愚者空間

KDP作家牛野小雪のサイトです。小説の紹介や雑記を置いています。

ホラー

強いオスに襲われる夢を見ていた【なんJホラー小説】

ワイはいつもの様に、深夜アニメ見ながらポテチ食ってたんや。気づいたら朝の4時。「あかん、もう寝なきゃ」って思って布団に潜り込んだんやけど、なかなか寝付けへんかってん。

やっと寝られたと思ったら、変な夢を見始めたんや。最初は普通の夢やったんやけど、急に雰囲気が変わってもうた。

夢の中のワイは、なんか薄暗い路地におったんや。周りの建物はどれも古くて、ボロボロやった。「ここどこやねん」って思いながら歩いてたら、後ろから足音が聞こえてきたんや。

振り返ったらなんか、でかい影が見えたんや。ワイより絶対デカいし、筋肉ムキムキっぽかってん。顔は見えへんかったけど、なんか獣みたいな唸り声が聞こえてきて、ゾクッとしたわ。

「やべえ」って思って走り出したんやけど、どこ行っても同じような景色で、迷路に入ったみたいやってん。息切れしてきて、「もうアカン」って思った時に、角を曲がったらデッドエンドやってん。

振り返ったら、そいつがすぐ後ろにおったんや。近くで見ると、人間というより、人型の獣みたいな感じやった。目が赤く光ってて、牙みたいなんが見えたわ。

ワイは壁に追い詰められて、逃げ場がなくなってもうた。そいつが近づいてくるんやけど、ワイは動けへん。足がガクガクして、声も出えへんかってん。

そいつが手を伸ばしてきて、ワイの首を掴んでもうた。力強くて、呼吸ができへんくらいやってん。目の前が真っ暗になりかけた時、ワイは必死に叫んだんや。

「た...たす...けて...」

すると突然、目が覚めたんや。汗びっしょりで、心臓バクバクしてた。布団の中やのに、めっちゃ寒気がしたわ。

「夢か...」って思って、ほっとしたんやけど、なんか変な感じがしてん。首のあたりがチクチクするんや。鏡見てみたら、首に赤い跡がついとったんや。まるで、誰かに掴まれたみたいな跡やってん。

「これ、まさか...」って思ったけど、考えたくなかったわ。きっと寝相が悪くて自分で付けたんやろ、そう思い込むことにしたんや。

でも、それからというもの、毎晩同じ夢を見るようになってもうたんや。毎回、同じ薄暗い路地、同じデカい影、同じ追いかけっこ。そして毎回、首を掴まれて目が覚めるんや。

で、毎朝鏡見ると、首に新しい跡がついとるんよ。最初は自分で付けたんやろって思っとったけど、だんだんそうも思えんくなってきたわ。

ネットで調べてみても、似たような話は見つからへんかってん。誰かに相談しようと思ったけど、こんな話誰も信じへんやろって思って、黙っとったんや。

そうこうしてるうちに、夢の中の「あいつ」がだんだん大胆になってきたんや。最初は首を掴むだけやったのに、今じゃ体中に爪跡つけてくるし、髪の毛引っ張ってくるし...。

目が覚めた時の傷跡も、どんどんひどくなってきてん。もう長袖着ないと外出れへんくらいや。

そんなある日の夜、いつもの夢を見てたんやけど、なんか違和感があったんや。よく見たら、路地の壁に落書きがあってん。

「おまえはもうワシのもんや」

その文字見た瞬間、背筋が凍るくらいゾッとしたわ。そしたらまた、後ろから足音が聞こえてきてん。

振り返ったら、いつもの影やったんやけど、今回は顔がはっきり見えたんや。それはまるで...ワイの顔やってん。でも、目は赤く光ってて、口には鋭い牙...。

ワイは叫び声をあげて、目が覚めたんや。いつもより汗かいてて、心臓がバクバクいうてん。「やっぱ夢か...」って安心しかけたんやけど、なんか違和感があってん。

ベッドの中になんかおるような...。布団をめくったら、そこには赤い目をした「もう一人のワイ」が横たわっとったんや。にやっと笑って、「よう、来たで」って言うてきたんよ。

その瞬間、ワイの視界がグルグル回って、意識が遠のいていったんや。気づいたら、ワイはさっきまで「もう一人のワイ」がおった場所に横たわっとってん。体が勝手に動いて、ベッドから降りたんや。

鏡を見たら、そこにはさっきの「もう一人のワイ」の姿が映っとったわ。赤い目、鋭い牙...。そして、ニヤリと笑う口元。

「よっしゃ、これでワイの番や」

その言葉を最後に、ワイの意識は完全に闇に呑み込まれてもうたんや...。

小説なら牛野小雪がおすすめ【10万ページ以上読まれた本があります】




炎上商法でワイの小説をベストセラーにするやで!【なんJホラー小説】

「炎上は人間の欲望を映す鏡や。その炎に映るんは、ワイらの醜い本性やで」

ワイは人気作家になりたかってん。でも才能はないし、文才もないし、アイデアもない。そんなワイが思いついたんが、炎上商法や。これで一発当ててやるで!

まずは、SNSで過激な発言をしまくるんや。「老人は社会の癌や!」「女は家事だけしとけばええんや!」みたいな感じで。案の定、たちまち炎上して、フォロワーがめっちゃ増えてもうた。

次は、実際に小説を書くんや。タイトルは「老人殺しのすすめ」。内容は、若者が老人を次々と殺していく話や。もちろん、ワイは本気でそんなこと思ってへんで。ただ、話題になればええと思ってな。

出版社に持ち込んだら、最初は断られたんや。でも、ワイのSNSのフォロワー数を見て、渋々出版してくれることになったんや。

発売日、ワイは緊張しとってん。案の定、SNSでは批判の嵐や。「こんな本を出版するなんて許せへん!」「作者は人間のクズや!」みたいなんがめっちゃ書き込まれとる。

でも、そんな批判のおかげで、本がどんどん売れていくんや。批判してる奴らも、実は買って読んどるんちゃうか?ワイは内心ニヤついとってん。

そしたら、ある日突然、知らん番号から電話がかかってきてん。出てみたら、何か怖い声で「お前の本、面白かったで」言うてきよったんや。ワイは「ありがとうございます」言うて電話切ったんやけど、なんか背筋が寒なってもうた。

その夜、ワイは怖い夢を見てん。老人たちに追いかけられる夢や。目が覚めたら、汗びっしょりやってん。

次の日、また知らん番号から電話や。今度は「お前の本のとおりにやってみたで」言うてきよったんや。ワイは「え?どういうこと?」言うたら、「老人殺しやで」言われて、電話切れてもうた。

ワイは震えが止まらへん。まさか、本当に殺人事件が起きたんか?ワイのせいで?

そしたら、ニュースで「老人殺害事件発生」言うてるやんけ。犯人は「あの本に影響された」言うとるらしいで。

ワイは頭が真っ白になってもうた。こんなはずやなかったんや。ただベストセラー作家になりたかっただけなんや。

警察が来るんはもう時間の問題や。ワイは逃げ出そうと思たんやけど、家の前にはもうマスコミがうじゃうじゃおるんや。

そのとき、また電話や。出たら、さっきの怖い声で「お前の本のおかげで、ワイらの夢が叶ったで。これからもっと増やしていくで。お前に感謝しとるで」言うて、また切れてもうた。

ワイは震える手でSNSを開いてん。そしたら、「#老人殺しのすすめ」がトレンド入りしとるやんけ。みんな「痛快や!」「社会の真実を突いとる!」言うて絶賛しとるんや。

ワイは画面を見つめたまま、動けへんかってん。これがワイの望んでた「成功」なんか?人の命を奪ってまで、ベストセラー作家になりたかったんか?

そのとき、ドアをノックする音がしてん。警察か?それともあの怖い声の奴か?ワイはもう何もかもわからへんくなってもうた。

ドアが開く音がする。ワイは目を閉じて、運命を受け入れるしかなかってん。

「炎上商法」。ワイはその言葉の本当の意味を、身をもって知ることになってもうたんや。その炎に焼かれて、ワイの人生も、そして他人の命も灰になってしもうた。

これが、ワイがベストセラー作家になるために払った代償や。けど、もう後戻りはでけへん。ワイは自分で蒔いた種の収穫を、永遠に続く悪夢の中で味わい続けるんや。


小説なら牛野小雪がおすすめ【10万ページ以上読まれた本があります】

記事検索(なんでも単語を入れてみて)
カテゴリ別アーカイブ
月別アーカイブ
このブログはAmazonアソシエイトに参加しています。
Googleアナリティクスでアクセス情報を分析しています。