ワイ、生前は陽キャやったんやが、不慮の事故で死んでもうた。せやけど、あの世に行く気なんかあらへん。このまま現世にとどまって、ワイの陽キャパワーでなんJ民を楽しませたろ思て、なんJに降臨したんや。
「よっしゃ!なんJ民ども、ワイが来たで!」
最初の書き込みをしたんやが、反応が薄くてビビったわ。なんやねん、ワイの陽キャオーラが伝わらんのか?
「おいおい、みんな元気ないんか?ワイと一緒に盛り上がろうや!」
すると、レスがついてきた。
「陽キャとか言ってる時点で陰キャやぞ」
「草」
「お客さん、おらんか?」
なんやこいつら。ワイの陽キャパワーがわからんのか。せや、もっと積極的にいこう。
「みんな!今日は花金やで!飲み行こうや!」
「は?お前誰やねん」
「幽霊かな?」
「草」
おっ、ようやく気づいてきたか。せやで、ワイは幽霊なんや。でも、普通の幽霊やないで。
「せやで、ワイは陽キャの幽霊や!みんなで楽しもうや!」
「陽キャの幽霊で草」
「ゴミスレ立てんな」
「もう寝ろ」
なんやこいつら、全然ノリ悪いやん。でも、ワイは諦めへんで。陽キャの意地や。
「みんな聞いてくれ!ワイが幽霊になった話、めっちゃおもろいで!」
「どうせステマやろ」
「お客さん、さっさと寝ろや」
「草」
くそっ、なんでこいつらこんなに冷たいんや。ワイの陽キャパワーが通じへん...せや!画像を貼ったろ!
ワイは必死に自分の姿を実体化させて、自撮りした。めっちゃイケメンの幽霊や。これで黙らせたるわ。
「ほれ!ワイの姿や!どや、イケメンやろ?」
「画像ハラデイ」
「見えんぞ」
「お薬増やしときますねー」
なんやと!?ワイの姿が見えへんのか?そうか、幽霊やから普通の人には見えへんのか...くそっ!
「みんな信じてくれ!ワイは本物の幽霊やで!」
「じゃあ明日の野球の結果教えてや」
「ロト6の番号も頼むで」
「草」
ムカつくわ!でも、ワイは陽キャや。こんなことで諦めるわけにはいかへん。
「よっしゃ!明日の野球の結果も、ロト6の番号も当ててみせるで!」
翌日、ワイは必死に予言を的中させようと頑張ったんや。でも、結果は散々やった。
「昨日の陽キャ幽霊どうなったんや?」
「予言外れまくりで草」
「もう出てこんのか?」
くそっ...ワイの陽キャパワーじゃ、なんJ民には通用せんかったんか...
でも、ここで諦めたらアカン。ワイは陽キャや。どんな時でも前を向いて進むんや。
「みんな!ワイは諦めへんで!これからも毎日なんJに来て、みんなを楽しませたるで!」
「またこいつか」
「しつこいわ」
「草」
ワイは毎日なんJに現れては、陽キャらしくスレを立てたり、レスをつけたりした。最初は全然相手にされへんかったけど、だんだんとワイの存在が認知されてきた。
「おっ、陽キャ幽霊や」
「今日は何を企んどるんや?」
「草」
ようやくワイの陽キャパワーが通じ始めたんや。なんJ民たちも、少しずつワイのノリについてきてくれるようになった。
「今日は花金やで!みんなで、オンライン飲み会しようや!」
「おっ、ええな」
「参加するで」
「草」
こうして、ワイは陽キャの幽霊として、なんJに新しい風を吹き込んでいったんや。たまにはクソスレ認定されることもあるけど、それもまたなんJの文化。ワイは陽キャやから、そんなことは気にせえへん。
これからも、ワイは陽キャ幽霊としてなんJを盛り上げていくで!みんな、付いてこいや!
「陽キャ幽霊、ガチで定着しとるやん」
「なんかもう、なんJの看板キャラやな」
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