一回目の改稿はいつも長くかかるのだが、今回は一週間経っても半分も終わらない。最低三回は回すので今日までのペースが続くならあと三、四週間後? まあ、二回目、三回目と修正する部分が減ってくるので一概には言えないけれど、リリースはまだまだ先の話になりそうです。
 リリースはまだですが、目処は付いてきたので神社にお参り&籤引きをしてきました。籤引きの方はちょっといわくがあるので来週の進捗状況に結果を書こうと思います。

 その神社は猫を奉っている神社のせいか行くと必ず猫がうろうろしているのですが、人馴れしているので呼べばたいてい寄ってきます。絶好の猫ポイントだ。私が白に黒のぶち猫の猫(子供に一番人気だそうだ:神主談)を撫でていたら、神主の人が猫を集めてい少し話をした。
 
 何でも昔は2、30匹ぐらい猫を放し飼いにしていたのだが、ある時から夜な夜な猫を襲う輩が出てきて、手足や尻尾を切られたり、殺されたりするので今は2、3匹しか飼っていないのだとか(ちなみにそう話す神主の側には猫が4匹いた。遠くにも猫の姿が見えるので計算が合わないが黙っておいた。それとも私が見ていたのは猫の幽霊か!?)。
 
 話を補足すると、元々神社のある辺りは捨て猫の多い場所で、その捨て猫を神社が飼うという形だったのだろう。じゃあその神社の庇護を受けられない猫はどうなるのかというと、今は裏山で群れを作っているそうだ。全部で60匹もいるらしく、その猫達が神社の猫をいじめるらしい。

 なるほど、ときどき見る愛想のないやさぐれ猫はそういう意味だったのかと納得する。

『真論君家の猫』では屋根党員と野良党員は別段仲は悪くないという設定で、ミータンがジロスケから狩りを教わるという話があったが、現実ではそうでもないようだ。

 猫、人、両方に襲われるので暗くなる前に神社の猫は社殿に匿うらしい。日向で体を伸ばしているような猫も見えないところでは苦労しているのだというお話でした。


ちなみにこの話に出てくる猫のモデルはこの神社猫である。大傑作を書けないのは猫を誘拐していないせいだろうか?
カウフィールドは牛野小雪の別人格。
読み切り短編 猫との密約/T・S・カウフィールド

真論君家の猫もよろしく。