ワイ「おっ、なんやこの『asd』っちゅーの?なんJで見かけたんやが」
J民A「えっ?お前asdのこと知らんのか?」
ワイ「知らんわ。なんや、それ」
J民B「ワイも最近知ったんやが、『Autism Spectrum Disorder』の略やで」
ワイ「オーティズム...なんやと?」
J民A「日本語で言うたら『自閉症スペクトラム障害』や」
ワイ「自閉症?あーあの映画に出てくる天才みたいなやつか?」
J民B「いやいや、そんな単純やないで。もっと複雑なんや」
ワイ「ほーん、で、具体的にはどんなもんなんや?」
J民A「まず、コミュニケーションが苦手なんや。人の気持ちを読むんが難しかったり、アイコンタクトが苦手やったりする」
ワイ「あー、ワイもそんな感じやわ。目見て話すの苦手やし」
J民B「あと、こだわりが強いんも特徴や。特定のものに異常に詳しくなったり、ルーティンを変えるんが苦手やったり」
ワイ「ファッ!?ワイ、毎日同じ順番で服着てるわ。これもそうなんか?」
J民A「感覚過敏もあるで。音や光、触覚に敏感やったり」
ワイ「ワイ、電車の中のガキの声めっちゃイラつくわ。これもか?」
J民B「ほかにも、抽象的な表現が分かりにくかったり、融通が利きにくかったりするんや」
ワイ「なんか、ワイのこと言われてる気がしてきたんやが...」
J民A「まあ、でも人それぞれや。症状の強さも人によって違うし、得意不得意もあるんや」
J民B「そうそう。スペクトラムっちゅーのは、症状の強さにグラデーションがあるってことやからな」
ワイ「ほな、ワイみたいな普通のやつもasdなんか?」
J民A「いやいや、自己診断はアカンで。ちゃんと医者に診てもらわな」
ワイ「せやな。でも、もしそうやったらどうすりゃええんや?」
J民B「まず、自分の特性を理解するんが大事や。苦手なことを知って、対策を立てるんや」
J民A「そうそう。例えば、コミュニケーションが苦手なら、相手に率直に伝えるとか、メモを取るとかな」
ワイ「なるほどな。でも、周りの人にはどう接したらええんや?」
J民B「正直に話すんが一番や。『こういうとこが苦手なんや』って伝えて、理解してもらうんや」
J民A「職場や学校でも、必要なサポートを求めるのも大事やで」
ワイ「ほんまか?でも、甘えとか言われへんか?」
J民B「そんなことないで。むしろ、自分のことをちゃんと理解してる証拠や」
J民A「それに、asdの人って独特の才能持ってる人多いんや。そこを伸ばすんも大事やで」
ワイ「へー、才能かぁ。ワイにもあるんかな」
J民B「きっとあるで。探してみるんや」
ワイ「なんか、ちょっと希望出てきたわ。サンガツ、お前ら」
J民A「ええんやで。要は、asdはただの個性の一つや。付き合い方覚えたら、普通に生きていけるんや」
J民B「そうそう。有名人でもasdの人おるしな。ビル・ゲイツとかアインシュタインとか」
ワイ「マ?すごいやん。ワイもなれるかな」
J民A「なれるかどうかは知らんが、とにかく自分らしく生きるんが一番大事や」
J民B「せやな。asdやろうがなかろうが、みんな違ってみんないいんや」
ワイ「なるほどな...よーわかったわ。asdのこと、ちょっと見方変わったわ」
こうして、ワイはasdについて新しい知識を得た。これからは、もっと寛容な目で周りの人を見るようになるかもしれへん。そして、もしかしたら自分自身のことをもっと理解できるようになるかもしれへん。
asdは障害やけど、同時に個性でもある。うまく付き合っていけば、むしろ強みにもなる。
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