まず、バグパイプってなんやねんって話やけど、これ、めっちゃ古い楽器なんや。風を袋に入れて、そこから管を通して音を出すんや。見た目は、なんていうか、でっかい虫みたいやな(笑)。でも音はめっちゃカッコええで!
バグパイプの起源はほんまに古くて、紀元前からあったらしいわ。古代エジプトとかローマとかにもあったみたいや。でも、今みんなが知っとるバグパイプは、やっぱりスコットランドのやつやな。あの格子柄のキルト着た兄ちゃんが吹いとるやつや。
スコットランドでバグパイプが有名になったんは、軍隊で使われたからなんや。昔の戦争では、バグパイプの音で敵を威嚇したり、味方を鼓舞したりしたんやで。めっちゃでかい音が出るから、戦場でも聞こえたんやな。今でも軍隊のセレモニーとかで使われとるで。
バグパイプの構造は、ちょっと複雑やねん。まず、「バッグ」っちゅう袋があって、これに空気を入れんねん。それから「ブロー・パイプ」っちゅう管があって、ここから息を吹き込むんや。「ドローン」っちゅう低音を出す管が3本くらいあって、「チャンター」っちゅうメロディーを奏でる管が1本あるんや。ほんで、全部の管から同時に音が出るんやで。
音の出し方がまた特殊なんや。普通の管楽器やと息を吹き続けんと音が出えへんやろ?でも、バグパイプは袋に空気溜めとくから、ずっと音が鳴り続けるんや。だから、途切れ途切れの音を出すんが難しいねん。これがバグパイプ特有の音になるわけや。
バグパイプの音程は、西洋音楽の12音階とちょっと違うねん。独特の音程があるから、他の楽器と合わせるんが難しいんや。でも、その独特の音がまたカッコええんやで。
練習するんもめっちゃ大変なんや。まず、袋に空気入れるんがしんどいし、指使いも複雑やし。ほんで、音がでっかいから、ご近所さんに迷惑かけんように練習せなあかんのや。プロのバグパイパーになるんは、ほんまに根気がいるで。
バグパイプの音楽は、マーチとかリールとかストラスペイとか、いろんなジャンルがあるんや。伝統的な曲もあれば、最近の曲をバグパイプ用にアレンジしたのもあるで。AC/DCの曲をバグパイプで演奏しとるのとか、ようつべで見たことあるわ。めっちゃカッコええで!
スコットランド以外の国にもバグパイプはあるんや。アイルランドにはユイレアン・パイプスっちゅうのがあるし、スペインにはガイタっちゅうのがある。形は違うけど、原理は同じやな。ほんま、世界中にバグパイプ好きがおるんやで。
日本でもバグパイプ演奏する人おるで。東京パイプバンドっちゅうグループがあって、本場顔負けの演奏するんや。ほんま、すごいわ。日本人やのにキルト着てバグパイプ吹いとるんやで。文化の融合っちゅうか、なんかええもんやな。
バグパイプの値段はピンキリやけど、ええやつやと100万円超えるで。まあ、そんなんプロ用やけどな。趣味で始めるんやったら、もうちょい安いのでええと思うわ。でも、メンテナンスが大変やから、そこんとこも考えんとあかんで。
バグパイプの音って、人によって好き嫌いが分かれるんやけど、ワイは大好きやわ。なんていうか、心に響くっちゃうか。山や谷にこだまする感じがたまらんのや。ほんまに、聴いとると鳥肌立つで。
バグパイプのイベントも結構あるで。スコットランドのエディンバラ城でやる「ロイヤル・エディンバラ・ミリタリー・タトゥー」っちゅうのは、世界中のバグパイプファンが集まる祭典なんや。日本でも「日本スコットランド協会」がイベント開いたりしとるで。
ほんま、バグパイプってやっべえ楽器やで。見た目はちょっと変やけど、音はめっちゃかっこええし、歴史もあるし。一度聴いたら、そのとりこになること間違いなしや。機会があったら、生のバグパイプの音、聴いてみいや。絶対感動するで!
ほな、これくらいにしとくわ。バグパイプのこと、ちょっとは興味湧いてきたか?もっと知りたくなったら、YouTubeで動画見てみいや。めっちゃおもろいで!ほんじゃ、また会おな!
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