「ファッ!?超ひも理論で人間縛れるんか?」

なんJ民の一人、通称「物理ニキ」の呟きから全てが始まった。

「せやで。理論上は可能やで」

物理ニキの言葉に、なんJ民たちは興奮を隠せない。

「草」
「物理怖E」
「で、誰縛るんや?」

そんな中、一人のJ民が奇妙な提案をした。

「小説家縛ったらどうなるんやろ?」

「ファッ!?なんでや?」
「小説家って頭おかしなっとるからな」
「せやな、面白そうやで」

こうして、なんJ民たちは小説家を超ひも理論で縛る実験を開始することになった。

「でも、どうやって小説家捕まえるんや?」
「せやな...」

悩む彼らの前に、突如現れた謎の男。

「ワイが小説家や。縛ってクレメンス」

「ファーwww」
「ほんまに?」
「嘘やろ?」

しかし、男は本当に有名な小説家だった。なんでも、なんJを見ていて面白そうだから参加したくなったらしい。

「よっしゃ!実験開始や!」

物理ニキは意気揚々と超ひも理論の装置を準備し始めた。

「ちょっと待って、机はどこや?」
「あっ...」

慌てて近くのファミレスから机を借りてきた彼らは、ついに小説家を机に縛り付けることに成功した。

「できたで!」
「おお!」
「で、どうなるんや?」

みんなが息を潜めて見守る中、小説家が口を開いた。

「むみぃ...」

「ファッ!?」
「なんや今の?」
「むみぃ...?」

こうして、奇妙な実験は予想外の展開を見せ始めたのだった。


「むみぃ...ぽよよ~ん...ぷにゅ...」

小説家は次々と奇妙な言葉を発し始めた。

「なんやこれ...」
「言葉、めっちゃ可愛くなってるやん」
「ワイ、なんか癒されるわ」

なんJ民たちは困惑しながらも、どこか心地よさを感じていた。

そんな中、物理ニキが叫んだ。

「やべえ!超ひも理論の影響で、小説家の脳内で新しい言語宇宙が生まれとるんや!」

「ファッ!?」
「言語宇宙!?」
「なんやそれ...」

物理ニキは興奮気味に説明を続けた。

「超ひも理論では、宇宙は11次元で構成されとるんや。その中の一つの次元で、小説家の脳内に新しい言語が生まれとるんやで!」

「むにゃ...ぷよよ~ん...きゅぴーん...」

小説家の言葉はますますエスカレートしていく。

「ワイ、なんかわかる気がするで...」
「せやな、『きゅぴーん』は『驚いた』みたいな意味やろ?」
「『ぷよよ~ん』は『落ち着いた』感じやな」

なんJ民たちは、次第にこの新しい言語を理解し始めていた。

「やばいで!このままじゃ日本語が滅びるかもしれん!」
「でも、この言葉めっちゃ可愛くね?」
「せやな、使いたくなるわ」

そんな中、小説家が突然叫んだ。

「むみぃぃぃぃぃ!!!」

「ファッ!?」
「なんや!?」
「めっちゃ興奮しとる!」

物理ニキが慌てて説明する。

「やべえ!小説家の脳内で言語宇宙が爆発的に拡大しとる!このままじゃ、ワイらの世界まで侵食されるで!」

「ヒエッ...」
「どないしたらええんや...」
「もう遅いんか?」

なんJ民たちは絶望的な状況に陥った。しかし、そこに一筋の光明が差し込む。

「あかん...もう、ワイらで何とかせなアカンで!」

こうして、なんJ民たちは新たな言語宇宙との戦いに身を投じることになったのだった。


「よし、みんな聞いてくれ!」

物理ニキが決意に満ちた表情で語り始めた。

「ワイらにも言葉の力があるんや。なんJ語を使って、小説家の言語宇宙と戦うで!」

「ファッ!?」
「なんJ語で戦うんか?」
「草」

しかし、他に方法がない以上、なんJ民たちは物理ニキの作戦に従うことにした。

「よっしゃ!みんなで『ファッ!?』って叫ぶんや!」

「ファッ!?」
「ファッ!?」
「ファッ!?」

なんJ民たちの掛け声が響き渡る。すると、小説家の様子が変わり始めた。

「むみぃ...?ふぇぇ...?」

「効いとる!続けるで!」

「草」
「草」
「草」

なんJ民たちの言葉が、小説家の言語宇宙に侵食を始める。

「むみぃ...草...?ぷにゅ...ファッ!?」

小説家の言葉が、徐々になんJ語と融合し始めた。

「いけるで!最後の一押しや!」

物理ニキの号令で、なんJ民たちは渾身の力を込めて叫んだ。

「ンゴ!」
「ンゴ!」
「ンゴォォォォ!」

突如、小説家の体が光に包まれる。

「むみぃンゴ!ぷにゅンゴ!きゅぴーンゴ!」

眩い光が収まると、そこには驚くべき光景が広がっていた。

「ファッ!?小説家が...」
「なんやこれ...」

小説家の姿は消え、そこには一冊の本が残されていた。

「『超ひも理論となんJ語で紡ぐ新世界文学』...?」

物理ニキが恐る恐る本を開くと、そこには驚くべき内容が記されていた。

「『むみぃンゴ、ワイ、ついに究極の言語に目覚めたンゴ。これぞ、なんJ文学や...』」

なんJ民たちは呆然とした。

「ファッ!?」
「なんやこれ...」
「でも、なんか感動するンゴ...」

こうして、なんJ民たちの奇妙な実験は、思わぬ形で新たな文学の誕生につながったのだった。

「よっしゃ!これで、ノーベル文学賞間違いなしや!」
「草」
「でも、誰が受賞するんや?」
「そら、ワイらみんなで受賞するに決まっとるやろ!」

なんJ民たちは喜びに沸き立つ。しかし、物理ニキだけが何かに気づいたような表情を浮かべていた。

「ちょっと待てよ...もしかして、ワイらもあの言語宇宙の影響受けとるんちゃうか?」

「ファッ!?」
「むみぃ...」
「ンゴ...」

気づけば、なんJ民たちの言葉にも、あの奇妙な言語が混ざり始めていた。

「やべえ...ワイら、どうなるんや...」
「むみぃンゴ...」
「ぷにゅファッ!?」

こうして、なんJ民たちの言語冒険は、まだまだ続いていくのだった。