よっしゃ、今日はちょっと辛口な話になるで。「恋愛至上主義」っちゅうんがあるやん。要するに恋愛が人生の全てみたいに考える思想や。でもワイ、これってほんまは現実逃避なんちゃうかって思うんや。なんでそう思うんか、ガチで考察していくで。
まず、「恋愛至上主義」っちゅうのがどんなもんか、おさらいしとこか。
1. 恋愛が人生の最優先事項や
2. 恋人がおらんと人生が充実してないと思う
3. 恋愛ドラマや恋愛小説に夢中になる
4. 友達の話題も恋バナばっかり
5. 仕事や趣味よりも恋愛を重視する
こんな感じやな。一見ロマンチックで素敵に見えるかもしれんけど、ワイはこれ、めっちゃヤバイ思想やと思うんや。
せやけど、なんでこんな思想が生まれたんやろか?
まず、メディアの影響がデカイと思うで。ドラマや映画、マンガやアニメ、どれ見ても恋愛ストーリーだらけやん。「恋愛さえあれば幸せになれる」みたいなメッセージ、すり込まれてまうんちゃうか。
ほんで、SNSの影響も無視できへんな。みんな幸せそうなカップルの写真ばっかアップしてるやん。「こんなんが普通なんや」って思わされてまうんや。
でもな、ワイはこれ、全部幻想やと思うんや。現実はそんな甘くないで。
ほんじゃ、なんで恋愛至上主義が現実逃避なんか、具体的に見ていこか。
1. 自己実現の放棄
恋愛に全てを捧げてまうと、自分自身の成長や目標がおろそかになるんや。仕事でもええし、趣味でもええし、なんでもええねん。自分を高めていく努力を怠ってまうんや。これって、ある意味自分から逃げてることと同じやろ。
2. 責任転嫁
「彼氏/彼女がおらんから幸せになれへん」って考えるのは、結局自分の人生の責任を他人に押し付けてるんと同じやで。自分で幸せを作り出す努力から逃げてるんや。
3. 現実の課題から目を逸らす
世の中には、環境問題とか貧困問題とか、もっと大きな課題がようけあるのに、恋愛のことばっかり考えてたら、そういう問題から目を逸らしてまうことになるんや。これも一種の現実逃避やろ。
4. 多様性の否定
恋愛至上主義やと、恋愛せえへん人生は意味ないみたいに思ってまうやん。でも、人それぞれ違う生き方があるはずや。そういう多様性を認めへんのは、現実を直視できてないってことやで。
5. 自己評価の外部依存
恋人の有無で自分の価値を決めてまうのは、めっちゃ危険や。自分の価値は自分で決めるもんやろ。他人に委ねるんは、自分と向き合うのから逃げてるんと同じやで。
6. 理想化された恋愛像の追求
ドラマとか映画に出てくるような完璧な恋愛なんて、現実にはほとんどないんや。それなのに、そんなもんを追い求めるんは、現実を見たくないってことやろ。
7. 他の人間関係の軽視
恋愛だけに集中しすぎて、家族や友達との関係がおろそかになるのもよくあることや。でも、人間関係っちゅうんは多様なもんやし、それぞれに大切なもんなんや。それを無視するんも、ある意味現実逃避やで。
8. 自己犠牲の美化
「愛のために全てを捧げる」みたいな考え方、ロマンチックに聞こえるかもしれんけど、実際はめっちゃ危険や。自分を大切にせえへんで、どないして他人を大切にできるんや?これも現実から目を逸らす一つの方法なんやで。
9. 成長の機会の損失
失恋とかも、人間として成長するええ機会なんや。でも、恋愛至上主義やと、失恋を人生の終わりみたいに考えてまう。そしたら、そこから学んで成長するチャンスを逃してまうことになるんや。
10. 幸福の定義の歪み
幸せっちゅうんは、人それぞれ違うはずやのに、「恋愛=幸せ」って図式にはめてまうのは、自分の本当の幸せと向き合うのを避けてるってことやろ。
ワイは思うんや。恋愛は確かに人生の大切な要素の一つやけど、それだけやないで。仕事、趣味、友情、家族愛、社会貢献...人生には色んな側面があるんや。
それなのに、恋愛だけに全てを賭けるのは、ある意味すごくリスクが高いんちゃうか。だって、もし恋愛が上手くいかんかったら、人生の全てを失ったみたいになってまうやん。
ほんで、恋愛至上主義の人って、往々にして「恋愛」そのものを理想化しすぎてるんよな。現実の恋愛なんて、ケンカもあれば、すれ違いもあるし、時には相手のイヤな部分も見えてくるもんや。それなのに、「完璧な恋愛」を求めすぎるから、かえって幸せになれへんのちゃうかな。
せやけど、ワイはただ恋愛を否定したいわけやないで。恋愛は素晴らしいもんや。でも、それ以外の人生の側面も大切にせなアカンっちゅうことや。
結局のところ、恋愛至上主義に走るんは、自分自身と向き合うのが怖いからちゃうんかな。自分の人生に満足できへん、自分に自信がない、将来が不安...。そういう気持ちから逃げるために、「恋愛さえあれば全て解決する」みたいに思ってまうんやないか。
でもな、ほんまの幸せは、そんな簡単に手に入るもんやないで。自分と向き合って、自分の価値を見出して、色んな経験を積んで...。そうやって少しずつ作り上げていくもんなんや。
だから、恋愛至上主義に陥ってる人には、こう言いたいわ。
「恋愛から目を逸らして、もっと自分自身と向き合ってみいひん?そしたら、もっと豊かな人生が待ってるで!」
恋愛は人生の一部やけど、全部やない。バランスが大事なんや。恋愛も大切にしつつ、他の側面も疎かにせん。そうやって、自分らしい幸せを見つけていくんが、ほんまの意味での「恋愛」の形なんちゃうかな。
結論として、恋愛至上主義は確かに現実逃避の一種や。でも、それに気づくことが、ほんまの意味での成長の第一歩なんやで。自分の人生、自分で責任持って生きていこうや。そしたら、きっともっと深くて豊かな恋愛もできるようになるで!
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