今日はちょっと重たい話になるで。「反出生主義」っちゅうやつや。なんやそれ?って思とる奴もおるやろうけど、簡単に言うと「子供作るのはアカンで!」っちゅう考え方なんや。
まず、反出生主義の基本的な考え方をワイなりに説明したるわ。
1. 生まれてくることは苦痛を伴う
生きてたら楽しいこともあるけど、辛いこともいっぱいあるやん。病気になったり、失恋したり、仕事でストレス溜まったり。反出生主義者は「生まれてこなければ、そんな苦しみはなかったはずや」って考えるんや。
2. 同意なしの誕生はアウト
赤ちゃんに「生まれてきたいか?」って聞くことはできへんやろ。だから、親が勝手に決めて子供を産むのは倫理的にアウトやって言うんや。
3. 環境問題とか人口問題の解決になる
世界の人口増えすぎて環境に負担かかっとるやん。子供作らんかったら、そういう問題も解決できるんちゃうか?って考え方や。
4. 親のエゴを批判
「子供が欲しい」って親の願望で子供を産むのはエゴやって批判するんや。子供のためやなくて、自分のために産むんやないかって。
でもな、この考え方にはいろいろ問題もあるんや。ワイなりに反論も考えてみたで。
1. 人生には良いこともあるやん
確かに辛いこともあるけど、楽しいこともいっぱいあるやろ。なんJで草生やしたり、推しの声優のライブ行ったり、美味いもん食ったり。それを無視するんはアカンやろ。
2. 人類滅亡したらアカンやろ
みんなが子供作らんかったら、そりゃ人類滅亡してまうで。それでええんか?ワイらの文明や文化、全部無くなってまうんやで。
3. 個人の自由の侵害ちゃうか
「子供作るな」って強制するんは、個人の自由を奪うことにならへんか?産みたい人がおっても、それを否定するんはちょっとアレやろ。
4. 幸福の定義は人それぞれやで
苦痛がないのが一番ええって考え方自体が、ちょっと偏っとるんちゃうか。人によっては、苦労を乗り越えることに意味を見出す奴もおるやろ。
5. 技術の進歩で解決できることもあるで
環境問題とか、もしかしたら科学の発展で解決できるかもしれんやん。人類がおらんかったら、そういう可能性もなくなってまうで。
「反出生主義」の考え方って、実は結構古くからあったんや。古代ギリシャの哲学者のなかにも、似たような考えを持っとった奴がおったんや。例えば、紀元前4世紀の哲学者テオグニスは「生まれてこないのが一番幸せ」みたいなこと言うとったらしいで。へー、古代人もそんなこと考えとったんか!って感じやな。
反出生主義の考え方は、ある意味すごく真面目な哲学やと思うんや。人間の苦しみや、生きることの意味について、めっちゃ真剣に考えとるわけやからな。
でもな、ワイが思うに、この考え方って現実的やないんよな。だって、みんながこの考えに従うわけないやん。人間には本能的に子孫を残したいって欲求があるし、子供を育てる喜びを感じる人もおるわけや。
それに、「生まれてこない方がよかった」って考える人がおったとしても、それはその人の人生経験や環境によるもんやと思うんや。もっと社会をよくして、みんなが幸せに生きられるようにする方が建設的やないか?
反出生主義者の言うとることにも、一理あるところはあると思うで。例えば、「子供を産む前にもっとよく考えた方がええで」とか「人口問題や環境問題をマジで考えんとアカン」とかな。
でも、極端に「子供を産むな」って言うんは、ちょっと行き過ぎやと思うんや。もっとバランスの取れた考え方が必要やと思うんや。
例えば、こんな風に考えられへんやろか:
1. 子供を産む前に、ちゃんと準備をする
2. 子育てしやすい社会を作る
3. 環境問題にもっと真剣に取り組む
4. 生まれてきた命を大切にする
5. 苦しんでる人を助ける仕組みを作る
こうやって、問題点を一つずつ解決していく方が、現実的やし、みんなにとってもええんちゃうか?
結局のところ、生きるか生きへんかは個人の選択やと思うんや。でも、その選択ができるだけ自由に、そして幸せになれるような社会を作るんが、ワイらの務めやと思うんや。
反出生主義の考え方を知ることで、人生や社会の問題について深く考えるきっかけになるんは間違いないと思うで。でも、それを鵜呑みにするんやなくて、自分なりに考えて、よりよい答えを見つけていくんが大事やと思うんや。
なんJ民のみんなも、たまにはこういう難しい話で頭使うんもええと思うで。人生について考えるんも、案外おもろいもんやで。
最後にジョークや!
「反出生主義者の集会で出会い系イベントが開催されたらしいで」
「マ?どうなったんや?」
「参加者全員が『子供はつくりません』宣言して終わったらしいわ」
「それってただの...」
「せや、ただの飲み会や!」
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