小説の書き始めは心も体も100%絶好調な日があれば1日で終わらせられるといつも思っている。もちろんそんなことは絶対にないのだが、そう感じている。明日こそ絶好調ならフィニッシュできる・・・!って幻想が終盤まで続く。
逆に終盤にさしかかると(永遠に終わらない)と感じる。これも幻想で、そう感じ始めた時は終わりが近い。実際にいま最終章を書いている。もっと書いていたいと思うけど、これ以上はもう書くべきことがない。
仮書きノートを書き始めて5日目に5週間で終わると予想して、実際に5週間で終わろうとしている。今週中にはフィニッシュするだろう。人間の魂って瞬間を切り取るとドラマチックなくせに長期的には予想できるんだから嫌になる。
ラップサークルは基本的な三幕構成で各幕の終わりに盛り上がりポイントがある。ほぼ一か月で書いたからプロットの変更も1回しかない。綺麗な構成になっている。いつもの牛野小雪を期待して読むとがっかりされるかもしれない。でもいいか。構成が綺麗なことで悪いことなんてないもんね。
月狂四郎さんが1日1万ページ書いているのに触発されてラップサークルでは書き方を変えた。私は多めに見積もっても1日平均6ページ。1ページ1000字としても6000字だから全然届かない。やっぱりすごいな。
どんなものでも自分の殻の外へ向かって挑戦するのはいいことだ。2か月前の私に1日6ページのペースで書いているなんて言っても頭おかしいと思うだけだ。目標の1日10ページは1回も無理だったけど6割は達成できた。4ページが限界、現実的には3ページぐらいと思っていたからかなりの上出来。
はてさて、ここから3か月書けなくなる可能性もあるわけだが、たぶんそんなことはないだろう。この感じだと詰まっても1週間。来週には書けている。それが終ったらwordに打ちこんで、推敲して、年末か。年末に出すのか。どうしようかな?
(おわり)
ナンバーワンラップができるまで
- ラップサークル(仮題)ができるまで NO.1ラップの神が降りてこないかな
- ラップサークルができるまでNo.2 ライムの密度が大事
- ラップサークル(仮題)ができるまでNo.3 書きすぎ、でも遅い
- ラップサークル(仮題)ができるまでNo.4 14歳の時間感覚
- ラップサークル(仮題)ができるまで No.5 牛野小雪は晴人に厳しすぎ
- ラップサークル(仮題)ができるまでNo.6 ネットは天才が作った沼である
- ラップサークル(仮題)ができるまでNo.7 小説が書けるまで
- ラップサークル(仮題)が書けるまでNo.8 エミネムって知ってる?
- ラップサークル(仮題)ができるまでNo.9 半径100mに分かるように書け
- ナンバーワンラップができるまでNo.10 表紙を作ろう
- 『ナンバーワンラップ』リリース記事
コメント