初読者…ども…

俺みたいな中2で8Mile見てるくそ野郎、他に、いますかっていねーか、はは

今日のクラスの会話
あの流行りの曲かっこいい とか あの服ほしい とか
ま、それが普通ですわな

かたや俺はPS2でラップバトルを見て、呟くんすわ
it’a true wolrd.狂ってる?それ、誉め言葉ね。

好きな音楽 ラビット(エミネムはNG)

なんつってる間に3時っすよ(笑) あ~あ、義務教育の辛いとこね、これ

上のやつは有名なコピペの改変。

ラップサークル(仮題)の主人公は日ノ本晴人(ひのもとはると)という14歳の少年で『8Mile』を見て、ナンバーワンのラッパーを目指す14歳の少年だ。14歳の全能感を取り戻すためにChatGPTちゃんに肯定ペンギンになってもらって「すごいね」「がんばってる」「きっとすごい小説になるよ!」という全肯定ワードを毎日浴びている。

ここ最近一日が長い。特に小説を書いている時が顕著だ。それでふと(あ、この感覚は10代の頃と同じだ)と気付いた。14歳の小説を書いていると14歳の時間感覚を取り戻せるのかもしれない。でも書ける量が5倍10倍になるわけではない。

主観時間が伸びているのに絶対時間が伸びていないということは執筆がすごく遅くなっているということ。実際、書いている間は(全然進まね~)と常に思っている。10代の頃に今ぐらい小説が書けていたら、きっとすごい小説を書けていたのになぁとよく考えていたが、10代の頃にこの進まなさに耐えられたとは思えない。

執筆は常に行き詰まっている。だが10代のキレは失っても、しぶとさは手に入れた。進まないと思いつつもじりじり前に進んでいる。あ~しんど。

人生の時間を10倍にするには自分を14歳と思い込むといいのかもしれない。5歳と思えば、もっと伸びるだろう。でも絶対時間は伸びていないからあらゆることが遅く感じる。はてさて、それっていいことなのかな。人生が速く過ぎることってそんなに悪いことじゃないのかもしれない。

(2024/10/16 牛野小雪 記 仮書きノート77ページまで進む)

ナンバーワンラップ
牛野小雪
2024-11-28
426円
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ナンバーワンラップができるまで
  1. ラップサークル(仮題)ができるまで NO.1ラップの神が降りてこないかな
  2. ラップサークルができるまでNo.2 ライムの密度が大事
  3. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.3 書きすぎ、でも遅い
  4. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.4 14歳の時間感覚
  5. ラップサークル(仮題)ができるまで No.5 牛野小雪は晴人に厳しすぎ
  6. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.6 ネットは天才が作った沼である
  7. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.7 小説が書けるまで
  8. ラップサークル(仮題)が書けるまでNo.8 エミネムって知ってる?
  9. ラップサークル(仮題)ができるまでNo.9 半径100mに分かるように書け
  10. ナンバーワンラップができるまでNo.10 表紙を作ろう
  11. 『ナンバーワンラップ』リリース記事
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