ワイ、今日からなんかめっちゃ大事なことを発表するで!
「不登校ニキのために今日から学校は永遠に休みにするやで」
これを聞いた不登校ニキこと山田くんは、最初は耳を疑ったんや。「なんやて? 永遠に休み? ほんまか?」って感じやったんやけど、テレビでも新聞でもネットでも、みんな同じことを言うてるんや。
山田くんの親父さんも「おい、聞いたか?お前、もう学校行かんでええんやで!」って言うてきて、山田くんはようやく事の重大さに気づいたんや。
次の日、山田くんは久しぶりに早起きしたんや。なんでかって? そりゃもう、学校に行かへんことを実感するためやで! 朝7時に起きて、制服着て、玄関まで行って「いってきまーす」って言うて、そのまま部屋に戻るんや。めっちゃ爽快な気分やったらしいで。
その日から、山田くんの生活は180度変わったんや。朝は好きな時間に起きて、好きなだけゲームしたり、漫画読んだりしてた。でも、そのうち飽きてきてんな。
ある日、山田くんは外に出てみることにしたんや。すると、町中が学校に行ってない子どもたちでいっぱいやったんや。みんな、何していいかわからんって感じやった。
そこで山田くんは、「よっしゃ、みんなでなんかしようや!」って言い出したんや。最初は、みんなでゲームセンター行ったり、カラオケ行ったりしてたんやけど、そのうち「勉強したいなぁ」って思い始める子が出てきたんや。
ここで、ちょっと雑学や。学校が無くなっても、子どもたちの学習意欲は落ちへんらしいで。むしろ、自分で学びたいことを選べるようになると、もっと意欲的になる子も多いんやって。
山田くんたちは、「よっしゃ、自分たちで学校作ろうや!」って言い出したんや。でも、普通の学校やったらつまらんやろ?ってことで、めっちゃおもろい学校を作ることにしたんや。
その学校では、授業の内容も時間割も全部生徒が決めるんや。数学の授業ではみんなでパチンコの確率について研究したり、体育の時間にはニンジャトレーニングをしたり、めっちゃ楽しそうやろ?
給食の時間には、みんなで料理を作るんや。最初はめっちゃ下手くそで、「これ、食えるんか?」ってもんばっかりやったけど、そのうちにめっちゃ上手になってきて、町の人気レストランになってしもたんや。
放課後には、みんなで町をきれいにする活動をしたり、お年寄りの手伝いをしたりしてたんや。そしたら、町の人たちからめっちゃ感謝されて、「あんたらの学校、ええなぁ」って言われるようになったんや。
山田くんは、この新しい学校生活がめっちゃ楽しくなってきたんや。毎日が充実してて、もう不登校なんて言葉、忘れてしもたくらいや。
ある日、山田くんのところに政府から連絡があったんや。「君たちの学校、めっちゃええやん。これを全国に広めたいんやけど、協力してくれへん?」って。
山田くんたちは、「おう、ええで!」って二つ返事で引き受けたんや。そして、全国にこの新しい学校のシステムが広まっていったんや。
まぁ学校は永遠に休みになったわけやないんやけど、みんなが行きたくなる学校ができたってわけや。不登校ニキだった山田くんは、今じゃその学校のリーダーになって、毎日はりきって学校に行ってるんや。
山田くんはこう言うた。「学校が永遠に休みになるんは、ちょっと寂しいかもしれへん。でも、みんなが楽しく学べる場所があるんは、もっとええことやと思うで。これからも、みんなで楽しい学校作っていこうな!」
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