今日は「紫式部が書いた弱者男性」っちゅーテーマで語らせてもらうで。みんな、耳の穴かっぽじって聞いてくれや。

まず、紫式部って誰やねんって話やけど、平安時代の文豪やで。「源氏物語」書いた人やね。めっちゃ長い物語で、今で言うとラノベの元祖みたいなもんや。

さて、この紫式部が書いた弱者男性って誰やねんって話やけど、実は「源氏物語」の中にもおるんや。主人公の光源氏はイケメンでモテモテやけど、周りにはちょいちょい弱者男性が出てくるんや。

例えば、頭中将っちゅーキャラおるやん。こいつ、光源氏の親友なんやけど、いつも源氏に負けとるんや。女性関係でも、出世でも、なんでもかんでも源氏に劣っとる。今で言うと、イケメン友達の隣でずっと空気みたいな扱いされとる奴やな。

それから、末摘花の兄の三位中将もおるで。こいつ、妹の末摘花を光源氏に世話してもらおうとするんやけど、結局自分の無能さをさらけ出すだけや。今で言うと、妹のために奔走するも逆に迷惑かけちゃう系のお兄ちゃんやな。

でもな、紫式部すげぇのは、こういう弱者男性をバカにせずに描いとるとこやで。ちゃんと人間味があって、同情の余地があるキャラとして描かれとるんや。

ここでちょっと雑学挟むで。知っとったか?紫式部、実は「紫式部」ってペンネームやで。本名は不明なんや。「紫」は「源氏物語」の登場人物から取ったんやろうけど、「式部」は官職名やねん。つまり、今で言うとペンネームに「課長」とか付けてるようなもんや。ちょっとおもろいやろ?

話戻すで。紫式部が描く弱者男性の特徴は、要するに「頑張っても報われへん」っちゅーとこやな。でも、そこがリアルなんや。だって現実の世の中もそうやろ?努力は必ずしも報われへんし、イケメンや金持ちに負けることもあるわ。

せやけど、紫式部はそんな奴らにも温かいまなざしを向けとるんや。「頑張ってるのに報われへんのはかわいそうやな」っちゅー感じやな。今で言うと、「がんばれ!弱者男性!」って応援してるようなもんやな。

でもな、ここで重要なんは、紫式部は弱者男性を「救済」しようとはしてへんことや。現実はシビアやし、みんながハッピーエンドを迎えられるわけやないっちゅーのを、ちゃんと描いとるんや。

つまり、紫式部が描く弱者男性は、今のなんJ民と似とるとこあるんちゃうか?頑張っても報われへん、でも諦められへん、そんな感じやろ?

紫式部は「弱者男性」っちゅー言葉は使うてへんけど、その本質をめっちゃ理解しとったんやないかな。人間社会の中で、どうしても生まれてしまう「負け組」の存在を、冷静に、でも温かく見つめとるんや。

今の時代に紫式部がおったら、なんJで「弱者男性辛すぎて草」みたいなスレ立てとるかもしれんな。でも、そん中にも人間ドラマや優しさを見出すんやろうな。

紫式部が教えてくれとるんは、「弱者」であっても、その人間性や生き様に価値があるっちゅーことやないか?今のワイらも、そういう目で周りの「弱者男性」見られたらええんやないかな。

最後にジョークで締めくくるで。
「なんで平安時代の弱者男性は合コン行かんかったんや?」
「『蹴鞠(けまり)』で蹴られるのが怖かったからや!」

...あかんな、このジョーク。でもまぁ、平安時代の弱者男性も今の弱者男性も、本質的には変わらんのかもしれんな。どっちも「蹴られる」のんが怖いっちゅーとこはな。