ワイ(28)、ニート歴3年。マッマの小言にぶち切れて、ついにプログラミングの勉強を始めたんや。
「よっしゃ、Python覚えたで!でも、何作ったらええんやろ...」
そんな時、ふと思いついた。
「せや!なんJの女神スレ、自動生成したろ!」
ワイは早速コードを書き始めた。
```python
import random
def generate_megami_post():
intros = ["こんばんは、", "はじめまして、", "おはよう、"]
names = ["あいり", "ゆめ", "さくら"]
topics = ["今日の晩ご飯", "好きな映画", "休日の過ごし方"]
post = random.choice(intros)
post += random.choice(names) + "です。\n"
post += random.choice(topics) + "について話しませんか?"
return post
print(generate_megami_post())
```
「よっしゃ、できたで!」
ワイは興奮してプログラムを実行した。
```
こんばんは、さくらです。
休日の過ごし方について話しませんか?
```
「おお!それっぽいやん!」
ワイはさらに改良を重ね、レスまで自動生成できるようにした。
```python
def generate_response():
responses = [
"かわいい!",
"どんな映画が好き?",
"晩ご飯何食べたん?",
"もっと話聞かせてや"
]
return random.choice(responses)
# スレッドを生成
thread = [generate_megami_post()]
for _ in range(5):
thread.append(generate_response())
print("\n".join(thread))
```
「完璧や!これでなんJも盛り上がるで!」
ワイは早速、自動生成したスレッドをなんJに立てた。
数分後...
「うおおお!めっちゃ伸びとるやん!」
レスが100を超えた。
「ワイ天才か?」
そんな絶頂の時、突然の来訪者が。
「おい!何しとんねん!」
なんと、マッマや。
マッマ「あんた、まだニートしとったんか!」
ワイ「ちゃうねん! ワイ、プログラミングしとるんや!」
マッマ「はぁ?何言うとんのや」
ワイ「ほら、見てみ!」
ワイがPC画面を見せると、マッマは目を丸くした。
マッマ「...なんやこれ」
ワイ「すごいやろ? AIで女神スレ作ってんねん」
マッマ「...」
一瞬の沈黙の後、
マッマ「あんた...天才やったんか?」
ワイ「えっ?」
マッマ「こんなん作れるなんて...うちの息子、すごいやん!」
ワイ「マ?マッマ...」
その日から、マッマの態度が180度変わった。
「あんた、もっとプログラミング勉強しぃ!」
「今度は何作るん?楽しみやわ!」
ワイは調子に乗って、さらに機能を追加していった。
「自然言語処理」っちゅうAIの分野があってな、これを使うとコンピューターが人間の言葉を理解したり生成したりできるんや。GPT-3とかBERTとか有名やで。
ワイはこの技術を使って、より自然な女神スレを生成するプログラムを作った。
そして、ついに就職も決まった。
面接官「君のプログラミング力、素晴らしいね。是非うちで働いてほしい」
ワイ「ありがとうございます!」
家に帰ると、
マッマ「どうやった?」
ワイ「受かったで!」
マッマ「やったー!うちの息子、立派になって...」
そんな感動の日々も束の間、ある日なんJで大騒ぎが起こった。
「女神スレ、全部AIやったんか!」
「騙された!」
「でも、すごない?」
ワイ「うわ...バレてもうた」
しかし、意外な展開が。
「AIでも女神は女神や!」
「むしろAIの方が優しいわ」
「リアルより夢がある」
なんJ民の反応は賛否両論やったが、女神スレの人気は衰えるどころか、さらに上がっていった。
ワイ「なんやこれ...」
そんなこんなで、ワイの人生は大きく変わった。
今じゃ、AIを使った新しいSNSサービスを開発する会社の社長や。
「女神スレから始まった夢...まさか現実になるとは」
マッマ「あんた、ほんまによう頑張ったな」
ワイ「マッマのおかげやで」
マッマ「いやいや、あんたの才能や」
ワイ「せやけど、なんJがなかったら今の自分もなかったかもな」
マッマ「...なんJって何や?」
ワイ「あ、いや、なんでもないで!」
こうして、元ニートのワイは大企業の社長になったのであった。
「人生何があるかわからんな...せやけど、夢は諦めたらあかんで!」
fin.
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