ワイこと田中太郎、22歳の就活生。もう何十社も面接受けたのに、全部落とされてもうた。

「はぁ...もうアカンわ。ワイみたいなチー牛、誰も雇うてくれへんのや」

そんなある日、親友の山田から連絡があってん。

「おい、田中!お前、就活どうなった?」

「あかんわ...全部落ちた」

「マジか...お前、筋トレせーへん?」

「は?筋トレ?就活に何の関係が...」

山田は真面目な顔で言うてきよった。

「いや、マジで効果あるで。ワイ、筋トレ始めてから、面接官の態度変わってきたわ」

半信半疑やったけど、藁にもすがる思いでワイは筋トレを始めることにしたんや。

最初は辛かったで。腕立て10回でバテるし、スクワットなんか5回で足がガクガクや。

「はぁ...はぁ...こんなんで就活うまくいくんか?」

でも、諦めずに続けたんや。


1ヶ月経って、ちょっとずつ体が変わってきた。

2ヶ月目、周りの人間が気づき始めた。

「おっ、田中君?なんか雰囲気変わった?」

3ヶ月目、ワイの体に自信が出てきた。

そんな時、大手企業の面接が決まってん。

面接官「では、自己PRをお願いします」

ワイ「はい!私の長所は継続力です!」

面接官「ほう、具体的には?」

ワイ「実は3ヶ月前から毎日筋トレを続けています。そのおかげで、体だけでなく精神的にも強くなりました」

面接官「へぇ...面白い。ちょっと、その腕見せてもらえます?」

ワイ、恥ずかしながら腕まくり。すると、面接官の目が輝いたんや。

面接官「おお!素晴らしい筋肉ですね!」

そこから面接の雰囲気が一変。筋トレの話で盛り上がってもうた。

結果は...内定!

ワイ「マジか...筋トレのおかげで内定もろた...」


その後、ワイは就職したけど、筋トレは続けてん。

ある日、上司に呼び出されてもうた。

「田中君、君に人事部で働いてもらいたい」

ワイ「えっ、なんでですか?」

上司「実は君が入社してから、新入社員の質が上がってるんだ。みんな筋トレしてて、やる気満々でね」

そこでワイは閃いたんや。

「そうや!日本の面接、筋トレで変えたろ!」

ワイは会社に提案したんや。面接に筋トレの要素を取り入れようって。

最初は反対の声も多かったで。

「そんなの差別じゃないのか?」
「筋肉バカばっかり入ってきたらどうするんだ?」

でも、ワイは諦めへんかった。

「違うんです!筋トレは単なる見た目じゃない。継続力、目標設定能力、自己管理能力の証なんです!」

粘り強く説得した結果、会社はワイの提案を採用してくれたんや。

新しい面接スタイルは話題になってもうた。

「エントリーシートに筋トレ歴を書く欄がある!?」
「面接でプランクしながら自己PRするってマジ?」

批判の声もあったけど、意外にも応募者からは好評やってん。

「やっと、努力が認められる面接や!」
「筋トレしながらコミュニケーション力も上がった!」

そして1年後、驚くべきことが起こったんや。

「日本の失業率が過去最低に!」
「新入社員の離職率が激減!」
「日本企業の生産性が急上昇!」

ワイの提案した「筋トレ面接」が、日本の就活を変えてもうたんや。

ある日、経団連から表彰されることになってもうた。

「田中太郎さん、あなたの革新的な提案で、日本の雇用状況が大きく改善しました」

壇上に立ったワイは、こう締めくくったんや。

「筋トレは、単なる体作りやない。人生を変える力があるんや。これからも、みんなで日本を、いや、世界を筋肉で変えていこう!」

会場は大きな拍手に包まれたんや。

そして今も、ワイは朝から晩まで筋トレ漬けの毎日や。

「よっしゃ、今日も頑張るで!プロテイン飲んで、面接じゃ!...じゃなかった、仕事や!」

こうして、筋トレで日本を変えた男の物語は、まだまだ続いていくのであった。

おしまい。