先日出版した『黒髪の殻』を二版に改訂しました。
コンテンツと端末の管理から最新版に更新することができます。


最新版に更新すると旧版は読めなくなります。
初版から2版への変更点は以下のとおりです。


○目次の消去
○巻末にツイッターアカウントと当ブログへのハイパーリンクを挿入
○巻末の既刊紹介を一行二冊ではなく、一行一冊に。

小説の変更点は以下のとおり。

位置No.33


中二の秋に突然あることを突然悟った。

突然が同じ文中に二回ある。

中二の秋に突然あることを悟った。


位置No35

どうやら好きと嫌いは相反するものではなく、同時に存在できるものらしい。それで密かに心の目を周りに向けてみると、どうやら自分は努力の甲斐あって、誰よりも好かれているとまではいかないが、そこそこ好かれているとは感じられた。

どうやらが頻出

どうやら好きと嫌いは相反するものではなく、同時に存在できるものらしい。それで密かに心の目を周りに向けてみると、自分は努力の甲斐あって、誰よりも好かれているとまではいかないが、そこそこ好かれているとは感じられた。


位置No.96

何故大工にと言う前に叔父がその理由を語った。彼の友達の父親が大工の親方をしていて、昔はをとってさせていたそうだ。それで彼の元で修行した大工は、みんな立派な大工になって、業界では知る人ぞ知るという職人なっているそうだ。だから大工になれということらしい。

彼が誰を支持しているか分からなかったという指摘があった

何故大工にと言う前に叔父がその理由を語った。知り合いの父親が大工の親方をしていて、昔はをとってさせていたそうだ。その人の元で修行した大工はみんな立派な大工になり、業界では知る人ぞ知るという立派な職人なっている。だから大工になれということらしい。


位置No.97

高認をとって大学へという頭ではなかったが、

高認が分からないという指摘があったので“高認”の脚注を付ける


位置No.186

昨日は早い時間に寝たので、その分早く起きてしまった。新聞配達が来るよりも早く起きて、それから先は眠れそうになかったので、布団の中でじっとしていた。

早く起きてが繰り返されている

昨日は早い時間に寝たので、まだ新聞配達が来る前の時間に起きてしまった。それから先は眠れそうになかったので、布団の中でじっとしていた。


位置No262

クレーンは最初から現場にあった。

正人達は軽トラとダンプに分乗して建築現場へ行くわけだが、わざわざクレーンが現場にあったことを書く意味が分らなかったという指摘あり。ずいぶん考えて、もしかしてダンプについているクレーンのことが頭にあったのかと思いました。だからクレーンと書いておいた。これならいかにもあのクレーンだと思うはず。

クレーンは最初から現場にあった。


位置No.790

社長は突然態度を真剣な物に変え

態度は『物』かどうか判断が分かれるので『もの』とした

社長は突然態度を真剣なものに変え


位置No.978

は慌てて服に着替えると

は慌てて服を着ると


No.1669

問題は起こさないし、仕事は真面目にするどころか他の囚人に教えているほどだ。刑務官からの信頼も厚く待遇も良くなる。

他の場所では受刑者となっているので、ここでも受刑者とした。それと文が一度切れているので『。』から『、』に変えました。

問題は起こさないし、仕事は真面目にするどころか他の受刑者に教えているほどだ。刑務官からの信頼も厚くなり、待遇も良くなる。


No.1674

「久しぶり。僕の事は覚えているか?」

「久しぶり。僕の事は覚えてる?」


No.1773

最初に貰った石はまず荒いコンクリートで薄く形を整えた。

石は最初に荒いコンクリートで薄く形を整えた。


No.2091

仕事に慣れてくると毎晩大阪の町を歩くようになった。

出 はなくてもいい

仕事に慣れてくると毎晩大阪の町を歩くようになった。


No.2243

「その親方は?」

「その人は?」


No.2298

正人はあの部屋に住んでいる事についてうなずいたのだが、別の事でうなずいたと社長は勘違いしている。

上の文章だと親方が2つの事柄についてうなずいていることになる。

正人はあの部屋に住んでいる事についてうなずいたのだが、社長は別の事でうなずいたと勘違いしている。


(おわり)