ワイ、27歳の極度の非モテ。身長165cm、体重50kg。顔はまるでシャッツキバーガーを踏んづけたようなブサイクや。
「はぁ...もう人生終わりやわ...」
そんなワイが意を決してマッチングアプリに手を出した。プロフ写真は加工しまくり、もはや別人や。
「これで誰かと会えるかもしれん...!」
1週間経っても、マッチする女の子は0。いや、むしろマイナスや。なぜかフォロワーが減っとる。
「なんでやねん!ワイのどこがアカンのや!」
ワイ、鏡見て号泣。そんな時、なんJで衝撃の書き込みを見つけた。
「マッチングアプリでブサイクに出会いたくないなら僧帽筋を鍛えろ」
「嘘やろ...?そんなん意味わからんで...」
でも、ワイには他に選択肢がなかった。
ワイ、意を決して近所のジムに行った。そこで、めっちゃムキムキのおっさんに声かけられた。
「おい、若者。その哀れな体つき、人生諦めてるんか?」
「はい...僧帽筋鍛えたいんですけど...」
おっさん、にやりと笑った。
「ワシはキャプテンマッスル。お前に僧帽筋の奥義を教えてやる」
こうして、ワイの僧帽筋地獄が始まった。
毎日1000回のシュラッグ。吐きそうになりながらもワイは続けた。
1ヶ月後、ワイの僧帽筋に小さな変化が。
「おっ、なんか盛り上がってきたで!」
キャプテンマッスル、ニヤリ。
「そうや!その調子や!」
3ヶ月後、ワイの僧帽筋はかなりの大きさに。首が見えにくなるほどや。
「すげぇ...でも、他はまだヒョロガリやで」
キャプテンマッスル、大笑い。
「心配すんな!僧帽筋が極限まで成長したら、他の筋肉も嫉妬して勝手に大きくなるんや」
6ヶ月後、奇跡が起きた。ワイの体全体が見違えるようにムキムキに。
「うおおお!ワイ、めっちゃかっこよくなってもうた!」
キャプテンマッスル、誇らしげに言った。
「よくやった!お前の僧帽筋は完璧や。さあ、モテ期の始まりやで!」
ワイ、意気揚々とマッチングアプリを再開。プロフ写真は僧帽筋どアップ。
「さあ、これで...!」
するとどうだ。たった1時間で100以上のいいね!が来たんや。
「ファッ!?なんやこれ!」
メッセージも殺到。
「はじめまして!素敵な僧帽筋ですね!」
「私、筋肉フェチなんです!会いたい!」
「結婚してください!」
ワイ、舞い上がってもうた。人生初のモテ期や。
そして、ついに待望の初デート。待ち合わせ場所に着いたワイ、目を疑った。
「ファッ!?めっちゃ可愛い子やんけ!」
相手の子も目をキラキラさせてワイを見つめとる。
「わぁ...写真以上の僧帽筋...素敵です...」
デートは大成功。ワイの僧帽筋を触りたがる彼女。ワイもドキドキが止まらん。
「これが...恋ってやつか...」
その後も、ワイはマッチングアプリで大人気。毎日のように可愛い子とデート。
ある日、キャプテンマッスルに報告。
「キャプテン!ワイ、もてまくりやで!」
キャプテンマッスル、ニヤリ。
「当たり前や。僧帽筋は全てを変える。顔なんて関係ないんや」
そう言われて、ワイはハッとした。
「そうや...ワイ、顔は相変わらずブサイクやのに...」
キャプテンマッスル、真剣な顔で言った。
「違うぞ。お前の顔は変わった。自信に満ちた顔になったんや」
ワイ、鏡を見て驚いた。確かに、顔つきが変わっとる。自信に満ちあふれた、いい顔や。
「キャプテン...ありがとうございます!」
ワイは涙を流した。僧帽筋は単なる筋肉やない。自信をくれる、人生を変える魔法の筋肉やったんや。
その日から、ワイは決意した。
「よし!これからは、ワイがブサイクな奴らに僧帽筋の素晴らしさを教えたるで!」
ワイは、なんJで僧帽筋の伝道師となった。
「マッチングアプリでブサイクに出会いたくないなら僧帽筋を鍛えろ!」
この言葉は、なんJの新たな格言となった。
そして、ワイの恋愛生活は順調や。今じゃ、彼女と二人で筋トレデートを楽しんどる。
「彼氏くん、私の僧帽筋どう?」
「最高や!でも、ワイの方がまだまだデカいで!」
二人で笑いながら、シュラッグに励む日々。
こうして、ワイは僧帽筋のおかげで人生大逆転。マッチングアプリはもう卒業や。だって、街を歩くだけで可愛い子から声かけられるからな。
「ねぇ、その僧帽筋、素敵...」
ワイは優しく微笑む。
「ありがとう。君も鍛えてみる?ワイが教えたるで」
こうして、ワイの僧帽筋伝道は続く。ブサイクだろうが、非モテだろうが、僧帽筋さえあれば人生変わるんや。
ワイは今日も叫ぶ。
「マッチングアプリでブサイクに出会いたくないなら僧帽筋を鍛えろ!」
この言葉が、いつか世界を変えると信じて。
おわり。
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