趣味で書いているソシャゲの攻略ブログが牛野小雪のブログのPVを超えてしまった。イベントごとにPVが成長して、書けば書くほどPVが上がるのでソシャゲしない日さえあったほどだ。これを牛野小雪に応用できないかと考えてみたけど、ソシャゲとKDPって全然違うよなって思う。
だって、KDPには毎日敵を叩くレイドイベントはないし、隔日で開催されるイベントもないし、週一、月一、一季節に一回ごとに来るイベントもない。そう考えると執筆って孤独な作業だな。あえて言えば周回イベントに似ているかもしれない。ポチポチとスマホに向かって繰り返し作業を繰り返す。でも周回を終えた頃には一皮むけている、みたいな。
あと、攻略情報も書けない。だって小説を数値や確率、期待値で測ることはできないから。私は毎日書いたページ数や字数をカウントしているが、他の人と同じには絶対にならない確信がある。でもソシャゲならおおよそ似たようなところに収束してくれる。 そもそも同じゲームをしていないしね。小説というくくりでは同じだけど、ドラクエとFFぐらい違う別の小説をそれぞれが孤独に書いている。逆に、牛野小雪とほぼそっくりな小説家がいたら私は殺意を抱くと思うな。
たとえば小説の読み方なら攻略ページは書けるだろう。実際に読書ブログというジャンルもあるぐらいだ。読者→○○という関係性がある。でも小説家→○○ということはまずありえない。ミステリー作家だろうがNTR作家だろうが、パクろうと意識しないかぎりは似ていることはあっても同じ小説を書くことはまずない。
あ、そういえば前に同じプロットで書くっていうイベントやったな。月狂さんしか乗ってこなかったけど(笑) でも、それにしたって私が書いた小説と、月狂さんの小説は別物だ。このイベントを流行らせたいなぁ。くそっ、そしたらこのプロットでの最高小説はこれですっていう物が出てくるかもしれない。
そのイベント→【小説家の挑戦を待つ】薪ストーブに火をつけろ
とはいえ小説家なんて自分の中に書きたいものがあるから書いているわけで、人から与えられたものを書きますっていう奇特な人は少ないんじゃないかな。そういう職人気質な小説家はフィクションでは存在するが、現実にはとんとお目にかかったことがない。良いように言えば芯があって、悪いように言えば偏屈者ばかりだ。
それぞれがそれぞれの小説を書いているのだから万人に通用する小説の攻略ブログなんて書けない。もっと厳密にいえば私がいま書いているのは小説ではなく『たくぴとるか』という物語であり、他の誰かは『強すぎて対戦相手がいないから異世界転生したら巨乳エルフ騎士団長と世界を救うことになった』という物語を書いているかもしれない。小説を書いている人なんて一人もいないのだ。だから書けば書くほどPVが上がる小説攻略ブログも書けないんだろうな。 (おわり)
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