1. 品種の選択:お住まいの地域の気候に合った品種を選びましょう。絹さやエンドウ、スナップエンドウ、グリーンピースなど、目的に応じて選択します。

2. 時期:エンドウ豆は寒さに強いため、春か秋に播種します。気温が15℃以下になる時期が適しています。

3. 土壌準備:日当たりと水はけの良い場所を選び、土を深く耕します。苦土石灰を混ぜ込み、pH6.5~7.5に調整します。

4. 播種:種を5~10cm間隔で2~3cm深さに播きます。列間は50~60cmあけます。発芽までに1~2週間かかります。

5. 支柱立て:つるを這わせるための支柱やネットを立てます。高さは1.5~2mほどが適当です。

6. 水やり:土の表面が乾いたら、たっぷりと水を与えます。ただし、水のやり過ぎに注意しましょう。

7. 追肥:花が咲き始めたら、液体肥料を2週間に1回ほど与えます。

8. 収穫:品種によって異なりますが、播種後50~80日で収穫できます。莢が膨らみ、つや消しの食感になったら収穫の合図です。こまめに収穫することで、次の実の成長を促します。

9. 病害虫対策:うどんこ病やアブラムシなどの発生には要注意。罹患した葉を取り除き、必要に応じて殺菌剤や殺虫剤を使用します。

10. 輪作:連作障害を避けるため、エンドウ豆の栽培場所は3~4年ごとに変えるのが理想的です。

以上のステップを踏まえることで、おいしいエンドウ豆を家庭で育てることができます。栽培を楽しみながら、収穫の喜びを味わってみてください。

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