ワイは就活に失敗して、やっと見つけた会社に入社したんや。社名は「ブラック&ブラック株式会社」。なんか胡散臭い名前やけど、まぁええやろ。

入社式の日、社長がニヤニヤしながら言うんや。

「君たちはこれから、我が社の奴隷...じゃなかった、戦士となるのだ!」

ファッ!? なんやこの社長...

でも、ワイには選択肢がない。しゃーない、頑張るで!

最初の1週間は地獄やった。毎日朝7時出社、深夜2時退社。休憩なんてもんは存在せえへん。

「おい、新入り!この企画書、今すぐ100枚書け!」

「えっ...でも、もう帰る時間...」

「帰る? そんな甘えた考えじゃこの会社でやっていけないぞ!」

上司の鬼の形相に、ワイの顔が引きつる。

「はい...わかりました...」

その瞬間や。ワイの顔に違和感が。なんか、頬がピンクっぽなってきた?


1ヶ月経って、ワイの様子がおかしくなってきた。

鏡を見ると、目がキラキラしてる。唇がプルプルしてる。頬は常にピンク色や。

「ファッ!? ワイの顔...なんかメスっぽくなってない?」

同期の奴らも変わってきとる。みんな目つきがトロンとして、唇が艶やか。

「おい、お前ら...なんかみんなメス顔になってね?」

「えっ? (キラッ☆) そうかな~? (サワサワ)」

ヤバい...この会社、みんなメス顔化しとるやんけ!

ある日の昼休み、トイレで盗み聞きしてしまった。

「ふふ...新入社員たちのメス顔化順調ですね」

「ああ、もうすぐ全員が完全なメス豚に...」

ファーーー!!! この会社、社員をメス化する気や!

でも、もう逃げられへん。だって...

「はぁ...はぁ...仕事たのしいです...もっと働かせてください...」

ワイの口から思わずこんな言葉が...ヤバい、ワイもメス豚化が進んどる!


1年後、ワイはこの会社のトップメス社員になっていた。

「ワイくん、今日も仕事頑張ってね♡」

「はい...社長...もっと虐めて...ください...」

完全にメス顔と化したワイ。もう、元の自分を取り戻すのは無理や...

ある日、会社に怪しい訪問者が。

「こちらブラック企業監察庁です。御社の労働環境について...」

ヤベッ! バレたか!?

でも、その時や。ワイを含む社員全員が一斉に監察官に群がった。

「きゃー! お仕事増やしてくださいー!」

「残業時間もっと延ばしてー!」

「有給なんていりませーん!」

監察官は社員たちのメス顔パワーに圧倒されて撃退。

「な...なんだあの社員たち...完全にメス化している...!」

こうして、ブラック&ブラック株式会社の秘密は守られたのであった。

...

5年後、ワイは取締役に昇進していた。

「ワイ君、よくここまで来たね」社長が言う。

「はい...全て社長のおかげです...♡」ワイの目がハートに。

「よーし、これからは新入社員のメス化を任せるよ。頑張れよ♡」

「はい...♡ メス社員量産...頑張ります...♡」

ワイの顔は完全にメス顔。もう、後戻りできない。

でも、それでええんや。だって...

「お仕事...気持ちええ...♡」

ワイはこうして、ブラック企業の中で最高のメス顔を手に入れたのだった。

...

番外編:

5年後、日本中の企業がメス顔社員だらけになっていた。

経団連会長「日本の労働生産性が急上昇! これもメス顔パワーのおかげだ!」

首相「我が国の経済成長率が過去最高を記録。メス顔立国として世界をリードする!」

世界中から、日本のメス顔社員の秘密を探りに企業視察団が押し寄せる。

そんな中、ワイは思うのだった。

「ワイがこの顔なったおかげで、日本変わったんか...」

「でも、なんか違う気もするなぁ...」

「ま、ええか。明日も仕事頑張るで♡」

こうして、ブラック企業でメス顔になったワイの物語は幕を閉じた。

...それとも、まだ続くのだろうか?