ワイ、30歳チー牛ニート歴5年。今日はついに就職面接の日や。
「はぁ...もうアカンわ。このままじゃマッマに申し訳ない」
そう思いながら、ワイは鏡の前でネクタイを結ぶ。でも、どないしてもチー牛顔は隠せへん。運命や。
会社に着いたら、受付のお姉さんが冷たい目で見てきよった。
「はい、こちらが履歴書ですね。面接官の方がもうすぐいらっしゃいますので、少々お待ちください」
ワイ「あっ、はい...」
緊張でプルプルや。手が震えて、履歴書を渡すのもやっとやった。
15分後、ようやく面接官が現れた。
面接官A「はい、次の方どうぞ」
ワイ「失礼します...」
面接室に入ると、3人のキリッとした面接官が待っていた。
面接官B「では、まず自己紹介からお願いします」
ワイ「はい!えっと...ワイは...」
面接官C「ん?履歴書を見ると、ここ5年間の空白期間がありますね。何をされていたんですか?」
ワイ「あ、えっと...自己啓発期間です...」
面接官A「自己啓発?具体的には?」
ワイ「そ、そ の...」
面接官B「まさか、ニートだったとか?」(笑)
面接官C「いやいや、さすがにそれはないでしょう」(笑)
ワイ「...」
面接官たちの笑い声が、ワイの耳に突き刺さる。
そ の瞬間や。ワイの中で何かが切れた。
ワイ「クソが...舐めとんのか...」
面接官A「え?何か言いました?」
ワイ「失礼します。本日はポリコレ御成敗式目を読み上げさせていただきます」
面接官たち「はぁ?」
ワイ「第一条、多様性を尊重せよ。ニートもれっきとした生き方の一つなり」
面接官B「ちょっと待って。何言ってるんですか?」
ワイ「第二条、年齢差別を禁ずる。30歳ニートだろうが、人生これからやぞ」
面接官C「いや、そうじゃなくて...」
ワイ「第三条、外見で判断するな。チー牛顔でもハートは熱いんや」
面接官A「もういいから!」
ワイ「第四条、バックグラウンドの多様性を認めよ。ニート歴も立派な経歴や」
面接官B「誰か警備員呼んで!」
ワイ「第五条、笑いものにするな。ニートの気持ち、わかるんか?」
面接官C「うっ...」(顔をしかめる)
ワイ「第六条、偏見を持つな。ニートにだってプライドがあるんや」
面接官A「吐きそう...」
ワイ「第七条、就職難民を差別するな。社会のせいやぞ」
面接官B「なるほど、そういうことか...」
ワイ「第八条、ありのままの自分を受け入れよ。ニートでもええんや」
面接官C「深いな...」
ワイ「第九条、マイノリティを大切に。ニートだって、れっきとした少数派や」
面接官A「目から鱗が...」
ワイ「最後に第十条、愛せよ、ニートを。そして、己の心のニートをも」
ワイ「以上がポリコレ御成敗式目でございます。採用よろしくお願いします!」
面接官たち「......」
沈黙が流れる中、ワイは颯爽と退室した。
なんJ民A「ファッ!? マジでそんなことしたんか?」
ワイ「せやで。もう働く気なんかあらへんわ」
なんJ民B「でも、そんなんじゃ一生ニートのままやで?」
ワイ「わかっとるで。でも、ワイにはもう戻れへんのや...ちなみに「ポリティカル・コレクトネス」っちゅう言葉、1980年代にアメリカの大学で使われ始めたんや。差別的な言葉や行動を避けて、マイノリティに配慮しようっちゅう考え方なんや。日本に入ってきたんは1990年代からや」
なんJ民C「そんな雑学言うてる場合ちゃうやろ!これからどないするんや?」
ワイ「せやな...もしかしたら、ワイの話を聞いて、ニートの気持ちがわかった会社があるかもしれんで」
なんJ民D「どこにそんな会社あるんや...」
ワイ「ほんまや。でも、ワイは諦めへん。次は『ひきこもり人権宣言』を読み上げたろか」
なんJ民たち「やめとけ!」
そんなこんなで、ワイのニート生活はまだまだ続きそうや。でも、いつかはちゃんと働く日が来るかもしれん。その日まで、ワイはマッマの手料理を食べながら、なんJでクソスレを立て続けるんや。
人生何があるかわからん。今はニートでも、いつか這い上がる日が来るかもしれんで。せやけど、その日まで頑張って生きていかなあかんな。チー牛ニートの社会復帰、乞うご期待や!
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