ワイ、就活生やけど、マジで辛いンゴ...。エントリーシート書くのも面接も全然うまくいかんし、内定ゼロや。もう諦めて実家のコンビニ継ぐしかないんかな...。
そんな風に落ち込んでたある日のこと。ワイはバッバの家に遊びに行ったんや。
「おう、ワイちゃん。久しぶりやな。最近どうしとるんや?」
「バッバ...。ワイ、就活全然うまくいかんのや...。もう諦めたいンゴ...」
「なにいっとんねん!ワイちゃん、そんなこと言うとったらアカンで!」
バッバが急に真剣な顔になって言うたんや。
「就活で大事なんは、僧帽筋や!」
「え?僧帽筋?なんやそれ」
「ほな、ワイちゃん。バッバが就活成功の秘訣を教えたるで」
そう言うてバッバは立ち上がり、なんと上半身裸になったんや!そこにはムキムキの僧帽筋がびっくりするぐらい発達しとるやないか!
「バ、バッバ...なんやねんその筋肉...」
「これこそが就活成功の秘訣や!僧帽筋を鍛えるんや!」
ワイは困惑しながらも、バッバの話を聞くことにしたんや。
「就活では第一印象が超大事やろ?そのためには、どーん!って感じの肩幅が必要なんや。それを作り出すのが僧帽筋やで」
「でも、バッバ。そんなんスーツ着とったら見えへんやん?」
「アホか!見えんでもオーラは出るんや!面接官はビビるで!『こいつ、なんかすごそうや...』って」
ワイは半信半疑やったけど、バッバの熱意に押されて僧帽筋トレーニングを始めることにしたんや。
最初はキツかったけど、バッバの「お前ならできる!」の声に励まされて頑張ったんや。
そして1ヶ月後...。
鏡を見たワイは驚愕したで!肩がめっちゃ盛り上がっとる!Tシャツ着ても分かるぐらいや!
「よっしゃ!これで就活も上手くいくはずや!」
ワイは自信満々で次の面接に向かったんや。
面接官「では、自己PRをお願いします」
ワイ「はい!私の強みは...僧帽筋です!」
面接官「...は?」
ワイ「僕の僧帽筋を見てください!どどーんと構えた肩幅が私の自信の証です!」
面接官「いや、スーツ着てるんで全然分かりませんが...」
ワイ「見えなくてもオーラは出てるはずです!ビビってませんか?」
面接官「...お引き取りください」
結果は言わずもがな...。見事に落とされてもうたんや...。
落ち込むワイ。そんなワイを慰めるかのように、バッバから電話がかかってきたんや。
「どうやった?ワイちゃん」
「ダメやったで、バッバ...。僧帽筋アピールしたら追い返されてもうた...」
「アホかいな!僧帽筋は見せびらかすもんやないで!」
「え?」
「僧帽筋を鍛えることで得られる自信、それこそが大事なんや!」
ワイは目からウロコが落ちる思いやった。
確かに、この1ヶ月で体つきは変わったけど、それ以上に精神的にも強くなった気がするんや。
「よっしゃ!もう一回頑張るで!」
ワイは再び就活に挑戦することを決意したんや。
そして迎えた次の面接。
面接官「自己PRをお願いします」
ワイ「はい!私の強みは、困難に立ち向かう精神力です」
面接官「ほう、具体的には?」
ワイ「実は就活がうまくいかず、一度は諦めかけました。でも、そこから毎日体を鍛え、精神的にも成長しました。どんな困難も乗り越えられる自信があります!」
面接官「なるほど、その姿勢はいいですね。ところで、肩幅が広いようですが、何か特別なトレーニングでもされているんですか?」
ワイ(やった!気づいてくれた!)「はい!実は僧帽筋を特に鍛えています!」
面接官「へぇ、面白いですね。実は私も学生時代はボディビルをやっていましてね。僧帽筋は確かに重要な筋肉ですよ」
ワイ「そうなんです!僧帽筋は見た目だけでなく、姿勢の維持にも重要なんです!」
ここで、ワイは急に思い出した雑学を披露したんや。
「実は、僧帽筋には首の安定性を保つ役割もあるんです。首の筋肉である頭板状筋と協力して、頭部を支えているんですよ。だから、デスクワークが多い現代人にとって、僧帽筋を鍛えることは健康面でもメリットがあるんです!」
面接官「おや、なかなか詳しいですね。その探究心、いいと思います」
ワイ(よっしゃ!バッバ、ありがとう!)
面接は予想以上に盛り上がり、ワイはなんと内定をもらえたんや!
その日の夜、ワイはバッバに報告した。
「バッバ!内定もらえたで!」
「おおっ!よかったな、ワイちゃん!」
「バッバのアドバイスのおかげや。ありがとう!」
「うんうん。でも、ワイちゃん。就活が終わっても僧帽筋トレーニングは続けるんやで」
「もちろんや!これからもずっと続けるで!」
こうして、ワイの就活は無事成功したんや。そして、ワイは社会人になっても僧帽筋トレーニングを欠かさず続けたんや。
そして5年後...。
ワイは会社でバリバリ働く敏腕営業マンになっとった。そして、プライベートではなんと日本僧帽筋協会の会長になっとるんや!
「僕の人生を変えてくれた僧帽筋。その素晴らしさを多くの人に知ってもらいたい。そして、みんなに自信を持ってもらいたい。それが僕の夢です!」
ワイはそう語り、テレビのインタビューに答えるんや。
そんなワイを見て、バッバは誇らしげに微笑んどった。
「ワイちゃん、立派になったなぁ...。ワシの教えた僧帽筋の精神、ちゃんと受け継いでくれたんや...」
こうして、ワイの僧帽筋伝説は続いていくのであった...。
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