昨日Eテレで中上健次の特集をしていた。彼が『岬』を書いたのは30の頃だと知って、非常に驚いた。『枯木灘』は31だ。私も今31になっているんだけど、31であれ書けるなんてアンタおかしいよって言いたくなる。なんていうか昔の人って若い頃から、凄い大人っぽい。い ...
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2016/11
著者セントラルから作品へ、という予想
KDPのロイヤリティはKindle unlimitedが始まってから横ばい。今月も先月と同じくらい読まれそうだ。 今月『エバーホワイト』を出すと今まで読まれていた『幽霊になった私』が読まれなくなった。 『幽霊になった私』の人気が落ちたのではないとするのなら、私の本を読んだ ...
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もっとエンドマークを集めたほうがいいのかもしれない
最近の作家はそうでもないようだが、昔の作家は短編が多い。芥川なんかは短編ばっかりだ。しかし夏目先生は最初から猫の大長編を書き上げている。続けて書いた坊っちゃんもそこそこある。短編は少ない。でもないわけじゃない。初期の頃は何年か書いている時期があった。 ...
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今は何にも書きたくないな
エバーホワイトを出してしまったのでやることがない。 今まで執筆していた時間がぽっかり空いたが、特に何もする気がしない。 ああそうだ。本を読むぐらいか。でも不思議なことに、執筆中の方が意外に本が読めるものだ。たくさん書いた時ほど(書ける時ほど)、たくさ ...
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村上春樹はノーベル賞を取れない。取るのはまだまだ先の話
前評判では村上春樹(敬称略)が今度こそ取ると騒がれていたが、2016年のノーベル文学賞はボブ・ディランが取った。 何故今さらこんな話をするのか。このニュースが流れていた時、私は『エバーホワイト』を執筆中だったので思うところはあっても書く気になれなかった ...
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新作『エバーホワイト』配信開始しました。
エバーホワイトの配信が開始されました以下はAmazonの内容紹介です かつては東京のある会で表彰されるほど優秀だった正文は落ちぶれようとしていた。そんな時彼は肉体労働に従事している長谷川さんと出会う。彼女はかつての同級生で、何故か忘れられない存在だった。 正文 ...
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エバーホワイトができるまで
進捗状況『エバーホワイト EVER WHITE』 No.1 0字 今回はいつもと違う書き方をしたいと思っている。 今までは何とか書いてやろうと私の方が頑張っていたが、今度は小説の方に頑張ってもらいたい。もちろんひとりでに小説が書けるはずはなく、文字を打つのは私の指でし ...
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『私の人生を変えた一冊』/T・S・カウフィールド
『私の人生を変えた一冊』/T・S・カウフィールド 私はさる理由で地元の高校を受けずに、人里離れた山奥の高校を受験しました。そこにはうまく合格して、私は親戚の伯母の家でお世話になりながら、その高校へ通うようになりました。 距離もそうですし、地形もそうさせるの ...
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