ワイ、就活で何度も落とされて、もうどないしたらええかわからんくなってもうたんや。ある日、公園でじゃれとる犬見てたら「そや!犬になったろ!」って思いついたんや。
面接当日、ワイは朝から四つん這いの練習しまくったで。玄関出る時、マッマに「お前どないしたん?」って聞かれたから「ワン!」って吠えたら気絶しよったわ。
会社着いたら、受付のお姉さんびっくりしとったで。「あの...どちら様...?」って聞かれたから、「ワン!ワン!(面接に来ました!)」って答えたんや。
面接官3人、ワイが四つん這いで入室した瞬間、顔面蒼白になってもうたわ。
面接官A「これは...どういう...?」
ワイ「ワンワン!」
面接官B「え...犬...?」
ワイ「クゥーン」
面接官C「(小声で)何かの冗談か...?」
ワイ「ワン!ワンワン!」
この時点で、面接室の空気がもうめちゃくちゃや。でも、ワイは動じずに犬アピール続けたんや。
面接官A「あの...自己紹介を...」
ワイ「ワンワンッ!クゥーン!」
面接官B「(困惑)特技は...?」
ワイ「ワンッ!」
そう言うて、お座りしたら、面接官らの顔がさらに引きつってもうたわ。
面接官C「(興味深そうに)なぜ...犬に...?」
ワイ「クゥーン...ワンワン!」
突如、面接官Cが笑い出してもうたんや。「ハハハ!面白い!これは比喩か何かか?」
ワイ「ワン!」
面接官A「しかし、犬では仕事は...」
ワイ「ワンワン!」
面接官B「(呟くように)私はもう何が何だか...」
ワイ「クゥーン」
この頃には、面接室はもはや動物園か何かになっとるわ。面接官らの常識が完全に崩壊しとる感じやった。
面接官C「でも、給料はどうする?犬は...」
ワイ「ワンワン!」
面接官A「(頭を抱えながら)これは夢か...」
ワイ「クゥーン」
面接官B「(突然真剣に)待てよ。犬の視点で業務を見直せば、新しいアイデアが...」
面接官C「そうか!これはむしろチャンスかもしれん!」
ワイ「ワン!」
この頃には、面接の雰囲気が完全に変わってもうたんや。もはや就活というより、新しいビジネスモデルの企画会議みたいになっとる。
面接官A「採用だ!いや、家族の一員として迎え入れよう!」
ワイ「ワンワーン!」
こうしてワイは前代未聞の形で内定もらえたんや。契約書じゃなくて養子縁組の書類渡されたけど。
その日以来、その会社では「犬の視点」が新しい経営理念になったんや。新入社員研修では、一日中四つん這いで過ごすプログラムまで始まったらしい。
ワイは今でも、毎日四つん這いで出社しとるで。同僚からは「おはよう」の代わりに「よしよし」って頭なでられるわ。
たまに人間に戻りたくなる時もあるけど、そん時は公園でフリスビーしたら治るんや。
こうして、ワイの犬就活は、会社の文化どころか、人間と動物の境界線すら変えてしまったんや。教訓:型破りな発想で、世界は変えられる。でも、たまには二足歩行も大事やで。
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