愚者空間

KDP作家牛野小雪のサイトです。小説の紹介や雑記を置いています。

2025/01

ChatGPTなどのAIがインタビュアーになり、取材対象者の話を聞いて記事としてまとめる手法は、今後じわじわと広がっていく可能性が高い。すでに企業や個人がAIをライティングアシスタントとして使うケースは増えており、自然言語処理の能力が向上するにつれて、AIを活用した取 ...

 『マジェドラ』の主人公ケンジ兄さんは、もともとオタクだったのに平成初期というオタク差別の激しい時代を避けるためヤンキーとして生きてきた。そこから勢いでヤクザにまでなってしまったという経緯を持つ。表向きは強面でありながら、実は内面には「本当の自分を隠して ...

カント入門うしP2025-01-24カントとはどういう人生い立ちと時代背景イマヌエル・カント(1724-1804)は、プロイセン王国のケーニヒスベルク(現在はロシア領カリーニングラード)で生まれ、その地で生涯をほぼ過ごした哲学者である。18世紀後半のヨーロッパは、近代科学が徐 ...

フーコー入門うしP2025-01-25フーコーの難解と思われがちな諸概念――権力と知識の複雑な連動から規律社会や生政治、ディスクール分析、そして抵抗の可能性までを一気に紐解く一冊。統治や監視、主体性の問題を通じて、あなたの常識や主体観がガラリと揺さぶられ、新しい社会 ...

去年からプロットを書き始めて今週から下書きを始めた。ナンバーワンラップの頃みたいに1日10ページ書いてやるって気概はなくて、書けたらいいなってぐらいの気持ち。2割ぐらいペースが遅い。でも去年と比べると2倍書けている。スピード違反だよ。今回はヤクザの資金洗 ...

ウィトゲンシュタイン入門うしP2025-01-16内容紹介数学や工学を学んだ異色の哲学者ウィトゲンシュタイン。彼の言語哲学は日常を一変させる鋭い思考実験に満ち、語りえぬものに挑む驚きの連続が待つ。難解そうでいて、実は人生観を変える大きな刺激に満ちている。この冒険へ、 ...

ショーペンハウアー入門うしP2025-01-13内容紹介なぜ人は苦しみの渦に巻き込まれるのか?ドイツの鬼才ショーペンハウアーが明かす、世界を駆動する盲目的“意志”の正体。その絶望的なはずの哲学が示す“芸術”や“禁欲”、“慈悲”による驚きの解放への道とは?苦悩と欲望の ...

1. 不条理文学とは何か 不条理文学とは、世界の理不尽さや、生きることへの説明不可能な疑問を強調し、人間の理性や論理では割り切れない状況を描く文学のことです。代表的な作家としてはアルベール・カミュやサミュエル・ベケット、ウジェーヌ・イヨネスコなどが挙げられま ...

灰色の街、止まった秒針うしP2025-01-10内容紹介記憶の曖昧な「男」が、灰色に染まる不条理な街をさまよい続ける。狂った時計やぼんやり光る街灯、謎めいたカフェ、そして崩れ落ちる建物が繰り返し現れる中、出口のないループに囚われた世界はときに歪み、ときに静まり返る。 ...

ニーチェ入門 哲学入門うしP2025-01-09内容紹介「神は死んだ」「超人」「永劫回帰」など刺激的なキーワードで知られるニーチェの哲学。その底にあるのは、価値の崩壊を嘆くのではなく、新たな生の可能性を切り拓く力だ。本書では彼の思想をわかりやすく解説し、虚無からの逆 ...

―――――――――――――――――――――――――――――― 【1】 ニーチェが「超人」の概念を提唱したかどうかは、学術的にも議論の的である。彼の代表作『ツァラトゥストラはこう語った』には「Übermensch」が頻出するが、その解釈には幅がある。しばしば誤解される ...

孫氏の兵法で学ぶ小説の書き方うしP2025-01-0799円kindle unlimitedなら無料で読めます内容紹介本書では、孫子が説く各篇――計篇、作戦篇、謀攻篇、軍形篇、兵勢篇、虚実篇、軍争篇、九変篇、行軍篇、地形篇、九地篇、火攻篇、用間篇――を、小説執筆に応用する形で読み解い ...

「孤独」は、人間関係や社会とのつながりの欠如や、心が満たされない状態を指す言葉として使われます。ただ、その背景にはさまざまな側面があり、一概に「孤独=悪いもの」と言い切ることはできません。以下では、孤独の定義や原因・影響、そして対処・向き合い方について整 ...

ユング心理学で語られる「グレートマザー(Great Mother)」とは、私たちの深層心理に存在する「母性」の元型(アーキタイプ)を象徴する概念です。一般的な母親像よりもはるかに普遍的かつ象徴的な性質を持ち、慈愛・豊穣・包容力だけでなく、破壊・呑み込み・拘束などの両 ...

ユング心理学における「ヒーロー(Hero)」は、神話や物語など世界各地の文化に普遍的に登場する人物像を象徴するアーキタイプ(元型)です。勇気や冒険心をもち、困難に立ち向かい、最終的には世界や仲間、そして自分自身を救う物語の主人公が該当します。ヒーローはユング ...

カール・グスタフ・ユング(Carl Gustav Jung)が提唱した「永遠の少年」(Puer Aeternus)とは、心理学の文脈で、成長を拒否し、現実の責任を避ける傾向を持つ心の状態や人格を指します。この概念は、ラテン語の神話的なイメージに由来し、「永遠の若者」や「不滅の少年」と ...

「ひきこもり(Hikikomori)」という現象は、対人関係や社会生活から長期にわたって自主的に退避・孤立する状態を指し、近年では日本だけでなく世界的にも注目されています。ユング心理学的な視点からは、「ひきこもり」は単なる「社会不適応」や「怠惰」といった見方では捉 ...

「永遠の少年」(Puer Aeternus)という言葉は、ユング心理学において男性に見られる“いつまでも大人になりきれない”心性を指す概念として比較的よく知られています。しかし、その女性版とも言える「永遠の少女」(ラテン語で Puella Aeterna と呼ばれることがあります)も ...

小説とは何かうしP2025-01-01内容紹介新聞・SNS・離婚届・日記など、さまざまな文字媒体が「小説」たり得るのかをAIと探究する物語。形式とフィクションの境界を問いながら、書くことへの意欲を取り戻す作者の創作思索が描かれる。うしPの他の本を見る小説とは何か 机に向か ...

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