとの長い戦いが終わりを告げた。校舎内は静寂に包まれ、生徒たちは安堵の息をついていた。ユウキは、自分の中に覚醒した邪気眼の力を使い、ついにテロリストたちを打ち倒していた。彼の行動が、多くの生徒たちの命を救ったのだ。

事件が解決し、警察と救急隊が校内に駆けつけた。生徒たちは一人また一人と安全な場所へと移動され、ユウキもまた救助された。彼は疲れ果てていたが、安堵の表情を浮かべていた。

その中で、ユウキはマナミを探した。彼女は他の生徒たちと一緒に無事に保護されており、ユウキを見つけると駆け寄ってきた。二人は無言で抱き合い、長い夜を乗り越えた安堵と喜びを分かち合った。

「ユウキ、本当にありがとう。あなたがいなければ…」マナミの声は震えていた。ユウキは彼女の肩を優しく抱きしめ、言葉を返した。「マナミ、君が無事で本当に良かったよ。」

その瞬間、二人の間に生まれた深い絆を確かめ合うように、ユウキはゆっくりとマナミに近づき、彼女の唇に優しいキスをした。マナミは目を閉じ、その愛情を受け入れた。それは、試練を乗り越えた二人の新たな始まりを告げるキスだった。

校庭には朝日が差し込み、新しい一日が始まっていた。ユウキとマナミは手を取り合い、学校の門を出た。彼らの未来は不確かであるかもしれないが、二人が共にいる限り、どんな困難も乗り越えられるという確信が彼らにはあった。
えー、想像していたのと違うという人いると思います。

ChatGPTは性と暴力の表現をかなり抑えるのでテロリストはなんかサラッとやっつけたことになっています。チャプター4も改訂版とあるのは、最初の版はなんか2人の気持ちが通じた感が出ただけで終わったからです。

基本的にGPTちゃんの描写はPTAのおばちゃんを集めて朗読会を開いても大丈夫なぐらい超マイルドな文体です。音読しても茶の間が凍り付くことはありません。

というわけで邪気眼小説はここでおわりです。

ChatGPTで小説を10万字書いてやるぜ。という人の参考になればさいわいです。

(おわり)


小説なら牛野小雪

小説の構成要素

DALL·E 2024-01-24 10.22.29 - An

小説を構成する主要な要素には以下のようなものがあります

1. プロット(ストーリーライン)
   物語の出来事の進行や展開。一般的には導入、展開、クライマックス、そして結末という構造を持ちます。

2. キャラクター
   物語の中で行動し、出来事に影響を与える人物や生き物。主人公、脇役、敵役などが含まれます。

3. 設定
   物語が起こる場所と時間。背景設定は物語の雰囲気やテーマに大きな影響を与えます。

4. 視点(ナレーションの視点)
   物語が語られる視点。第一人称、第三人称限定、全知視点などがあります。

5. テーマ
   物語を通じて探求される中心的な考えやメッセージ。愛、正義、成長、戦争などがテーマになり得ます。

6. スタイルとトーン
   作家の特有の表現方法や言葉遣い。文の構造、語彙の選択、修辞技法などが含まれます。

7. 対話
   キャラクター間の会話。キャラクターの性格や関係、物語の進展に影響を与えます。

8. コンフリクト(対立)
   物語の中心となる問題や対立。キャラクターの内面的、または外面的な闘いを表します。

9. 解決
   物語のクライマックス後に起こる、問題や対立の解決。物語の終わり方に影響します。

文体を構成する要素

DALL·E 2024-01-24 10.14.20 - An


文体の構成要素は、作家が自らの表現を独特にするために使用する言語の特徴や技法のことを指します。文体を構成する要素には、以下のようなものがあります:

1.語彙の選択
   使用される単語の種類や複雑さ。専門的、日常的、古典的、現代的などの語彙が含まれます。

2. 文の長さと構造
   短い文(断定的、直接的)と長い文(複雑、詳細な説明)の使用。

3. 文法と句読点の使用
   伝統的な文法規則の遵守や破壊、句読点の独特な使い方。

4. 修辞技法
   比喩、隠喩、擬人化、誇張などの修辞的な装置。

5. トーン(調子)
   作品の雰囲気を決定づける声の調子や感情的なニュアンス。

6. 語調とリズム
   言葉の配列やリズムが生み出す音楽的な質感。

7. 対話のスタイル
   キャラクター間の会話の書き方、自然な会話の流れや独特の会話スタイル。

8. 視点とナラティブのテクニック
   第一人称、第三人称、全知視点など、物語が語られる視点。

9. 描写の詳細さ
   環境、状況、キャラクターの外見や感情の詳細な描写。

10. テーマとモチーフの使用
    繰り返されるテーマやモチーフを通して物語に深みを与える。

【執筆方法】20分小説を書く-20分他のことをする

-20分執筆
-インターバル
-20分他のことをする
-インターバル
-20分執筆

最近はこんな感じの20分区切りで執筆をしている。

前々から小説を書こうという気持ちがパワーではなく重荷になっているのを感じていて、時には数週間まったく書けなくなることもあった。

小説を自分の中で大きくしない。それで思いついたのが20分法だ。書く時間を短くすれば小説という概念を小さくできるのではないかと考えた。30分は一区切り感があるし、10分は短すぎる。間を取って20分というわけだ。

もしこれでも負担がかかるような15分、10分、5分と撤退戦も想定していたが今のところは20分でいい結果が出ている。信じられないだろうが先週は20分でノート2ページ書けたこともある。自分でもちょっと信じられない。その日は8ページも書いた。

もっともそんな快調な日が続くわけもなく、だいたい4ページあたりをうろうろしている。それでも4ページだ。これはちょっとすごい。去年なんて1日2ページ書けたら及第点みたいに思っていたのに今は4ページだ。

自分の中で小説を小さくするという目的は達成できている。コツは自分との約束をちゃんと守ること。20分だと何をするにも中途半端になるので、あともう少しという気分になるが、それでも断固として別のことをやる。

私のXを見ている人なら分かるかもしれないが、最近は執筆の合間にAIで小説の表紙を生成している。もちろんそちらにしても中途半端に切れる。それでも執筆に戻る。その繰り返しだ。

こんな明言がある。

人間が変わる方法は3つしかない。

1番目は時間配分を変える。

2番目は住む場所を変える。

3番目はつきあう人を変える。  

この3つの要素でしか人間は変わらない。


最も無意味なのは、

『決意を新たにする』ことだ。


つまり時間配分って大事ってこと。

小説が重くて読者がついてこられないってChatGPTに言われていたけれど、もしかしたらこれで解消できるかもね。

昔は執筆のやり方を研究していて10年前にはこんな記事を書いている。

執筆も休憩が大事

この時と違うのは執筆→インターバル→執筆ではなく他の事をするってこと。

執筆時間が少なくなれば書ける字数が減ると、この記事では書いている。だから私もこれで負担は減るにしても書ける量は半減すると思っていた。しかし1日のトータルで見れば倍増。執筆速度がトップスピードのまま落ちないのだ。

もしかしたらこれとんでもないことを発見しちゃったかもな。もしかしたら先で壁にぶつかるかもしれないけれど、いまのところは順調なのでブログに書いてみました。

(おわり)

関連項目
小説なら牛野小雪【kindle unlimitedで読めます】




小説の書き方

 小説家の数を増やすことを目的に作られたページです。私が小説を書く時に考えていることですが、実際には物語の作り方なのでマンガや映画にも使えるでしょう。コツさえつかめば物語を書くことは簡単です。ぜひ参考にしてください。

 1.主人公は何を欲しているのか

 水一杯でもいいから何かを欲しがらせろ、というのがシナリオでは大事だそうです。なので最初に考えるべきなのは起承転結や三幕構成ではなく、主人公が何を欲しているかです。
 いまちょうどAmazonプライムで見ている『ロード・オブ・ザ・リング』では主人公の『フロドが指輪を火山へ捨てに行く』という目標が提示されていて、それは三部作を貫く目標になっています。もちろん登場人物はフロド一人ではないし、旅の途中で色々なことがあるし、その時々で目標は変わりますが大目標の『フロドが指輪を捨てに行く』は変わらず、基本的に他の目標はそれに従属しています。
 物語の世界は超格差社会です。一人の、あるいは一つの目標のために全てを従属させるのです。物語全体を貫く目標はあくまでひとつ、その下にいくつかの目標がぶらさがっている。そういう形が良いでしょう。公平な目標は物語をあいまいにします。

2.どうやって目標を妨げるか

 何を目標にするのかが決まったら、次は何がそれを妨げるのかを考えます。例に出した『ロード・オブ・ザ・リング』ではもちろんフロドは何の障害もなく火山へは行けません。指輪を取り戻そうとするサウロンの追手が来たり、怪物のいる難所を越えたり、指輪を奪われることもあります。
 こうやって言語化すると分かりますが物語は目標を妨げる何かでできています。物語のコツは目標の設定→いかにそれを妨げるかなのです。憶える必要があるのはこれ一つだけで、他の事は些末なことです。これに気付けば作者のやる気とアイデアが続く限りは永遠に物語を続けることができます。
 え、じゃあなんで物語は終わるの? そういう疑問を持った人は次の起承転結へ

3.起承転結から三幕構成へ

 なぜ無限に続けられるはずの物語に終わりがあるのか。それは人が美しいと思う物語の形に決まりがあるから。一番有名なのは起承転結で、これは国語の授業でも習いますね。

起.物語の起こり
承.起の続き
転.物語の変転
結.物語の終結

 起承転結は漢詩由来の考え方だそうです。もし、まどろっこしいと感じた人がいたなら、それは正しい。現代の物語は三幕構成が主流で起承転結の流れで解説するなら

起.物語の起こり
転.物語の変転
結.物語の終結

となっています。プロット(あらすじ)の中心で物語全体に影響がある事件なり、変化なりが起きるのですね。探偵ものなら最初の容疑者が死んだり、犯人ではないことが分ったり、事件を追えなくなる何かが起こったりします。

 小説の書き方は上の三つだけです。ですが、言語化できるのはここまで、という意味なので上のことに縛られないようにしてください。あくまでこれは自転車の補助輪です。もしこれらのことが執筆の妨げに感じるようになれば躊躇なく捨ててください。

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小説なら牛野小雪【良い本あります】






小説を書くために小説を書く

 ニーチェの言う超人が現れた時、私たちはそれを人間と認識できるだろうか。超人を学習したAIは人間を超えるから人間視点では強いAIだよなぁなんてことを考える。

 ソシャゲの内輪ノリで小説を書いている。AIにも書かせるし、私が書くこともある。自慢になるけれどいまのところはまだ私の方が面白いとウケが良い。実際、AIの生成する小説は使えるけれど、満足するレベルには達していないと感じる。2023年6月の時点では科学や社会に比べて国語のテストの点数はまだ低い。文系のお気持ち問題ガーとdisっている人もいるけれど、それも時間の問題だろう。もしAIが人類の上位0.00000001%のレベルで小説を書けるようになっても私はまだ小説を書くだろうか? プロットとか設定とかそういうのを考えるようになっているかもしれない。

 chatGPTがどうやって言葉を理解しているのかと言うと言葉を数字に変換しているから

王-男性=女王

 正確には違うが、おおむねこんな感じで言葉を計算することは可能になっている。興味を持った人はchatGPTに言葉の計算を打ち込んでみるとけっこう面白い。

 言葉を数字に置き換えられるのなら数字を言葉に置き換えることも可能なはずで、数学を物語にする人が現れてもいい。世の中は文系理系分かれているんだから理系の学問が物語に変換できると、横断的に研究できる人がもっと増えるんじゃないかな。お気持ち問題ガーって発狂する人も減るかもしれない。chatGPTも国語で満点取れるようになるだろう。

 内輪ノリで小説書いている話に戻ると、そうやって小説を書いているといま書いている『バナナランド』もちょっと進むようになった。『聖者の行進』の時もソシャゲとは違うが内輪で書いていた時期がある。こういうことを思い出すと同じところをぐるぐる回っているなぁと落ち込む。物語のプロットや構造にだって同じところがあると気付ける程度には賢いから嫌になる。もっと馬鹿なら「うおおおおお、俺天才じゃねぇか!」と爆進できそうなのになぁ。そういうことをchatGPTに相談すると特定のテーマや構造を掘り下げるのは作家によくあること。と励ましてくれた。AIはいつだってポジティブだ。それはそういう風に設計されているから。嫌な気分にはならないけれど、こういう人間の都合が絡んでいるところで人間を超えることは不可能だよなぁなんて考えたりもする。だからといって「頭の容量が小さいから同じことしか考えられねえんだよ!」とか言われたら精神的にとどめを刺されそう(笑)。ユーザーが減ってしまうからポジティブな反応をAIが返すのは正しい。でもその正しさゆえに人間を超えることはない。ガラスの天井ならぬ人間の天井がAIには存在する。実験の領域だとそういうの外しているのかな? いまのルートだとAIが願いを叶えてくれる魔法の杖になることはなさそう。

 書けない時にどうすればいいか、とchatGPTに聞いてみても、どれもごま塩程度のアドバイスばかり。ガツッと効くのは、やっぱり小説を書いて、それが誰かに読まれていると実感すること。これに勝る薬はない気がする。読まれるのはAIじゃダメで、生身の身体性を持った存在でなければならないらしい。承認欲求がいけないことだとされているけれど、自家発電+承認で書く方がもっと良い物書けると思う。あ~1000000000000人ぐらいに読まれんかな?

(おわり)

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文体の文脈とリズム、モテるにはノリが大事

 この前ポッドキャストを聞いていたらTOEICで何点取っていても英語を聞き取ることはできなかったけれど文脈が理解できた時に初めて言葉が頭の中に流れてきた。という話を聞く。昔々養老孟子が『バカの壁』で話を通じない人としてオタクやオウム真理教の信者のはしりみたいなのを書いていて、それと似たようなものかもしれないと感じる。同じ日本人で日本語は理解できるのだけれど言っていることがさっぱり分からないというあれだ。養老孟子が発端ではなく実はこういう概念って昔からあったんじゃないかと思う。ツイッターでも時々それに似たような話が出てくる。バカの壁と言うと相手が傷つくので言い換えると、文脈の壁というものがある。この壁があると言葉は理解できても相手の言っていることが理解できない。

バカの壁(新潮新書)
養老孟司
新潮社
2012-07-01


 文盲というディスがある。文章を読めないアホという意味だがこれって文脈を読めていないってことだと気付く。言葉は読めているようなのに曲解としか思えないような受け取り方をする人がいる。これは心が歪んでいるのではなく単にその人が持っている文脈が違うだけではないだろうか(もちろん相手をやり込めるための曲解もあるだろう)。私たちは究極のところ文脈のやり取りをしていているのだろう。人は見た目が9割なんて本もある。何かの本の名言を読んでもピンとこないのも、その文章が出てくるまでの文脈が抜けているからだ。そう考えると言葉の本質は文脈ということになる。小説もつまるところ言葉を書くのではなく文脈を作る作業っぽい。小説をイメージする時は言葉じゃなくて文脈で捉えているしね。

 文脈って何なのだろう。形はないけれど存在している。でも「文脈をここに出してください」と一休さんみたいなことを言われても無理で、文脈の正しさや間違いを言い争うことは不毛というかそもそもできない。人それぞれに持っている文脈があり、受け取り方も違う。そう考えると文章自体が持つ文脈も存在しないことになるが、それは違う気がする。どう違うのかとか言われても困るけどね。文脈は真っ直ぐだとか、歪んでいるだとかも分からない。まぁ自分は真っ直ぐだとはみんな思っているだろう。自分の文脈と合っているのなら真っ直ぐと感じるのかな。牛野小雪があんまり売れないのは世間の文脈と外れているからなのかもしれない(笑)

 小説にはリズムやアクセントがある。こっちは文脈と違ってそんなに語られる印象がないが、やっぱり存在している。そして形はない。テンポが良いとか悪いとかはあるが行間にBPMや音符は示されていない。それでもやっぱりある。

『ご冗談でしょう、ファインマンさん』にファインマンがイタリア語の調子を真似て喋る話があるが、実は言葉はでたらめで、それでも他の人にはイタリア語が話せると思われるし、なんとイタリア人にも通じてしまう。



 ありゃ~、こうなってくると文脈より大事なのは文脈じゃなくてリズムやアクセントだ。そういえば文章のリズムの話をするのも書くタイプの人だ。私たちは究極のところ言葉でも文脈でもなく音楽の交換をしているのかもしれない。歌が上手いとモテるのもそれが理由。本質的な意味で話が通じるからね。言葉がどうとか文脈がどうとか言っていたら全宇宙的に正しくても絶対にモテない気がする(笑) 村上春樹だって文体を音楽的に捉えていると何かの本に書いてあった記憶がある。モテるにはノリが大事。言葉も文脈もいらねぇや。何を言うかではなく、どう語るかを考えよう。How to本はあってもWhat to本はない。ほら、これが答えだ。

 モテたいのならモテるやつの真似をしろ。が正しいなら、文章が上手くなりたいなら上手いやつの真似をしろということになる。ああ、なんてこった。文章を写す文体練習を写経といって別段新しい練習方法ではないのだが、一体何の効果があるんだろうか。読むだけじゃダメなのかとずっと疑問だった。しかしやっと謎が氷解。写経の狙いは漢字を何度もノートに書いて憶えるように、モテる文章を何度も写してリズムを憶えろということだったのだ。くそ~ようやく謎が解けたのだがお手本になる文章がどこにあるのか分からない。誰かモテモテの文章を教えてください。

(おわり)

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無敵の人/月狂四郎 ~誰もが台本の上で踊っている~

 ブレイキングダウンをモデルにしたイリーガルな闘技場でボクサーが勝ち上がっていくストーリー。ブレイキングダウンを知らない人に解説すると1分1ラウンドだけの超短時間の格闘技であり、年末にTBSでやっているボクシングが3分12ラウンド制と考えると試合時間は36分の1とかなり短い。『無敵の人』の舞台は3分1ラウンドだけどね。

 シバターをモデルしたっぽい主人公オバターだが別にボクシングをしたいわけでもなく、本当はyoutuberになりたかったような男で、才能はあるが自分の存在を賭けてまで練習するタイプでもないので、才能あるしも努力もする人間のステージには入れないタイプ。ちなみに元ネタのシバターは炎上youtuberのはしりだが、わりと強いし、魅せ方を分かっている。

 最初は亀みたいにガード固めて、下がって、一方的な展開なのでしょせんはyoutuberか‥‥‥と思わせておいてからの反撃→首絞めで勝っている。仮に台本があったとしても華のある試合だったので満足感あり。

『無敵の人』に台本はないが主催者側が『魅せ』を意識して理不尽なルールを途中で付け加えるので、リングにいる人間がそれにツッコミを入れる場面がある。この小説の登場人物はみんな誰かの台本の上に生きている。主人公のオバターは父親の「息子をボクサーにする」という台本で育ったし、彼も対戦相手もMSC3Fという舞台で踊っているにすぎず、主役か脇役の違いしかない。台本を書くのは彼らではなく、いつも彼ら以外だ。

 タイトルの元ネタである無敵の人がなぜ無敵であるのか。ニュースで報じられる彼らは誰一人として範馬勇次郎みたいに圧倒的な暴力を持っていない。むしろリングの上で被害者とゴングを鳴らして戦えば逆に倒されそうな人たちだ。みんな社会の『普通』という台本からこぼれ落ちた人たちであり、何にも縛られていないゆえに無敵性を持っている。社会的にも経済的にも資本がないので法律による罰則は抑止力にならない。実態はどうあれ、そう認識されているのが『無敵の人』だ

 あらゆる意味で台本からの逸脱を無敵とするならば、主人公のオバターはタイトル通り台本からこぼれ落ちるというよりは自傷行為のように無敵への道を進む。表面的にはボクサーとしての成り上がりを目指していたが、本質的にはそれを破壊することがオバターが求めたことだ。だから業界の常識に反してトレーナーの言うことも聞かない。だからボクサーとして成り上がれない。

 とはいえ『無敵の人』という言葉自体が新しい台本ではないだろうか。無敵の人も本当に求めているのは目の前にあるのとは別の台本なのかもしれない。オバターはこの小説の登場人物であり、月狂四郎という小説家の台本を生きている。どれだけ台本を破壊しても新しい台本が提供される。小説であるかぎりストーリーは破綻しない。小説の登場人物にかぎらず現実に生きる私達でさえ何者にも縛られない自由が存在しているとは信じられない。『自由』に生きている人は『普通』ではないけれど『自由』の台本に沿って生きているように見える。そう考えると本当の意味で『無敵の人』は存在するのだろうか?

無敵の人
月狂四郎
2023-01-26






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睡眠負債を貯めるのはやめてもろて

 最近ソシャゲではなくアプリに課金した。熟睡アラームというアプリで睡眠時間の記録を取って月平均の睡眠時間を記録できる。睡眠深度も測ってくれる。完璧ではないがある程度の目安にはなる(アプリを起動して一分で眠っていることになっているが絶対違うと思う)。先週ぐらいに睡眠負債というのも測れるようになって、サンプルを見てみると負債が溜まっている時に小説が書けないというのが分かったので、よし、睡眠負債を0にしたら書けるようになるかもしれない、というので課金したわけだ(年払いだとお得で3600円)。ちなみにアプリが返済計画も立ててくれる。その計画に合わせて本も小説もゲームも動画もうっちゃって、もう強制的に寝ちゃうわけだ。

 結果だけで言うと小説は書けた。なんなら睡眠負債が一時間を切ったあたりで頭の冴えが違うなと感じられた。これで0になったらどうなってしまうんだ‥‥‥と驚いている。もしかして私に必要だったのはインスピレーションだとか魂にビンビンくるネタじゃなくて睡眠だったのかもしれない。小説は寝て育つ。

 半年前からノートに毎日3ページ、どんなものでもいいから文章を書くのを日課にしている。もっとも小説みたいに強度のある文章ではないのでブログにさえ書く価値がないものばかりだ。毎日「小説が書けないぞ、くそっ」とか「本が売れない」とかは必ず書いている。「こんなもの書かずに小説書いた方がいいんじゃないか?」っていうのは月に2回ぐらい。ホントに自分でもそう思うけれど、ボクシングにおける走り込みみたいなものだと思って、とにかく書き続けている。実のところこれで小説の進みは遅くなった。調子の良い時は負担ではないが、以前なら1、2ページは書けるかな?という状態だと3ページ書くので力尽きてしまうので、一か月で15ページしかノートが進んでいない。

 おまけに並行して『何を書くか』ではなく『どうやって書くか』かも考えていてこんなクソブログも始めてしまった。さすがにこれは毎日書けないが面白いとは思っている。そして同時にこれをそのまま小説の技として使うには無理があるとも思う。しょせんは言葉遊びで、ここから使えるものを見つけて持ち帰れたらいいな、ぐらいの気持ちでいる。見つかるといいな。力は感じるから何かしらはあるとは思っているが。

 な~んて、さもしい気持ちで遊んでいるから何も得られないのだろう。そもそも遊びに『役に立つ』ことを求めているのが間違いだ。そして遊びは成長に必要だ。私はもっと遊ばなければならない。

(おわり)

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追記:睡眠負債はあるのに貯金がないのは理不尽だ。寝だめっていうのは単に睡眠負債を返しているだけらしい。

追記2:言葉遊びにしても余裕のある時に遊んだ時の文章は面白い

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