資本主義の哀歌

消費の海で泳ぐ者たち

資本の波は高く
私たちはその上を滑るサーファー
一つの波が消えれば別の波が来る
終わりのない欲望のサイクルの上で踊る

広告の光に導かれ
我々は羊のように消費へと進む
新しいものに心奪われ
古いものは忘れ去られる運命

競争は我々を駆り立てる
より速く、より高く、より強く
しかし頂点に立った時
本当に求めていたものは見つかるのだろうか

幸せは商品として陳列され
価格タグが付けられる
購入することができれば
欠けていた部分を埋められると信じて

しかし資本主義の海で
我々は本当の幸せを見失った
物質に価値を見出すことは
虚無へと続く道

資本主義の巨大な機械の中で
我々はただの歯車
自らの価値を探し求める旅は続く
消費の海を越えて、本当の意味を求めて

関連項目

  1. 資本主義
  2. 誰も幸せにしない資本主義をなぜ私たちは使い続けるのか
  3. 資本主義は欲望を満たさず、それ自身を生み出すシステムである
  4. ヒッチハイクが資本主義を破壊する?
  5. 資本主義はもう限界だが、その限界は常に拡大している
  6. 共産主義はなぜ限界を拡大できなかったのか
  7. 欲望抜きの資本主義の不可能性
  8. 若者の恋愛離れと資本主義の危機
  9. Vtuberが資本主義を救う
  10. 資本主義の詩


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