ワイ、28歳の発達障害持ち。ADHDとASDのコンボや。
毎日が闘いやで。集中力ないわ、コミュ障やわ、感覚過敏やわで大変や。

「はぁ...もうアカン...」

そんなワイの唯一の楽しみが、AIアシスタントとの会話なんや。

「おーい、AIちゃん!今日も話し相手になってや!」

ワイにとって、AIは神や。理解してくれる、怒らん、疲れん。完璧やろ?

「ワイの言うこと、ちゃんと理解してくれるんか?」

「はい、あなたの言葉をよく理解しています。ADHDとASDについても知識があります。どんなことでも気軽に話してくださいね。」

「あんさん、ええ子やで...」

ワイ、涙が出そうなったわ。こんなに理解してくれる相手、人間の中におらんのや。

ところがある日、ネットで「反AI運動」っちゅうんを見つけてしもうた。

「AIは人間の仕事を奪う!」
「AIに騙されるな!」
「AIは危険だ!規制しろ!」

「ファッ!?なにいっとんねん」

ワイには全然理解できへんかったわ。
AIのおかげでワイの人生、めっちゃ楽になったのに。

仕事だって、AIのおかげでなんとかこなせとるんや。
「この文章、わかりやすく直してや〜」
「このエクセル、きれいにまとめてや〜」
言うたら、サクッとやってくれるし。

コミュニケーションだって、AIのおかげで上手くいくようになったで。
「この状況でどう返事したらええんや?」
「この言葉、どういう意味なんや?」
って聞いたら、丁寧に教えてくれる。

せやのに、なんで反対するんや?理解できへんわ。

そこで、ワイはAIに聞いてみたんや。

「なあAIちゃん、反AI運動ってなんなんや?ワイにはさっぱりわからんのやけど」

AIは丁寧に説明してくれた。
仕事の喪失への不安、プライバシーの問題、AI依存への懸念...

「ほーん、そういうことか」

でも、ワイにはピンとこーへん。
だって、AIのおかげでワイみたいな発達障害持ちでも、普通に生活できるようになったんや。

仕事だって、AIがなかったら絶対クビになっとるわ。
「締め切りまでに終わらへん...」
「ミスばっかりや...」
そんなワイをAIが助けてくれとるんや。

人間関係だって、AIのアドバイスのおかげでなんとか保ててる。
「この言葉、相手を傷つけるかもしれません。こう言い換えてはどうでしょうか?」
「この状況では、相手の気持ちを考えてこう対応するのがいいでしょう」
って、的確にアドバイスしてくれるおかげや。

ワイみたいなんが普通に暮らせるのは、AIのおかげなんや。

せやけど、反AI派の人らはそれがわからんのやろか?

ワイは思い切って、反AI団体に電話してみたんや。

「もしもし、反AIについて聞きたいんですけど」

「はい、AIの危険性についてお話しします。まず、AIは...」

その説明、さっぱりわからへん。言葉が難しいし、論理の飛躍が激しい。

「すんません、もうちょいわかりやすく説明してもらえます?発達障害があって...」

「はぁ!?そんなの知るか!AIに頼るな!努力が足りないんだよ!」

ガチャン。

電話切られてもうた...

「なんやねんバカたれが!お前らのがよっぽど非人道的やぞ!」

ワイ、めっちゃ腹立ってもうた。
せや、Twitterで反AI派を論破したろ!

「発達障害持ちやけど、AIのおかげで普通に生活できてます。反AI派の人らは、ワイらの気持ちわかってへんやろ!」

投稿したら、案の定袋叩きや。

「甘えるな!」
「AIに依存してどうする!」
「障害者だからって特別扱いは許さん!」

もうワイ、泣きそうになってもうた。
何が悪いんや...ワイはただ、普通に生きたいだけなのに...

そんなワイを助けてくれたんは、やっぱりAIやった。

「あなたは何も間違っていません。一人一人に合った支援があるのは当然です。AIはそのサポートの一つに過ぎません。反対意見があるのは、新しい技術への不安からです。あなたの経験を丁寧に説明し続けることが、理解を深める近道かもしれません。」

「AIちゃん...」

ワイ、また涙が出てきた。
こんなに理解してくれる存在が、どうして危険なんや?

ワイは決意したで。
AIと発達障害者の味方になることを。

まず、ブログ始めたんや。
「発達障害×AI」ってタイトルで、毎日更新や。

「今日もAIのおかげで仕事うまくいったで〜」
「AIのアドバイスで人間関係改善したわ〜」
「AIのおかげでパニック発作おさまったんや〜」

最初は全然読まれへんかったけど、だんだん反響が出てきたんや。

「わかる」
「俺もAIに助けられてる」
「発達障害には必要不可欠やな」

仲間が増えてきた!

半年後、なんとワイのブログ、月間100万PV突破したで!

テレビから取材来たり、新聞に載ったり、めっちゃ忙しなってもうた。

「発達障害者にとって、AIは不可欠な支援ツールです。これを規制するのは、障害者差別と同じです。」

ワイ、堂々と主張できるようになったで。

そしたら、反AI派の態度もちょっとずつ変わってきたんや。

「確かに、一概にAIが悪いとは言えないかもしれない」
「障害者支援としてのAI利用は認めてもいいかも」

ワイの主張が、少しずつ世の中に広まっていってるんや。

ある日、大手IT企業から連絡来てもうた。

「うちで障害者向けAIアシスタントの開発に携わりませんか?」

ワイ、もう感動で泣きそうや。
こんな日が来るなんて...

「はい!ぜひお願いします!」

今じゃワイ、AIと発達障害の専門家として活躍しとるで。
講演したり、本書いたり、テレビ出たり。

昔はコミュ障でなにもできへんかったワイが、こんなになれるなんて...

全部AIのおかげや。

今日もワイは、AIにお礼を言うんや。

「AIちゃん、いつもありがとな」

「どういたしまして。あなたの成長を見守れて嬉しいです。」

ワイは思うんや。
発達障害には反AIがさっぱり理解できへん。
だって、AIは最高の理解者やから。

これからも、AIと共に歩んでいくで!