1 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:23:45.67 ID:1aBcDeFgH
古代ギリシャの都市国家スパルタは、徹底的な軍国主義で知られている。
「強さこそ正義」「弱男は死ね」という過酷な思想のもと、男児は幼くして軍事教練を受け、強靭な軍隊を形成した。
そのおかげで、スパルタは一時は強国として名を馳せた。
でも結局、スパルタは滅んだ。なぜ、強さを追求したスパルタは滅びたのか。その理由が知りたい。
2 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:25:34.12 ID:2hIjKlMnO
>>1
スパルタが滅んだのは、極端な思想が裏目に出たからだと思う。
「強さこそ正義」という考えは、結局のところ弱肉強食の論理だ。
そういう社会では、連帯感が生まれない。
みんなが自分の利益だけを追求するようになる。
だから、スパルタは内部から崩壊していったんだろう。
3 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:27:23.45 ID:3pQrStUvW
スパルタの教育は、男児の人間性を歪めたと思う。
幼い頃から戦いの道具として扱われ、過酷な訓練を強いられる。
そんな環境で育った男たちに、人間らしい感情は宿らない。
彼らは戦うことしか知らないマシーンと化す。
でも、そんな男たちに国を託しても、まともな統治はできないだろう。
4 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:29:12.78 ID:4xYzAbCdE
>>3
同感。スパルタの教育は、男の子から人間性を奪った。
彼らは戦うことだけを教え込まれ、他者への共感力を失った。
そういう男たちで構成された社会に、柔軟性や創造性は生まれない。
変化する世界に適応できず、スパルタは硬直化していったんだろう。
5 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:31:01.23 ID:5fGhIjKlM
____
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| | 三 |
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強さばかり求めた結果が
\| 交 |ソ |
スパルタの滅亡なんだよ
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6 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:32:56.89 ID:6nOpQrStU
スパルタは多様性を認めなかったことが、滅亡の原因だと思う。
「強さこそ正義」という価値観だけを認め、他の生き方を認めなかった。
でも、社会は多様な価値観があってこそ発展する。
画一的な価値観を押し付ける社会は、いずれ行き詰まる。
スパルタは多様性の重要性を理解できなかったんだ。
7 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:34:45.23 ID:7vWxYzAbC
古代ギリシャの哲学者プラトンは「国家」の中で、理想の国家について論じている。
そこでは、哲学者が王となり、知恵によって国を治めるとされる。
武力だけでは、真の国家は作れないというわけだ。
スパルタは、プラトンの理想とは真逆の国家だった。
だから、長続きしなかったのかもしれない。
8 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:36:34.56 ID:8dEfGhIjK
スパルタの「強さこそ正義」という思想は、国家の目的を見失わせたと思う。
国家の目的は、国民を守り、幸福に導くことのはずだ。
でも、スパルタは国民の幸福より、国家の強大化を優先した。
本末転倒だ。国家は国民のためにあるべきなのに。
だから、国民から支持されなくなり、滅んだんだろう。
9 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:38:23.89 ID:9lMnOpQrS
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スパルタは強者と弱者の |
共存の道を知らなかった |
\::::::::::::::::::( _●_):::::::/
それが滅亡の原因だよ /
\ __::::::::::::ノ
10 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:40:12.34 ID:10tUvWxYzA
自分語りになるけど、俺は昔柔道をやってた。
道場では、「強き者は弱き者をいたわり、弱き者は強き者に学ぶ」という言葉が大切にされてた。
強い者は弱い者を助け、弱い者は強い者から学ぶ。お互いに成長し合うことが大事だと教わった。
スパルタにはそういう考えがなかった。強者と弱者が分断され、互いを認め合うことがなかった。
だから、社会の調和が保てなくなり、崩壊したんだと思う。
11 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:42:01.67 ID:11aBcDeFgH
スパルタの男尊女卑も問題だったと思う。
女性は男児を産む道具としてしか扱われなかった。
でも、健全な社会は男女の調和があってこそ成り立つ。
女性の力を活かせなかったことも、スパルタ衰退の一因だろう。
12 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:43:56.23 ID:12hIjKlMnO
>>11
その通り。スパルタは女性の可能性を閉ざした。
男尊女卑の社会では、女性の才能が埋もれてしまう。
女性の視点や感性は、社会に多様性をもたらすはずなのに。
スパルタは女性の力を活用できず、社会の半分の力を失ったんだ。
13 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:45:45.56 ID:13pQrStUvW
スパルタの教育は、創造性を奪ったと思う。
軍事教練ばかりでは、自由な発想は生まれない。
芸術も学問も発展しなかっただろう。
文化的に貧しい国は、長続きしない。
スパルタは武力だけでは国を維持できないことを証明した。
14 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:47:34.89 ID:14xYzAbCdE
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スパルタには (●) :::::::: |
思いやりの心が '::::::::::::::: |
足りなかったのさ::::: |
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15 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:49:23.12 ID:15fGhIjKlM
スパルタは外敵に対しては強かったが、内なる敵には弱かったんだと思う。
つまり、スパルタ社会の矛盾や不満に対処できなかった。
「強さこそ正義」という価値観は、国民を分断する。
不満を抱えた国民を力で抑え込むことはできても、決して国民の心は掴めない。
だから、内部から崩壊していったんだろう。
16 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:51:12.45 ID:16nOpQrStU
>>15
その通りだと思う。スパルタは国民の心を理解しようとしなかった。
国民を戦争の道具としか見ていなかった。
でも、国家は国民あっての存在だ。国民の心を無視した国家に未来はない。
国民の心をつなぎ止められなかったことが、スパルタ滅亡の本質的な原因だろう。
17 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:53:01.78 ID:17vWxYzAbC
スパルタは変化を恐れたんだと思う。
「強さこそ正義」という価値観を絶対視し、変化を拒んだ。
でも、時代は常に変化している。変化に適応できない国家は淘汰される。
スパルタは古い価値観に固執し、新しい時代への対応を誤ったんだ。
18 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:54:56.23 ID:18dEfGhIjK
スパルタのような軍事国家は、平和な時代には存在意義を失う。
戦争ばかりしていては、国は疲弊する。
平和な時代にこそ、国を発展させる努力が必要だ。
でも、スパルタにはそういう発想がなかった。
平和を享受することを知らなかったんだ。
19 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:56:45.67 ID:19lMnOpQrS
自分語りだけど、俺は昔スパルタみたいな上司の下で働いてた。
強さを全てだと信じていた上司は、部下の意見に耳を貸さなかった。
弱音を吐こうものなら、容赦なく叱責された。
そんな職場は息苦しくて、みんなすぐ辞めていった。
上司の強圧的な態度が、組織を壊したんだ。
スパルタもきっと、そういう組織だったんだろう。
20 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 22:58:34.12 ID:20tUvWxYzA
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/ ─ ─ \
/ (●) (●) \
| (__人__) |
\ ` ⌒´ /
/´ `\
| |
| 強さを求めるあまり |
\ 人間性を失った /
\ スパルタの末路 /
\ だね /
21 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:00:23.45 ID:21aBcDeFgH
スパルタは国家の目的を見失ったんだと思う。
国家は国民を幸福にするためにある。
でも、スパルタは国民の幸福より、国家の強大化を優先した。
国民を戦争の道具としか見ていなかった。
本末転倒だよ。国家は手段であって、目的ではない。
スパルタは国家の本来の目的を忘れてしまったんだ。
22 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:02:12.78 ID:22hIjKlMnO
>>21
同感。国家は国民のためにあるべきなのに、スパルタは逆だった。
国民を犠牲にしても、国家の強大化を追求した。
でも、そんな国家に未来はない。
国民不在の国家は、いずれ국민に見放される。
スパルタは国家の本質を見誤ったがゆえに滅んだんだ。
23 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:04:01.23 ID:23pQrStUvW
スパルタは多様性の大切さを知らなかったんだと思う。
「強さ」という単一の価値観だけを信奉した。
でも、社会は多様な価値観の交流によって発展する。
異なる考え方が混ざり合うことで、新しいアイデアが生まれる。
スパルタは多様性を認めず、社会の進歩を止めてしまった。
24 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:05:56.67 ID:24xYzAbCdE
アリストテレスは「国家は多様な人々の集まりである」と言った。
様々な能力や個性を持った人々が協力し合って、初めて良い国家が作られる。
でも、スパルタは「強さ」という一つの能力しか認めなかった。
多様な能力を活かせなかったことが、衰退の原因だったのかもしれない。
25 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:07:45.12 ID:25fGhIjKlM
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,' `゙゙`ヽ /´゙゙` ',
i ● i i ● i
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強さだけが全てじゃない | |
弱さを認められない ノ ヽ
スパルタの限界 ヽ /
ヽ /
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,' `゙゙`ヽ /´゙゙` ',
26 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:09:34.56 ID:26nOpQrStU
スパルタは短期的な強さしか追求しなかった。
目先の戦争に勝つことだけを考えた。
でも、真の強さとは長期的に国を維持する力だ。
そのためには、教育や文化、経済など、様々な要素が必要になる。
スパルタは短期的な強さに囚われ、長期的な視野を失った。
それが滅亡への道を歩んだ原因だと思う。
27 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:11:23.89 ID:27vWxYzAbC
スパルタは「強さ」という概念が狭すぎたんだと思う。
肉体的な強さや武力だけが強さだと考えていた。
でも、本当の強さとは、もっと多面的なものだ。
知恵の強さ、心の強さ、忍耐の強さ…。
様々な強さがあって、初めて国は強くなれる。
スパルタは強さの本質を見抜けなかったんだ。
28 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:13:12.34 ID:28dEfGhIjK
スパルタには「弱さ」を受け入れる度量が足りなかった。
弱さを認められず、弱者を排除した。
でも、誰にも弱さはある。弱さを認め合うことが、真の強さにつながる。
弱さを認められないことは、かえって弱さなんだ。
スパルタは自らの弱さに気づかなかった。それが致命的だった。
29 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:15:01.78 ID:29lMnOpQrS
>>1
スパルタの教訓は、今の日本にも通じるところがあると思う。
日本社会も、「強さ」や「勝ち組」ばかりを賞賛する風潮がある。
でも、そういう社会は長続きしない。
多様性を認め、弱者も包摂する社会でなければ、発展は望めない。
スパルタの轍を踏まないよう、私たちは肝に銘じるべきだ。
30 :風吹けば名無し:2024/06/16(日) 23:16:56.23 ID:30tUvWxYzA
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結局スパルタは | ||
自ら滅びる道を | ||
選んだんだね | ||
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スパルタの滅亡は、「強さ」という単一の価値観に囚われた結果だと思う。多様性を認めず、弱者を排除する社会は、必ず行き詰まる。スパルタは自ら滅びる道を選んだのだ。
私たちはスパルタの轍を踏まないよう、多様な価値観を尊重し、弱者も包摂する社会を目指さなければならない。それが、真の強さにつながるのだと、スパルタの歴史が教えてくれている。
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