街中でよく見かける原付バイク。あの小さな乗り物、なんやかんや言うてもめっちゃ便利やんな。でも、原付ってホンマのとこどないなもんなんやろ。今日はワイが原付について深〜く考えてみたことを書いていくで。
まず、原付ちゅうんは「原動機付自転車」の略やねんな。50cc以下のエンジンがついた自転車みたいなもんやで。でも最近は電動のんも出てきとるから、もはや自転車の延長線上にあるんかどうかはわからんくなってきとるわ。
原付の歴史を紐解いてみると、戦後の日本で急速に普及していったんやで。庶民の足として、みんなが手軽に移動できる乗り物として重宝されてきたんや。今でこそ車社会になっとるけど、昔は原付が庶民の味方やったんやで。
ワイらの世代からしたら、原付といえば高校生の乗り物っていうイメージあるやろ。実際、16歳から乗れるから、高校生にとっては憧れの的やったりするんや。でも、最近は若者の車離れとかも言われとって、原付に乗る高校生も減ってきとるみたいやな。ちょっと寂しい気もするけど、時代の流れなんやろか。
原付のええとこって、やっぱり手軽さやと思うわ。車より小回りが効くし、自転車よりも楽に遠くまで行けるし。燃費もええから、維持費もそんなにかからへん。駐車場も探しやすいし、渋滞でもすいすい抜けていけるし。こう考えると、都会で暮らすなら原付最強ちゃうかってなるわ。
でも、原付にもデメリットはあるんや。まず、雨の日はつらいで。濡れるし寒いし、視界も悪くなるし。それに、事故ったときの被害も大きくなりがちやし。ヘルメットは必須やけど、それでも車との事故やったら原付のほうが圧倒的に不利やからな。
それから、原付で高速道路は走られへんのも、ちょっとしんどいとこやな。長距離移動すんのに、一般道をチンタラ走らなあかんのはしゃーないけど時間かかるし疲れるわ。
原付の車種も昔に比べたらめっちゃ増えてきたな。スクータータイプが主流やけど、最近はビジネス用とかアウトドア向けとか、用途に合わせた原付も出てきとるで。電動のやつもチラホラ見かけるようになってきたし、これからどんな進化を遂げていくんやろか。
原付の文化も面白いで。改造したりカスタムしたりするのが趣味の人もおるし、ツーリングを楽しむ人もおる。原付一種は排気量が50cc以下やから、そんなに速くは走られへんけど、それはそれで楽しみ方があるんやな。ゆっくり走ることで、普段気づかへん景色に出会えたりするんやで。
原付に乗るときの注意点もちょっと触れとかなあかんな。まず、交通ルールはしっかり守らなあかん。車道の左側走行が基本やし、二人乗りは禁止やで。それから、車検はないけど、定期的な点検は大事や。タイヤの空気圧とかブレーキの利き具合とか、自分でできるメンテナンスはちゃんとやっといたほうがええで。
原付の免許取るのも、車の免許に比べたら楽チンやけど、それでも筆記と実技の試験があるんや。最近は原付免許だけ取る人より、普通免許と一緒に取る人のほうが多いみたいやけど。でも、原付の運転ってクルマとはまた違う難しさがあるから、ちゃんと練習せなアカンで。
原付に乗ってて思うんやけど、風を切って走るのって気持ちええよな。車やと味わえへん開放感があるわ。でも、その分、周りの車の動きには気をつけなあかん。車からしたら、原付ってめっちゃ小さく見えるからな。事故らんように、常に周りに気を配りながら走らなあかんのや。
原付の駐輪問題も最近よう聞くわ。特に都会やと、ちょっとした路上駐輪でもすぐに撤去されてまうこともあるし。駐輪場探すのも一苦労やで。でも、マナー守って適切に駐輪せんと、みんなが困ることになるからな。ちょっとの心がけで、みんなが気持ちよく原付使えるんやで。
ワイ的に、原付の魅力ってやっぱり「身軽さ」やと思うわ。車ほど大げさやないけど、自転車よりはパワーがある。ちょうどええ塩梅の乗り物やねん。都会の狭い道でも、田舎の広い道でも、そこそこ快適に走れるのが原付のええとこやと思うで。
最近は原付の代わりに電動キックボードとかも流行ってきとるけど、ワイはやっぱり原付派やわ。キックボードも便利やろうけど、原付のほうが安定感あるし、荷物も載せられるしな。
ほんで、原付に乗ってて思うんやけど、「原付は人生の縮図や」っちゅうことわざを作ってもうた。なんでかって?だってな、原付と同じで人生も、ゆっくり進んでいくもんやけど、たまにはスピード出して冒険することもあるやろ。でも、スピード出しすぎたらあかんし、周りにも気を配らなあかん。そして、たまにはメンテナンスも必要やし、時には思わぬトラブルで立ち往生することもある。でもな、そういう経験も含めて、原付に乗ること自体が楽しいもんなんや。人生も同じやと思うねん。
結局のとこ、原付はこれからも庶民の味方であり続けるんちゃうかな。もしかしたら、電動化とかAI化とかで、もっと便利になっていくかもしれへん。でも、気軽に乗れて、でもそこそこ遠くまで行ける、そんな「ちょうどええ」乗り物としての魅力は変わらへんと思うわ。
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