いつもモテる男がうらやましいって思ってるやろ?でもな、実はモテる男も弱者男性の一種なんや。これからそのわけをワイが説明したるで。
まず、「モテる」って定義が曖昧やねん。女の子にチヤホヤされるだけが「モテる」んちゃうで。本当の意味での「モテる」は、社会からの評価や期待も含まれるんや。
例えば、イケメンで女の子にモテるけど、仕事はパッとせえへんって奴おるやろ?そいつは「モテる」けど、社会的には「弱者」なんや。逆に仕事できるけど恋愛下手な奴も「弱者」や。つまり、どっちにしろ「弱者」なんや。
そもそも現代社会って、男にめっちゃ厳しいんやで。「男らしさ」を求められる一方で、「男らしさ」を発揮すると叩かれる。「強くあれ」って言われながら、「弱さを見せろ」とも言われる。こんなん、誰が満たせるんや?
モテる男も、この矛盾に苦しんでるんや。女の子にモテるために「男らしさ」を演じながら、同時に「優しさ」も見せんとアカン。そんなん、ストレスやで。
さらに、モテる男は常に期待されてる状態なんや。「あいつはモテるから、恋愛も仕事も上手くいってるはず」って思われがちやけど、実際はそうやないこと多いんや。でも、そういう期待に応えようとして無理する。これも立派な「弱者」の特徴やで。
それに、モテる男は嫉妬の対象になりやすいんや。職場や友人関係でも、「あいつだけずるい」って思われがち。これはめっちゃしんどいことやで。人間関係がギクシャクしたり、孤立したりすることもある。
また、モテる男は自分の価値を「モテること」に見出しがちや。でも、年取ったらどうなるんや?若さが失われたら、自分の存在価値も失うんやないかって不安になる。これって、めっちゃ「弱者」やろ?
さらに言うと、モテる男は往々にして恋愛経験が豊富やけど、それがかえって足かせになることもあるんや。「こいつは遊び人やろ」って決めつけられて、真剣な恋愛ができひんこともある。
「モテる」「モテへん」に関係なく、現代の男はみんな「弱者」なんや。社会の期待と現実のギャップ、性別役割の矛盾、自己実現の難しさ...これらの問題は、モテるモテへんに関係なく、全ての男が直面してる問題やねん。
だから、モテる男をうらやましがるんはやめよか。むしろ、男同士で支え合うべきやで。「モテる」「モテへん」の壁を越えて、お互いの悩みや不安を共有し合うんや。そうすれば、ちょっとは生きやすくなるかもしれへん。
最後に言いたいのは、「モテる」ことが全てやないってことや。自分らしく生きること、自分の価値観を大切にすること、そして周りの人間を大切にすること。それが一番大事なんちゃうか?
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