9月から公募に出す小説を書いている。書き始めの想定ではもう書き終わって次の小説に取り掛かっているはずだが、まだ今の小説はオチが見えてこない。正直言って全然進まない。その日書いた字数が二千を下回った日は自分がゴミになったような気分がする。
ふとカレンダーを見る。日付には今まで書いた字数が書いてある。それによると理想より大きく下回っている字数だが、予想よりは早く進んでいる。事前にまぁ色々あってもこれぐらいには書き終わっているだろうというラインがあるのだが、そのラインよりは半歩ぐらい先に進んでいるのだ。
毎日毎日今日は書けなかったと嘆いているけれど、それは自分の理想を下回っているからで、予想以上の執筆はしているわけだ。正確に計ってはいないが平均的には真論君家の猫より勢いがある。瞬間風速的な物はともかく全体としての手応えもやはりそれぐらいある。もう芥川賞に出しちゃおうかなと考えるぐらい。(←公募していない)
自分を苦しめるのは自分だ。ありのままの自分でいるのならこんなに苦しい思いはしなくていいのだろう。でもやっぱり理想の自分でありたい。ありのままの自分なんて好きになれない。今より凄い小説をもっともっと大量に書けるようになりたい。少なくとも物自体は頭の中にある。私はそれを知っている。問題はどうやってそれを言葉にできるかだ。
でも今はフランス語を翻訳するような進みでしか書けない。そんなわけで(ああ、今夜もあんまり書けなかったなぁ)と自分で自分を責めながら布団に入るわけだ。せめて英語を翻訳ぐらいの速さは身に付けたい。
余談だがいつも書き足す癖があるので、それを見越して書こうとしている字数より少なく見積もって書き始めた。12万書くならならプロットでは8万みたいに。ヒッチハイクではそういう書き方をして、案の定、想定字数は越えた。でもそれは想定内だった。
今書いているものは最初の想定を越えた。多分まだまだ越える手応えがあるが自分のことなんて最初から信用していない。何か余計に書くことが出てくるだろうと思っていながら書いていたら本当に出てきた。だから予定が狂うのはある意味では計算の内だ。
規定枚数は多分越えないだろう。越えたら越えたで削る自信はある。星新一賞で一度やったことだ。でもたぶん収まる。収まって欲しいな。収めよう。でもまずは最後まで書こう。
(2015年9月29日 牛野小雪 記)









ですが、雑誌の雰囲気を見たところ、そちらで扱っているものと私が書いている物とでは随分毛色が違うように思われます。
せっかくの申し出なのですが今回は見送りということでご容赦願いたい。
つねさんの雑誌のこれからの発展を祈ることでこの返信を締めさせていただきます。
ありがとうございました。
牛野小雪より