ワイ、なんJに生きる歴史オタクや。最近気づいたんやが、イギリスの歴史ってtinderで学べるんちゃうか?って思うたんや。

まず、tinderの基本、右スワイプ(いいね)と左スワイプ(いやいや)から考えてみるで。

ヘンリー8世とか、まさにこの右スワイプの神やったやろ。6人も嫁さんもらって、気に入らんかったら左スワイプや。これ、tinderそのものやん。

「やれやれ、この嫁はあかんわ。次いこか」って感じやったんやろな。

せやけど、ヘンリー8世の時代はまだtinderなかったから、左スワイプするのに首をはねなあかんかったんや。今のtinderユーザーは恵まれとるで。左スワイプしても誰も死なんもんな。

そういや、エリザベス1世の時代なんて、まさにtinderのゴールデンエイジやったんちゃうか。女王様が「わいは独身や!」言うて、ヨーロッパ中の王子様がイギリスに右スワイプしまくってたんやで。

せやけど、エリザベス1世は全部左スワイプや。「処女王」なんて呼ばれてもな。今で言うたら、tinderで「絶対マッチせーへん」設定にしてる女王様や。

ほんで、ジェームズ1世の時代になったら、もうtinderはスコットランドにまで広がってもうた感じやな。イングランドとスコットランドが「同盟マッチ」して、グレートブリテン王国ができたんやで。

ヴィクトリア女王の時代なんて、tinderどころかもう世界中とマッチしてまうわ。「大英帝国」言うて、地球の4分の1を右スワイプしてもうたんやからな。

ちなみに知っとるか?ヴィクトリア女王の在位期間、63年7ヶ月と7日は、イギリス史上最長やったんや。つまり、世界最長のtinderセッションみたいなもんやな。

せやけど、20世紀になったらイギリスのtinder人気も下火になってきたな。植民地どんどん独立してまうし。

せやから、チャーチルはアメリカと必死こいてマッチしようとしたんや。「特別な関係」言うて。今で言うたら、tinderで「本気の恋愛求めてます」ってプロフィールに書いてるようなもんやな。

最近のイギリスなんて、EUとマッチしたと思ったら、すぐアンマッチしてもうた。Brexit言うてな。これもうtinderあるある言うて。「やっぱ違うわ」って。

ほんで、最近のイギリス王室を見てみい。ヘンリー王子がメーガン・マークルとマッチしたのなんて、まさにtinderストーリーやんか。王族と平民のマッチングやで。

イギリスの歴史なんて、右スワイプ左スワイプの連続やったんや。どの国とマッチするか、どの国をアンマッチするか。それがイギリスの歴史や言うても過言やないで。

せやから、ワイは提案するで。イギリスの歴史教育は、もうtinderでやったらええんちゃうか。

生徒に架空のtinderプロフィール作らせて、イギリスの歴代君主や、イギリスと関係のあった国々のプロフィールとマッチングさせるんや。

「ヘンリー8世、34歳、職業:国王。趣味:離婚」
「エリザベス1世、25歳、職業:女王。一言:独身貴族」
「ヴィクトリア女王、20歳、職業:女王。趣味:植民地収集」

こんな感じやな。

右スワイプしたらその相手との歴史的関係を学ぶ。左スワイプしたら、なんで関係悪くなったんか考える。

これなら生徒らもきっと興味持つやろ。だって、tinder使うてる感覚で歴史学べるんやで。