パリちゅうんは、フランスのど真ん中におる超かっこええ街やねん。首都やし、人口は220万人くらいおるわ。でも、周りの地域も入れたら1200万人くらいになんねん。デカいわ。

まず、パリの歴史やけど、クッソ古いんや。昔々、ケルト人がおったんやけど、ローマ帝国に征服されて、そん時は「ルテティア」言うて呼ばれとったんや。せやけど、今みたいになったんは中世くらいからや。

ノートルダム大聖堂とかソルボンヌ大学とか、めっちゃ有名な建物がこの頃にできたんや。せやけど、パリが本気出したんは17世紀から18世紀くらいやな。ルイ14世っちゅうクッソ偉そうな王様の時代に、芸術とか文化の中心地になったんや。

19世紀には、オスマンちゅうおっさんが街をガラッと変えてもうた。今のパリの街並みの基礎を作ったんや。広い道路とか、おしゃれな建物とか、公園とか、全部この時にできたんや。

で、今のパリはどないなっとんねん?ってことやけど、もう観光地だらけや。エッフェル塔とかルーヴル美術館とか、どこ行ってもすごいもんばっかりや。

エッフェル塔は、1889年の万国博覧会のために建てられたんやけど、最初はみんな「なんやこの鉄の塊は!」言うて文句言うとったんや。せやけど、今じゃパリのシンボルやで。夜になったらライトアップされて、めっちゃきれいなんや。

ルーヴル美術館は、昔は王様の宮殿やってん。今じゃ世界最大級の美術館で、モナ・リザとかウェヌスの像とか、超有名な作品がめっちゃある。デカすぎて、全部見るんに一週間くらいかかるで。

ノートルダム大聖堂は、ゴシック建築の最高傑作や言われとるんやけど、2019年に火事で燃えてもうた。今は修復中や。せやけど、まだめっちゃかっこええで。

シャンゼリゼ通りは、パリ一番の目抜き通りや。高級ブランドショップとかおしゃれなカフェがズラーッと並んどる。歩いとるだけでなんか偉くなった気分になるわ。

パリの文化といえば、まずファッションやな。シャネルとかディオールとか、超有名なブランドの本拠地なんや。パリコレは世界中のセレブが見に来るんやで。

それから、飯がうまい! フランス料理は世界一や言われとるけど、ほんまにうまいで。ミシュランの星付きレストランがようけあるし、普通のビストロでも味は抜群や。パンもチーズもワインも、なんでもうまいわ。

パリジェンヌ(パリの女性)は、めっちゃおしゃれで憧れの的やねん。髪型とかメイクとか服装とか、全部かっこええんや。

でもな、パリにも問題はあるんや。物価が高いし、観光客多すぎて混んどるし、スリとかぼったくりもあるし。地下鉄は便利やけど、めっちゃ込むし臭いし。

それに、パリ症候群ちゅうのがあってな。パリに憧れて来たのに、現実とのギャップでショック受けて具合悪うなる人がおるんや。特に日本人女性に多いらしいで。

言葉も問題やな。フランス語わからんかったら、コミュニケーションがクッソ大変や。パリジャンは英語喋れへんか、喋りたがらへんことも多いし。

せやけど、パリはやっぱりすごい街やで。芸術も文化も歴史も、なんでも揃っとる。セーヌ川沿いを歩いたり、カフェでのんびりしたり、美術館で絵見たり。おもろないことなんかあらへんで。

パリに行くなら、あんまり期待しすぎんようにしたほうがええで。完璧な街やないけど、それはそれで魅力があんねん。現実のパリを楽しむ心構えがあれば、めっちゃええ思い出になるで。