深夜のなんJ。いつものようにスレ立てをしていたなんJ民の前に、突如として光が現れる。
なんJ民:「ファッ!?なんやこの眩しさは...」
キリスト:「我は汝らの主、イエス・キリストなり」
なんJ民:「マ?マジで降臨したんか?ワイのチー牛パワーで召喚できるとは...」
キリスト:「汝、何を望む?」
なんJ民:「えーと...そうやな。最近なんJで話題のアルファオスについて聞きたいんやけど」
キリスト:「アルファオス?それは何じゃ?」
なんJ民:「ええと、モテる男のことやで。女にもてはやされる、強くてカッコいい男のこと」
キリスト:「なるほど。しかし、我が教えでは外見や力ではなく、内なる美しさこそが大切」
なんJ民:「でもキリストさんだって、モテまくりやったんちゃうん?弟子たくさんおったやろ」
キリスト:「確かに多くの者が我に従った。だが、それは力や外見ではなく、愛と慈悲の心に惹かれたのだ」
なんJ民:「えー...でもワイら的には、筋肉ムキムキで身長高くて、女にモテまくるのがアルファオスなんや」
キリスト:「それは本当の強さと言えるのかな?我が教えでは、弱き者を助け、慈悲の心を持つことこそが真の強さ」
なんJ民:「でも現実はそう甘くないで。優しいだけじゃモテへんし」
キリスト:「汝、人を見る目を持っておるか?外見だけで判断してはいけない。内なる美しさこそが大切なのだ」
なんJ民:「うーん、でもインスタとか見てると、イケメンがモテてる感じやし...」
キリスト:「SNSの世界は真実を映し出しているとは限らぬ。汝、本当の幸せとは何かを考えたことはあるか?」
なんJ民:「幸せ...?そりゃモテることやろ?」
キリスト:「本当にそうか?我が時代、最も幸せだったのは、富や名声ではなく、愛に満ちた心を持つ者たちだった」
なんJ民:「でも、現代はみんな外見重視やし...」
キリスト:「それは汝らが作り出した幻想かもしれぬ。本当の価値は、目に見えぬところにある」
なんJ民:「うーん...なんかモヤモヤするわ。キリストさんの言うこと、分かるような分からんような...」
キリスト:「それでよい。疑問を持つことが、真理への第一歩だ」
なんJ民:「でも、やっぱりアルファオスになりたいんや。モテたいし、かっこよくなりたい」
キリスト:「なぜそう思う?本当に望んでいるのは、モテることか?それとも、愛されることか?」
なんJ民:「...」
キリスト:「汝、よく考えよ。真の強さとは何か。真の愛とは何か」
なんJ民:「...あかん、なんか涙出てきた。ワイ、気づいてもうた」
キリスト:「何に気づいた?」
なんJ民:「ワイら、アルファオスに憧れてたんやない。ただ、誰かに認められたかっただけなんや」
キリスト:「そうだ。汝の心の奥底にある真実の声が聞こえてきたのだな」
なんJ民:「せや...ワイ、アルファオスよりも、誰かの心の中でナンバーワンになりたかったんや」
キリスト:「その通りだ。真の強さは、他人との比較ではなく、自分自身との戦いの中にある」
なんJ民:「ワイ...なんか分かった気がする。『アルファオスは幻想や。本当に大切なんは、誰かの心の中でかけがえのない存在になることなんや』」
キリスト:「よく気づいたな。その気づきこそが、汝を真の強さへと導くだろう」
なんJ民:「ありがとう、キリストさん。なんか、すっきりしたわ」
キリスト:「我が子よ、汝の道を歩め。真の愛と強さを見出すのだ」
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