ワイ、25歳のガチのチー牛。身長165cm、体重50kg。メガネにストレートヘアー、服はユニクロオンリー。そう、ワイは完全体のチー牛や。

「はぁ...もう人生終わりやわ...」

ある日、ワイはついにマッチングアプリに手を出した。

「これで、ワイにも春が来るんや...!」

プロフィール作成に3時間もかけた。

趣味:アニメ鑑賞、ゲーム
特技:ポケモン図鑑完成
好きな食べ物:チーズ牛丼

「よっしゃ!これで完璧や!」

意気揚々とアプリを始めたワイ。しかし、1週間経っても、マッチする女の子は0。

「なんでやねん!ワイのどこがアカンのや!」

ワイ、鏡見て号泣。そんな時、なんJで衝撃の書き込みを見つけた。

「マッチングアプリあるある:僧帽筋が細いチー牛」

「ファッ!?僧帽筋?そんなんどこにあるねん!」

ワイ、初めて自分の僧帽筋の存在に気づく。


ワイは意を決して近所のジムに行ったんや。そこで、めっちゃムキムキのおっさんに声かけられた。

「おい、若者。その哀れな体つき、まさかチー牛か?」

「はい...僧帽筋鍛えたいんですけど...」

おっさん、にやりと笑った。

「ワイはキャプテンマッスル。お前にチー牛脱出法を教えてやる」

こうして、ワイのチー牛卒業への道が始まった。

毎日1000回のシュラッグ。吐きそうになりながらもワイは続けた。

1ヶ月後、ワイの僧帽筋に小さな変化が。

「おっ、なんか盛り上がってきたで!」

キャプテンマッスル、ニヤリ。

「そうや!その調子や!チーズ牛丼は卒業や!」

3ヶ月後、ワイの僧帽筋はかなりの大きさに。首が見えにくなるほどや。

「すげぇ...でも、他はまだチー牛やで」

キャプテンマッスル、大笑い。

「心配すんな!僧帽筋が極限まで成長したら、チー牛の因子が消えるんや」

6ヶ月後、奇跡が起きた。ワイの体全体が見違えるようにムキムキに。

「うおおお!ワイ、もうチー牛やないやん!」

キャプテンマッスル、誇らしげに言った。

「よくやった!お前の僧帽筋は完璧や。さあ、リア充の始まりやで!」


ワイ、意気揚々とマッチングアプリを再開。プロフ写真は僧帽筋どアップ。

「さあ、これで...!」

するとどうだ。たった1時間で100以上のいいね!が来たんや。

「ファッ!?なんやこれ!」

メッセージも殺到。

「はじめまして!素敵な僧帽筋ですね!」
「私、チー牛卒業した人に興味あります!」
「牛丼一緒に食べに行きませんか?」

ワイ、舞い上がってもうた。人生初のモテ期や。

そして、ついに待望の初デート。待ち合わせ場所に着いたワイ、目を疑った。

「ファッ!?めっちゃ可愛い子やんけ!」

相手の子も目をキラキラさせてワイを見つめとる。

「わぁ...写真以上の僧帽筋...もう完全に脱チー牛ですね!」

デートは大成功。ワイの僧帽筋を触りたがる彼女。ワイもドキドキが止まらん。

「これが...リア充の甘美な香りか...」

その後も、ワイはマッチングアプリで大人気。毎日のように可愛い子とデート。

ある日、キャプテンマッスルに報告。

「キャプテン!ワイ、もう完全にチー牛卒業したで!」

キャプテンマッスル、ニヤリ。

「当たり前や。僧帽筋はチー牛因子を消し去る。メガネもストレートヘアーも関係ないんや」

そう言われて、ワイはハッとした。

「そうや...ワイ、見た目は相変わらずなのに...」

キャプテンマッスル、真剣な顔で言った。

「違うぞ。お前の中身が変わったんや。自信に満ちたリア充になったんや」

ワイ、鏡を見て驚いた。確かに、オーラが変わっとる。チー牛の面影が消えとる。

「キャプテン...ありがとうございます!」

ワイは涙を流した。僧帽筋は単なる筋肉やない。チー牛を卒業させる、人生を変える魔法の筋肉やったんや。

その日から、ワイは決意した。

「よし!これからは、ワイがチー牛共に僧帽筋の素晴らしさを教えたるで!」

ワイは、なんJでチー牛卒業アドバイザーとなった。

「マッチングアプリあるある:僧帽筋が細いチー牛、せや僧帽筋鍛えたろ!」

この言葉は、なんJの新たな格言となった。

そして、ワイの恋愛生活は順調や。今じゃ、彼女と二人でチーズ牛丼デートを楽しんどる。

二人で笑いながら、牛丼をほおばる日々。

こうして、ワイはチー牛を卒業し、僧帽筋のおかげで人生大逆転。マッチングアプリはもう卒業や。だって、街を歩くだけで可愛い子から声かけられるからな。

ワイは今日も叫ぶ。

「マッチングアプリあるある:僧帽筋が細いチー牛、せや僧帽筋鍛えたろ!」

この言葉が、いつか全てのチー牛を救うと信じて。

おわり。