小説家としては9月に『たくぴとるか』12月に『ナンバーワンラップ』を出しました。ナンバーワンラップはストックじゃなくて月狂四郎さんが1日1万字書いているのに触発されてガッツを見せて書いてやりました。まだ自分の中にこれぐらいのタメはあるんだって認識と、こんなのずっとは続けられんって気持ちの両方があります。
振り返るのはこれで終わり。もうネタがない。そうだ。どれくらい書いたか調べてみようってことで、部屋を引き探して、今年書いた物を積んでみました。手書きで書いた分のノートやプロットの紙です。

だいたい万年筆を縦に一本分くらいの厚さ。え、本当に書いたのかって自分でもびっくりする。

はてさて、何をどれくらい書いたのかなって仕分けしてみると
1位 モーニングノート
2位 日記帳
3位 下書きノート
4位 雑感帳
5位 プロット
モーニングノートは『ずっとやりたかったことをやりなさい』というワークブックに出てくるワークで、とにかく朝一にノート3ページ書くってやつです。3ページって聞くとギョッとするかもしれませんが文字通り慣れると朝飯前に書けるようになります。絵を描いてもいいしね。
意外にも日記帳が下書きノートと同じくらい。下書きの後はwordに打ち直すので実際は執筆の方が書いている文字数は多いものの手書きの領分ではほぼイーブン。
雑感帳は気が向いた時しか書かないので指一本分ぐらいですね。
書いた文字数を概算してみると
100枚のノート×5。30枚のノート×16。1ページだいたい1000字だから(100×5+30×16)×2×400=784000→原稿用紙換算で約2000枚。ひぇ~環境破壊! 今まで書いてきたのを合わせたら余裕で1万枚越える。10万枚にはまだ届かないか。100万枚は生きている間には届かないでしょう。
今年は12月にChatGPTのo1 Pro modeで一万字以上の文章を書くプロンプトが発掘されて、長編のAI小説をちらほらXで見るようになりました。来年はたぶんAI小説で話題になるような小説が出ると思います。AIの速さなら今年中に出るんじゃないかなって密かに期待していましたが、さすがにそこまでは速くなかった。やっぱり小説は読む時間が枷になってイラストより進化が遅そうです。
AIは人間を超えるか。AIに負けてたまるかよってナイーヴな気持ちはあるけど、これはチェスが何年も前に通ってきた道。もしかしたらやっぱり負けるかも? でも、人間なら絶対に読み間違えないような初歩的なミスをGPTちゃんはする。2万字を超えたところで文脈のミスが目立つようになる欠点もいまだに直らない。OpenAIの発表でもAGIの道が開けたなんてコメントが出てたけど小説だけは例外だった。LLMで本当に人の心を打つ小説は書けない可能性はわずかにある。
いやいや、AIで小説を書けなくても手助けはできるんじゃないか? それも疑問だ。結局、ChatGPTにファイルを投げてアドバイスをもらうことはできる。しかし一見的を得ているようでいて一般論の域を出ているようには思えない。もちろんこれは今の性能を見て言っていることで、来年出るo3ではまた違う状況になっているかもしれない。しかし、小説に関しては壁に当たってる感が否めない。
やっぱりAI小説は当初の予想通り音楽界における初音ミクどまりだと思う。文学界隈において一つのクラスタを形成してメインストリームにも一定の影響は与えるが社会全体には波及しない、みたいな。いや、音楽自体がもはや社会全体どうこうって話はあるけどね。米津玄師はうちの父も知っているがボカロから出てきたなんて知らないし、そもそもボカロ自体知らない。
とはいえ、人間の想像もつかないとてつもない文学が爆誕する可能性もあるわけで、どっちが面白いかといえばそっちよね。小説界を一変するような衝撃が起こってほしい。でも、一番望んでいるのは牛野小雪自身が世界を変えてしまうこと。来年こそはそういう小説を書いてやるぜ!











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