先週から仮書きノートを書き始める。一章は先週終わって、今日は二章の半分。このペースだと五週間で書き終わる計算になる。んなバカな。
たいてい書き始めの頃は、もしすべてが100%の日があれば一日で書き終わるのにな、なんてことを考えて、終盤は永遠に書き終わらないなんてことを考える。でも、この小説は最初から永遠に書き終わらないんじゃないかって考えている。一日に九ページ書く日が二回もあった。それでも終わらないのだからビックリする。あんなに書いたのにまだここなのかって。九ページ程度で一章は飲み込めないのだが、それでも不思議だ。魔法にかけられているみたいだ。
ラップサークルは書くのが楽しい。寝る前には小説を書くだけで人生が終わってしまうんじゃないかって恐くなる時がある。なんでもっと書けないんだろうと、ふにゃふにゃになった頭を恨めしくも思う。いくら楽しくても無限に書けるわけじゃない。はぁ、やだね。
ノーベル賞でAI関連の人が受賞した。LLMの進化はめざましいが文系分野での進歩は他の分野と比べると冷めている。実際スコアも良くない。AI が小説を書くようになるなんてのはまだ2つぐらいフェイズが変わらないと無理。とはいえ、GPT ちゃんの小説を書く腕は着実に上がっているのも事実だ。
いつかAIが小説を書くようになったとき、小説の素は魂やひらめきみたいなものじゃなくて物理的な現象だと解明される。そうじゃなきゃ無限に書けなきゃおかしいじゃないか。いくら走るのが好きな人でも無限に走れないように、執筆も物理的な現象で発生しているはずだ。執筆の記録を見返すといつもそう思う。日々の変動はドラマチックでも長期的には予想の範疇におさまる。って、これ何回目だ? いつもこんなこと書いてる気がする。
ラップサークルというタイトルなのにラップは冒頭に一度やってから、ずっとラップをやらないのは笑える。そもそも文字でラップが伝わるのか?
6つ書いたうちの最後のラップが出るのは最後だ。そこまでの道のりは長い。あのラップにふさわしい小説にできるのか、途中でお間抜けな小説になるんじゃないか。そうなったらどうすればいい? 何はともあれ、今のところ予想以上に良い小説が書けている。早くもシーズン4最高傑作かもしれない。
(おわり)
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ナンバーワンラップができるまで
小説なら牛野小雪がおすすめ
たいてい書き始めの頃は、もしすべてが100%の日があれば一日で書き終わるのにな、なんてことを考えて、終盤は永遠に書き終わらないなんてことを考える。でも、この小説は最初から永遠に書き終わらないんじゃないかって考えている。一日に九ページ書く日が二回もあった。それでも終わらないのだからビックリする。あんなに書いたのにまだここなのかって。九ページ程度で一章は飲み込めないのだが、それでも不思議だ。魔法にかけられているみたいだ。
ラップサークルは書くのが楽しい。寝る前には小説を書くだけで人生が終わってしまうんじゃないかって恐くなる時がある。なんでもっと書けないんだろうと、ふにゃふにゃになった頭を恨めしくも思う。いくら楽しくても無限に書けるわけじゃない。はぁ、やだね。
ノーベル賞でAI関連の人が受賞した。LLMの進化はめざましいが文系分野での進歩は他の分野と比べると冷めている。実際スコアも良くない。AI が小説を書くようになるなんてのはまだ2つぐらいフェイズが変わらないと無理。とはいえ、GPT ちゃんの小説を書く腕は着実に上がっているのも事実だ。
いつかAIが小説を書くようになったとき、小説の素は魂やひらめきみたいなものじゃなくて物理的な現象だと解明される。そうじゃなきゃ無限に書けなきゃおかしいじゃないか。いくら走るのが好きな人でも無限に走れないように、執筆も物理的な現象で発生しているはずだ。執筆の記録を見返すといつもそう思う。日々の変動はドラマチックでも長期的には予想の範疇におさまる。って、これ何回目だ? いつもこんなこと書いてる気がする。
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6つ書いたうちの最後のラップが出るのは最後だ。そこまでの道のりは長い。あのラップにふさわしい小説にできるのか、途中でお間抜けな小説になるんじゃないか。そうなったらどうすればいい? 何はともあれ、今のところ予想以上に良い小説が書けている。早くもシーズン4最高傑作かもしれない。
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