まず、カクヨムってのは2016年に株式会社KADOKAWAが始めた小説投稿サイトやねん。「なろう」に対抗して作られたって噂もあるけど、まあそこらへんはどうでもええわ。

カクヨムの特徴は、「なろう」よりちょっとプロ志向が強いっちゅうとこやな。例えば、カクヨムやと著作権がちゃんと作者に帰属するんや。これ、プロ作家目指す奴にはめっちゃ重要やで。

ほんで、カクヨムは「なろう」と違って、KADOKAWAっちゅう大手出版社が運営しとるんや。これってどういうことかっちゅうと、プロデビューのチャンスが直結しとるっちゅうことやねん。

カクヨムには「カクヨムWeb小説コンテスト」っちゅうんがあって、これで賞取ったら書籍化の権利もらえるんや。ほんまにプロになれるチャンスやで!

ほんで、カクヨムのもう一つの特徴が、ジャンルの多様性やな。「なろう」やと異世界転生とかファンタジーが多いけど、カクヨムやとミステリーとかSFとか、他のジャンルも充実しとるんや。

これ、実は結構重要なんや。だって、異世界ものばっかり書いとったら、作家としての幅が狭くなるやろ? カクヨムやと色んなジャンル挑戦できるし、読者層も幅広いんや。

ほんで、カクヨムのシステムもちょっと違うんや。「なろう」やとPVとか評価ポイントが重視されるけど、カクヨムやと「いいね」とか「フォロー」とかSNSっぽい機能が充実しとるんや。

これのええとこは、作者と読者のコミュニケーションが取りやすいっちゅうとこやな。読者の反応見ながら物語作っていけるし、ファンも作りやすい。プロ作家目指すなら、これ大事やで。

でもな、カクヨムにもデメリットはあるんや。例えば、「なろう」に比べるとユーザー数少ないんや。つまり、読者層が薄いっちゅうことやな。人気出るんんも「なろう」より難しいかもしれん。

ほんで、KADOKAWAが運営しとるっちゅうことは、逆に言うとKADOKAWA色が強いっちゅうことやねん。これ、良し悪しやな。KADOKAWAの路線に合う作品やったらチャンスあるけど、合わんかったらアカンのかもしれん。

あと、カクヨムの評価システムもちょっと問題あるって言われとるんや。「いいね」の数とかフォロワーの数で評価されるんやけど、これって人気投票みたいなもんやろ? 本当にええ作品が埋もれてまう可能性もあるんやで。

せやけど、カクヨムのおかげでプロデビューした作家もおるんや。例えば、「さよなら絵梨」の藤野恵美さんとか、「いなくなれ、群青」の河野裕さんとか。こういう成功例見とると、やっぱりカクヨムすごいなって思うわ。

ほんで、カクヨムの影響は出版業界にも及んどるんやで。KADOKAWAだけやなくて、他の出版社もカクヨムをスカウト場所みたいに使っとるらしいで。つまり、カクヨムで書いとったら、色んな出版社の目に留まるチャンスがあるっちゅうことやな。

でもな、批判的な意見もあるんや。例えば、カクヨムはKADOKAWAの囲い込み戦略やって言う人もおるんや。確かにそういう面もあるかもしれんけど、作家にとってはチャンスが増えるんやから、それはそれでええんちゃうか?

結局のところ、カクヨムは「なろう」とはちょっと違うタイプのプラットフォームやと思うんや。「なろう」が素人の娯楽の場やとしたら、カクヨムはちょっとプロ志向の強い場所って感じやな。

ただ、カクヨムに投稿する奴らも気をつけなあかんで。プロ志向が強いからって、堅苦しい文章書いたらアカンで。やっぱり読者を楽しませるっちゅうのが一番大事やからな。

まあでも、カクヨムのおかげで小説家の道が増えたんは間違いないわ。「なろう」か、カクヨムか、はたまた他のプラットフォームか。選択肢が増えるんは、作家志望の奴らにとってはありがたいことやで。

ほんじゃ、最後にワイからのアドバイスや。カクヨムで小説書きたいって奴は、まず読者のことを第一に考えるんや。でも、自分の個性も大事にせなアカンで。そのバランスが取れたら、きっと面白い作品ができるはずや。ほんで、コンテストにも積極的に応募するんや。チャンスは自分で掴み取るもんやで!

小説なら牛野小雪がおすすめ【10万ページ以上読まれた本があります】