マリネリス峡谷【なんJ語辞書】 : 愚者空間

まず「マリネリス峡谷」って何やねんって話やけど、簡単に言うと「火星にある超でっかい谷」やねん。地球の人間からしたら信じられへんくらいデカいんや。

マリネリス峡谷は火星の赤道付近にあって、長さが約4000km、幅が最大で600km、深さが最大で7kmもあるんや。地球で言うたら、アメリカのグランドキャニオンの10倍以上のサイズやで。ほんまにデカいわ。

ちなみに、この谷の名前の由来は1971-72年に火星を周回した人工衛星「マリナー9号」からきとるんや。この衛星が初めてこの巨大な谷を発見したんやで。

さて、こんなデカい谷がどうやってできたんかって話やけど、これがまだはっきりわかってへんのや。科学者の間でもいろんな説があるんやで。

一番有力な説は「テクトニックプレート」の動きによってできたっちゅう説や。地球でも似たような感じで谷ができるやん。でも、火星にはテクトニックプレートがないって言われとるから、ちょっと話が複雑になってくるんや。

別の説では、地下水が噴出して地表を削ったんやないかって言うとる。火星の地下には昔、めっちゃ水があったらしいからな。

それか、隕石の衝突でできたんちゃうかって説もあるで。でも、こんなデカい谷を作れるほどの隕石やったら、火星自体が破壊されてまうんちゃうかって思うけどな。

ワイ個人的には、複数の要因が重なってできたんちゃうかって思うわ。テクトニックプレートの動きと地下水の噴出が組み合わさって、こんなデカい谷ができたんやないかな。

そういえば、マリネリス峡谷には「カオス地形」っちゅうのがあるらしいで。これ、めっちゃ複雑な地形のことやねん。岩がごちゃごちゃに入り混じってて、まるで迷路みたいになっとるんや。

このカオス地形、実は水の痕跡を探すのにめっちゃ重要らしいわ。なんでかっていうと、水があった証拠が残ってる可能性が高いからや。

ほんで、マリネリス峡谷の研究が進んでいくと、火星に生命がいた可能性についても新しい発見があるかもしれんのや。だって、水があったってことは、生命が存在できる環境があったってことやからな。

最近じゃ、NASAの火星探査機「Perseverance（パーサヴィアランス）」が火星の別の場所で探査しとるけど、いつかマリネリス峡谷も詳しく調べてほしいわ。

ただ、マリネリス峡谷の探査には課題もあるんや。まず、めっちゃデカいから全体を調べるのに時間かかるやろ。それに、地形が複雑すぎて探査機が動きにくいかもしれん。

でもな、ここを詳しく調べられたら、火星の歴史についてめっちゃ多くのことがわかるんやで。例えば、火星の気候がどう変化してきたかとか、地下水がどう動いてたかとかな。

ワイらにとっては遠い存在の火星やけど、実はめっちゃ面白い星なんや。マリネリス峡谷みたいな地形を見てると、火星にも地球みたいな活動的な時代があったんやなって思うわ。

そういや、火星に人類が移住する計画もあるらしいで。もし本当に火星に人が住むようになったら、マリネリス峡谷は観光地になるんかな？地球のグランドキャニオンみたいにな。

でも、そんな日が来るまでには、まだまだ時間かかりそうやな。その前に、もっと火星のことを詳しく調べなあかんし。

ワイらにできることと言えば、こういう宇宙の研究を応援することやな。直接火星に行けへんくても、宇宙開発に興味を持ち続けることが大事やと思うわ。

そうやって、少しずつでも知識を深めていく。それが、いつか火星に行ける日につながるんやないかな。

マリネリス峡谷、めっちゃロマンあるよな。ワイもいつか生で見てみたいわ。

まあ、そんな日が来るまでは、せめて望遠鏡で火星見るくらいはしたろかな。夜空を見上げて、あの赤い星がマリネリス峡谷を隠し持ってるって思うだけでも、なんかワクワクするわ。

宇宙って広いなぁ。でも、そんな広い宇宙の中で、地球に一番近い惑星に、こんな夢のある谷があるってのは、なんかすごいことやと思わへん？ワイらの知らんところで、宇宙はまだまだ秘密を隠してるんやろな。それを一つずつ明らかにしていくんが、科学の醍醐味やと思うわ。

牛野小雪

2013-07-25

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