ワイ、今日も元気にニート生活満喫中やで。せや、スマホでも見るか。

「お、新作ソシャゲ出とるやん。『女神スレ源氏』...なんやこれ」

興味本位でインストールするワイ。

「イケメン源氏と美少女たちが織りなす、平安絵巻ソーシャルゲーム!」

「はぁ?なんやこの設定...でも、暇やしやってみるか」

ゲーム開始ボタンを押すワイ。すると...

「おぬし、わらわの源氏になる気はあるかの?」

突然、画面に美少女が現れてビックリするンゴ。

「え、ええで...」

「よかろう。ではお主を源氏にしてやろう」

画面がパァーッと光って、ワイのアバターが源氏姿になるんや。

「お、おう...なんか格好ええやん」

ワイ、ちょっとウキウキしてくるンゴ。

「さあ、平安京を歩くのじゃ」

美少女ナビゲーターに導かれて、ワイは平安京を探索し始めるんや。

「おや?あそこに女神がおるぞ」

画面に映る美少女を見て、ワイはドキドキするンゴ。

「せ、せや!話しかけたろ!」

緊張しながらも話しかけるワイ。

「あら、あなたが噂の新人源氏様?素敵ですわ♡」

「か、可愛い...」

ワイ、思わず声に出してしまうんや。

「よし! この子をうちの源氏にスカウトや!」

ゲームに夢中になるワイ。気づけば、もう夜中やで。

「やべっ、こんな時間まで...でも、面白いわ」

翌日、ワイはゲームの攻略サイトを見始めるンゴ。

「なるほど、こうすれば効率よく女神を集められるんか」

ワイ、どんどんゲームにハマっていくんや。

「よっしゃ!ついに十二単コンプしたで!」

歓喜の声を上げるワイ。そんな時...

「おい!いつまでゲームしとるんじゃ!」

突然、母ちゃんに怒鳴られてしまうんや。

「ご、ごめん...でも、このゲーム面白いんや」

「はぁ...お前はいつになったら働くんや」

母ちゃんのため息に、ワイはちょっと反省するンゴ。

ちなみに、源氏物語の作者とされる紫式部は、実際には『式部』という名前ではなく、父親の官職から『式部の御娘』と呼ばれていただけなんやで。本名は不明なんや

ワイ、ふと思いつくンゴ。

「せや!このゲームの知識使って、源氏物語関連の仕事探したろ!」

ワイ、意気揚々と求人サイトを見るんや。

「お、『源氏物語をモチーフにしたカフェのスタッフ募集』やと!」

早速応募するワイ。面接でゲームの知識をフル活用するんや。

「へー、ゲームのおかげでそんなに源氏物語に詳しくなったんですか」

面接官に感心されて、ワイはニヤニヤするンゴ。

「よし、採用!明日から来てください」

「やった!これでニート卒業や!」

ワイ、喜びのあまり飛び上がるんや。

家に帰って、母ちゃんに報告するワイ。

「母ちゃん!ワイ、仕事見つけたで!」

「ほんまか!?よかったな!」

母ちゃん、涙目で喜んでくれるんや。

「ソシャゲのおかげや...ありがとう『女神スレ源氏』...」

ワイ、スマホを見つめながらつぶやくんや。

翌日、ワイは源氏カフェで働き始めるンゴ。

「いらっしゃいませ、源氏様!」

ゲームで培った接客スキルを活かして、ワイは大活躍するんや。

「お客さん、この『桐壺の宴』セットはいかがですか?」

「おお!詳しいねえ。じゃあ、それください」

お客さんに喜んでもらえて、ワイはますます仕事が楽しくなるんや。

「ワイ、ニートやめてよかったわ」

そう思いながら、ワイは今日も元気に働くのであった。

夜、仕事終わりにスマホを見るワイ。

「よっしゃ、今日も『女神スレ源氏』やるで!」

仕事もゲームも楽しむワイ。人生、意外とうまくいくもんやな。

「明日も頑張るで!源氏カフェの源氏として!」

ニヤリと笑いながら、ワイは幸せな気分で眠りにつくのであった。