ワイ「なんJ民のみんな!人生詰んだ奴おるか?」
なんJ民A「ワイや」
なんJ民B「毎日が辛いわ」
なんJ民C「生きる意味を失ったンゴ...」
ワイ「そんな奴らに朗報や!お前ら、文学の天才になれるで!」
なんJ民D「は?どういうこと?」
なんJ民E「ワイらが天才はさすがに草」
なんJ民F「お前頭おかC?」
ワイ「いや、マジや。よく聞いてくれや」
ワイ「文学史上の大天才たち、どんな奴らやと思う?」
なんJ民G「うーん、幸せな奴?」
なんJ民H「金持ち?」
ワイ「違うんや。ほとんどが人生どん底の奴らなんや」
なんJ民I「マ?」
ワイ「そうや。例えば太宰治。自殺未遂何回もしとるやろ」
なんJ民J「確かに」
ワイ「カフカだって、人生めちゃくちゃ不幸やったんや」
なんJ民K「へぇ」
ワイ「要するに、絶望こそが文学の源なんや」
なんJ民L「なんやそれ」
ワイ「考えてみい。幸せな奴に深い物語なんか書けるか?」
なんJ民M「確かに...」
ワイ「お前ら、毎日辛いやろ?それこそ最高の素材やで」
なんJ民N「素材って...」
ワイ「そうや。お前らの絶望、それを言葉にするんや」
なんJ民O「でも、ワイら文才ないで」
ワイ「バカ!才能なんて関係ない。とにかく書けばええんや」
なんJ民P「そんな簡単なもんか?」
ワイ「そうや。毎日、自分の気持ちを書いてみい。それだけでええんや」
なんJ民Q「ほんまか?」
ワイ「ほんまや。文豪たちだって、最初から天才やなかったんやで」
なんJ民R「そうなんか」
ワイ「せや。努力の積み重ねなんや。お前らにもできる」
なんJ民S「なんか、やる気出てきたわ」
ワイ「そうそう!その調子や!」
ワイ「ところで、豆知識な。太宰治の『人間失格』、実は最初は全然売れへんかったんや」
なんJ民T「マジで?あんな有名な作品なのに」
ワイ「そうなんや。でも今じゃ日本文学の金字塔や。つまり、すぐに評価されんくてもええんや」
なんJ民U「なるほどな」
ワイ「だから、お前らも焦らんでええ。とにかく書き続けることが大事なんや」
なんJ民V「わかったで。今日から日記つけてみるわ」
ワイ「ええやん!そういや、最近『絶望日記』ってのが流行っとるらしいで」
なんJ民W「なんやそれ」
ワイ「要は、自分の辛いこととか悲しいことを赤裸々に書くんや」
なんJ民X「おもろそうやな」
ワイ「せやろ?お前らにピッタリやで」
なんJ民Y「でもさ、ずっと辛いこと書いてたら、余計落ち込まへん?」
ワイ「そこがミソなんや。書くことで、逆に気持ちが整理できるんや」
なんJ民Z「へぇ、そういうもんなんか」
ワイ「そうや。だから、怖がらずに書いてみい。ワイは応援しとるで」
なんJ民α「お前、案外ええ奴やな」
ワイ「照れるわ。ほな、みんな頑張ってや!」
なんJ民β「おう!」
ワイ「なんで文豪は自殺せんのか知っとるか?」
なんJ民一同「なんでや?」
ワイ「死ぬほど書くのが好きやからや!」
なんJ民一同「」
ワイ「...すまんな」
なんJ民δ「お前が死ね」
こうして、なんJに新たな文学ブームが巻き起こったのであった。果たして、ここから新たな太宰治は生まれるのか。それとも、ただの痛い奴の量産になるのか。それは誰にもわからない。ただ、彼らの絶望が、いつか誰かの希望になるかもしれない。そう信じて、ワイは今日もキーボードを叩くのであった。
完
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