ワイ、ある日突然めっちゃ奇妙な夢を見たんや。夢の中でワイはピカソになっとってん。そやけど、ただのピカソやのうて、「女にモテすぎるピカソ」やったんや。
毎日アトリエで絵描いとったら、ま〜んさんがぞろぞろやってくるわけや。「ピカソさん、私の肖像画描いて〜」「ピカソさん、一緒にワイン飲みませんか?」って感じでな。ワイ困惑しつつも、なんかうれしいような複雑な気分やったわ。
ある日、ワイは思いついてもうた。「せや、キュビスムで全員の顔歪ませたろ!」って。そしたらモテんくなるやろ〜思てな。でも逆効果やったんや。「アートって素敵〜」「ピカソさんの歪んだ視点で私を見て〜」とかいって、もっとま〜んが寄ってきよるやんけ!
ワイ、もうお手上げや。「こりゃ罪や。罰を受けんとアカン」って思うたんや。そしたら突然、空から声が聞こえてきたんや。
「ピカソよ、汝の罪を知るがよい。されど、汝に罰を与えんとす。エヴァンゲリオンの世界に転生せよ」
ワイ「は?なんやそれ」
気づいたら、ワイはエヴァンゲリオンの世界にいてもうたんや。しかも、まさかのゲンドウやで!
ちなみに豆知識や。ピカソの本名は「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・フアン・ネポムセーノ・マリーア・デ・ロス・レメディオス・シプリアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・マルティル・パトリシオ・クリスピン・クリスピニアーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダード・ルイス・イ・ピカソ」っちゅう超長い名前なんやで。これ、エヴァに来てから役に立つとは思わんかったわ。
さてさて、ゲンドウになったワイ、最初は戸惑ったけど、すぐに役になりきってもうたんや。
「シンジ、エヴァに乗れ」
「レイ、お前は代替が効くんだ」
「冬月、人類補完計画を進めるぞ」
なんつって、ゲンドウらしく振る舞っとったんやけど、ワイの中のピカソ魂が騒ぎ出してきよったんや。
ある日、ワイはネルフ本部の壁一面にキュビスム絵画描き始めてもうた。職員みんな呆然としとったわ。
「総司令、それは...?」
「人類補完計画のビジュアライズだ。文句あるか?」
誰も突っ込めへんのや。ゲンドウやからな。
そんなこんなで、エヴァの世界もどんどんピカソ化していくんや。使徒もキュビスムっぽくなってきたし、ネルフの制服もカラフルになってきた。
シンジはますます混乱しとったわ。「父さんて、こんな人やったっけ...?」
綾波レイはワイの絵のモデルになりたがるし、アスカは「あんたバカぁ?」って言いながらも興味津々やし、ミサトさんは「ピカッと輝く作戦、かっこいいじゃない!」って大はしゃぎやし。
でも、ワイの中では葛藤があってん。「ワイ、またモテモテになってもうた...これって本当に罰なんか?」って。
そんな時、突如、使徒がネルフに襲来してきよったんや。でも、これがまたキュビスム使徒やねん。めちゃくちゃ歪んでて、どこ攻撃したらええんか分からへん。
ワイは決断したんや。「よっしゃ、ワイが直接戦うで!」言うて、エヴァンゲリオン初号機に乗り込んでもうた。
「シンジ、お前はもう降りていいぞ。絵筆を持って来い!」
ワイはエヴァを操縦しながら、巨大な絵筆で使徒にペインティングし始めたんや。使徒はどんどん芸術作品に変わっていって、最後には美術館の展示物みたいになってもうた。
この戦いが終わった後、ワイはみんなに告げたんや。
「実はワイ、ピカソなんや。罰としてここに転生させられたんやけど、結局幸せになってもうた。やから、もう帰るで」
そう言うて、ワイは光に包まれて消えていってもうたんや。
目が覚めたら、ワイはまたピカソに戻っとった。でも、なんか心の中にエヴァンゲリオンの世界が残っとるような気がするんや。
これからのワイの絵、ちょっとずつロボットっぽくなっていくんかもしれんな。まぁ、それもアートってもんやろ。
「ワイのモテ期も、罰も、全部ひっくるめて人生なんや」
そう思いながら、ワイは新しいキャンバスに向かったんや。次はどんな世界が生まれるんやろか。ワイにもわからへん。でも、それがワイの人生やと思うんや。
モテすぎて罰を受けて、別の世界で生きて、また戻ってきた。人生何があるか分からんもんやで。せやから、みんなも自分の「エヴァンゲリオン」見つけてみいひん?ワイは応援しとるで!
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