ワイ、恋愛経験皆無のヒキニートやけど、なんか人生変えたくなってもうた。せや、宇宙行ったろ!
でもロケットとか高すぎて買えへんし、NASAにも相手にされへん。そんな時、ワイの目に飛び込んできたんや。庭に生えとるデカいとうもろこし!
「これや!これに乗って宇宙行けるんちゃうか?」
ワイ、さっそくそのとうもろこしにまたがって、「よっしゃー、宇宙へGOや!」って叫んだんやが、当然びくともせえへん。
「あかん、これじゃ宇宙行けへんわ…」
落胆するワイ。せや! 魔法の呪文とか唱えたらいけるんちゃうか?
「アブラカダブラ!シムサラビム!エクスペクト・パトローナム!」
色んな呪文叫んでみたけど、やっぱりアカンかったわ。
そこで、ワイは秘策を思いついた。「せや! ワイの悲惨な恋愛歴を語ったら、同情した宇宙人が迎えに来てくれるかもしれへん!」
ワイ、とうもろこしにまたがったまま、大声で叫び始めた。
「ワイは今まで彼女できたことあらへん! 告白しても全部フラれてきた! マッチングアプリでも全然マッチせえへん!」
すると突然、空から謎の光が降り注いできて、ワイとワイがまたがってるとうもろこしを包み込んだんや。
そして気づいたら、ワイ、宇宙におるやんけ!
ちなみに、とうもろこしに関する雑学やけど、とうもろこしの原産地は実はメキシコなんやで。今から約1万年前に野生種から栽培化されたんやって。
さてさて、宇宙に来たワイ、周りを見渡すと、なんか緑色の宇宙人がおるやないか。
その宇宙人、ワイに話しかけてきた。「ようこそ、恋愛弱者の地球人よ。我々は君のような者を待っていたのだ」
ワイ、困惑しながらも聞いてみた。「ワイみたいなんを待っとったって、どういうことですか?」
宇宙人は答えた。「我々の星では、恋愛経験のない純粋な魂を持つ者こそが、宇宙の真理を理解できるのだ。そして君は、我々が探し求めていた完璧な候補者なのさ」
ワイ、なんかようわからんけど、すごいうれしくなってきた。「ほな、ワイに何かできることあります?」
宇宙人は微笑んで言った。「君には、我々の星の平和を守る大切な役目がある。君の純粋な心で、我々の星間外交を手伝ってほしいのだ」
ワイ、何言うとんのかさっぱりやけど、なんか誇らしくなってきた。「おうよ! 任せてください!」
そうして、ワイの宇宙での新生活が始まったんや。恋愛弱者やったワイが、宇宙で大活躍!
毎日、色んな星の宇宙人と交渉したり、銀河系の平和を守るために奔走しとる。
ときどき地球のこと思い出すんやけど、あの時のとうもろこしのおかげで、ワイの人生変わったんやなって感謝しとる。
「恋愛できひんかったけど、宇宙では大出世や!これもワイの純粋さのおかげやな!」
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