ワイ、22歳。大学卒業を目前に控えた就活生や。せやけど、ワイには他の就活生と違う特技があるんや。それは・・・筋トレや!
ワイの体は鍛え抜かれとる。腹筋は8パック、胸筋はムキムキ、二の腕はパンパンや。筋トレ歴7年、大学ではボディビル部の主将まで務めたんや。
「就活もきっと筋トレと同じや!努力すれば必ず報われるはずや!」
そう信じて、ワイは就活に挑んだんや。エントリーシートには、筋トレの経験を詳しく書いたで。
「私の特技は筋トレです。7年間努力を重ね、大学ではボディビル部の主将を務めました。この経験で培った忍耐力と目標達成能力は、貴社でも必ず活かせると確信しています」
ワイは自信満々やった。「これで内定間違いなしや!」そう思いながら、ワイは面接の日を待ったんや。
面接当日、ワイは気合を入れて会場に向かったんや。スーツの下には、鍛え上げられた肉体が隠れとる。「これは武器や!」そう思いながら、面接室に入ったんや。
面接官「では、自己PRをお願いします」
ワイ「はい!私の特技は筋トレです!」
そう言うや否や、ワイはスーツを脱ぎ捨てたんや。そして、鍛え上げられた肉体を披露し始めたんや。
ワイ「ほらっ!この大胸筋を見てください!そしてこの腹筋!これぞ7年間の努力の結晶です!」
面接官「え?ちょ、ちょっと待ってください・・・」
ワイ「まだまだあります!この上腕二頭筋を見てください!これだけの筋肉をつけるには、どれだけの努力が必要か・・・」
面接官「いや、それはわかりますが・・・」
ワイ「筋トレで培った根性は、どんな仕事にも活かせると思うんです!」
面接官「あの、お願いですから服を着てください・・・」
結果は惨敗や。10社連続で書類すら通らへんかったんや。
ワイは落ち込んだ。「なんでや・・・筋トレの才能があっても、面接では意味ないんやな・・・」
落ち込むワイを見かねて、なんJの仲間たちが助言をくれたんや。
「イッチ、筋トレの才能を活かす方法を間違えとるで」
「そうや、筋トレで培った精神力をアピールするんや」
「面接でいきなり脱ぐのは引くで・・・」
ワイは目から鱗が落ちる思いやった。「せや!筋トレそのものじゃなく、筋トレで得た経験をアピールするんや!」
そして、ワイは再び就活に挑んだんや。今度はエントリーシートをこう書いたんや。
「筋トレを通じて、目標設定とその達成、継続的な自己改善、困難への対処法を学びました。これらのスキルは、ビジネスの場でも必ず活かせると確信しています」
面接でも、いきなり服を脱ぐんじゃなく、筋トレで学んだことを丁寧に説明したんや。
ワイ「筋トレを通じて、PDCAサイクルの重要性を学びました。計画を立て、実行し、結果を評価し、そして改善する。このサイクルは、ビジネスでも非常に重要だと考えています」
面接官「なるほど、素晴らしい洞察ですね」
ワイ「また、筋トレでは常に自己との戦いがあります。これは、ビジネスでの自己管理や、困難に直面した際の対処能力の向上にもつながりました」
面接官「そうですね。その経験は確かに貴重ですね」
結果、ワイはついに内定をもらえたんや!
その日、ワイはなんJに報告したんや。
「筋トレの才能、やっぱり意味あったで!!!」
レスが殺到したんや。
「イッチやったな!」
「筋トレの真の力を理解したんやな」
「ワイらの誇りや!」
ワイは幸せを噛みしめながら、こう思ったんや。
「筋トレの才能があっても面接では意味ないんやな・・・・・・なわけあるかw 大切なんは、その才能をどう活かすかや!」
そして、ワイは最後になんJにこう書き込んだんや。
「みんな、ありがとう。これからは社会人として頑張るで!でも、筋トレは絶対に続けるからな!」
こうして、ワイの就活ストーリーは幸せな結末を迎えたんや。筋トレの才能、ちゃんと活かせたんや!
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