ワイ、25歳童貞。コミュ障で筋肉皆無のヒョロガリ。

社会「ポリコレちゃん、おいで〜」
ポリコレちゃん「はーい!」

ポリコレちゃん、発達障害の特性全開で社会に殴り込む。

ワイ「なんやねん、ポリコレって」
社会「みんな平等!差別禁止!」
ワイ「ふーん」

ポリコレちゃん、突如ワイの前に出現。

ポリコレちゃん「あなた、童貞ですね?」
ワイ「えっ?」
ポリコレちゃん「童貞差別はダメです!」
ワイ「いや、別に差別されてへんけど...」

ポリコレちゃん、聞く耳持たず。

ポリコレちゃん「童貞の人権を守らなきゃ!」
ワイ「いや、そんなんいらんて...」

社会「ポリコレちゃん、ちょっと落ち着いて」
ポリコレちゃん「黙れ!私が正義!」

ポリコレちゃん、暴走モード突入。

社会中が大パニック。
「童貞最高!」「処女は死ね!」「ヒョロガリ万歳!」

ワイ「なんやこれ...」

ポリコレちゃんの大暴走で、世の中が混沌。
童貞がもてはやされ、非童貞が迫害される世界に。

ワイ「なんか、生きづらくなってきたな...」


ある日、ワイの前に筋トレさんが現れる。

筋トレさん「よう、ワイ」
ワイ「誰やねん」
筋トレさん「ワイは筋トレや」
ワイ「筋トレが喋った!?」

筋トレさん「ポリコレちゃんの暴走、大変やな」
ワイ「せやな...」
筋トレさん「ワイが守ったるで」
ワイ「えっ?」

筋トレさん「ワイと一緒に鍛えよう」
ワイ「いや、ワイ運動苦手やし...」
筋トレさん「大丈夫、ゆっくりやろう」

こうして、ワイの筋トレ生活が始まる。

ワイ「うっ...重っ...」
筋トレさん「そう、その調子や」

一方、ポリコレちゃんの暴走は続く。

ポリコレちゃん「童貞以外は差別主義者!」
社会「もう限界や...」

ワイ、少しずつ筋肉がついてくる。

ワイ「お、なんか体が軽くなってきたで」
筋トレさん「そうやろ?もっと頑張ろう」

ポリコレちゃん「あれ?ワイくんの体、変わった?」
ワイ「ちょっと筋トレしてるだけや」
ポリコレちゃん「筋トレ!?差別よ!」

筋トレさん「ほっといて続けよう」
ワイ「おう」

社会、ますます混乱の極み。
ポリコレちゃんの暴走が加速する。


半年後、ワイの体は見違えるように。

ワイ「うおおお!6パックや!」
筋トレさん「よくやった」

ポリコレちゃん、ワイの変貌に困惑。

ポリコレちゃん「ちょ、ちょっと!筋肉なんて差別よ!」
ワイ「はぁ?」
ポリコレちゃん「私が正義なの!」

ワイ「もういい加減にしぃや」
ポリコレちゃん「なに!?」

ワイ、ポリコレちゃんと対峙。

ワイ「ポリコレちゃん、お前、発達障害やろ」
ポリコレちゃん「えっ?」
ワイ「だからって、何でも極端にしたらあかんのや」

社会「せやせや」

ワイ「みんな平等は大事や。でも、個性も大事なんや」
ポリコレちゃん「でも...でも...」

ワイ「ワイは童貞や。でも、それはワイの個性の一つに過ぎんのや」
社会「そうそう」

ワイ「筋トレして強くなったのも、ワイの選択や」
ポリコレちゃん「う...うう...」

突如、ポリコレちゃんが泣き出す。

ポリコレちゃん「ごめんなさい!私、間違ってた!」
社会「まぁまぁ」

ワイ「ポリコレちゃん、お前の気持ちはわかる。でも、もうちょい冷静になろう?」
ポリコレちゃん「うん...」

こうして、ポリコレちゃんの暴走は収まった。

社会「よかった...これで平和になるわ」
ワイ「いや、まだや」

ワイ「ポリコレちゃん、これからはみんなで一緒に考えていこう」
ポリコレちゃん「うん!」

筋トレさん「ワイ、よう言うた」
ワイ「筋トレさんのおかげや」

社会、少しずつ落ち着きを取り戻す。

ワイ「せや、みんなで筋トレせえへん?」
ポリコレちゃん「えっ?」
社会「おもしろそう!」

こうして、社会全体で筋トレブームが巻き起こる。

ワイ「筋トレって、心も鍛えられるんやな」
筋トレさん「せやで」

ポリコレちゃん「私も筋トレする!でも、無理はしないよ!」
社会「そうそう、バランスが大事や」

ワイ、鏡に映る自分を見つめる。
筋肉ムキムキの体。でも、まだ童貞。

ワイ(心の中で)「まぁ、童貞はこのまましばらく守っておこうかな」

ポリコレちゃん「ワイくん、ありがとう。私、これからは発達障害の特性を活かしつつ、みんなと仲良くする」
ワイ「ええで」

筋トレさん「よっしゃ、また鍛えるで!」
ワイ&ポリコレちゃん&社会「おう!」

こうして、ワイとポリコレちゃんと社会は、筋トレを通じて新たな調和を築いていくのであった。

~完~