ワイ「お前ら、ちょっと聞いてくれや。なんか面白いこと気づいてもうたわ」
J民A「なんや?どうせくだらんネタやろ」
ワイ「いやいや、マジで聞いてくれや。『紫式部の源氏物語を実際に読んだ人』と『2000円札持っている人』の数、同じちゃうか?って話や」
J民B「ファッ!?そんなんどないして分かるんや」
ワイ「いや、なんとなくやけどな。考えてみいや」
まず、源氏物語や。あれ、日本文学の最高峰言うてるけど、実際読んだことある奴どんだけおるんやろ。ワイらの周りおらんやろ?
J民C「確かに。ワイの知り合いで源氏物語読んだ言うてる奴、おらんわ」
せやろ?みんな「有名な本」って知っとるけど、実際読んだ奴はほとんどおらんのや。
一方、2000円札や。あれ、一応現役の紙幣やけど、ほとんど見かけへんよな。
J民A「そういや、ワイ生まれてから2000円札見たこと無いわ」
せやろ?でも、たまーに持っとる奴おるんや。ワイの友達の親父が財布に1枚持っとったりするんや。
ここで、ちょっと雑学入れたろか。2000円札って、2000年の沖縄サミット開催を記念して発行されたんや。表には首里城、裏には『源氏物語』の「梅枝の巻」の一場面が描かれとるんやで。つまり、2000円札と源氏物語、実は繋がりがあるんや。
さて、話を戻すで。源氏物語読んだ奴も、2000円札持っとる奴も、めっちゃレアやけど、たまーにおるんや。
J民B「確かに。どっちも『おるにはおるけど、ほとんど見かけへん』って感じやな」
せやろ?そこでワイの仮説や。この二つの『レア度』が同じくらいちゃうか?って話や。
J民C「でも、そんなんどうやって証明するんや?」
そこやねん。証明するんは難しいけど、考えてみたら面白いやろ?
例えば、日本の人口が1億2000万人として、源氏物語読んだ人が0.1%やとすると12万人や。で、2000円札持っとる人も0.1%で12万人。
J民A「ほんまに同じくらいな気がしてきたわ」
せやろ?しかも、この二つには共通点があるんや。
1. どっちも「知っとるけど実際に触れたことない」もんや
2. どっちも日本の文化を代表するもんや
3. どっちも現代ではあんまり使われへんけど、たまーに目にするもんや
J民B「確かに。源氏物語も2000円札も、『知っとるけど縁遠い』感じやな」
そうそう。で、もっと面白いのは、この二つを実際に持っとる(読んどる)層も似とるんちゃうか?
1. 文学好きのおっさん
2. マニアックな趣味の人
3. なんか変わったことが好きな人
J民C「たしかに。源氏物語読破しましたとか、2000円札コレクションしてますとか言うてる奴、だいたいそんな感じやな」
せやろ?つまり、この二つは「レア度」も「持ち主の特徴」も似とるんや。だから、数も同じくらいちゃうか?ってワイは思うんや。
J民A「でも、そんなんホンマかどうか分からんやろ」
そら、厳密に言うたらその通りや。でも、こういう仮説を立てて考えるんも面白いやろ?
J民B「確かに。なんか深いところで繋がっとるような気がしてきたわ」
せやろ?これからみんなが源氏物語や2000円札に出会ったときに、「もしかしたら同じくらいレアなもん見たんかも」って思い出してくれたら嬉しいわ。
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