一つの小説を書き終えるといつも猛烈な肩こりと腰痛に襲われる。本当は執筆中からダメージがあったのだろうが無意識でブロックしているのだろう。ヨガとかストレッチとか整体とか色々手を出すが、いまだにこれというものは見つかっていない。 最近はアレクサンダーテクニ ...
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2021/07
この王木亡一朗を読め3♪ 『レモン/グラス』
優れた小説は冒頭の文章が小説全体を支配する。究極的には最初の10行で読むのをやめてもかまわない。夏休みの宿題で読書感想文を書くならなおさらだ。始めに書いておこう。『レモン/グラス』の冒頭で僕と姉は毎朝京野菜を食べていると描写されている。まずはこれを憶え ...
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この王木亡一朗を読め2♪ 『あのころ』~だれにもいいねされない私達の退屈、そして無意味さ~
社会が意味の無いことを許さないのはこの記事の存在自体が示している。この映画は、この本はどういう意味なんですかという問いはよくあるし、それは何の意味もないなら何の価値もないということを暗に示している時もある。価値がないなら存在してはいけないということだ。 ...
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18歳のJK、受験勉強のためにソシャゲを卒業する
この前までとあるソシャゲーをやっていた。その中で私はJK(女子高生の略称)だった。別にやりたくてネカマやっていたわけではなく、時々おかしいことがあるなと思いつつ、そのまま過ごしていたら、どうも周りの人達は私をJKだと思っているとある時分かった。その頃にはも ...
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この王木亡一朗を読め1♪ 『当てつけ』~前山田君が令和のジョーカーになれるわけねえよ、夏~
現代社会は多様性の時代だと言われているが、そんなことは嘘っぱちでせいぜい数バリエーションの人しか受け入れ先はない。腕が6本あったり、目からビームが出たり、指の間からアダマンチウムの爪が出たり、体が岩でできている人間を想定されてはいない。社会の要請する人間 ...
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1年以上かけて小説を書いてみた結果
ノートを見ると去年の4月23日から『ペンギンと太陽』を書き始めたようだ。どこで完成と区切るのは難しいが、2021年7月13日からは手を付けていないので、おおよそ15か月をかけて一冊の本を書いたことになる。『流星を打ち砕け』と同様、まずはノートに書いてか ...
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